風水の奥義を行く!時の変化に対応する、の巻
中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。
ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。
第167回 時の変化に対応する、の巻
◆連続する火エネルギーの時代◆
新年あけましておめでとうございます。本年がより良い年になるよう、心よりお祈り申し上げます。2026年は干支で言うと丙午(ひのえうま)の年です。丙は太陽を意味し、午(=馬)は風水では真南という意味があり強い火エネルギーとみなすので、風水では「(火エネルギーを意味する色である)赤い馬年」と言われています。つまり、「太陽の火」と「ピュアでまっすぐな火」のクロスオーバーによる火のチカラともみなされます。ちなみに丙午の丙という太陽は、同じ太陽でも「植物や動物を育む春の太陽」でもなければ、「人々がありがたみを感じる冬の太陽」でもありません。真夏の灼熱のギラギラした太陽のように、六十ある干支の中でも最もパワフルなエネルギーなのです。また、来年の干支である丁未(ひのとひつじ)は人の力によってメラメラと燃え続ける、粘りがある火のエネルギーです。そのため丁未年は「紅の未年」と言われています。しかも今は2024年から始まり2043年まで続く第九運の真っ只中で、この期間は火エネルギーが司ります。そのため今年と来年の2年間は、水を蒸発させ、木は枯れて金を溶かしてしまうほど火エネルギーが強い時期で、抑制が効かずリスクの高い2年間である、と風水業界では騒いでいるのです。
◆火のチカラを深堀りすると◆
もちろん丙という太陽の火と丁という人口的な火を混同できませんが、ものすごい速さと勢いで燃えることは共通しています。場合によっては情け容赦なく目の前にあるもの全てを燃やし尽くしてしまう、火にはそういう厳しい一面があります。人は変化を好まない生き物です。毎日同じような時間に同じようなことを習慣づけて行い、同じ季節に従来と同じことを行うのが心地良いものです。しかし時は確実に何らかの変化をもたらします。その時の変化に気づかずいつもと同じことをしていたら、或いは変化に気づいてもその速さについていけなければ、火に飲み込まれてしまうことは必至です。そのためこの丙午年は、一瞬の判断がそこから先を左右することになると思います。世の中がスピード感を持って変化する時に何をすれば良いのかは、時の変化のバイブルである「易経」が教えてくれます。第九運は火エネルギーである「離火」の時期です。この時期は火のように明るくはっきりしている、文明が開花するという意味を持ちますが、火の中には少しだけ暗く何もない空間が潜んでいます。このことから明智なるものが暗愚に支配される時が来ることが読み取れます。暗くて何も見えない不安な時が来るけどそれはずっとじゃない、そこを耐えるのだ、そして苦しい時にも自分磨きを忘れるな、と教えられているかのようです。

◆孟意堂風水的火の時代を生きる奥義◆
ちょうど180年前の日本では、見たこともない大きな外国船が海の向こうからやってきました。船には想定外の大砲があり、大きな体格の人が見知らぬ言葉で話し、想定になかったことを交渉しに来たのです。その中で「開国」という大きな変化の波についていこうとせず、変わろうとしなかった人たちは後になって辛い思いをしたことでしょう。しかし、「これまでになかった新しいものが生まれる時期がやってくるはずだ」とこれまでとは違う何かをいち早く察し、鎖国から自由貿易という変化に勇気とスピード感を持って対応してきた人たちはこれまでにないチャンスを得たはずです。180年前の丙午年の時期は決して悪いことばかりではなく、一瞬の判断でチャンスを得る可能性のある時期と言えるかもしれません。そして、この変化のおかげで日本も香港も立地を生かし、貿易立国として大いに稼ぐ土台ができたのです。丙午年はこうした新たな時期を迎える前の大きな変化のある年なのだと思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>

Line ID: Mannidou2868
住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
電話:(852)9841-6366
メール:kumiko6ring@gmail.com
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第166回 いよいようま年がやってくる、の巻
◆馬から得るもの◆
過去に失敗があったとしてももしかしたら再び立ち上がれる時が来るかもしれない。それは、誰かと心を通い合い信じ合うことで、そして自らを鍛え直すことによって築けることなのでしょう。逆にその失敗があったおかげで「絶対に立ち直ってやる」という強い意志が培われる場合だってあるのです。こういった前向きな考え方やひとすじの希望の光が感じられるテレビドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」が現在日本で放送されています。
競走馬の中でもサラブレッドは血統によってその価値が決まり、名馬の子孫はレースにも有利だと言われています。しかし、このドラマの主人公の1人であり、佐藤浩市さん演じる馬主でセレブの山王耕造は、「馬の価値は数字だけではない。」と言い、血統や成績だけで判断せず馬そのものを観て判断します。まるで、人にも血筋や功績を超えた何かがある、と言わんばかりのセリフです。ドラマでは、これまでに勝利したことのない馬が人の知恵とトレーニングによって1位を勝ち取る場面があります。止まらない涙を必死に抑えながら「これは私たち人間にも言えることなのでは?」と考えさせられる場面です。
◆馬のはたらき◆
香港でも競馬が親しまれ、有名ブランドのデザインになるほど馬は人に愛され、人は馬を通して学んできました。そして、馬は香港の風水でもとてもなじみがあり、風水グッズとしても活用されています。
たとえば、オフィスでは「新たな事業を始めればたちどころに成功を収める」という意味を持つ「馬到功成」という言葉にちなんだ馬の置物を飾る場合があります。
また、少し歴史のあるオフィスでは「八駿図(はっしゅんず)」を目にすることがあります。八駿図には中国の著名画家の作品もありますが、周穆王八駿図の場合は、大地を踏み荒らさず、飛ぶように走ることができる「絶地(ぜっち)」、鳥よりも速く走る「翻羽(ほんう)」、一夜で万里を走る「奔霄(ほんしょう)」、太陽の後を追うように走る「越影(えつえい)」、色鮮やかな毛を持ち光のように輝く「逾輝(ゆき)」、その速さのために10の影を持つ馬「超光(ちょうこう)」、雲に乗って走る「騰霧(とうむ)」、翼を持つ「挟翼(きょうよく)」の8頭で構成されています。
馬が雄々しく大地を走り、万里を駆け抜けるだけのスタミナがあるところから、活力とスピード感に長け、たくましい精神を持ち、どの方向を進むか瞬時に判断でき、着実に成功へと歩み、輝かしい業績を次々と築き上げる、そんな思いがそれぞれの作品に込められているのでしょう。

◆孟意堂風水的馬年を駆け抜ける奥義◆
巷は師走に入りましたが、香港の風水の場合、一年の始まりは立春(西暦2026年の場合は2月4日)からです。とはいえ2月4日から急に丙午(ひのえうま)年のエネルギーに変わるのではなく、西暦12月21日の冬至の頃から徐々にエネルギーが変わっていきます。そのため、孟意堂も1月に丙午年のセミナーを行う予定です。
この丙午年は火エネルギーがとても強く、それに加えて現在我々が生きている第九運(2024年-2043年)は「離火」と言う、これまた火エネルギーが司る時期を歩んでいるため、火エネルギーが強すぎることで起きるであろう、ネガティブな出来事への不安が巷では先行しているようです。
もちろん、リスクに対する心構えや対策は必要です。しかしながら、馬の素晴らしさ、たとえば人よりも速く駆け抜けることができ、これまでよりも広い世界を知り、視野を広げることができる点は忘れてはならないと思います。人のチカラと知恵によって暴れ馬が名馬に変わるチャンスだってあります。この一年の価値を一方的な思い込みで終わらせず、馬と共に生きることで得られる価値に注目し、探っていけたらと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第165回 番外編・たおやかなパワースポット、の巻
◆法隆寺は国宝パラダイス◆
法隆寺の素晴らしさは年を重ねてはじめて実感できるのでしょうか。まるで翼のように左右に広がる土塀の真ん中にある国宝・南大門をくぐり抜けるとそこは法隆寺。優れたテーマパークのように外部の建物は見えず、車の音は聞こえず、飛鳥時代にタイムスリップしたかのような景色が見えます。微妙に八の字に広がる道の向こうには中門があり、その左右には国宝・金剛力士像の「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」が迎えてくれます。中門の向こうには国宝・五重塔と国宝・金堂が見え、右を向いても国宝、左を向いても国宝、といった宝の山の世界を味わうことができます。今回は「パワースポット番外編」として、ぜひ触れてほしい法隆寺のたおやかなパワーに迫ります。

◆法隆寺の風水◆
法隆寺の風水の注目ポイントは「五行」にあります。この敷地内にある建築物は昨今ではあまり建てられることのない木造です。回廊に使われている柱ももちろんナチュラルな木、つまり、たっぷりの木エネルギーがあります。そこに「弁天池」と「鏡池」、そして雨降りになると川のようになる溝、すなわち十分な水エネルギーがあります。水エネルギーと木エネルギーが相生し、しなやかなカルチャー(文昌)の雰囲気が漂うエリアになっているのだと思います。ちなみに木の天敵は火事。火事を妨げるように土塀、つまり土エネルギーで敷地内の建物は囲まれています。
敷地の北側には小高い丘があり、真北を背に真南の玄関口「南大門」があります。そのほぼ中央にあたる中門の手前には一定の何もない空間を意味する明堂があり、南大門の前にも明堂があり、敷地のデザインが古代中国風水の影を受けていることが分かります。
法隆寺の風水で見逃せないパワースポットは、ズバリ日本最古の塔・五重塔です。その上方部には天に向かってまっすぐに伸びる金属製の相輪があります。よく目を凝らして見てみるとそこには「鎌」があります。これは「雷が落ちて火事にならないように」という意念が込められているそうです。人の思いを込めるのは実は風水の重要なポイントです。
さて、五重塔とはいえ、5つのフロアで構成されているわけではなく、実はたった一つのフロアしかありません。そのフロアの下の方には、お釈迦様に関わる4つのストーリーが描かれた塑像があり、塔の外からもそれが見学できます。しかし、残念ながら塔の中心にある「心柱(しんばしら)」という長い柱もその底にあるお釈迦様の遺骨「仏舎利」も拝見することはできませんが、この心柱は黙々と良い仕事をしています。この心柱はたった2本の柱が繋がっているだけで、まっすぐにそびえ立ち、一見固いように見えますがたおやかさは残っていて、地震があっても心柱はしなるだけで塔が倒れることはなく、そのため1300年以上経った今でも五重塔は同じ姿を見せてくれるのです。
◆孟意堂風水的たおやかなパワーを活用する奥義◆
「生きとし生けるものは全てたおやかである。硬直したものは砕けやすく力強いものは転げ落ちる。」という言葉は、ブルース・リーの師匠である葉問(イップ・マン)がプルース・リーに伝授した教えですが、元々は老子の教えでもあります。
高くそびえ立つ立派な大木はホンモノの強者なのでしょうか?自分の考え方に固執すれば、問題や課題が生じた時にフレキシブルに対応できず、挫折しやすくなります。本当の強さを得たいのであれば柔軟であれ。十分な潤いがあり柔軟性を持って対応できれば、問題や課題が生じても様々な角度からものを見ることができ、挫折したとしてもやり直しを図り、長く続けることができる、法隆寺・五重塔の心柱はこんなことを教えてくれているかのように見えます。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。
ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。
第164回 美を楽しむパワースポット、の巻
◆そうだ、月光浴をしよう!◆
中秋節の時期になると「香港にいてよかった。」と思える景色が見られます。
にわかにできた舞台で昔ながらの広東オペラが披露され、ビクトリア公園などでランタン祭りが行われます。秋の季節は比較的低い位置から月が登るので、一年の中でも大きな月が見られ、その光はオレンジ色でとても神秘的です。カラフルで美しい地上のランタンとその向こうに見える月の光景に、一年の中でも平和で穏やかな香港を感じられることができます。
新月から満月にかけて、とりわけ満月の頃の月光浴はオススメです。この時期に月光浴をすると、ホルモンバランスが整えられて肌や髪が美しくなれるようです。太陽のエネルギーは陰陽の「陽」、月のエネルギーは陰陽の「陰」です。月光浴は陰のチカラ、目には見えないところで効果を発揮してくれます。月の光を浴びると副交感神経が優位になり心が安らぎ、緊張感が和らいでリラックスできるといった、金銭では得られない陰エネルギーのメリットを得ることができます。月光浴の方法は至って簡単です。夕飯後にお住まいの付近をぐるっと散歩しながら月の穏やかな光を眺めるだけでも十分なのです。
◆チムサーチョイ最南端の風水◆
美しい香港の景色と共にオレンジ色に輝く月光を見ることができればなおさらウキウキします。昔ながらの街並みの向こうに見える月もよし、ビクトリアハーバーの向こうに見える月もよし、です。
九龍半島先端には香港文化中心(ホンコンカルチャーセンター)と香港芸術館(ホンコンミュージアムオブアート)といった建物があります。これらの場所では心地の良い環境の中で香港ならではの芸術を楽しめます。この界隈は昼間の景色もさることながら香港島の夜景もとても美しく、中秋の名月を眺めるのにぴったりの場所だと思います。
さて、この界隈は西からの海水の流れとビクトリアハーバーが最初に合流する導入部分、風水用語で言えば「入水局」にあたります。つまり、この辺りは水(=財)が入ってくるゴールデンゾーンなのです。自然なハーバーの流れに加え、スターフェリーや豪華客船が人を運び水の流れをサポートするため、必然的に多くの人でにぎわい、活気が生まれます。特に香港文化中心は、「入水局」にあたる方面が受け皿のような婉曲した形になっているため、さらに水を吸収しやすい場所になっています。そのため、人々はここで芸術を楽しみつつグルメを楽しみ、付近での観光ビジネスも生まれやすくなるのです。

◆孟意堂風水的美のパワーを活用する奥義◆
香港文化中心で行われるコンサートや香港芸術館で行われる展覧会には、ここでしか味わえない空間と、魅力的な作品がいくつもあります。そして、それを楽しむ人々の知のエネルギーがこのエリアの知的な美のパワーをじっくりと時間をかけて育んでいくかのようです。
そこには、今私たちが存在している第九運(2024年-2043年)という時と深い関わりがあります。第九運は八卦の中の「離(り)火」というエネルギーが司っています。八卦は実に奥が深く、その中には様々なキーワードがあります。離火が持つ「火エネルギー」からは「綺麗」だとか「美しい」、「光」、「明るい」、「はっきりしている」という暗号が読み取れます。つまり光のように明るいものや美しいものがこの時期には発展していくのです。
そのため、この時期に美しいものや美しい景色をたくさん吸収することは運気アップにつながるはずです。このことはお金をかけなくても心のあり方次第でできることでもあります。そして、地上だけではなく上を見上げれば天体の美しさを眺めることもできます。月光は目に優しい明るさがあり、想像の世界を膨らませるポテンシャルがあるのですから。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第163回 何かが変わるパワースポット、の巻
◆黄大仙の立地◆
香港でしかできないコトといえば、百万ドルの夜景を見るのもよし、ワンタンメンを食べるのもよしですが、香港ならではのお寺で開運祈願をするコトも外せないでしょう。「何かを変えたいとき」ならばなおさらです。「パワースポットで開運シリーズ」第四弾の舞台は、お待たせしました、香港を代表するパワースポット・黄大仙(うおんたいしん)廟です。
香港のほとんどの地域は海に囲まれ、小高い山々が近い場所にあります。そのため、山を背にして海に面する場所が各所にあり、それぞれの地域が背後にある山のエネルギーの影響を受けています。こうした山からのエネルギーのことを風水では「高崗龍」と呼んでいます。三教(道教・仏教・儒教)のメッカ・黄大仙廟の場合は、獅子山(ライオンロックマウンテン)のエネルギーを受けたパワースポットに立地しています。
◆黄大仙の風水◆
山のエネルギーは大きく9つのエネルギーに分けられます。獅子山の場合は、9つの中でも金エネルギーが軸の「右弼破軍星」にあたります。この山の上の方には岩が多く、そのエネルギーはいわゆる「煞気」と呼ばれるもので強烈なのが特徴です。黄大仙廟創設設立100年の修繕工事が行われるよりも随分前のこと、まだデビッド先生がこの街で風水師として活躍されていた90年代後半にこのお寺を訪れたことがあります。通常では入れない場所に入り、獅子山から受ける強烈なエネルギーをまともに浴びて大汗をかいた経験をしたのを覚えています。

そして、黄大仙廟の風水があっぱれなのは、この強烈な煞気を見事に生かしていることにあります。
さて、黄大仙廟には2つの水のエリアが設けられています。1つはお寺の東側にある九龍壁のあたりで、龍が水を飲んで一息つき、大地に潤いをもたらしている所です。これを風水用語では「龍口水」と呼んでいます。もう一つはこの寺の背後にある池で、風水用語では背後を意味する「玄武水」と呼んでいます。「山は(静かなため)陰、水は(動くため)陽」と風水では言われており、この2つの水のチカラが高崗龍をはさみ、この山からの陰エネルギーを水の陽エネルギーで整えているかのようです。
また、この池はサイズ感も大きく躍動感があります。この玄武水のおかげで、お寺の中の強い火エネルギーを和らげるだけではなく、水は「仁義礼智」の智にあたるところからこの場所の人々に智恵をもたらしています。しかも「水は金のチカラを洩らす」という五行の原理を活用し、右弼破軍星という金エネルギーの煞気をほどよく和らげているのです。

◆孟意堂風水的黄大仙のパワースポットを活用する奥義◆
黄大仙は羊飼いだった黄初平という少年が修行を重ねて仙人になり、深刻な疫病やこの土地で起きた数々の問題をクリアしてきた問題解決のレジェンドです。石を羊に変えるような奇跡を起こした仙人だと伝えられていますが、彼は魔術師でも詐欺師でもなく、強烈な煞気を「どうせ無理だ」と放置せず、ポジティブなエネルギーに変えた先人たちのような知恵があったからに他なりません。
このお寺では、金運であれ良縁であれ、ビジネスであれ健康であれ「良い行いをして願えばその願いは必ず叶う」と言われています。心にその願いを集中させてこのお寺のおみくじを引くとそのヒントになる答えがおみくじに表れるのだそうです。
ご自身ではどうしようもない問題を抱えた時、或いは絶体絶命のピンチを迎えた時にぐいっと変える力は必要です。しかも「今までとは違う流れになんとかして変えたい。」とか「長い時間をかけて改善するよりも即効性が欲しい。」というのが今の時代のホンネです。そういう場合にひらめく知恵や、諦めずになんとかしようとする人の底力には常識では測れないものがあるのです。
彦坂 久美子
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第162回 自分と向き合うパワースポット、の巻
◆寶蓮寺の立地◆
「パワースポットで開運シリーズ」第三弾の舞台は香港にある神秘的な島・ランタオ島に移ります。ランタオ島にある禅寺・寶蓮寺(ぽーりんじ)です。
香港の中で最も大きな面積を誇る島・ランタオ島は、ディスカバリーベイ(愉景湾)やムイオー(梅窩)等の豊かな自然と調和する町や香港ディズニーランドがある一方で、仏教寺院が多く様々なところに神々が住んでいて、その神々に守られているかのような、香港の他地域とは違う何かがあります。
自然は決して優しい時ばかりではなく、時に厳しい表情を見せます。ランタオ島のように自然の多い地域はその厳しさをまともに受けるため、たとえば山のてっぺんは強風に見舞われやすいのです。建物が強風にさらされマイナスの影響を受けることを風水では「風煞(ふうさつ)」と呼んでいます。風煞のある山のてっぺんの建物では落ち着いて住むことができず、財産も家族もバラバラに散りやすいのです。そのため山頂に建物を建てることは山の多い香港ではあまりよしとはせず、お住まい同様、香港の寺院の多くは山の中腹や麓など安定感のある場所に建立されています。

