香港に15年ぶり再進出「LOFT」旺角
日本を代表する生活雑貨専門店「LOFT(ロフト)」が、約15年ぶりに香港へ帰ってくる。
2026年8月下旬、MTR旺角東駅直結のショッピングモール「MOKO(新世紀廣場)」1階に、1年間限定のポップアップストアがオープンする予定だ。
文房具やコスメ、生活雑貨などを目当てに、日本旅行の際には必ず立ち寄るという人も多いLOFTを、再び香港で楽しめるようになる。
香港店ではコスメから日本食品まで、5カテゴリーを展開予定とのこと。

実は過去、香港にもLOFTがあった。
タイトルに再進出とあるように、香港初出店は1990年。金鐘のパシフィック・プレイスにあった香港西武百貨店内に店舗を構えた。1994年には、銅鑼湾のパークレーン香港にも支店を展開していた。
映画「恋する惑星(重慶森林)」に映る黄色いLOFTの袋
ウォン・カーウァイ監督の映画「恋する惑星(重慶森林)」で、後半の主人公の阿菲(フェイ)が警官663(トニー・レオン)の部屋へ向かう場面をよく見ると、彼女の手には黄色いLOFTのショッピングバッグが握られている。
ネタバレがあるので詳しくは言えないが、最終的に警官663の部屋を彩ったインテリアはLOFTで買った物だったかもしれない。
映画のワンシーンで使われるぐらい、生活雑貨ショップとして浸透していたようだ。
香港を2011年に撤退
金鐘のLOFTは、2011年に香港西武百貨店とともに営業を終了した。
香港西武が入居していたスペースの賃貸契約が満了し、LOFTもそれに伴い香港から姿を消した。
香港に再進出!
今回、香港でLOFTを運営するのは、日本の生活雑貨ブランド「3COINS」を香港で展開するYAICHIグループだ。
YAICHIが3COINSの展開を通して香港の日本雑貨市場に関する運営経験を蓄積してきたことが考えられる。
また、今回の店舗が最初から常設店ではなく、1年間限定のポップアップストアである点も興味深い。
期間限定でスタートすることで、香港でどの商品カテゴリーが支持されるのか、現在のLOFTにどれほどの需要があるのかを見極められる。今回の出店には、ブランドの本格的な香港再展開に向けたテストという側面もあるかもしれない。
かつてLOFTを香港で利用していた世代にとっては、15年ぶりの再会。
1994年、映画の中でフェイが持っていた黄色い袋が、再び現代の香港の街並みに現れる。
まずは8月下旬のオープンを楽しみに待ちたい。
LOFT香港 MOKO店
オープン:2026年8月下旬予定
営業期間:オープンから1年間予定
住所:Shop 141, Level 1, MOKO, 193 Prince Edward Road West, Mong Kok, Kowloon
アクセス:MTR旺角東駅直結
Instagram:@loft_hk_official


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