【COVER STORY】イースターって何? 語源と春の祝日の由来

2026/03/31

ウサギと卵

4月5日はイースター。連休を満喫中or満喫した、もしくは休まず働いた方もいるかもしれない。香港では4月3日のGood Fridayから、7日の振替休日まで連休だ。今年は3日がGood Friday、4日がその翌日、5日がイースター当日、6日が清明節の翌日、7日がEaster Mondayの振替休日となる。

街が春らしく華やぐこの時期、毎年当たり前のようにやって来る祝日だけれど、日本人にとっては、そもそもイースターって何なのか、実はあまり知られていないかもしれない。

イースターは、十字架にかけられたキリストが3日目に復活したことを記念する、キリスト教の大切な祝日だ。卵は新しい命、うさぎは春の生命力や繁栄の象徴とされ、今では宗教行事であると同時に、春の訪れを楽しむイベントとしても親しまれている。しかもイースターは毎年日付が変わる。基準は春分のあと、最初の満月の次の日曜日。今年が4月5日なのも、その決まりによるものだ。

では、イースターという言葉はいつからあるのか。よく知られているのは、8世紀のイギリスの歴史家ベーダの記述で、春の月の名前に由来すると説明されている。ただし語源は今も完全には断定されていない。

一方で、フランス語ではパック、スペイン語ではパスクアと呼ばれ、英語の Easter とはかなり違う。実は世界全体で見ると、英語の Easter より、こうした Pascha(パスクア) 系の呼び方のほうがむしろ多数派と考えられている。

意味を少し知るだけで、香港の春の連休も少し違って見えてくる。家族で食事を楽しむのもよし、ホテルやレストランで少し特別な時間を過ごすのもよし。新生活や新学期に入り、保険や学び、暮らしを見直すきっかけにするのも、この季節らしい過ごし方かもしれない。

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