◆寶蓮寺の風水◆
寶蓮寺は標高520メートルの昂坪(ごんぴん)と呼ばれるエリアにあります。その付近に鎮座する「天壇大仏」は、高さが32メートルもあり重さは202トン、屋外にある大仏の中では世界一大きく、「木魚峰」という山の頂上にあります。天壇大仏を建設する際に強風が懸念されましたが、山頂にありながらこの辺りは鳳凰山と弥勒山に囲まれた平地であるため、穏やかな風が吹き心地良い場所なのです。こうしたことは日本の高野山などにも言えることで、山の頂にあるたおやかな蓮の花のような平地を風水では「蓮花の地」と呼び、心地良く仏道修行をするのに適した場所だとみなしています。科学技術がなかった時代にこういう場所を見出した先人たちの知恵にはあっぱれとしか言いようがありません。
また、寶蓮寺は山を背に、はるか遠くに海がある方に向かって門があります。そして、寶蓮寺の西南方位に天壇大仏があり、天壇大仏の北東方位に寶蓮寺が立地しています。この北東・西南の方位を日本では「鬼門」と「裏鬼門」と呼び、東・西・南・北・北西・北東・南東・南西の中でも不吉で活用してはいけない方位とみなされているようですが、香港の風水理論は全く違い、むしろこの北東・南西のラインを活用することができるか否かが、その土地やそこにいる人々の運気を左右する大事な「鍵」と言っても過言ではありません。
◆孟意堂風水的寶蓮寺のパワースポットを活用する奥義◆
このエリアのとっておきの場所をご紹介しましょう。寶蓮寺と天壇大仏を一直線に結ぶライン上には広場があります。その中で、北京天壇圜丘をモチーフにした円の形の石壇(写真右)があります。この場所から天壇大仏に向かっていると、寺の中とはまた違った形で心が落ち着き穏やかなエネルギーが感じられます。そして、この石壇の真ん中に立って声を発すると、その音が想像以上に響き、よく通ります。ご自身の願いが天壇大仏に響いて届くかのように作られているのでしょうか。心に思うだけでなく自分の願いを言葉にして伝えると良いと思います。
ところで、寶蓮寺は香港にある四大禅寺の一つです。禅寺では坐禅を組み瞑想する修行を行います。自分に目を逸らし、何かから逃れようとするのではなく、逸らさず静かに自分を見つめていくと今まで見えていなかったものがきっと見えてきます。瞑想する間の身体は動きませんが、身体の中にある様々な機能は動き、特に心を鍛えることができます。自分と向き合い、自分を引き受ける。その苦しさとそこから得る発見が、もっともっと必要になってくる時期がやってきているのだと思います。
彦坂 久美子
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第161回 自分が試されるパワースポット、の巻
◆文武廟の立地◆
先回に引き続き今回も「パワースポットで開運シリーズ」です。第二弾の舞台は太平山(ビクトリアピーク)のミッドレベルにある文武廟(マンモーミウ)です。
文武廟のあるエリアは昔ながらのにぎやかさが感じられるところです。この前を通る荷李活道(ハリウッドロード)はインスタ映えするスポットや見るだけで楽しめる骨董品店があり、その下にある摩羅上街(キャットストリート)には「もしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれない」と思えてしまう店舗がいくつもあります。
太平山は先回のコラムでも申し上げたように、南宋の僧侶「済公」がかぶっていた帽子の形に似ているところから、この山の麓にあるパワースポットの影響を受けると知恵に恵まれるはずです。文武廟のあるエリアは太平山からのエネルギーを受けたエネルギースポットで、しかも、北に真っ直ぐに向かい海を挟んだ向こうには、これまた知恵に恵まれる(毛筆用筆置きの形をした)筆架山(ビーコンヒル)があります。こうした立地のおかげで、学歴社会の香港では「学業成就」や「試験合格」を祈願する人たちでにぎわう人気スポットとして支持されています。
◆文武廟の風水◆
文武廟は香港では最も古いお寺で香港が英国政府に統治されるよりも随分前に建立されました。この建築物を誰が建立したかは明らかになっていますが、どんな風水師がどの手法でこの地をパワースポットとして見出したのかは残念ながら何も残っていません。
文武廟のデザインは、真ん中に明堂がある口の字型をした「四合院」造りではなく、文武廟、礼聖宮、官庁という3つの棟で構成されています。左側にある棟の奥に学問の神様「文昌帝」と武術の神様「関羽帝」が祀られています。文昌帝の前には筆を持った手のオブジェが、関羽帝の前には縦に鋭く置かれた刀のオブジェがあります。それらのオブジェに触れながらご自分の願いを伝えるとその思いがより伝わると思います。
古来の風水で文と武を活用する方法は意外とポピュラーで、そのエリアにある山の見方として使われています。文だけ極めてもその土地は繁栄できず、武力だけでは本当の意味で人々は豊かになれません。文と武の両方を磨き極めてこそ繁栄するのです。

◆孟意堂風水的文武廟の本当のチカラを生かす奥義◆
ところで、この地を参拝した際、文武両道のありがたい恩恵よりも、自分が何かの問題にどう判断すべきかを試されているような、ちょっと怖い緊張感を味わいました。自分が裁かれているような、何か深刻な問題に直面したような感覚です。それは直感ではなくこのお寺が持つ本質であることが後になって分かるのですが、文武廟はこの街に法律だとか裁判所ができるずっとずっと昔の時代に、この地で地域の紛争や言い争いについて話し合いがされ、解決する役割を担っていたからなのでしょう。
文武廟には、地獄へ行くか天国へ行くかを判断する十王殿が祀られています。そして、中国で活躍した清官「包公賓殿」も祀られています。包公(ぱおこん)は包青天(ぱおちんてぃん)とも呼ばれた北宗時代に活躍した裁判官で、公明正大で厳しさの中にも情けのあるお裁きの様子が小説や京劇、テレビでもドラマ化され、人々に親しまれてきました。包公が行うお裁きを、豊かな知恵をもたらす文昌帝と、正しい道を切り開く関羽帝が文武廟ではサポートしているようにも見えます。
世の中がどんどん変化し、何が正しくて何が間違っているかという常識さえも変わりつつありますが、包公をはじめ、本質を見抜くチカラを持つ様々な神様が存在する文武廟に行く際には、ある種の覚悟が必要かもしれません。それは自分が内面で抱えている問題をはっきりとさせ、文武の両方でその問題を乗り越えようとがんばる、そんな覚悟なんだと思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第160回 とっておきの金運パワースポット、の巻
◆香港の金運パワースポット◆
さあ、始まりました!「パワースポットで開運シリーズ」の記念すべき第一弾は、そうです、香港を象徴する金融街・中環(セントラル)のIFC(国際金融中心)です。ここは香港という風水都市のギュッと凝縮されたエッセンスが感じられるスポットでもあります。
何はともあれこのエリアは抜群の立地に恵まれています。風水には「山管人丁、水管財富(山は人の性質や層に影響し、水は財や富に影響する)」という言葉があります。この言葉の通りIFCは背後に太平山(ビクトリアピーク)という優れた山と、目の前にはビクトリアハーバーに恵まれています。山と海が近くにある分、その恩恵を受けやすいのです。
背景にある太平山はいにしえの通貨「元宝(ゆんぽう)」のような形をしているため金運に良く、南宋の僧侶「済公」がかぶっていた帽子の形に似ているところから智慧にも恵まれるとみなされます。目の前に見えるビクトリアハーバーはたっぷりの海水が流れ、これも金運に有利な状況をもたらしています。
このエリアに住んでいなくても、IFCモールの3階や4階にしばし佇み、こうしたエネルギーを吸収するだけでも良いのです。
◆時の運でさらにパワーアップ◆
立地に恵まれたとしても時の運がやってこなければ本当の意味でそのエネルギーを活用することはできません。
このコラムの第73回や第152回で紹介してきた後天第九運(2024年-2043年)の期間に突入し、IFCは立地の良さが時の運を得てさらに発展していくはずです。第九運は南の方位のエネルギーが強くなり、逆に北の方位はエネルギーが弱くなります。ただし、北方位に水があればそのエリアは経済的に発展する運があります。つまりIFCはこうした条件を全てクリアしているのです。
南には太平山が存在しこのエリアにエネルギーを注ぎ、北はビクトリアハーバーに面しています。このビクトリアハーバーの水は、屯門から青衣の南を経由する流れと、ランタオ島と香港島西部の間を経由する流れ、という2つの流れが合流してたっぷりの水量となり、その流れは目の前の九龍半島の影響でうねうねと溜まりながら緩やかに東へと流れています。しかもIFCの目の前には離島や九龍半島を往来するフェリーが常に走り、このエリアの金運が常に活発に動いていることをサポートしているかのようです。
そして、この場所が他の地域と大きく違うのは、海の向こうに筆架山や獅子山などが存在し、そのまた向こうに香港の軸となる山・大帽山があり、これらの優れた山々のエネルギーをしっかり受けていることにあります。

◆孟意堂風水的金運パワースポットを生かす奥義◆
ところで、金運を得られる立地に恵まれても、水の流れ方によって金運は左右されてしまいます。
水の流れには背後から流れてくる「順流」と、自分の方向に向かって流れてくる「逆流」とがあります。これをよく分析した上で座る場所を決めたり、活用していく必要があります。
「順流」は背中を押してくれるかのように心地よい流れですが、水は背中から自分とは反対に前に流れてしまうので手元に水が入りにくくなります。そのため、順流では金運を得られにくいとみなします。「逆流」は水が自分に向かって流れてくるので、確実に自分のところに水は流れてきます。よって逆流に面しているところを活用すると良いのです。圧力がかかり苦しいこともあるでしょうが、そんな時こそ不屈の「香港魂」でクリアしましょう。苦しみを乗り越えた後に得られる達成感と共に代えがたい金運が得られます。
何はともあれ金運パワースポットの恩恵を得られるか否かはそこにある水が鍵を握ります。パワースポットにある水はたっぷりあり、清らかで、水が溜まりながらも自分に向かって流れてくることがポイントなのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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第159回 パワースポット巡りで開運する!総論編の巻
◆香港のパワースポット◆
「パワースポットで開運!」と聞くと、多くの人が香港の黄大仙廟のような寺院・仏閣で参拝することをイメージされるでしょう。黄大仙廟の場合、このコラムの第114回でも紹介しましたが、背後にあるライオンロックマウンテン(獅子山)の龍穴(と呼ばれるエネルギースポット)というエネルギーのあるエリアに立地しています。このお寺には木・火・土・金・水の「五行」の要素に適合した建築物が建てられ、その相乗効果で強力なパワーを発揮し、道教・仏教・儒教の教えを信仰する人々が集まっています。参拝すれば「ご利益がある」と信仰が深まり、多くの人々が参拝するのです。
「香港を旅すると元気がもらえる」と言う人々がいます。この街はエネルギッシュで活気があり、「またがんばろう!」とやる気が湧いてきます。こうしたエネルギーは、山や海などから得られる大自然の恵みに、この街で暮らす人々の前向きでレスポンスの速いエネルギーが掛け算され、パワーアップしたものと言えます。
◆日本のパワースポット◆
日本の場合も神社巡りは盛んで、神社を参拝し、おみくじを引き、御朱印をいただくことが盛んに行われています。昨今では伏見稲荷の千本鳥居のようにインスタ映えする美しいエリアがあり、参道のお店でショッピングしたりグルメを楽しむこともでき、その地で暮らす地元の人々からも外国人観光客からも喜ばれ、益々にぎわっているように見えます。その地に長年生息するご神木やパワーを持った石碑がある場所も少なくありません。たとえば、熱海の来宮神社には樹齢2100年と言われる大楠があり、おおらかな生命力を感じることができます。

昨今では、金運アップにご利益のある神社仏閣にも人気があります。今年の干支である蛇が祀られている宮城県・金蛇水神社や東京の小網神社のように銭洗弁天様が祀られているところは、現金だけではなく宝くじや印鑑を持参する人々で行列ができるほどにぎわっています。
神社内では他の地域にはない「凛とした空気」を味わうことができます。多くの神社が自然と調和した場所にあり、参拝に行くと清々しい気持ちになったり、ホッとする何かがそこにはあります。神社を訪れ「清められる」とか「癒される」と実感する方も少なくないことでしょう。ビジネスや人間関係で疲れきった人々の心が癒やされるからこそ、自然と日本の各地を訪れるのかもしれません。この街の人々が日本を訪れるのは為替の影響だけではないような気がします。
各地の神社仏閣にはそれぞれ素晴らしいエネルギーがありますが、神社仏閣のみにパワースポットがあるわけではありません。自然に恵まれた香港や日本には様々なパワースポットが存在します。今後はそうした素晴らしいエリアを紹介していければと思います。
◆孟意堂風水的パワースポットを活用する奥義◆
AI(人工知能)が進化し続けている昨今、パワーのある場所を訪れなくても、スクリーンからそのパワーを得られる日が将来やってくるかもしれませんが、現状はエネルギーのある場所に一定の期間身を置く必要があります。家族がいて日々働く身にはなかなか厳しい条件ですが、何かの使命に目覚めた時や、健康に苦しんでいる時、もう一つ上の段階に上がりたい場合に自然が与えてくれたパワースポットに身を置き、自身を変化させることは有効な方法です。昨今では、大地や海で裸足になってその大地や海のエネルギーを味わう「グラウンディング」が静かなブームのようですが、足の裏や掌だけではなく、目や耳などの五感からもその地のエネルギーは吸収できます。目から吸収するのか、どこから吸収するのか、自分の得意な所から始め、ご自身が「これだ」と思うエネルギーを得るのがまずはじめの一歩なのだと思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第158回 少し休んで旅に出かけよう!の巻
◆2025日本国際博覧会が始まる◆
4月13日から大阪で日本国際博覧会が始まります。未来の世界ではあたりまえ、でも今の世の中では真新しい「何か」にこの博覧会で出会えるかもしれません。少し休暇をとって旅する先が近未来を体験できるところであるのはちょっと楽しみなことです。
大きな球体に入って何かを体験できるオランダ館や、グルメも芸術も楽しめるイタリア館をはじめ、丸い「大屋根リング」の中にずらりと揃う海外パビリオンで近未来を体験できるようです。そして、ガンダム館やORA外食パビリオンなど国内パビリオンにも近未来の仕掛けがあるようです。
その中で孟意堂が最も訪れたいところは「大阪ヘルスケアパビリオン」です。ここでは自分の心血管や骨格、髪、肌、歯、目、脳の未来の健康状態を測定するエリアがあれば、食による細胞ケアのエリアなどもあります。そして、カラダ測定ポッドで測定したデータによって生成された25年後の自分と出会える「リボーン体験ルート」があります。25年後どんな自分になっているのか、楽しみやら、ちょっと怖いやら、です。
◆シンボルは丸い建物◆
1970年の博覧会では「太陽の塔」という建物がシンボルでした。未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する「太陽の顔」、過去を象徴する「黒い太陽」という万物を育む3つの太陽のシンボルが印象的でしたが、今回の博覧会では木造建材をたくさん使用した「大屋根リング」がシンボルです。このシンボルはとにかくでかく、神社仏閣の建築物の技法である貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築された木造の輪になった建物です。その枠は最も高いところで約20メートル、内側の直径はなんと615メートルもあります。この中に海外のパビリオンがたくさん入っており、その周りを日本のパビリオンが囲んでいます。
丸い形の建物と言えば、カリフォルニアにあるIT企業の本社だとか、球場や体育館などのスポーツ施設が挙げられます。5万人の観客が収容できる香港の啓徳(カイタック)体育園も丸い形が印象的です。
風水のバイブルの一つである「雪心賦」では、丸い山は「太鼓」を、四角い山は「倉庫」を意味するというくだりがあります。
山と同じように、体育館などの丸い形の建物は太鼓とみなすこともできます。音が鳴り響いて広がっていくように、丸い建物の中で動けば動くほど、そして観客の歓声が上がれば上がるほど、その場所の振動が鳴り響き、その名声が広がることにつながります。丸い形の建物にはそんな思いが込められています。ちなみに四角い形の建物は、倉庫、ビジネスによって蓄積されたもの、つまりお金儲けを意味しています。
風水では建物の形にその思いが込められている場合があります。マカオのカジノ場のように「鳥籠」をイメージしたものやそれを持つ手をイメージしたものなどはそのうちの一例です。

◆孟意堂風水的雪心賦から学ぶ風水の奥義◆
風水がさらに面白いのは、丸い建物だけだとか、四角い建物だけ、といった個々の建物だけで見ない点、つまり全体を見た上で個を見る点です。山が一つだけぽこんとあるわけではなく、山脈のように一つの集合体として存在するように、その場所、そのエリア全体を見て判断することが大切です。
ドラマを演じる俳優には主役と脇役があります。前述の「雪心賦」では、丸い形の山(太鼓=名声)と四角い形の山(倉庫=お金儲け)が主役級の山をサポートする脇役として力を発揮していたり、山々全体で見る場合がほとんどなのです。ダブル主演というのがあったとしても「全部が主役級」というのは自然の世界にはありません。風水で見る世の中はとても不平等にできており、最も力のある山やそこに宿る優れた龍穴(山のエネルギースポット)は、実は多くの山々に支えられて成り立っているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第157回 それでも前を向いて歩いていく、の巻
◆打小人◆
3月5日から暦は啓蟄(けいちつ)に入り、虫や蛇などの動物たちが冬眠から目覚めて活動を始めるかのように、目に見えないネガティブな魔物が目覚め、この時期に活動し始めると言われています。本格的に活動し始める前に、私たちにとってネガティブな存在である小人(しょうにん:度量や品性の足りない人)を呪い、難を逃れるタイミングとも言えます。啓蟄という効果が期待できるタイミングに加え、効果が期待できる場所は?といえば、ズバリ殺気が集まっているところです。たとえば香港島の湾仔とコーズウェイベイのちょうど境目にある堅拿道・鵝頚橋のような橋の下や三差路は殺気が集まりやすい所です。憎い相手を思い浮かべ、紙の人形を叩きながら呪う「打小人(だーしうやん)」という儀式が従来から盛んに行われている場所です。
とはいえ、多くの人々がわざわざ打小人を行うのは恨みやつらみを晴らしてスッキリするためだけではないようです。
◆ただ恨むのではなく◆
「拝神婆(ばいさんぽー)」と呼ばれる巫女さんたちが「これから前向きに生きーや」といわんばかりに、さらに儀式を続けます。いざとなった時に寄り添い、力になってくれる人に恵まれる「貴人指引」や、身の回りに起きてしまったありとあらゆるトラブルを解決できる護符「百解符」などを用いてこれ以上トラブルが広がらないように呪を唱えます。
見方を変えれば、トラブルに悩む時でも前を向いて生きていける様々なヒントがここには見え隠れしているようにも見えます。
「この程度の事が問題になるはずがない」「秘密にしておけばバレない」と思っていた過去の出来事が後日大問題になってしまう場合があります。当事者だけの問題のはずが周囲を巻き込み、引いては自分の仕事も仲間の信頼も失い、取引先の命運を左右してしまう場合だってあります。その際に「ピンチは常にチャンスだ」と平静を保って格好良く言えるでしょうか?
人々が自分のことを悪者扱いし離れていく中、「貴人指引」のように寄り添って親身になり力になってくれる人がいれば、そして、起きてしまったトラブルを「百解符」のように解決できる知恵があればどんなに心強いことでしょうか。
◆雷水解とは◆
百解符の考え方は、易経の40番目にあたる「雷水解」に重なるところがあります。雷水解とは極めて困難なトラブルを解決することを意味します。しかし、起きてしまったトラブルが受け入れられず、面と向かって対応することなくそこから逃げることを人は選びがちです。それではトラブルを乗り越えることにはならず、そのため雷水解を活用できる人が多いとは言い難いものがあります。
易経の根底には「時の流れ」があります。世間の風当たりは冷たく「解決なんて絶対無理」と思えるトラブルでも、強い気持ちを持って向き合っていけば、乗り越える方法が全くないわけではありません。どのような方法が残されているのか立てられる仮説を立て、その方向性や糸口を冷静に見出し、じっくり時を重ねて信頼を得ていけば、状況が好転する場合だってあります。

◆孟意堂風水的雷水解を活用する奥義◆
雷水解は、言い換えれば解決できる問題の数だけトラブルに遭遇する、結構苦しい卦です。「知恵なんかなくてもいい。平穏無事なのがいちばん。」と考えたくなるのは本音でしょうが、この卦を活用すれば頭の中にいくつもの引き出しができ、「このタイミングになったらまずはこの手でいこう!」と知恵が湧いてきます。もがいて苦しむけれど、方法を考え続ければ問題解決の糸口を見つけられる卦とも言えます。
問題解決の方向性が見つかった時の嬉しさはひとしおです。そして、困難なトラブルをもがいてクリアした人が味わえる、自信にみちた本当の力量を得ることができ、内面から輝いていけるのです。とことんもがこうじゃありませんか。
彦坂 久美子
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第156回 東洋の真珠のように、の巻
◆ローマは一日にしてならず!◆
その昔、香港は小さな漁村でした。当時の街の中心地は香港島の南、香港仔(アバディーン)であったと言われています。その後、測量技術の優れた国がこの街を治め、街の中心地は中環(セントラル)に変わりました。この中心地に街の主要産業が集まり、街は大きく繁栄していきました。
九龍半島から香港島を一望すると、この右の写真のように山や海という自然と高層ビルのコントラストの美しい景色を見ることができます。山は木々をベールに雄々と、海は青とエメラルドグリーンの濃淡があり、昼は昼の美しさが、夜は夜のイルミネーションの輝きがあります。ローマは1日にしてならず。他の地域にはないこの街本来の美しさは、この街で過ごしてきた人々の後天的な努力でじっくりと時間をかけて磨き、築いていったものです。
◆順流と逆流◆
中環を中心にこの街が繁栄していったのは、立地の良さや各企業の努力もさることながら、香港島と九龍半島の間を流れるビクトリアハーバーが鍵を握る、と風水ではみています。そして、「山管人丁、水管財富(山は人を制し、水は財を制する)」という有名な言葉があるように、水の流れは私たちの財産に大きく影響するともみています。
たとえば、この写真で見える景色が読者の皆さんのオフィスやお住まいだとしたら、栄えていく場所とみなすでしょうか?
水の流れには、皆さんの背中から向いている方向に流れる「順流」と、皆さんの方向に向かって流れる「逆流」とがあります。「順流」は背中を押してくれるかのように心地よい流れですが、背中から前に流れてしまうのでご自身のところに水はなかなか入ってきません。そのため、水(=財産)の影響を受けにくいとみなします。また、「逆流」は自分に向かって流れてくるので、強さによっては圧力を感じたり苦しかったりする場合がありますが、確実に自分のところに水(=財産)はやってきます。
◆水のチカラ◆
そのため、風水ではオフィスやお住まいが逆流に面しているところを吉とします。時には苦しいこともあるでしょうが、水は入ってくる方が良いのです。しかもこの写真のようにゆったり流れ、たっぷりと持続的に水が入ってくる立地はその地の々を豊かにします。ただし、ビクトリアハーバーの流れが面白いところは、全体的には一方通行のように見える水の流れが「順流」と「逆流」を繰り返しているところが要所要所にあることです。そのため風水師は多くを語らないかもしれませんが、水の流れをよく見た上で立地をアドバイスするはずです。

◆孟意堂風水的真珠のように磨かれる奥義◆
水には特徴がいくつもあります。水は高いところから低いところへと流れます。流れが早いとその恩恵を受けにくいものですが、ゆったりと流れている場合には恩恵を受けやすくなります。そして、流れが止まってしまうと時間の経過と共に腐ってしまうものです。
水は流れによっては利益をもたらし、流れによっては損失を与えます。水の流れが「順流」と「逆流」を繰り返すように、私たちも利益を得て大喜びしたり、損失を受けて悔しい思いをしたりします。ずっと同じ状態であり続けることはありません。そして、水によって金属が磨かれていくように、穏やかなように見えて激しく恐ろしい流れに急に変化する水の「順流」と「逆流」の繰り返しによって私たちはだんだんと磨かれていきます。言い換えれば、ピンチの時にどう乗り越え、そこから何を得てどう這い上がっていくかというたくましさを得られることができる、とも言えます。諦めずがんばっている姿には見た目の美しさを後押しする、心にささる何かがあります。これが人にしかできない底チカラであり、この街特有の、時間をかけて磨かれた美しさだと思っています。
彦坂 久美子
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第155回 蚩尤(しゆう)を味方に、の巻
◆乙巳年は三碧禄存星に注目!◆
平面をみることだけが風水ではありません。時間の流れと共に変化する風水もあります。この時間と関わりのある風水を「玄空飛星(フライングスター)」と呼んでいます。この手法は、夜空に現れる北斗七星に由来します。以下の「玄空飛星図」にある東、西、南、北、北東、北西、西南、東南、及び中央に星が現れ、ある法則性を持って時間と共に変化していきます。
この手法は分かりやすく即効性があるのでアジアや中華圏の人たちに人気があります。この「一」から「九」の数字は、それぞれ一白貪狼星、二黒巨門星・・・と名前があり、それぞれの働きがあります。
さて、乙巳年に注目すべきは実は三碧禄存星(五行:木)、ある分野のトップや、一家の男性主人、西四乾命の人に大きく関わりを持つ星で、この星が宿る北西方位にも影響します。

◆三碧禄存星は避けるべき?◆
他人の不幸は蜜の味。スキャンダラスな話がある種の人々の大好物である昨今、この三碧禄存星というエネルギーはそれをさらに助長します。この一年は大黒柱が影響を受けるため、何も手を施さなければ、乙巳年は甲辰年以上にこのチカラを強く感じることでしょう。第144回の当コラムでもお伝えしましたが、このエネルギーの影響を受けると是非(他人から後ろ指を指される、悪口を言われる、訴訟を起こされる、刑を言い渡される)や口論が絶えなくなります。他人の足を引っ張ったり、文句だとか後ろ向きな発言ばかり続けてしまうと、その方の魅力は半減してしまいます。特に血圧が高い男性諸君は要注意、カッとなってブチっと切れたり、後になってあれこれ叩かれるようなことを言わないよう十分注意が必要です。また、このエネルギーは北西方位に宿るので、玄関や寝室が北西にある場合も注意が必要です。
この三碧禄存星が持つネガティブなチカラは多くの人が恐れるところです。「趨吉避凶(吉を招いて凶を避ける)」と言わんばかりにこのエネルギーを避けることがベストな方法だと考える方もいることでしょう。しかし孟意堂風水では、このチカラを避けるのではなく、味方にできるかどうかをまず吟味する必要があると思っています。ただし、その前に赤い福の字のカレンダーや赤いラグマットなど、赤いものを使ってデトックスさせる必要もあります。
◆蚩尤のチカラ◆
三碧禄存星には蚩尤(しゆう)と言う別名があります。蚩尤は中国古代に存在した強靭な神のことで、王者の座を狙って黄帝と互角に戦ったと伝えられています。蚩尤は勇敢で争いを好みます。物事の道理だとか、じっくりと話し合う姿勢なんてものは蚩尤には関係ありません。あるのはチカラのみ、「勝つか、負けるか」です。
蚩尤が何を考えているかは理解できないし、どんな方法で攻撃してくるかは読めません。別の見方をすれば、蚩尤にはこれまでに考えつかなかった方法、誰もが「きっとこうくるであろう」という方法ではないところから攻めてくる強みがあります。人から文句を言われても、陰口を叩かれてもめげない、ターミネーターのように立ち直れる逞しさも持ち合わせています。
◆孟意堂風水的蚩尤を味方にする奥義◆
第九運(2024年-2043年)は「心」の時代です。私たちの心のあり方が、大きく影響を及ぼす時代です。アップダウンが激しく、物事が変化しやすい時代に、気持ちを強く持ち続けることが求められます。「もしかしたらダメかも」と少しでも心細くなると、そこに攻撃の手が加わります。こういう時こそ「自分は試されているだけだ、絶対ここから這い上がれる。」と蚩尤のように強い気持ちを持つのです。
三碧禄存星の影響を受けることは確かに苦しいものです。しかし、ある種のチャンスを得ることにも繋がります。ここを乗り越えた方は、太々しくも強靭な蚩尤のチカラが味方し、本当の意味で自分に勝ち、他を抜く切符を手にするからです。避けるなんて実にもったいないことです。
彦坂 久美子
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第154回 豊かでナチュラルな環境に恵まれること、の巻
◆自然に恵まれている香港◆
香港という街は実に豊かな自然に恵まれています。
東京都の約半分というこぢんまりとした街には、大帽山を軸に多くの美しい山々があります。海に囲まれ、ランタオ島のような大きな島から小さな島まで全部で260の島があります。香港島と九龍半島の間の海を「ビクトリアハーバー」と呼んでおり、このハーバーは西から東に流れています。この海は、屯門とランタオ島北部の間から青衣を通って入ってくる流れと、ランタオ島東部とラマ島の間から入ってくる流れの2つがあり、この潤沢な水がたっぷりとビクトリアハーバーに注がれているのが特徴です。
◆ゆったりと流れる水にも恵まれている香港◆
ビクトリアハーバーが優れているのは水がたっぷり入ってくることだけではありません。出て行く水にも特徴があります。九龍の東側の鯉魚門界隈と筲箕湾界隈の間の海は極端に狭く、そのため水は東へと流れ出てはいるものの入る水の量と比べると比較的少量です。そのため九龍と香港島の間を流れるビクトリアハーバーの水がたまりやすい地形になっているのです。
これには実は続きがあります。水は香港島の柴湾から小西湾へと流れた後に「東龍洲」という島が存在するため、水の流れのストッパーのような働きをしています。とはいえ水の流れを完全にブロックするのではなく、ブロックしながらも緩やかに水を出していく働きをする島のことを風水では「禽星(かむせん)」と呼んでいます。この「禽星」があるおかげでビクトリアハーバーの水がさらに豊かに、そして面白い流れ方をしているのです。
ちなみに日本の場合、淡路島という「禽星」があるおかげで本州と四国の間を流れる瀬戸内の水が豊かになり、その向こうの大阪湾も豊かになっているのと同じ働きです。この「禽星」は水の流れを見る際にとても大事な存在で、この島があるのとないのとでは豊かさの効果が大きく変わります。

◆有情の水にも恵まれている香港◆
さて、ビクトリアハーバーは他地域の川のようにまっすぐ流れるのではなく、うねうねと曲がりながらゆったりと流れています。
このうねうねと曲がる流れ方を風水では「有情の流れ」と呼び、金運が溜まりやすい流れ方とみなしています。水が流れながらも曲がるところで溜まりやすいからです。反対に、まっすぐ流れる流れ方を「無情の流れ」と呼んでおり、金運は入ってくるけれどすぐに出ていってしまう流れと風水ではみなしています。
ちなみに、天然の川や海ではなく、道路の場合を「乾いた水」と風水ではみなすことがあります。香港によくあるうねうねと曲がっている道路はこの「有情の流れ」の効果があり、まっすぐ流れる道路は「無情の流れ」の影響があるとみなすのです。
みなさんのお部屋からはどのような水や道路が見えるでしょうか?
◆孟意堂風水的水の流れを生かす奥義◆
水が豊かに、そして絶え間なく存在し、街の中をゆったりと流れていることは、それだけでこの街の人々が豊かになれる働きをもたらします。
水というエネルギーは風水では財産だとか金運を意味するからです。豊かな日常を得たいのであればまず水ありき、それにはその水が清らかであるか否かも問われます。そして、水のないところに豊かさはない、と言っても過言ではありません。
さらに、水は「信儀礼知」の「知」、つまり知恵も意味します。知恵のないところに面白いアイデアはなく、アイデアが生まれないところに次の発展は生まれません。豊潤なビクトリアハーバーの流れはこの街の人々に豊かな知恵と、頭の回転の良さと、ピンチの時にも冷静に考えるチカラをもたらしています。
香港は天然の海、そしてその流れを支えるナチュラルな地形に恵まれています。その昔、測量技術に優れた国のエキスパートたちがこの街に魅了されたことには「やっぱりなあ」と納得がいきます。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>

Line ID: Mannidou2868
住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
電話:(852)9841-6366
メール:kumiko6ring@gmail.com
ホームページ:http://mannidou.com
フェイスブック: mannidou
公式ブログ https://ameblo.jp/manidou-fengshui
第153回 空から降ってくるたからもの、の巻
◆大阪・関西万博のシンボル◆
2025年4月から10月に開催される大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、細胞と水がひとつになった、ふしぎな生き物です。ミャクミャクの中にあるクリーンな水は、流れるように姿かたちを変化することができます。外に出て、太陽の光をあびることがミャクミャクの元気の源で、空から降ってくる雨を吸収し、雨上がりの虹を見つけるのが得意なのだそうです。
一方、1970年に開催された大阪万博のシンボルは、芸術家・岡本太郎氏が制作した「太陽の塔」だと言えるでしょう。太陽の塔はとても奥深い塔です。てっぺんには金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」があり、正面には現在を象徴する「太陽の顔」があり、その裏側に過去を象徴する「黒い太陽」があります。過去・現在・未来という時間を超えて万物を生成するエネルギーを太陽だから持っている、というメッセージなのでしょうか。天才・岡本太郎氏が作り上げた作品は、55年近く経つ今でも強い存在感があります。
この2つの万博では、奇しくも天の恵み(太陽)と大地の恵み(水)をシンボルにしています。ちなみに易経では、天のことを「乾(けん)」、大地のことを「坤(こん)」と呼んでいます。
◆天と地と◆
風水には実は「平面を見るもの」と「時を見るもの」があり、両方のマトリックスで物事を立体的に見る必要があると孟意堂は考えています。平面にある土地や建物は時の流れとともに変化し、その変化は止まることがありません。時の流れとともに変化することを風水では「玄空」と呼んでいます。ところで、以下の図は元旦盤と言って、「河図・絡書」の「絡書」が由来しています。9つのマスに1から9の黒い丸や白い丸が描かれているだけですが、この数字の裏に様々な暗号が隠されていて、それを一つ一つ読み取って活用するのが風水の醍醐味でもあります。

さて、いにしえの人々は180年の年月をかけて龍が天空を一周すると考えました。動く龍の頭にあるのが第一運とか第九運と呼ばれています。この(五を除く)一から九の数字には「乾(けん)」「兌(だ)」「離(り)」「震(しん)」「巽(そん)」「坎(かん)」「艮(ごん)」「坤(こん)」という八卦の意味があります(参照:当コラム第152回の表)。たとえば、第九運(後天では2024年~2043年)の時代には、八卦の「離」の意味が大きく影響します。
ところが、そこで終わらないのが風水のややこしいところです。これには先天と後天があるからです。たとえば第九運の場合、後天では「離」という意味がありますが、先天では「乾」の意味もあります。そのため、厳密には両方の意味を考慮する必要があります。たとえば、「離」には太陽の輝きだとか明るいものという意味があり「乾」には天という意味があるため、この第九運では『天から降りてくる太陽の光がこの時代の私たちに大きく影響すること』が想定できます。
◆孟意堂風水的天からの光を生かす奥義◆
第九運は天から大地へという上から下への流れが鍵を握ります。
天候の良し悪しだとか天候がもたらす事象が、大地にいる私たちや農産物ひいては生態系に大きく影響します。気温や気圧、それによって起こる雨や風など気象からの影響が想定されますが、中でも太陽のチカラが最も大きく影響するよ、というメッセージを伝えているのだと思います。
そしてもう一つ。天から降りてくる太陽の恵みをどう受けるのかが、大袈裟かもしれませんが、この時代を生き生きと過ごせるかどうかの分かれ道になると思います。太陽光のもたらす殺菌効果や肌の免疫機能といった物理的な効果はもちろんですが、朝一番の太陽の光を受けてスッキリとした気分で目覚め、そして熟睡できること、朝から「よし、やるぞ!」とスイッチをオンにできること、前向きにがんばろうとする姿勢も太陽からのたからものであるからです。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第152回 風時が経っても輝き続ける、の巻
◆輝くところに人は集まる◆
街を歩いていると、ごくたまにではありますが、ひときわ目立って輝く場所に出会えることがあります。一瞬「目の錯覚かなあ。」と思うのですが、その場所は確かに輝いて見えるのです。これから先発展していくエリアには引き寄せられるような特有の輝きがあります。その輝きを知ってか知らずか、そうした場所には人々が自然と集まってきます。セントラルの「ランドマーク・チャータービル」にあるオークションハウス「サザビーズ・メゾン」も、そうした輝きが感じられる場所です。
7月にできたばかりの明るくゆったりとしたスペースでは、コレクターではない私たちでも作品を見ることができます。高価な作品はもちろんのこと、「これだったら買えるかもしれない」と思えてしまうワインやバッグ等も展示されています。そのせいか、オークションがかけ離れた世界のものではなく、身近なものでもあるかのように感じられます。映画「将軍」を演じた真田広之さんたちが今にも現れてきそうな甲冑、ただものではない感たっぷりのアート作品、限定出版された著名作家の本等、これから先も価値が上がりそうなものから、まだ世の中に知られていない作品を発掘する、ワクワクする楽しみがそこにはあります。
◆輝くエネルギー◆
ところで、第一運から第九運には「乾(けん)」「兌(だ)」「離(り)」「震(しん)」「巽(そん)」「坎(かん)」「艮(ごん)」「坤(こん)」という八つの文字からなる八卦の意味をそれぞれ持ち合わせていて、その意味がその時代、時代に大きな影響を及ぼしています。これらの文字には、まるで暗号のように奥深い様々な意味が隠されていて、それらを探り、読み解き、活用する醍醐味が風水にはあります。
後天第九運(2024年-2043年)は「離(り)」の時代です。「離」には綺麗の「麗」という意味があり、人体では「眼」を意味するため、人々は光り輝くものだとか、はっきりと目に見える美しいものに価値を見出していきます。そのため、この第九運ではオークションハウスのビジネスはますます盛んになるはずです。「離」には知恵だとか文明という意味もあるので、その業界で話題になっている美しい作品や、知識欲をかき立てるような作品に人々の注目がさらに高まっていくのです。
この傾向はもちろんオークションハウスだけに言えることではありません。他の業界にも言えることです。
目で見てその色彩やデザイン性がはっきりとわかるファッション業界でも、お肌のツヤ感やハリを上げる美容業界にもこの傾向はあてはまります。鉄道業界では「一度は乗ってみたい」と思えるような映える車両や、見た目にも美しく心地良い車内の空間が求められるでしょうし、飲食店では食欲をそそる綺麗な盛り付けだとか、しずる感あるメニューの写真として応用できることでしょう。問題はこれから先の変化に対応し、その変化を活用できるかどうかです。
◆孟意堂風水的時の変化による輝きを生かす奥義◆
この傾向は私たちの心のあり方や行動にも影響します。より美しくクリアに映像が見れる新製品のケータイが欲しくなるでしょうし、リーズナブルな価格でも「高見えする」今風の商品が受け入れられることでしょう。
新商品が注目される一方で、オークションハウスにある作品のほとんどが「新品」ではなく、長い年月を経験してきたものです。ところが、時が経って色はあせても輝きは失っておらず、むしろ凛とした輝きがそこにはあります。
「あの頃は良かった」という時期が過去にあったとしてもそこに踏み止まらず、今を生きる。そして、今の時代にもあてはまる何かを求め、吸収する。オークションハウスの作品たちは八卦を通じて、こうしたことを暗に教えてくれているような気がしています。
彦坂 久美子
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第151回 風水版・現場百回!の巻
◆現場に行ってわかること◆
今はスマホ1台で何でもできる時代です。乗り物に乗ってわざわざ遠くに行かなくても、時間を割いてその場所に出向かなくても、地図アプリで指定の場所を見つけて測ることができます。地図アプリには方位磁石が付いていて、その場所が東西南北のどの方位を向いているのかも一目で分かります。香港で物件を探す際に活用する不動産会社のサイトやアプリには、平面図や室内の写真や動画と共に、地図や方位なども分かりやすく表示されています。21世紀は本当に便利な世の中です。風水都市と呼ばれる香港では、こうしたアプリやIT技術を駆使して、現場に行かずして風水鑑定する人々もいます。
しかし、現場に赴くことは風水では大事なことです。道路と並行になっているはずの建物の玄関が、現場では地図アプリで示した方位とちょっとずれていることがあります。地図上では北東にあたる「寅方位(52.5-67.5度)」に向いているはずなのに、現場で実際に測ると東の「甲方位(67.5-82.5度)」に向いている場合があるのです。この「ちょっとだけ方位がずれていること」に気づかずに鑑定してしまうことは命取りにもなりかねません。北東に向いた玄関と東に向いた玄関では全く別の鑑定結果になってしまうからです。
◆感官を研ぎ澄ませば◆
現場を訪れて「あれ?おかしいぞ。」と思ったり、想像していたのと違うのは方位だけではありません。たとえば、天気の良い日に訪れているのにそのお住まいの一部が暗くモヤモヤした雰囲気である場合があります。エレベーターを降りた途端に空気が濁っているように見えたり、玄関に着いた途端に息苦しくなったり、悪臭が感じられたり、近所の窓から反射した太陽光の影響で、西日の時間帯になるとその部屋が眩しくて仕方がない場合があります。逆に、その場所を訪れてホッとすることや心地良い雰囲気を味わうこともあります。これらは現場を訪れないと分からないことです。オフィスの場合、慌ただしいご商売をされているのか、ゆったり落ち着いた感じのご商売なのかを感じることがあります。儲かっていても人間関係がギクシャクしているとか、逆に和気藹々とした関係を感じることもあります。
学習塾の場合、休みの日に訪れたのににぎやかな雰囲気を感じることもあります。これらはすべて「感官(かんかん)」、つまり感覚能力であり、その場所にいないと感じられないものです。もしかしたら今後科学が発展してこの「感官」を遠方でも感じ取れるようになるのかもしれませんが、現状はその現場に赴かないと感じ取れないものです。

◆孟意堂風水的「感官」を生かす奥義◆
「現場百回」とは、もともと事件の捜査で使われる言葉だそうです。この言葉には、事件現場にこそ解決につながるヒントがあり、現場を100回訪ねるぐらい執拗に調査すべきだ、という意味があります。
風水の場合も似たところがあります。教室で学ぶ風水理論はもちろん大事なのですが、どんなに遠くても時間がかかっても現場に赴き現場を味わうことは大事なことです。見逃してはならないポイントも現場にはたくさんあります。
文字や動画で表現するにはなかなか難しいものがある「感官」のために風水は理解されにくいことが多々あります。その場所が持っている雰囲気や感覚を、目や耳や鼻など自分の持つ五感を用いて感じ取り、余すところなく活用することは風水師の大事な資質です。そこに道具は不要です。お寺の荘厳な雰囲気だとか、一流のブティックが持つ品格だとか、古い建物の中に存在する歴史の重みだとかを引き出すことで、見知らぬ誰かがそれを自然に感じ取ってくれることがあるはずです。このモノサシでは測れない「感官」を磨き現場のエネルギーを活かすことが風水師の力量であり、風水の醍醐味を味わえるヒントだと思っています。
彦坂 久美子
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第151回 風水版・現場百回!の巻
◆現場に行ってわかること◆
今はスマホ1台で何でもできる時代です。乗り物に乗ってわざわざ遠くに行かなくても、時間を割いてその場所に出向かなくても、地図アプリで指定の場所を見つけて測ることができます。地図アプリには方位磁石が付いていて、その場所が東西南北のどの方位を向いているのかも一目で分かります。香港で物件を探す際に活用する不動産会社のサイトやアプリには、平面図や室内の写真や動画と共に、地図や方位なども分かりやすく表示されています。21世紀は本当に便利な世の中です。風水都市と呼ばれる香港では、こうしたアプリやIT技術を駆使して、現場に行かずして風水鑑定する人々もいます。
しかし、現場に赴くことは風水では大事なことです。道路と並行になっているはずの建物の玄関が、現場では地図アプリで示した方位とちょっとずれていることがあります。地図上では北東にあたる「寅方位(52.5-67.5度)」に向いているはずなのに、現場で実際に測ると東の「甲方位(67.5-82.5度)」に向いている場合があるのです。この「ちょっとだけ方位がずれていること」に気づかずに鑑定してしまうことは命取りにもなりかねません。北東に向いた玄関と東に向いた玄関では全く別の鑑定結果になってしまうからです。
◆感官を研ぎ澄ませば◆
現場を訪れて「あれ?おかしいぞ。」と思ったり、想像していたのと違うのは方位だけではありません。たとえば、天気の良い日に訪れているのにそのお住まいの一部が暗くモヤモヤした雰囲気である場合があります。エレベーターを降りた途端に空気が濁っているように見えたり、玄関に着いた途端に息苦しくなったり、悪臭が感じられたり、近所の窓から反射した太陽光の影響で、西日の時間帯になるとその部屋が眩しくて仕方がない場合があります。逆に、その場所を訪れてホッとすることや心地良い雰囲気を味わうこともあります。これらは現場を訪れないと分からないことです。オフィスの場合、慌ただしいご商売をされているのか、ゆったり落ち着いた感じのご商売なのかを感じることがあります。儲かっていても人間関係がギクシャクしているとか、逆に和気藹々とした関係を感じることもあります。
学習塾の場合、休みの日に訪れたのににぎやかな雰囲気を感じることもあります。これらはすべて「感官(かんかん)」、つまり感覚能力であり、その場所にいないと感じられないものです。もしかしたら今後科学が発展してこの「感官」を遠方でも感じ取れるようになるのかもしれませんが、現状はその現場に赴かないと感じ取れないものです。

◆孟意堂風水的「感官」を生かす奥義◆
「現場百回」とは、もともと事件の捜査で使われる言葉だそうです。この言葉には、事件現場にこそ解決につながるヒントがあり、現場を100回訪ねるぐらい執拗に調査すべきだ、という意味があります。
風水の場合も似たところがあります。教室で学ぶ風水理論はもちろん大事なのですが、どんなに遠くても時間がかかっても現場に赴き現場を味わうことは大事なことです。見逃してはならないポイントも現場にはたくさんあります。
文字や動画で表現するにはなかなか難しいものがある「感官」のために風水は理解されにくいことが多々あります。その場所が持っている雰囲気や感覚を、目や耳や鼻など自分の持つ五感を用いて感じ取り、余すところなく活用することは風水師の大事な資質です。そこに道具は不要です。お寺の荘厳な雰囲気だとか、一流のブティックが持つ品格だとか、古い建物の中に存在する歴史の重みだとかを引き出すことで、見知らぬ誰かがそれを自然に感じ取ってくれることがあるはずです。このモノサシでは測れない「感官」を磨き現場のエネルギーを活かすことが風水師の力量であり、風水の醍醐味を味わえるヒントだと思っています。
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第150回 金運をさらに引き寄せる孟意堂風水、の巻
◆努力しないで出世する方法◆
孟意堂の父は「努力しないで出世する方法」という米国映画が大好きで、子供の頃一緒にワクワクしながら見た記憶があります。窓拭き作業員として働いていた青年J・ピアパント・フィンチが『How to Succeed in Business(サラリーマン社会で出世する方法)』という本を購入し、その本の内容に従って行動することによって会社でトントン拍子に出世していく様子が描かれていました。爽快で後味の良い映画でした。何の障壁もなくトントン拍子に大企業で出世していくことが父の成功のイメージだったのでしょう。しかしそれは、自営業を営んでいた父のリアルな世界とはかけ離れたものでした。
若い頃に屋台でカバンの売り子をし、ある時期を境に勉学に励み、ファンド会社を立ち上げて成功し、従業員を何人も雇い海外にも支店を構えるようになった女性が香港にはいます。学校を卒業したばかりの時にある人物に出逢い、その方の勧めで日本に渡り、今まで触れたことのない業界で自分を試し、その後日本製の商品を販売して成功を収めた男性もいます。この香港という街には何らかの成功を味わった人たち、或いはビックマネーをつかんだ人たちが何人もいます。彼らには現実の世界でのリアルな夢があり、その夢をかなえて実行するだけのパワーも運の強さもあります。
◆夢をかなえる魔法のグッズ◆
私たちの夢を叶える際にサポートしてくれる様々なモノが風水にはあります。その方の夢がご縁に恵まれることであればそれに対応するモノがあり、その方の夢が無事学校に入学することであればそれに対応するモノもあります。
その夢が一代にして億万長者になる香港ドリームを味わうことであれば、金運を招くモノを活用する手があります。四方から滝が流れて水が集まるように富を集めることのできる「四水歸源(せいそいくわいゆん)」という置物やそれを彷彿させる絵画はそのうちの一つです。金銀や五色の石、銅銭などの宝物が入った「聚寶盆(ちょいぽーぷん)」も風水ではよく活用されています。金銭を食べて吸収してくれる「貔貅(ひきゅう)」や、財産を住まいやオフィスに放ってくれる「三脚蟾蜍(さんきょしむちょい)」等、その効果を聞くとつい顔がほころんでしまう瑞獣グッズもありますし、牛や鶏などの働き者のグッズもあります。
ただし、それらを置くだけで効果が期待できるものではありません。風水グッズはテーラーメイドに夢をかなえるためのものであり、お財布の中に入れるだけで誰もが簡単にお金持ちになれる魔法のチカラは残念ながら存在しないのです。

◆孟意堂風水的金運をさらに引き寄せる奥義◆
まずは、その場所が金運を招くことができる立地なのかどうか、金運を招く何らかの要素を持っているかどうか、それが土台に必要です。その風水グッズが効果を発揮するだけのチカラがあるかどうか、その場所の大きさに対応できる十分な力量を持っているかどうかが問われます。それがどのような形状なのか、どのような性質のものなのかも問われます。実際のところ、香港に住む人たちが大好物の「すぐに効果を発揮できるモノ」もありますが、じわじわと後になって効果を発揮する奥手のモノもあるのです。
香港は夢を持つことができる街です。その夢をつかむ機会のある街です。波がやってきた時に風水グッズを活用し夢をつかむかどうかの鍵を握るのは皆さんの「意念」にあります。それは、たとえば「美味しいステーキをパクパク食べるためにこの夢を絶対かなえるんだ!」という強い意志を持ち続けることです。辛い体験を味わっても前を見続けること、「もうだめだ」と絶体絶命のピンチに遭っても「きっとクリアできる」と思うことにあります。その思いがグッズに伝わり、仲間のように力になってくれるのです。
おかげさまでこのコラムも今回で150回を迎えました。今後もさらにパワーアップし風水の知恵を共有していければ幸いです。
彦坂 久美子
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第149回 チカラとチカラを掛け算する、の巻
◆水というチカラ◆
風水には「山」と「水」という2つの大事な要素があります。香港のように付近に山も水もある環境では特にその影響を受けます。「山管人丁、水管財富(山は人に影響し、水は財に影響する)。」という有名な言葉があるように、お住まいの付近の山がどうであるかは、そこに住む人々の健康や資質に良くも悪くも影響します。そして、私たちの身の回りにある水がどのような水で、その水がどう流れているかは、そこに住む私たちのお財布に直接影響してきます。
ところが、実際のところ「水」の働きはお財布だけではなく人にも影響します。太古の昔から良質な川のあるところに人は集まり、文明が生まれ、さまざまなビジネスが育まれてきました。水が潤沢にたまる地域には人が集まり、情報が集まります。そのためビジネスの機会やお金儲けできるチャンスが生まれてくるのです。海や川や湖などの潤いがある限り人材が枯れることはないはずです。
バリバリ稼ぐために優秀な人材が必要な香港では、この風水の原理を建築物に生かしている様子が様々な場面で見られます。ショッピングモールや商業施設の入口には噴水だとかウオーターフォールのように水のオブジェがあります。さりげなくコーヒーカウンターやバーとして水のチカラを生かしている飲食店もあります。そして、水のチカラを生かしているのは商売をするエリアばかりではなく、福祉事業を行い、学校や病院を運営している寺院にも生かされているようです。
◆志蓮浄苑の2つの水◆
地下鉄ダイヤモンドヒル(鑽石山)駅から徒歩圏内にある唐時代のような木造建築が見事な「志蓮(ちーりん)浄院」は、広大な敷地内の水のオブジェが印象的なお寺です。このお寺の水のエリアは大きく2つに分かれます。
一つ目は山門を挟んで南にある南蓮園池エリアです。ここは至る所に涼しげな水の音が聞こえます。この池は心地よく流れ、鯉が悠々と泳ぎ、奥にある龍門楼には滝があり、ベジタリアン料理店の横には水車があります。このエリアの水は大きくパワフルで、陰陽ではまさに「陽」、活気が感じられます。こうした水のエネルギーを得ることは稼げること、つまり精進料理や心地良いお茶を味わっていただき、ショッピングを楽しんでいただくことで稼げるエリアです。
二つ目は山門を挟んで本堂側にあるハスの花が咲くこじんまりした池のエリアです。龍の頭から水が放たれているものの、その水は音も静かでソフトで穏やかです。五行の中で水には知恵という意味もあります。この池にあるハスは筆、水は硯の墨のように感じられ、見ているだけで心が穏やかになります。この池の水は陰陽では「陰」、このハス池のチカラが、この寺院で修行する人々に深い知恵をもたらしているように見えます。
そして、志蓮浄院のこの2つの池のすごいところは「外側にある陽の水」と「内側にある陰の水」がそれぞれ別個のものであるように見えながらも、相互に関わりがあることです。
◆孟意堂風水的水のチカラを掛け算する奥義◆
2024年から第九運に入り、火エネルギーが強い時期に私たちは突入しました。火のチカラによって普段以上にがんばれる反面、衝動的になったり早く結果を求めるようになり、それが人間関係に影響を及ぼします。そのようなときに志蓮浄院の水の潤いのある場所に身を置くと、水と火のバランスが取れ、落ち着きを取り戻せたり、自分を第三者の目で見るきっかけになったりします。ここからしばらくの間は水のチカラをどう活用するかが問われます。
こうした水のチカラは、実は1つだけではありません。金運を求めればそうした効果を発揮し、人材の豊かさを求めればそのチカラを、心のあり方を求めればそうした水のチカラを発揮することができます。そして、それを「足し算」ではなく「掛け算」にすることもできます。志蓮浄院のように異なる水のチカラという立体的な風水の掛け算を行うことで、金運が得られ、人としての才能を向上できる、そういうことを考え、活用する時代に突入しているのだと実感しています。
彦坂 久美子
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第148回 マカオ風水編:究極のパワーストン、の巻
◆天と地のエネルギー◆
最近になって「北海道や鳥取でも見ることができる」と話題になったオーロラは、太陽の活動が活発になってくる過程で起きるもの、ぞくっとするような美しさの中に危ない魅力を持った天体の現象で、あまり喜ばしいものではないようです。こうした太陽や月などの天体から受ける影響は、オーロラのように色や光で分別でき、人々にとって理解しやすいものです。
その一方で、大地からの影響は表に出てこない分わかりにくく、人々から理解されにくいところがあります。ところが、この大地からのエネルギーの方が私たちに大きく影響を及ぼします。その場所が良い立地であれば何らかの良いエネルギーの恩恵を、良くない立地であれば残念なエネルギーを私たちは受け、後天的に健康に恵まれたり、災害のリスクを背負ったり、穏やかな生活ができたりします。言い換えれば、私たち生命を持ったものは、天空と大地の両方のエネルギーを享受できる、そのためいにしえの人たちは風水というツールを使い、人々にとって最適な場所を見出してきました。
◆媽閣廟はマカオの要◆
実際には、お金にも健康にも恵まれる場所に住むのは至難の技です。しかしながら、休日などにちょっと足を伸ばしてそういう場所の良いエネルギーを吸収するのは可能なはずです。マカオにある「媽閣廟(まーこーみう)」は良いエネルギーが今なおあふれる風水天地、オススメの場所です。
一見すると、エネルギースポットとは無関係のような穏やかな場所ですが、媽閣廟はマカオが都市になる以前から存在していたお寺で、風水でマカオを見た場合、マカオの安定と繁栄は媽閣廟にかかっていると言っても過言ではありません。河川の多い珠海デルタ地帯の南にあり、この周辺のエネルギーが集まって自然と湧いたように石が集まっている所に立地しています。
この媽閣廟は水と深い関わりがあり、水難事故に遭った多くの人たちを助けた媽祖(まーじょー)が祀られています。彼女は八卦祖師から仙術を学び、修行を重ねて仙人になり、その後「海の守護神」とか「漁業の神様」と言われるようになりました。媽祖はあらゆる悪い兆候や悪だくみを聞き分けて、いち早く知らせてくれる「順風耳」と、はるか遠くの物事を見通すことのできる「千里眼」のサポートを受けて、数々の難問を乗り越えていったと聞きます。
この大地の素晴らしいエネルギーに加え、人を救うために尽力した媽祖の生き方がこの地をさらにパワフルなものにしていったのでしょう。
◆孟意堂風水的究極のパワーストーンを活用する奥義◆
この廟の背後にある石段を上まで登り切ると「太乙」と書かれたとても大きな石があります。このエリアは涼しい時期に訪れても、特に何もしなくても、運動した後のような汗をかくほどの熱気が感じられます。熱気なのですが「よし!」と前向きになれます。これがエネルギースポットのパワーの証です。しかもこのエネルギースポットは石があるおかげで昼間は太陽のあふれんばかりのエネルギーを、夜は穏やかな月のエネルギーを吸収し、まるで呼吸をするかのように充電をし、そして媽祖が祀られているところへと放出しています。
タブレットや携帯さえあればバーチャル体験が可能な時代で、風水の本場・香港でもバーチャルで済ませてしまう風水が巷には存在します。しかし、孟意堂の知る風水は「天上三宝」と呼ばれる太陽・月・星のエネルギーを受け、「地下三宝」と呼ばれる火・水・風を活用するところにあります。つまり現場に行ってなんぼのものです。実際にこの廟を訪れ、そのエネルギーを全身で享受し、実感し、吸収してはじめて効果が現れます。良い場所にあるエネルギーをたっぷり吸収することが自然からの恵みであるパワーストーンの力を活用する第一歩なのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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第147回 人のやれないことをやれ!の巻
◆何でも切れるハサミ◆
香港のある友人がZwillingのキッチンバサミで「このハサミに切れないものはないわよ。」と言わんばかりにトロトロに煮込んだ豚足を切ってくれました。肉の部分だけでなく切り難い骨の部分までザクザク切ってくれたのです。その切れ味の良さはむしろ感動的で、よく切れるこのハサミを自分用に1つ欲しいと素直に思いました。
そうです。これは私たちの人生にも言えることで、困った出来事をカットできるハサミは有用な武器になります。たった一度の過ちから起こってしまう問題や人との辛い関わり、不祥事、金銭の問題、長期に渡る病気等々、まるで鳥籠のように天も地もトラブルという網で覆われ、次から次へと迫るトラブルから逃げ場がなくなってしまうことを風水用語では「天羅地網(てんらちもう)」と呼んでいます。こうしたトラブルをよく切れるハサミでザクザク切って解放されたいものです。
◆天羅地網とは◆
天羅地網とは、干支の辰(たつ)と戌(いぬ)が冲することで起こります。今年は甲辰(きのえたつ)年であり、甲戌(きのえいぬ)年(1934年、1994年)生まれの人、丙戌年(1946年、2006年)生まれの人、戊戌年(1958年、2018年)生まれの人、庚戌年(1970年)生まれの人、壬戌年(1982年)生まれの人が影響を受けます。生まれた月や日、時間が甲戌、丙戌、戊戌、庚戌、壬戌の干支の場合もその影響はあります。
生まれた日が甲戌、丙戌、戊戌、庚戌、壬戌の干支の場合、元々は天羅地網を持っていなくても歩んでいく運で天羅地網の影響を受けて急変する場合もあります。今年の甲辰年に入って影響を受ける場合もあります。それがその人にとって何を意味するかは慎重に見る必要がありますが、この網の目はそんなに簡単に切れるものではなく、これまで犯罪とは全く無縁だった人が、天羅地網の影響を受けて犯罪に巻き込まれてしまう場合があります。そのためにこれまでの人生で培ってきた努力も人気も傷つけられてしまうこともあります。天羅地網の時期に入って急に金銭の問題に直面し、あらゆる手段を使って努力しても網の目から逃れられないため、精神的に追い込まれてしまう場合もあります。生命の危険にさらされたり、大きな波に揉まれてしまう、天羅地網にはこうしたチカラがあります。
◆孟意堂風水的天羅地網をスパッと切る奥義◆
天羅地網はとても苦しいものです。それが引き金となって自分では解決しにくい場合があります。糸がいくつも絡まるように解決の糸口がつかめなくなる場合もあります。しかも、強い鋼のような網の目は普通のハサミ(=方法)で切ることが容易ではありません。網の目を1つ1つ切るためには根気と根性を必要とします。しかしながらこの網の目を切る方法はないわけではなく、よく切れる前述のキッチンバサミのようなハサミが天羅地網の時には必要です。
四柱推命の場合、まずは辰と戌の網の目を根気よく切る術(=方法)を的確に見出すことが大切です。
そしてもう一つ大切なのが「自分はこの問題を必ず打破できる」と思える強い気持ちを持つことです。「そんなこと到底無理」と思った途端に天羅地網の目はキツくなり苦しくなります。
五常 五行
仁 木
礼 火
信 土
義 金
智 水
天羅地網はそれを持つ人に与えられた試験のようなものであり、それがクリアできた人は、まるで鳥籠から解き放たれた鳥が自由に飛び回れるように、これまでの自分が成しえなかったことを成し遂げることが可能です。その鍵を握るのは五行の中の金エネルギーです。金エネルギーは左記の表のように五常の中の「義」を意味します。「今目の前で起きている大きなトラブルは必ず打破できる、その方法を見出してスパスパ切り取ってやる!」という強い気持ちを持ち続けることです。天羅地網は「試練」ではなく、私たちに与えられた一つの「機会(チャンス)」でもあるのですから。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第146回 それがブルーモメントであったとしても、の巻
◆鳥山明さんと鳥嶋和彦さん◆
卒業や転勤などでお別れの淋しさを味わう季節になりました。
出逢いに別れはつきもの、出逢って一緒にいられる時間は、日の出前と日の入り後の街全体が濃い青色に染まるブルーモメント、ほんのわずかなひとときである、と考えるのか?
それとも、ブルーモメントのような時間であっても、そのひとときを目一杯味わうのだ!と考えるのか?
去る3月1日にこの世を旅立った鳥山明先生はきっと後者の考えの方だったと思います。鳥山明先生は、世界中の人たちを魅了した「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」の生みの親で、「ドラゴンクエスト」のモンスターデザインを行った方、香港にも多くのファンがいる方です。とはいえ、彼のキラリと光る才能を見出してマンガの世界に引き寄せ「ボツ(不採用或いは描き直し)!」と作品をダメ出しし、厳しく育てていった編集者の鳥嶋和彦さんという存在があったからだと思います。鳥山明さんは自分が一生懸命作った作品を何度も「ボツ!」にされ、その度に悔しい思いをしつつも、「何くそ!」と奮起して描き直しをしたようです。しかし、そのおかげで作品がさらに磨かれ、人々を魅了するものになっていったのでしょう。
◆他力があって自力が発揮できる◆
人の行動を四柱推命というツールを通して見ていると、何らかの優れた才能を持つ人は、自分の力でその才能を発揮できます。これは、「自力」と「他力」の「自力」の方です。四柱推命の用語で表すと、自分を意味する「比肩」や「劫財」が十分に力を持っていることです。そして、この「比肩」や「劫財」が、才能を開花させる力である「食神」や「傷官」に力を加え豊かにすることで、その人の生み出したものは引き寄せられるような魅力を持つことができます。自分が努力して学び吸収したことを、自分の力で磨き世に生み出していくのです。
しかし、それだけでは世の中に響き渡り感動を与えることはできません。
美しい花がプロのフローリストの手で人の心を動かすように、その人の優れた才能が誰かに見出され、磨かれ、そして「本当の意味で勝負できるステージに引っ張られること(すなわち他力)」、これができてはじめてその人の才能が開花されます。このチカラを孟意堂風水では「正印」や「偏印」のチカラだとみなしています。以下をご参照ください。鳥山明さんの命式には「乙木」という正印、そしてそれを支える「未と卯」という根がしっかりあります。
鳥山明様:1955年4月5日 9:00-11:00am(孟意堂推定) 愛知県生まれ
年 乙(陰木・正印) 未(己/丁/乙・傷官/劫財/正印)
月 己(陰土・傷官) 卯(乙・正印)
日 丙(陽火) 申(庚/壬/戊・偏財/七殺/食神)
時 癸(陰水・正官) 巳(丙/戊/庚・比肩/食神/偏財)
◆孟意堂風水的正印・偏印を享受する奥義◆
鳥山明先生にとって鳥嶋和彦さんとの出逢いは人生を大きく開花させたかけがえのないものだったはずです。そして、鳥嶋和彦さんにとって鳥山明先生の存在も、彼の人生の幅を広げる大事なものだったに違いありません。そして、こうした人生を大きく変える出逢いは一部の選ばれた人たちだけのものではなく、私たちにもあります。問題はそれに気づけるかどうか、そして、そのタイミングを逃さず享受できるかどうかです。
また、「正印」や「偏印」には前述の意味だけではなく「家族」とか「故郷」という意味もあります。鳥山明先生にとって「正印」は良い働きをしているので、自分の故郷を愛し、子供の頃から両親に愛され、家族の支えがしっかりあった方だとも判断できます。
私たちが彼と同じ時代を歩めたことは、長い歴史からすればブルーモメントのようにほんのひとときかもしれませんが、愛情に満ちた彼とその作品に出逢え、温かい気持ちになれたことを嬉しく思っています。鳥山明先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
彦坂 久美子
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第145回 ご利益のある場所で金運を上げる!の巻
◆観音様と約束する◆
香港には古くから金運を上げる慣わしがあります。旧暦1月26日(今年は新暦3月6日)に行われる観音開庫もその一つです。慈悲深い観音様の金庫が開き、参拝者にお金を貸してくれる、というものです。この日の前日の夜中になると香港各地の観音廟は参拝に来る大勢の人でにぎわいます。貸してくれる金額は半端なものではありません。「○千万元」とか「○億元」と夢のような数字が書かれたありがたい紙を観音廟からいただく(=借りる)ことができ、この一年返済のためにがんばるのです。
参拝する際に大事なポイントがあります。自分の名前や生年月日、現住所を観音様に口にして伝えながら参拝するのですが、最も大事なのは「いくらお金を借りたいか」そして「それを具体的に何に使いたいのか」を観音様にはっきり伝えることです。この思いが不思議と観音様に伝わり何らかの効果をもたらすため、この観音開庫は現実的な香港の人々に支持されているのです。
◆大坑蓮花宮の風水◆
香港にいくつかある観音廟の中で、ちょっと特別感のある風水に恵まれているのが香港島の天后駅近くにある大坑蓮花宮です。
まず立地にポイントがあります。この観音廟の背後には、五行の中の金の形を意味する丸い安定感のある渣甸山(ジャーディンルックアウト)という山があります。この山は金の形をしており、そこに住む人々に安定感だけではなく、富貴、つまり富と貴品をもたらす山です。ちなみに蓮花宮は渣甸山(ジャーディンルックアウト)から流れてくるエネルギーが「ぽこっ」と出ている場所にあります。お寺の中に入るとその名残を感じさせる大きな石が原石のまま残っています。
次のポイントがこのお寺のデザインです。このお寺の形は八卦を彷彿させる八角形をしています。また、天井に描かれた躍動感ある龍は、疫病や天災からこの地域を守り安定するために存在しているようですが、この龍は、表面的には見えにくい蓮花宮付近の「水」と関わりを持っています。
◆孟意堂風水的観音廟で金運を上げる奥義◆
香港の山には川がほとんど見られず水源が分かりにくいものの、山を歩くと川のように水が溢れ出ている光景を時おり見かけます。これは、樹木を育む水分がその山にたっぷりひそんでいる証拠で、香港の山の素晴らしいところでもあります。表面的には全く見えない地下の水、これは風水師が立地を鑑定する際のとても重要なポイントでもあります。古くから「山是人丁水是財(山は人に影響し水は財に影響する)」と言われるように、水のないところに金運は栄えないからです。
渣甸山(ジャーディンルックアウト)も潤いのある山の一つです。その証拠に旧タイガーバームガーデン、現在の名門マンションのあたりには山の地下水が溢れ出し小さな滝のように流れています。その水が伝わり蓮花宮の前にも流れています。
現在、蓮花宮の道路を挟んで迎えの場所は「ドッグラン」になっていて地面に水が流れているようには見えませんが、よく見てみると地下水のように水は流れています。この絶え間なく、でも穏やかに流れている水に恵まれていることが蓮花宮の本当の立地の良さだと思います。
その影響もあって蓮花宮は多くの参拝客に恵まれています。
富貴のある山と金銭面での潤いをもたらしてくれる観音廟のエネルギーをリアルなその場所に行くことで享受すること、これは金運を得る大事なポイントです。バーチャルな世界が広がる現在でも言えることです。そして、そのリアルな場所で具体的な金運の目標を掲げることが金運を上げることにつながるのでしょう。この日、お金を借りに参拝する人々だけではなく、稼いだお礼に参拝に来る人々もいるのですから。
彦坂 久美子
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第144回 龍を呼び、龍を味方に、の巻
◆今年は紛争が絶えない?!◆
先回のコラムでご紹介した「玄空飛星(フライングスター)」は、時間の流れと共に変化する風水で、ある一定の場所を東、西、南、北、北東、北西、南東、南西及び中央の9つに分け、ある一定期間の各方位の吉凶を判断する方法です。今年、つまり甲辰(きのえたつ)年の場合、中央に強い木エネルギーを持つ三碧禄存星がやってきます。もともと中央には五黄廉貞星という土エネルギーを持つ星が存在しているので、「強い木が土を剋する」という事象になります。このことは、今年を表す重要なポイントの一つでもあります。
三碧星はやんちゃなエネルギーで、中国で初めて武器を製造した戦闘神「蚩尤(しゆう)」という別名があります。癸卯(みずのとうさぎ)年に中央に存在した学問を意味するソフトな木エネルギー・四緑文昌星とは大きく異なります。
この星の影響で是非(他人から後ろ指を指される、悪口を言われる、訴訟を起こされる、刑を言い渡される)とか口論が絶えない影響が強化されます。そのため家庭内で誰かと誰かの喧嘩が絶えないとか、社内で派閥争いが表面化するとか、それらがひどくなると訴訟問題に転じることにつながります。車と車が衝突し、「お前が悪い」、「いや、うちは悪くない」と言い争うのは香港ではよく起こるトラブルの一つですが、それがもっと増える、深刻化するのが残念ながら今年予測される現象です。また、木が土を破壊する事象の影響で、この一年は地震や火山の揺れといった自然現象への影響も起こりやすいとみなされます。
◆中央に三碧禄存星が宿る場合◆
この中央にあるエネルギーは「入囚(にゅうしゅう)」と呼ばれ「中央に囚われている」、そのため「表に現れてこない」とみなされるのが一般的です。しかし孟意堂風水では中央にあるからこそ何かにつけて四方八方に影響する、とみなしています。
この結構やばい三碧星を何とかするためによく使われる方法としては、木エネルギーと土エネルギーの間にある火エネルギーを活用する方法があります。これは木と土のように何かと何かのエネルギーがぶつかる場合に間にあるエネルギーを加える「通関」という方法です。火エネルギーとはいえリアルな火を使うのではなく火に取って代わるアイテム、具体的には赤い福の字のカレンダーであったり、赤いラグマットであったり、赤いものを使う場合が多いと思います。伝統的な風水の場合は、その場所がどう使われているかを見て、たとえばドーナツを小さくしたような白くて丸い石を赤い線で繋いだものを壁に掛けたり上から吊るすことがあります。
◆孟意堂風水的この一年を乗り越える奥義◆
一般的にはこの通関方法で「めでたし。めでたし。」なのですが、実は見落としがちなポイントがあります。木が火を生み、火が土を生むという流れには全く潤いがないのです。潤いがなく火を強める方法を用いてしまうと、すぐにカッとなったり衝動的になりやすく、短絡的に結論を求める等、余計に紛争のモトになりやすいのです。
そのため「潤い」が必要になります。潤いのあるお住まいや職場では冷静にものごとを考えアイデアを生むことができます。その場所に潤いをもたらす方法はいくつもありますが、今年の干支である「龍」に味方になっていただくのはとても有効な方法です。龍は伝説上の瑞獣で見ることはできませんが雲を連れて乾いた土地に雨を降らせてくれます。洪水や水の災害を鎮める働きもあります。龍は潤いのスペシャリストです。風水では、龍は土のエネルギーでありながら木の要素もあり潤いもあるため、熱を帯び乾きすぎた時に力になってもらう場合が多いのです。この力量があるから日本の水に関わる場所に龍神が祀られていたり、神社仏閣の天井に龍が描かれていたり、ここ香港では龍のみならずその龍を司る龍母神が祀られているのだと思います。
彦坂 久美子
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第143回 この一年、前を向いて歩こう!の巻
◆この一年は龍馬精神で乗り越えよう!◆
恭喜發財(ごんへいふぁっちょい)!身体健康(健康に恵まれますように)!心想事成(思いが叶いますように)!
香港では春節になるとこうした願いのこめられた挨拶が行き交います。今年はたつ年。たつ年にちなんだ挨拶の言葉や揮春(ふぁいちょん)と呼ばれる赤い紙に願いが込められた四字熟語もたくさん登場しています。
中でも香港魂を感じさせるのが「龍馬精神(ろんまーちんさん)」です。この言葉には「どんな困難に遭遇しても、龍が勢いよく天を翔け、そして馬が地を駆け抜けるようなパワーを持って立ち向かいましょう。決して負けない、不撓不屈の精神で切り拓いていきましょう!」という意味が込められていると思います。これまで何度もピンチを迎え、その度に「負けるもんか!」と強い思いと明るさを持って乗り越えてきた香港の人たちに見習って龍馬精神で乗り越える一年なのです。
◆金運は北東にあり◆
パンがなくては生きてはいけません。今年も金運はほしいものです。でもその前に、まずは風水の基本からです。
風水といえば平面を見るのが一般的のようですが、時間の流れと共に変化する風水もあります。そのキーワードの一つが「玄空飛星(フライングスター)」です。この手法は、夜空にくっきり見える北斗七星に由来します。あたかも天空の星がある法則性を持って移動して見えるように、右上の図「玄空飛星図」の東西南北、北東、北西、西南、東南、及び中央という9つの方位に現れる星の名前を持つエネルギーは時間と共に変化していきます。
この手法は分かりやすく、風水的効果を実感しやすいので、特にアジアの中華圏の人たちに人気があります。この中の「一」から「九」の数字は、それぞれ一白貪狼星、二黒巨門星・・・と名前があり、それぞれの働きを持ちます。この数字の中には金運に恵まれる力を持つものがいくつかありますが、今年最も金運アップに活用でき、注目したいのが六白武曲星(五行:金)の宿る北東です。
六白武曲星は元々、昇進・昇格に良いとされるエネルギーです。しかもこの一年はこの六白武曲星がパワーアップする年でもあります。北東には、①丑(うし)、②艮(うしとら)、③寅(とら)の3つの方位があります。この一年は、あたかも農家の牛のように真面目に一生懸命働くことで稼ぐことができるため、この方位を活用し、一生懸命働くことが強い金運を得る後天的な条件になります。そして、伝統的な風水の手法では官星塔をこのエリアに配置する方法がありますし、会社の登記書を掲げるとか表彰されたトロフィーや盾を飾るのも方法の一つです。
◆孟意堂風水的甲辰年を乗り越える奥義◆
甲辰(2024)年という一年は特別な一年になるはずです。
後天的には癸卯(2023)年まで続いた第八運(2004年-2023年)から第九運(2024年-2043年)へと本格的に変化する年だからです。これまで20年間続いた第八運は穏やかで安定感がありました。私たちはその生活が「あたりまえ」でした。しかしながら、時はすでに変わり、私たちはもう第九運に突入しているのですからこの「あたりまえ」が変化しています。アップダウンが激しいのがあたりまえ、災害やら争いが多いのがあたりまえ、不安定な思いになるのがあたりまえなのです。
置かれている状況が変わり、今が苦しいからといって「あの頃は良かった」と思っても以前の時代に戻ることはできません。前を向いて歩き、その向こうに明るい光がさすことを信じて、龍馬精神、つまり強い思いと明るさで乗り越えていくしかないのです。
今年の旧正月元旦は2月10日ですが、風水の暦は少し前の立春(今年は2月4日)から始まります。この一年も東洋の知恵・風水を活用し、より良い年となることを心よりお祈り申し上げます。
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第142回 入りたくなるお店の秘訣、教えます、の巻
◆入りたくなる店舗◆
山に囲まれた平野のように、ある一定の空間のあるところを風水では「明堂(みょうどう)」と呼んでいます。
平野だけではなく建物と建物の間にある空間も、一軒家の前にある庭も、公園もマンションのプールもそれにあたります。屋外のみならず室内にも明堂はあります。たとえば、ショッピングモールの中には一等地なのに広々とした何もない空間があります。中環(セントラル)の置地広場(ランドマーク)や金鐘(アドミラルティ)の太古広場(パシフィックプレイス)のモール内には何もないとても贅沢な空間、つまり明堂があります。でも、それは決して無駄な空間ではありません。その空間があるおかげで人もエネルギーもそこに集まり、クリスマスや春節などの見事なデコレーションが楽しめる「ワクワクする」イベントを行うことができるのです。くぼみがあるから水が溜まるのと同じ原理です。逆に、店内に明堂がないと実は集客が難しいのです。
◆店舗の風水は?◆
店舗の場合もこの明堂は大切です。店舗の玄関前にこの明堂の有無が問われる一方で、玄関に入ってすぐに明堂があるかどうかが繁盛店になるかどうかの決め手になると言っても過言ではありません。家賃が高い香港では、同じスペース内にできるだけ座席数を増やすことが問われます。そのために玄関に明堂を設けない場合、或いは儲けたとしてもとても狭い場合があります。しかし、店内に明堂がない、或いはとても小さい店舗は残念ながら集客しにくいのです。
玄関はその店舗の風水の良し悪しを決めるとても重要なポイント、人の身体にたとえると「口」にあたります。美味しいものを食べ、その栄養やエネルギーが身体をめぐるように、玄関を通じて外部の良いエネルギーが店内に入るのかどうか、そしてどのように入ってくるかが問われます。右から入ってくるのか、左から入ってくるのかで集客は変わります。ショッピングモールのように競合が多い中、自社店舗に人とエネルギーを取り込むことができるのかどうか、エネルギーが入りやすいのかどうかも問われます。人通りが多いところから活気あるエネルギーを得られるかどうか、或いは閑散としたエネルギーを吸収してしまうのか?明るいエネルギーなのか?穏やかなエネルギーなのか?そのエネルギーはその店舗にふさわしいエネルギーなのかが問われます。
こうした目では見えないエネルギーを分析し、繁盛店になるための工夫をするのが風水師の役目とも言えます。
◆孟意堂風水的入りたくなる店舗の奥義◆
香港で何年も続いている繁盛店には、この写真のように玄関からのエネルギーが入りやすい明堂が必ずと言っていいほどあります。何かでさえぎることはありません。そして、「ここがうちのお店です!」と言わんばかりに、その空間に入るやいなや外の空気とは違った、そのお店の世界観にすんなり入ることができます。どんな業界でも競争が激しいのは香港の特徴です。その店舗が何をウリにして、どのようなサービスを強みに競争の激しい業界を乗り越えてきたのか、良い意味でのプライドがお店の玄関にはあります。そして、そうしたお店の玄関には、家具調度品や絵画があってもわちゃわちゃすることなく、圧迫感もなく、心地良い入りやすさがあります。
ただし、明堂がある店舗が全て繁盛店になるとは限りません。店外からやってくるエネルギーがゆっくり動きながらほどよく店内に流れ、そのエネルギーが店内にたまりつつもゆっくりと出ていくレイアウト作りが次のポイントになります。
お客様やスタッフが動くことで流れができ、その流れが店内の活気やにぎわいを作っていくのです。
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第141回 愛される資質、の巻
◆混沌とする時代を明るくする◆
温かい光を放つ灯にたとえられる丁(ひのと)火は、真夏の太陽が輝く時には目立ちませんが、夜がふける頃、あるいは冬の寒くて暗い時にあるとありがたい存在になります。丁火のエネルギーを軸に持つ人は同様に、平和な時代には目立たないかもしれませんが、暗く混沌とした時代には、世間をぱぁっと明るくし、周囲の人々に生気を与えてくれるようです。
日本の朝ドラの主人公のモデルになり、第二次世界大戦前後に「ブギの女王」と呼ばれた故・笠置シヅ子さんもそのような方だったようです。舞台を見ることよりも「お腹を満たしたい」欲望の強かった時代に彼女のパフォーマンスはとても人気がありました。むしろ彼女の明るくパワフルなパフォーマンスのおかげで、どれだけの人々が励まされ「がんばろう」と思えたことでしょうか。彼女の命式は以下の通り、生まれた日が丁火の日の方でした。
笠置シヅ子様:1914年8月19日 辰刻 香川県生まれ
年 甲(陽木・正印) 寅 (甲/丙/戊・正印/劫財/傷官)
月 壬(陽水・正官) 申(庚/壬/戊・正財/正官/傷官)
日 丁(陰火) 丑(己/癸/辛・食神/七殺/偏財)
時 甲(陽木・正印) 辰(戊/乙/癸・傷官/偏印/七殺)
◆星が持つ暗号◆
ところで風水には「一流の風水師は星を見る。二流の風水師は水を見る。三流の風水師は地面を見る。」という言葉があります。「一流は下ばかり見ていない、天文学にも長けている」という意味でもありますが、「天空の星と呼応するように星の名前が付いている山をしっかりと分析し活用できる」という意味でもあると思っています。山には「左輔星」だとか「右弼星」といった星の名前がいくつもあります。たとえば、香港の太平山(ビクトリアピーク)は聡明で安定感と包容力のあるサポーター「左輔星」にあたります。
また、右図の羅盤の中にある24の方位にも「太乙」や「天市」などの天空の星の名前が付いています。
その中にある東南の巳(へび)方位の「天屏星」は、北西の亥(いのしし)方位である「天皇星」の対面にあります。天皇星から受ける影響なのでしょうが、天屏星にはある種の品格があります。そのため生まれた日が「巳」の方には何らかの品格があります。実際には一人一人の命式を見て判断する必要があるので一概には言えませんが、ちょっと乱暴な言い方をすると、巳を持つ方には温かみが感じられホッとする魅力があり、親しみがあります。その人がいるとなんとなくその場がぱぁっと明るくなります。だから人々から愛され、人気者になる場合もあります。今どきの言葉で言う「愛されキャラ」の資質を持っているのです。
◆孟意堂風水的人から愛される奥義◆
生まれた日に巳と関わりのある酉(とり)や丑(うし)を持つ方にもその資質はあります。生まれた日が乙木や己土の方にも言えることですが、たとえば丁火の方の場合は「丁巳」、「丁酉」、「丁丑」がそれにあたります。前述の笠置シヅ子さんの生まれた日も丁丑です。彼女の明るい魅力は天干の丁火だけではなく地支の丑からも来ています。そして、彼女がラッキーなのは本来持っている彼女のチカラが生かせる運を歩んだ時代が、まさに世の中が混沌とした時代であったことにあります。世の中が大変な時期だったからこそ彼女のパフォーマンスは人々の心にワクワク感と希望をもたらしたのです。
さて、時代は第九運(2024年-2043年)へと向かっています。今までとは要領が違い、第九運は離火の時代、突然何かが起こり、その変化は激しく、アップダウンもあり混沌とする時代です。しかしそれはスウィング・ジャズのように明るく華やかで、そして何が起こるか分からないワクワク感もあります。これからの時代を前向きに捉え、生かしていきましょう。
第九運、気張らなあかんで!
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
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第140回 一期一会の精神で運気を上げる、の巻
◆ラッキーアイテムが運気を変える?◆
ある雑誌の「運気を上げるジュエリー特集」では、仕事運を上げる時にはピカピカに磨いたゴールドのネックレスを使うと良いとか、自分に自信をつけたい時には太めのシルバーのブレスレットを使うと良い、というアドバイスが書かれていました。ジュエリーに限らず何らかのグッズを活用することは、何らかの運気を上げるきっかけになるのかもしれません。それを身にまとうことで自信が持てたり、「トライしてみよう」と自分を鼓舞できるからです。
風水でもラッキーアイテムはいくつかあります。この詳細はまた機会を見てお話できればと思いますが、それを持つことで安心感を持てたり、今までの自分に足りなかった部分を改善できたり、後天的に何らかの変化が望めます。
◆人との出会いが運気を変える◆
どんなに実力があっても良いアイデアを持っていても、それを発揮する機会がなければ何も始まりません。一人で努力をしても限界があります。運気を大きく変えるのは自分の実力を見出し、何らかのきっかけを与えてくれる人との出逢いです。こういう人を伝統的な風水では「貴人(きじん)」と呼びます。それはビジネスや暮らしを共にするパートナーである場合もあり、先生やトレーナーなどの指導者である場合もあります。この貴人との出逢いによってぐいっと別のステージに行けるチャンスがあります。そうした出逢いに恵まれるかどうかを見るのは様々な方法がありますが、四柱推命で人に恵まれるという意味を持つ正印や偏印がどう存在するか、もその一つです。
香港やアジアのエンターテーメント界に大きなインパクトを与えたものの、40歳の若さで亡くなってしまったアニタ・ムイさんの命式には正印(卯木)が生まれた年にあります。その存在は時に強い金エネルギーでダメージを受ける事があり、結構もろいものです。しかし、1983年からの甲子運という木と水のエネルギー、つまり彼女にとって人にも仕事にも恵まれる運が本来持っている正印をパワフルなものにしています。黎小田先生という敏腕プロデューサーに恵まれたのも、時代を牽引する作詞家・作曲家の方々からの作品に恵まれたのもこの力のおかげでしょう。そして、その運の時期に精一杯のパフォーマンスをすることでチャンスをものにし、一人の女性がスーパースター、アニタ・ムイへと成長していったのです。
アニタ・ムイ様:1963年10月10日 酉刻 香港生まれ
年 癸(陰水・正官) 卯(乙・正印)
月 壬(陽水・七殺) 戌(戊/辛/丁・食神/正財/劫財)
日 丙(陽火) 戌(戊/辛/丁・食神/正財/劫財)
時 丁(陰火・劫財) 酉(辛・正財)
<大運>
10歳1973年 癸(陰水・正官) 亥(壬/甲・七殺/偏印)
20歳 1983年 甲(陽木・偏印) 子(癸/正官)
30 歳1993年 乙(陰木・正印) 丑(己/癸/辛・傷官/正官/正財)
40 歳2003年 丙(陽火・比肩) 寅(甲/丙/戌・偏印/比肩/食神)
湖を照らす太陽の輝きに魅せられた時のように、彼女のパフォーマンスには心に響き無我夢中になれる何かがありました。そういう意味では彼女もその人たちの貴人だったのでしょう。彼女が空の星となって20年経ったこの10月には、彼女の生誕60年を記念したイベントが各地で開催され、活躍した映画も多数上映されていました。
◆孟意堂風水的出会いをきっかけに運気を上げる奥義◆
「一期一会」という言葉は、「出逢ったこの時間は二度とこない、だから、この瞬間を大切にして、自分にできる最高のことをしよう。」という茶道の教えに由来するものです。IT化が進み人との距離が遠くなってきた昨今ですが、運気を上げるのはこの「一期一会」の精神です。正印・偏印のチカラはきっかけにすぎません。それを掴むのは自分です。日々の出逢いをかけがえのないものだと思い、今まで努力してきた成果を精一杯発揮することです。その姿がどこかで誰かの心を動かし、唯一無二の力になるのですから。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第139回 続・水と生きる、の巻
◆とりあえず次に向かって動く◆
去る9月7日、香港にいる私たちは水の怖さを改めて体験しました。観測史上初めてと言われた大雨で道路は川のようになり、土砂崩れが起きた地域があり、人も住まいもダメージを受けました。しかし、香港のすごいところはその後です。翌朝には道路を塞いだ木の枝やゴミがよけられ、冠水したトンネルは再開し、多くの道路では何事もなかったように車が流れていました。とにかく行動が早いのです。打撃を受けた黄大仙ショッピングモールではその後大きな修理工事が行われましたが、その付近にある飲食店や小売店は普段通りの営業を行っていました。もちろん不満の声も聞こえましたが、不満ばかり言っていても前に進まないことをこの街の人たちはよく知っています。とりあえず次に向かって動き、動けることに感謝し、できることからやっていく。香港の人たちはまさに水の如し、さすがです。
◆五行の相生と相剋◆
ところで、風水と大きな関わりのある五行説では「木エネルギーから火エネルギーが生まれ、火から土、土から金、金から水、そして水から木がそれぞれ生まれる」こと、これを「五行の相生」と呼んでいます。AのエネルギーがBを生むので、耳障りが良く聞こえるかもしれません。何かが何かをサポートする、と言う意味ではもちろん良いことがありますが、実際の風水の世界では必ずしもそうとは言えません。
また、五行説には何かのエネルギーが何かを制する「五行の相剋」と言うのもあります。「木エネルギーが土エネルギーを剋し、火が金を、土が水を、金が木を、水が火をそれぞれ剋する」ことです。この剋することは一見良くないことのように見えますが、実際のところは必ずしもそうとは言えません。それどころかこの相剋にこそ五行説の大事な奥義が隠されています。
たとえば水エネルギーの場合を見てみましょう。自由自在に動くことは水本来の働きです。そのため、水が強くなりすぎて溢れてしまわないように、そしてスムーズに流れるように何らかの力でコントロールすることが必要です。河川の水位が高くなったときに氾濫しないように防波堤を作ること、ダムを作って流れをコントロールすること、標高の低い土地でも水はけをよくすること、こうした土エネルギーで水エネルギーを制することは「土エネルギーが水エネルギーを剋する」ということにつながります。
◆孟意堂風水的水と生きる奥義◆
しかし、実際のところ土エネルギーは本当に水エネルギーを制御できるのでしょうか?大袈裟な言い方かもしれませんが、治水は人類にとって一つの大きなテーマです。治水を行ったことで多くの水害の危険性は軽減されましたが、それでも新たな水害は次から次へと起こっているのですから。
ここでポイントとなるのが土エネルギーには「陽の戊(つちのえ)土」と「陰の己(つちのと)土」があることです。
田園の地に喩えられる己土の場合は、少量の水に対してはある程度吸収することでコントロールできますが、強い水がやってくると浜辺に作った砂の山のようにいとも簡単に流されてしまいます。その反面、山や大きな大地に喩えられる戊土の場合は上流にある小川の水を育み、土台をしっかりとさせることで河川が氾濫した際にも耐えられる力があります。そのため風水では大きな河川の水、つまり壬水には上手くコントロールしてくれる戊土を用います。河川が氾濫するように突然暴走したり周囲を驚かせてしまうようなことをしてもでんと構えている戊土は必要です。そして、戊土にも、その大地を潤しその地にいる生物を育んでくれる壬水を用います。相剋の関係なのにお互いを高め合うことこそが私たちが水と生きる奥義なのだと思います。
彦坂 久美子
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第138回 これから先を読み取るの巻
◆AIが鑑定する風水◆
「困ったよ、お客さんから全然依頼が来ないよ。」
香港人の仲間の風水師から最近こんな声を聞くようになりました。風水鑑定もAI化しているようで、顧客からAIを活用している風水師さんに住所や建物の平面図等をSNSで送るとすぐにアドバイスが返ってくるので、伝統的な風水を貫く孟意堂の仲間たちへの依頼が減ってしまったようなのです。
このAI風水師さんは実は現場には現れません。だから風水師さんとのアポイントに時間を取る煩わしさもなく、鑑定によるアドバイスも玄空飛星法という分かりやすくシンプルなアプローチのみで、その対策も簡単便利、誰にでもできることばかりだそうです。風水には興味があるし鑑定しないとちょっと不安、でも実際に鑑定してもらうと料金は決して安くはない、という消費者のニーズに寄り添い、AIのみを使った風水で対応しているからなのでしょうか。時代はどんどん変化してるんだから古臭い方法で風水鑑定なんてしているんじゃないよ、AIを駆使することが進化した風水なんだよ、と云わんばかりに香港ではAIの風水が受け入れられ始めてきているようなのです。
◆第九運という変化◆
後天第八運(2004年-2023年)から後天第九運(2024年-2043年)へと移り、風水に対する人々のニーズだけではなく我々風水師の心のあり方も変わっていくことは、風水師であればもう随分と前から知っていたはずです。
実際、時代が後天第八運から後天第九運へと移行していく中、状況はどんどん変化しています。変化しているのはそれだけではありません。後天第八運は八卦では「艮(うしとら)土」が司る時代、つまり土エネルギーが旺じる時期です。土エネルギーの業界である風水は、同じく土エネルギーの不動産業や建築業と共に後天第八運という時代を牽引してきました。ところが後天第九運は八卦の「離(り)火」が司る時代、言い換えれば火エネルギーが旺じる時期で、火エネルギーの業界であるテクノロジー、IT、ゲーム、携帯電話等がより活躍できる時期に移ります。ちなみに火エネルギーの業界には上記以外に電気ガス、照明、飲食業、エネルギー関係、そして美容や宗教、芸術、エンターテーメントなどの華やかな産業も含まれます。
後天第八運から後天第九運への変化は人々の心のあり方にも影響しています。土エネルギーの影響を受ける後天第八運には大地のようにじっくりと考え慎重に行動する傾向がありますが、後天第九運に入ると火の如く、強いと思えばすぐ弱くなり、しょぼんとしていると思えば急に熱くなる。つまり変化が激しく、そのため人々は不安になりやすい傾向が表れるのです。
◆孟意堂風水的これから先を読み取る奥義◆
風水は「玄空飛星法」や「八宅法」や「水法」等のどれか1つの手法だけでは判断しにくいものです。洋菓子のミルフィーユが何層にもある味わいを合わせて食べることで美味しいと思えるように、何層にも重なる手法を総合的に検討し最適な方法を見つけて実践するのが本来の風水の醍醐味です。こうしたことはAIやARが発達しても人にしかできないのでは、と思います。
それからもう一つ。今年開業していいのか、もう少し先の方が良いのか?今の仕事を辞めてしまってもいいのか?昇格のチャンスはあるのか?今年引越しをした方が良いのかそれとも数年後にする方が良いのか?といった人生の重要な問題に対してAIのように蓄積された情報から答えを見出す方法はもちろんあるでしょう。しかし、これから先という観点から見て今後何が起きるのかを予測し、何を選択したら良いのかを見出す方法はありなはずです。人のチカラは無限大。AIと争うつもりは毛頭ありませんが、人間である私たちにしかできないことはまだたくさんあります。それをその時代に合った風水に改良していく術は、ちょっと難しいですが人がきっと見出せることだ、と思っています。
彦坂 久美子
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第137回 キャンパス、この素晴らしき世界、の巻
◆教育機関は立地が大事◆
ホテルサービスやエンジニアリング、デザイン等、様々な分野のプロフェッショナルを輩出している香港理工大学。この大学のキャンパスは紅磡(ホンハム)という香港の街の中心部にあり、敷地面積がどんどん広がっているように見えます。また、この大学は米国の航空会社と共同で航空サービスセンターを設立したり、日本や英国の大学等と共同で社会責任ネットワークを設立したり、大手IT企業とビッグデータ分析センター研究室を設立したり、様々な分野のシンクタンクと共同研究を進めています。
多くの優秀な人材を輩出し、柔軟な発想を持って拡大しているのは、実は風水から見たこの界隈の立地と大きな関わりがあるようです。
どのような立地に明日を担う教育機関や大学があるのかはとても大事なポイントです。香港の他の大学は優秀な人材を輩出できる良い山のエネルギーの影響を受ける場所に設けられていることが多いのに対し、この大学は九龍の平らな土地に突如としてぽこっと小高い丘のようになっているエリアに立地しています。
◆高崗龍と平洋龍◆
風水では、龍があたかもうねうねと動いているかのように見えるためパワーのある山脈のことを「龍脈」と呼んでいます。龍脈はどの山脈にもあるわけではありません。ニセモノが多い中で本物の龍脈を見つけ、その龍が一休みする最もエネルギーの強い場所(龍穴)を見出すことを「尋龍点穴」と呼んでいます。
この尋龍点穴ができてはじめて風水師と名乗ることができるのです。
その龍がどのような龍であるかを理解し活用することができますが、これらは大きく「高崗龍(こうこうりゅう)」と「平洋龍(へいようりゅう)」の2つに大別されます。平洋龍は広い平野のある地域にいると言われています。たとえば東京の街がそれにあたります。徳川家康公、秀忠公、家光公の風水アドバイザーであった天海和尚は江戸の町作りに平洋龍を活用しました。
その一方で、香港のように山や海が近くにある立地の場合は高崗龍しかおらず、平洋龍は見当たりません。高崗龍では山の龍と海の龍の両方の動きをみます。この大学の立地のように平らな土地に突如としてぽこっと小高い丘が現れるのは、距離はあるものの優れた山の龍脈のエネルギーを受け、そのエネルギーが一旦地上にあふれている証拠です。こうした良いエネルギーを放つ場所に立地するということは、良いエネルギーを受け優れた人物を持続的に輩出できることでもあります。これはこのエリアに大学を設けた先人の素晴らしさだと言えるでしょう。
◆孟意堂風水的キャンパスを選択する奥義◆
香港は競争の激しいところです。教育の世界でも地面でつながっている14億の人々との競争があります。幼稚園に入る頃から競争は始まり、小学校、中学校、大学入学と激しい競争が待ち受けています。「スタートラインで競争が決まる」と言われたのは昔のことで、大学に入ってからも卒業してからももちろん競争は続きます。
その人の競争に対する資質やモノの見方が影響するので何が正解かは人それぞれです。戦うことをよしとせず、別の方法で進路を選択することも一つの方法です。しかしながら、ホンモノの龍脈から受けるエネルギーによって、競争することから目を逸らすことなく向き合う力は養われ磨かれていきます。人生を歩む上において大事な教育という土台をこうした立地の影響を受けて培っていけるのです。その影響は学生さんたちだけではなく先生方にも研究機関で働く人たちにもあります。
大袈裟な言い方をすると、風水では天のエネルギーと地のエネルギーを受ける「人」という観点からものを見ることができますが、地から受ける影響は実は大きく、学ぶ舞台をどこにするかはとても重要なポイントです。山は人の資質や健康、知恵を制するのですから。
彦坂 久美子
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第136回 柔軟な発想は経済効果をもたらす、の巻
◆信長公の柔軟な発想◆
今年の大河ドラマ「どうする家康」で松本潤さん演じる若き日の徳川家康公は、人質生活から解放され故郷の岡崎に戻って城の主になったのに、地元の人々からの支持をなかなか得ることができませんでした。この大将は戦(いくさ)をしてばかり、そのため農民の生活は不安定で、豊かな暮らしとはほど遠い生活を強いられていたからです。これは、彼が若い頃に試練を受けた三河一向一揆にやがてつながっていきます。
その一方で、織田信長公が行った「楽市楽座」は従来の楽市制度をさらに進化させ、関所を撤廃し自由に商売を行うことでその城下町に大きく経済効果をもたらし、ひいては織田家の軍事力に貢献したと言われています。柔軟で斬新な発想を持っていた信長公がいたから実現できたことなのでしょう。この楽市楽座では農民や漁民が生産した食材だけではなく、そこには様々な商品が集まり、様々な商売が生まれ、宿が設けられサービスを提供し、その町は発展していきました。
そのエリアが安定するためにはお金が必要だということを若き日の家康公は実感され、その後に生かしたのだと思います。この楽市楽座が江戸時代のそれぞれの町作りとその活性化に深く影響していったことが見受けられます。
◆楼台と鼓角◆
ところで、風水のバイブルの一つである「雪心賦」では、そのエリアが栄える条件について記されたくだりがあります。そのために唯一無二の立地を見つけること、とあります。つまり、背後に存在する山々やその土地に潤いをもたらす川や海、それがどのような場所にあり、どのような向きでどのような形のものであるかが問われます。それに加え、そのエリアの左右にぽこんと現れる山があることが実は必須条件だと記されています。大事なのは左右のどちらかが欠けている立地では成立しない点です。
ところが実際にはこの左右のぽこん&ぽこんはなかなか存在しません。
そのため柔軟な発想を持っていたいにしえの人たちはぽこん&ぽこんの代わりになる建物を作ったのでしょう。この建物のことを「楼台」と「鼓角」と呼んでいます。「楼台」は元々は遠くにいる敵を見渡し、合図することができるほどの高さがある楼閣のことで、風水では賢さを意味する山の代わりをする建物です。「鼓角」はどっしりとした安定感のある楼閣で、風水では勇ましさを意味する山の代わりをする建物です。
そして、この話には続きがあります。この2つの建物の側に前述の楽市楽座のような商業施設が設けられているエリアは経済的に潤います。そこにモノを売買する商売が生まれ、人の往来が多くなり活気が生まれ、経済効果をもたらすからです。
◆孟意堂風水的柔軟な発想で活気をもたらす奥義◆
香港にある公設市場・街市(がいしー)の中にはこの「楼台」と「鼓角」を応用したような商業施設があります。たとえば湾仔の駱克道にある街市には、片方のビルが「楼台」を彷彿させる頭脳プレーをするオフィスが連なり、もう片方のビルが「鼓角」、つまり武道を含むスポーツ施設があります。そして、これらの建物の間に日々の暮らしを支える市場があり、多くの人々が集まり活気をもたらしています。このことは単なる偶然なのかもしれません。しかし、「楼台」と「鼓角」を昔の建物として捉えず、そこからヒントを得て今に生かした柔軟な発想を持った人たちが生み出した産物なのだろうとも思います。
時は移り、私たちは再び新しい時代を迎えています。その新しい時代は活気がなくなり先細りしていく時代ではないはずです。柔軟な発想を持って新たなビジネスを生み出し、人の往来が増え活気が生まれるものであって欲しいと願うばかりです。
そして、その際のヒントの一つが「楼台」と「鼓角」、つまり文と武の間に存在する商業エリアなのだと思っています。
彦坂 久美子
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第135回 目に見えないところで価値を生み出す、の巻
ある旅館で誕生日を迎え、そこで食事をした時のことです。目の前のテーブルにあったお皿をホールスタッフが取り去ると、テーブルの上には「久美子さん、お誕生日おめでとうございます。」の温かい文字が紙のプレートに大きく書かれてありました。お料理の最初にドーンと現れたその演出は、お料理の最後にいただく花束やケーキよりも印象的で、とても感激しました。全く想像していなかった粋な計らいを筆者だけではなく同席してくれた人たちも大喜びし、そのサプライズのおかげで金銭では測れない価値のある、楽しいひとときを過ごすことができたのです。
「目で明らかに見え、想定できるもの(顕在)」と「空白で見えず、想定していないもの(潜在)」という見方は価値を様々な角度から生み出していく際の大事なポイントの一つだと思います。今の私たちは、想定していないところから生まれるサービスに悦びを感じ、そこに価値を見出すようになった、と言えるのかもしれません。
◆顕在する風水と潜在する風水◆
これまで見えていなかったものや想定していなかったものに「価値」を見出すことはサービス業だけに言えることではありません。風水にもこの「明らかに顕在するもの」と「空白で潜在するもの」とがあります。
たとえば風水には「三合」というのがあります。
三合局
木の三合:亥(いのしし) ・卯(うさぎ) ・未(ひつじ)
火の三合:寅(とら) ・午(うま) ・戌(いぬ)
金の三合:巳(へび) ・酉(とり) ・丑(うし)
水の三合:申(さる) ・子(ねずみ) ・辰(たつ)
この三合には、「十二長生」でいうところの帝旺エネルギーに長生エネルギーと墓エネルギーがタッグを組むことで五行のあるチカラが最強になる働きがあります。これは明らかに存在し実感できるチカラです。少し乱暴な言い方をすると、水戸光圀公に助さんと格さんが加わることで、彼らの正義のチカラが最強になり、誰もがそこにひれ伏してしまうのに似ているところがあります。
三合のチカラが具体的にどのような働きを見せるかは人それぞれです。たとえば自分自身が乙木の方の場合、木の三合が揃うと土の中にしっかりと根を張り巡らすように、その人は芯が強く、しなやかで安定感があり、風雪に耐えられる性質を持てます。そしてそれが逆に頑固で人の話を聞かないというマイナス面に働いてしまう場合もあります。人ではなくオフィスや店舗を風水鑑定する場合にも、三合は五行のあるチカラを強化するために活用されています。
そして、三合の中でもっとも盛んなエネルギーである卯、午、酉、子が空白になっていて見えないもののことを「暗拱」と呼んでいます。
暗拱局
木の暗拱:亥(いのしし) ・未(ひつじ)
火の暗拱:寅(とら) ・戌(いぬ)
金の暗拱:巳(へび) ・丑(うし)
水の暗拱:申(さる) ・辰(たつ)
◆孟意堂風水的見えないところに価値を生む奥義◆
四柱推命のバイブル「滴天髓」では「暗拱暗會尤為喜(暗拱や暗會というものは特に喜ばしいものだ)」と記されています。目にはっきりと見えるものは成果がはっきりと現れる一方で、明らかだからこそ攻撃されやすくダメージを受けやすい弱みを持っています。しかし、目に見えないものは、外から攻撃されることなくダメージを受けない、だから持ってるととってもラッキーなものなのだ、ということなのでしょう。
「暗拱には卯や午といった帝旺の働きは存在しない、だから暗拱は弱い。」と判断する方はもちろんいます。しかし、暗拱の中にある卯や午は目には見えないというだけで実は存在し、ある条件が揃うと三合に匹敵するチカラを発揮するもの、とてもパワフルなものだと孟意堂風水では捉えています。目に見えないことが価値になる場合だってあるのです。これを活用できることもこれまた価値あること、ワクワクすることです。
彦坂 久美子
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第134回 それでも前向きに生きる、の巻
◆◆ラッキーなもの・ラッキーなこと◆
新緑のかおりが心地良い観葉植物、心を癒してくれるアロマキャンドル、ゆっくりとそして正確に時を刻む時計、「財布に入れておくとお金が貯まるよ。」と親しい人から頂いたお守り、四つ葉のクローバーの形をしたジュエリー等々、ラッキーアイテムを持っていると本当に「ラッキー」になれるような気持ちになり、安心感をもらえます。
ラッキーなものは身につけるものとは限りません。朝から信号が青信号ばかりであったり、エレベーターを待たずにすぐ乗れたりすることもラッキーなことです。雨上がりにほんの一瞬だけ見える虹や、マイナスイオン漂う渓谷、オレンジ色の満月など、自然や周囲の環境からこの目に焼き付けておきたくなるような光景を得られることもラッキーなことです。
大自然の中に身を置くと、見ることができそうでなかなか見ることができない景色に出会うことがあります。美しい山々に囲まれた山形の大地で見かけた「天使の梯子(はしご)」もその一つです。雲の切れ目から八方に広がる陽の光のはしごを使って天から誰かが降りてきそうな、或いはこの光に向かって私たちが登ることができそうな、何とも言えない幻想的な何かがそこにはあります。大自然の明堂に広がる陽光の梯子に出会えたことは、それだけでラッキーなことと言えます。
◆目から情報を得る◆
時の流れと共に変化する「玄空風水」では、180年を一つのサイクルとし、第一運から第九運へと20年ごとに変化します。この第一運から第九運までのそれぞれの時期に、それぞれに見合った五官や五臓六腑の一部が注目され、それに関わるビジネスが開花していきます。今の時期はちょうど180年周期の終わりの時期である第八運(2004年~2023年)から第九運(後天2024年~2043年)へ移行している時期です。第八運は「指」が注目される時期です。その影響もあったのでしょう、スマートフォンやタブレット、ゲーム機器などが大きく普及した時期でもありました。
そして、第九運は「目」が注目される時期です。目を洗浄する、或いは治療する薬や機器、メガネやコンタクトを使った商品が進化し発展していくことでしょう。また、第九運は目を生かし目から得られる情報が問われる時期でもあります。目から吸収した情報がラッキーなことでありワクワクするものであれば、それらをそのまま素直に享受すれば良いですし、そうではない事柄の中からラッキーな部分を見出していく、という高度な技もこの時期には必要になってきます。
◆孟意堂風水的前向きに生きる奥義◆
試練は何の予告もなく突然やってきます。しかも予想しないところからやってきます。その試練の波は、まるで津波のように容赦ない強い力で私たちを襲います。特に第九運に突入してから起こる波はこれまでに増して強い勢力です。その破壊力に胸が張り裂けそうになり、普段なら冷静に把握できる方でも「早く何とかしたい」と焦りを隠せなくなります。「乗り越えられない試練を神様は与えない」と温かく励ましてくれる方もいますが、それほど強い生き物でないのが人間です。乗り越えようという気持ちを持っていてもできないことだってたくさんあります。
しかし、この第九運は激しく変化するという特徴があり、私たちに知恵と考える時間と空間を持たせてくれます。今は難しいかもしれないけれど、時が過ぎれば何かが変わるかもしれません。その波を見極めてみませんか。辛いところで留まってしまえばそれは辛いこととして終わってしまいますが、辛いところの向こうにあるものを思い起こし粘り強く求めていけば、試練は生き抜くという前向きな力に変わるはずなのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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第133回 病との戦いに勝つ、の巻
◆◆元気に生きるための養生法◆
その昔、友人が末期の乳がんにかかり、手術と放射線治療を行うのに海外へ赴く姿を涙しながら見送ったことがあります。その一年後、彼女は以前と変わらない明るい様子で私たちの前に再び現れました。それが嬉しかった反面、どうして元気になれたのか不思議だったのでその理由を聞くと「気功のおかげ」だと言います。これまでぼんやりとした言葉でしか把握していなかった気功を深く知りたい、と思えた瞬間でした。
気功は目に見えない「気」を自分の力で動かすものです。そのため目に見えるもののみが確かなものだと思う方にとっては分かりにくいはずです。しかし「気」は身体の中の血液やリンパが流れるためにはなくてはならないものであり、気が丹田にたっぷり備蓄され活用できると私たちの身体は後天的に元気になります。こうした養生法は病気に勝つためのツールでもあり、どんなことがあっても健康な精神を維持する際の武器にもなります。
◆八卦から読み取る病の暗号◆
さて、風水は土地にしろ住まいにしろ平面を見るのが一般的ですが、時の流れと共に変化する風水もあります。現在は後天第八運(2004年~2023年)から後天第九運(2024年~2043年)へ移行する時期、この時の流れと共に、猛威を奮う病気も変化しています。
後天第八運の時期は八卦では艮(うしとら)の時代。土エネルギーが鍵を握るため、この時期は土エネルギーに関わる病気が猛威を奮います。具体的には、良性・悪性を含む腫瘍、胃や脾臓の病気、皮膚病などがそれにあたります。もちろん、どの時期にもこうした病気は存在するのですが、この第八運の時期には特にがんに苦しみがんと戦う人たちが増えていきます。
これから先の後天第九運は八卦では離(り)の時代、火エネルギーが鍵を握ります。そのため、今後は火エネルギーに関わる病気が徐々に影響していきます。具体的には心臓が衰弱する、動悸がするといった心臓の症状、情諸が不安定になる、イライラするといった精神的症状、熱射病、炎症、化膿といった炎熱症状、高血圧、生理痛、出血などの血液の症状、口が苦くなる、味覚異常、舌炎などの舌味症状が想定されます。
悪性腫瘍とはいえ自分の身体の中にある細胞です。悪性腫瘍というネガティブな細胞を、時間をかけて活性化させポジティブに変えるのが気功の考え方です。第九運に向けてこころと心臓を鍛えることもできます。イラっとくる気持ちを平らにし穏やかにする働きが気功にはあります。貯金と同じで少しずつでも貯めていくことができ、畳一枚分の場所があればどこでも行うことができます。
◆孟意堂風水的病に勝つ奥義◆
さて、戦いは、はるか海の向こうで起こっているものだけではなく、実は私たちの身近にも起こっています。日々自分の病と戦う人たちが香港にもたくさんいるからです。毎週週末に学んでいる気功レッスンには「より健康でいたい」人たちや「自分の病をなんとかしたい」と思う人たちが集まってきます。気功の仲間であるYさんは3歳の頃に「助からない命」と病院で宣告されましたが、気功に出会い折れそうな心を守ることができた、と言っていました。その後、喉の癌や皮膚の難病と、いくつものハードルと戦い続ける青春を過ごし、その度に宝物とも言える人たちと出逢うことができた、と言っていました。
彼女は、病気と向き合いながら学校の事務員として働き、学生さんたちをサポートする仕事に励んでいます。貧血で動けなかった時も車椅子に乗って気功の練習にやってきました。彼女を動かしているのは「誰かの役に立ちたい」という真っ直ぐな気持ち、つまり目の前の人たちの役に立ちたい、という欲望が彼女を逞しくしているのでしょう。気功は病に打ち勝つツールですが、この強い気持ちが加わって人は生き抜く力を得るのだと思います。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第132回 追い込まれて強くなる、の巻
◆乱世を生き抜くために◆
現在放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、若い頃の徳川家康公が自分や自分の領土に住む人々の明暗を分けるような難しい選択肢に悩み、それらをクリアしていく姿が描かれています。自分を我が子のように育ててくれた駿府の今川家に就くのか、それとも力のある尾張の織田家に就くのか?その際の桶狭間の合戦で「出撃して戦う」のか、「籠城して守りを固める」のか、それとも「生き残るために何もしない」のか等、究極の選択に大いに悩み、そして答えを見出していきます。最初はその現実に泣いたり逃げたりしていた家康公ですが、追い込まれれば追い込まれるほど人は強くなるのでしょうか。世の中の動きと共に彼は良い意味で変化し、様々な方法を見出すべくチーム家康で知恵を出し合い乱世を乗り越えていきます。
今、私たちがいる時期は彼が生き抜いた時代から随分後になりますが、このドラマの「どうする?」という問いかけは今を生きる私たちにもささるところがあります。今はまさに後天第八運(2004年-2023年)から第九運(2024年-2043年)への過渡期、これまでのゆったりしたテンポの第八運のやり方では通用しなくなり、第九運は炎のようなアップテンポで物事が変化していきます。そして、この一年はまるで山と山の谷間にいるように、第八運と第九運のエネルギーが重なる時期であり、大きな変化が起こるのはあたりまえなのです。
◆立春の命式から読み取る暗号◆
この一年の動きを事前に垣間見ることができれば、「どうする?」に直面する際のヒントになります。立春をあたかも人の四柱推命のように見立てて分析していくと、その年の様々な動きを予測することができます。ちなみに孟意堂が毎年行っている新春セミナーでは、この方法を使ってどの業界がこの一年注目されるのか、どの業界に伸び代があるのか、そして逆にどの業界が不利なのかを予測しています。
今年の立春は西暦2023年2月4日10時43分でしたので、命式は以下のようになります。
癸卯(2023)年の立春:2023年2月4日 巳の刻
年 癸(陰水・比肩) 卯(乙・食神)
月 甲(陽木・傷官) 寅(甲/丙/戊・傷官/正財/正官)
日 癸(陰水) 巳(丙/戊/庚・正財/正官/正印)
時 丁(陰火・正財) 巳(丙/戊/庚・正財/正官/正印)
この命式を見てみると、まず土・金エネルギーがほとんどありません。主役であるソフトな雨露の癸(みずのと)水は下に根がなく、極めて弱い状況です。さらに、根をしっかりと張り巡らしている甲木(こうぼく)に水分を吸収され、強い火に熱されて、自分自身である癸水は儚く苦しい状況です。そんな中、力になってくれる仲間、年柱の癸水エネルギーは存在するのですがその力は弱く、また、支えになるはずの庚金エネルギーは地面の下にわずかにあるため力になることはできません。
◆孟意堂風水的弱極無依の年を乗り越える奥義◆
ここから読み取れることは、この一年はハードルが多く、金銭面で追い込まれる年であることです。力のある人から助けを受けることはできず、仲間は自分のことで精一杯、「結局頼りになるのは自分だけなんだ」と思い知らされます。疲れ果てるまで一生懸命働いても得られた収穫はほんのわずかです。
それでも屈せず粘り続ける人は、この一年の苦渋を乗り越えられます。「自分なんて捨てて楽して生きよう!」と割り切らなくていいのです。喩えて言えば「信長様のおっしゃる通りです」と従い、竹垣に囲われた格闘技でわざとやられる別の家来たちとは違い、信長公から追い込まれても負ける勝負と分かっていても格闘技で競い、信長公を一度は巴投げでかわす家康公のように、自分を持ち続けてねばり、体力を温存し、タイミングを見計らって一気に攻めることが、この一年を乗り越える重要なポイントだと読み取っています。
彦坂 久美子
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第131回 春節から運気を上げ、そして乗り越える!の巻
◆運気を上げること◆
新年あけましておめでとうございます。この一年も東洋の知恵である風水を活用し、より良い年となることを心からお祈り申し上げます。
さて、何事も滑り出しが大事。一年の滑り出しが良くなる工夫がここ香港ではなされています。「身体健康(この一年、健康に恵まれますように)!」、「心想事成(思いが叶いますように)!」、「青春常駐(いつまでも綺麗で若さをキープできますように)!」等、年の初めににこうしたおめでたいことを口にすれば口にするほど、それが言霊となり元気が出る一年を迎えられる習慣が、ここにはあります。春節には縁起の良い食べ物「蠔豉髪菜(好市發財:干した牡蠣と乾燥もずくの煮物)」や魚料理(年年有餘(魚):蒸し魚)等を食べ、縁起の良い挨拶をします。「恭喜發財(こんふぇいふぁっちょい)」は新年の挨拶によく使う言葉です。パンがなければお腹は膨らまず、豊かでなければ気持ちも潤いません。
香港では春節後の仕事始めの日を選んで仕事を始める習慣があります。ご自身の四柱推命に冲や刑がなければ1月27日、30日などは仕事始めに良いお日柄です。
◆南がズバリ、ラッキー方位◆
旅行やレジャーはスバリ南の方位がおすすめです。
香港内で、日帰りで遊びに行くなら香港最古の貯水池である薄扶林 (ポクフーラム) 貯水池へのハイキング、ラマ島や長洲島で普段とはちょっと違う時間を過ごしたりグルメを楽しむことをおすすめします。北半球の南に位置するマレーシアやインドネシアに旅行に行くのも良いでしょうし、日本に旅行するならば四国南部、九州、沖縄等を訪れるのがおすすめです。
南の方位にはこの一年、結構強力な金運が巡ってくるからです。
ところで、風水といえば「地理風水」と言われるように平面を看ることが風水だと思われがちですが、時の流れと共に変化する風水もあります。どんなに素晴らしい場所でも、どんなに残念な場所でも、時間と共に何かが変化し、永遠に同じということはありません。
その鍵を握るが「玄空飛星(フライングスター)」です。この方法を360度の平面に置き換えてみましょう。まるで天空の星がある法則性を持って移動して見えるように、東・西・南・北、北東、北西、西南、東南、及び中央という9つの方位に現れる星が毎年変化していくことが分かります。この手法は比較的分かりやすく、その効果を早く実感できるので、香港や台湾をはじめ多くの人たちに愛好されています。
右側の蜘蛛の巣のような「玄空飛星図」の「一」から「九」までの数字は、それぞれ一白貪狼星、二黒巨門星・・・と名前があり、それぞれ意味を持ちます。中には金運に恵まれる力を持つものがいくつかあります。たとえば、一白貪狼星(五行:水)の宿る西南方位、八白左輔星(五行:土)の宿る南方位、九紫右弼星(五行:火)の宿る東南方位は今年金運アップに活用できる方位で、特に南方位はこの一年活用できる方位なのです。
◆孟意堂風水的癸卯年を乗り越える奥義◆
孟意堂風水では、上記の一白星や八白星だけを見るシンプルな方法のみならず、その場所のエネルギーを考慮した上で、双星断事という同じエリアの2つの星で分析する手法を用いています。それに加え、今年は中央に宿る四緑文曲星や東に宿る二黒巨門星、北西に宿る五黄廉貞星ですら金運を引き寄せるエネルギーに変えるようアドバイスしています。この一年はそれぐらいやらないと太刀打ちできない荒波の一年だからです。
その理由の一つが次回のコラムでご紹介する立春の四柱推命によるものであり、もう一つの理由が、この一年は後天第八運(2004年~2023年)から第九運(2024年~2043年)への過渡期だからです。この一年起こる大きな変化はあたりまえで、その「変化」に対応できるかが大きな鍵を握るのです。
彦坂 久美子
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第130回 暮らしの中で宝探しをする、の巻
◆朝から元気をもらう◆
明るい晴天を迎える前の朝のほんのわずかなひととき。水平線からオレンジ色の太陽が空をほんの少し染め、時間の流れと共にそのオレンジが青い空に溶け込みながらグラデーションを成し、その色合いが次々と変化していく姿が見えます。昼間の太陽とは違うソフトで優しい光、天体の朝ドラの始まりです。高層ビルが立ち並ぶ香港島や九龍とは違い、水平線が見える景色を遮るものが少ない梅窩(ムイオー)の朝はこうした空の美しさを垣間見ることができ、「今日は1日いい日かも」と明るくなれます。北半球では東の方位から朝日が昇ります。昇っていく太陽のエネルギーを享受できることから、風水では、東の太陽の昇る方位からエネルギーを得て気力に満ちて元気いっぱいになることを「朝気勃勃(ちうへいぶっぶっ)」と言います。こうしたエネルギーを朝から毎日のように得られることはお金では買うことのできない大事な宝物です。
◆宝物を見つけるためのキーワード◆
より豊かな暮らしを求めて都会に住む人たちもいれば、最近ではより豊かな暮らしを求めて自然に触れられる郊外に移る人たちもいます。ここが香港の面白いところです。ここで大事なことは、都会にしろ、郊外にしろ、身近なところでお金では買うことのできない宝物を見つけること、そしてそのパワーを毎日のように継続的に享受することです。毎日の生活の中で継続的にエネルギーチャージをする、そこに楽しみを見出すことはストレスの多い今の世の中では大事なことなのです。
宝物が何なのかを本能的に知った上で郊外或いは都会に移り住む方もいますが、意外とその宝物が何なのかに気がつきにくい場合があります。その場合、そのキーワードを見つけることは風水にもできることです。たとえば、皆さんがおぎゃあと生まれた日によってその宝物が何なのかを見出すことも一つの方法です。生まれた日は、甲(きのえ)木、乙(きのと)木、丙(ひのえ)火、丁(ひのと)火、戊(つちのえ)土、己(つちのと)土、庚(かのえ)金、辛(かのと)金、壬(みずのえ)水、癸(みずのと)水と大きく分けて10種類あります。
たとえば、生まれた日が乙木の方は「大地(坤)」と「水(壬)」というキーワードを持っています。「大地(坤)」というキーワードがあるため高層マンションの上のフロアに住むよりは低層階の方が良いでしょうし、山の近くや湿地帯や畑の近くも宝物になるはずです。また、「水(壬)」というキーワードから写真のような海の景色や池が見える景色もこの方の宝物になるはずです。
◆孟意堂風水的「宝物」を活用する奥義◆
風水の古書に書かれている文字は、「乙」だとか「壬」としか書かれておらず、それが何を意味するかは具体的には書かれていません。だからこそ「これもあてはまるんじゃないかなあ。」と今の私たちのライフスタイルに置き換える作業というか、見つける楽しみが出てきます。たとえば、辛金は宝石・貴金属などと捉えられていますが、それだけではなく、弦楽器の美しい音楽や鳥の心地よいさえずりもそれにあてはまります。その方にあった宝物探しをする楽しみを風水師は一緒になって味わうことができるのです。
それからもう一つ。前述の乙や壬というエネルギーは「天干」と言って天からやってくるエネルギーに属します。目には見えませんが、私たちは毎日の暮らしの中で天からのエネルギーと地からのエネルギーの両方から影響を受けています。「天清地濁(天は清らかで地は濁っている)」という言葉があるように、天からやってくるエネルギーは清らかです。目の前が真っ暗になってしまった時、自分がこの先何をしたら良いのかが分からなくなった場合、天からのエネルギーは私たちをクリアにしてくれます。これも無形の大事な宝物と言えます。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第129回 恵まれた風水天地、の巻
◆風水都市・香港にないもの◆
風水の有名な言葉に「山管人丁、水管財(山は人財を制し、水は財を制する)。」があります。香港には、その言葉通りの素晴らしい山々があります。たとえば、香港島の太平山(ビクトリアピーク)は、香港で最も高い山「大帽山」から連なるエネルギーを受けた山で、富にも健康にも恵まれ安定する左輔星の山と言われています。また、知恵あふれる南宋の僧侶、済公(さいこう)の帽子の形に似ているところから、このエリアに住む人たちは賢くなれる、とも言われています。
海に囲まれた香港は水にも恵まれています。豊かなビクトリアハーバーが九龍と香港島の間を西から東へうねうねとゆったりと流れているので、この地は枯渇することなく豊かである、とも言われています。現代を生きる私たちにとって香港は恵まれた風水天地です。しかしながら、ここ香港にはない自然の恵みが、日本の栃木県・日光エリアにあります。
◆龍がひと休みしたその後で◆
山脈の中には、龍がうねうねと動いているようなエネルギーあふれる龍脈と、そしてその偽物があります。本物の龍脈が躍動的に動く途中できれいな水の豊かな池を見かけると、龍はそこで水を飲み、ひと休みします。この清らかなブルーの池のことを風水用語で「天池」と呼んでいます。その水が海水ではなく淡水であり、龍が飲んで癒されるほど、クリーンで美味しいことが大事なポイントです。そして、さらに大事なのが実はそのひと休みした後です。休んでエネルギーチャージした後、龍はまた再び躍動的に動き出し、龍のたくましいエネルギーがエネルギースポットと言われる龍穴に集結するからです。
このリアルな光景をなんと栃木県・日光エリアで見ることができます。男体山の山頂付近にある中禅寺湖は水深があるため冬でも凍らず美しく、まさに天池であると言えます。そして、天池のきれいな水を飲んでひと休みした龍が再び動き出して行き着くところが、二荒山神社であり、日光東照宮です。日光東照宮には、何百年も昔からこの地で徳川家康公が永眠されているのは、偶然ではありません。ドローンも測量もなかった時代に風水理論に基づいてこの風水天地を見出した天海和尚が風水の天才であったことが伺えます。
ところで、今を生きる私たちが住む場所を「陽宅」と呼ぶのに対し、先人の眠る場所を「陰宅」と呼んでいます。国が繁栄するかしないか、○○家が栄えるか否かは実は「陽宅」の影響だけではなく、「陰宅」のサポートがあってはじめて成り立つものです。つまり、徳川家康公はこの世から旅立った後、たくましいエネルギースポットに眠り、あの世に旅立ってからもはるか北の方から南に立地する江戸をサポートしているのです。
◆孟意堂風水的風水天地を享受する奥義◆
天池のある場所、そして、そこから流れる龍のエネルギーを受けたエネルギースポットのある場所は、そこで生きる植物たちを生き生きとさせています。日光東照宮界隈に行くと、明らかに他のエリアとは違うすがすがしいかおりやマイナスイオンたっぷりの空気を味わうことができます。家康公が眠っているお墓の背後にある杉の木たちは凛としていて穏やかで、このエリアの植物たちも心地良く生息しています。
今のままではダメだ、是が非でも改善したいと思う場合、運気の流れをガラリと変えたい時、「よし、やるぞ!」とエネルギッシュになりたい場合に訪れると良いエリアでもあります。
生きている限り私たちは何かにぶつかります。そこで改良しようとか改善したいと思います。その思いを元に考え、行動を起こし、そして逃げないでクリアしていく。そういう生き方をされた家康公が眠るエリアだからこそ、改善に力を注ぐ私たちに力を与え、エネルギーを注いでくれるのかもしれません。
彦坂 久美子
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第128回 目の前で起きていることに騙されるな、の巻
◆詐欺師を騙す詐欺師◆
先日、一瞬ですが騙されそうになりました。
友人が日本から郵便物を送ってくれたのと同じタイミングでSNSのメッセージを受け取ったのです。そこには「荷物をご自宅に送ったが不在だったので再送する予定です。そのために、このURLをクリックしてご連絡ください」とありました。しばし考え、もしかしたら・・・と思って郵便局に問い合わせをしたところ、案の定、それは詐欺まがいのSNSでした。
このように全く知らない人から騙されそうになる場合もあれば、信じていた人から騙されることも長い人生の中で何度かあります。この10月から始まるテレビドラマ「クロサギ」では、平野紫耀さんが主人公「クロサギ(詐欺師を騙す詐欺師)」を演じ、「シロサギ(素人を騙す詐欺師)」や「アカサギ(異性を騙す詐欺師)」、そして「アオサギ(企業を騙す詐欺師)」といった、リアルな世の中にも登場する詐欺師たちに立ち向かっていくストーリーが描かれています。
この世の中には「本物」があり、そして「似て非なるもの」があります。「本物」とは明らかに違う「偽物」を見抜くことができたとしても、「似て非なるもの」を見抜くのは結構至難の業です。
あの世に旅立った人たちが住む「陰宅」の場合にも同じようなことが言えます。
◆本物の龍穴と似て非なるエネルギースポット◆
香港などの中華圏や古来の中国では、魂(たましい:陽の霊)は精神を司り、人が人生を全うすると魂が肉体から離れて天に帰るとみなされています。そして、肉体を司っていた魄(はく:陰の霊)は地に帰るともみなされています。ですから香港では現在もなお火葬ではなく土葬を希望する方々がいます。土に返る場所、すなわちお墓が大自然の持つ素晴らしいエネルギーを受けると、その子孫は繁栄するからです。そのエネルギースポットを見出すという1発逆転ホームランを打ち富貴を享受できるのか、富だけ得られるのか、尊さだけ得られるのか、それとも空振りの三振でやがて小さくなってしまう家運なのかは、本人たちの努力もさることながら、実はご先祖の「陰宅」にかかっています。散骨するなんてもったいない。「ご先祖様、がんばって!」なのです。
うねうねとした山脈を龍の背中のように見立て、龍が一休みして充電し、さらに飛躍するところに「龍穴」と呼ばれる山のエネルギースポットがあります。この龍穴には「本物」と「似て非なるもの」があります。大地のエネルギーがグッと集まり、力強さを発揮する本物の龍穴は、ゴロゴロと幾つもあるわけではありません。多くの場合、本物の龍穴だと信じていたものが「似て非なるもの」であり、理論は合っているのに理論通りに土を掘ってみたら龍穴にあるはずの五色の土がない、そのため効果が現れない、という悲しい結果になるのです。だからこそ本物を見出す力が問われるのです。
◆孟意堂風水的本物の龍穴を見極める奥義◆
その際の大事なポイントは、目の前の光景だけを見て判断してしまっているかどうか、です。目の前に見える1つの山だけを見て、本物感いっぱいの「似て非なる光景」を「これが本物!」と信じてしまうことにあります。しかしながら、山が1つだけという場合は比較的少なく、実際は幾つも重なっている場合がほとんどです。だから1つの山だけを見て判断するのではなく、その山の前と後ろにどのような山があり、そこに関連性があるのか、龍脈がどう動いているのか、を見極める必要があります。目の前にある山のエネルギーがどこから来ているのかを知るためにも、背後にある山をよく理解する必要があるのです。そのためにはやはり「知識」だけではなく「知恵」を活用することが大事なのだと実感しています。
彦坂 久美子
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第127回 殺破狼(さっぽーろん)、の巻
◆映画の秋!◆
スポーツの秋! 読書の秋! 芸術の秋! そして、映画の秋!
映画解説者の故・淀川長治さんばりに年間600本以上の映画を観ている友人が「良い映画に共通しているのは、映画の最初にハートを掴まれ、勢いとテンションがずっと上がったまま最後まで映画の世界にいられることだ」と言っていました。どこか途中でまったりとすることはなく、ずっと上がり続けるのが優れた映画なのだと。銀幕が降りてもテンションが上がったまま「この映画の続きが観たい」と思える映画は確かにあります。最近の映画の中にもそういう作品はありますが、2017年に封切りされた香港映画「殺破狼(さっぽーろん: 狼よ静かに死ね)」もその一つと言えます。しかも、2回目、3回目と映画を観ていくと、1回目と違った面白さに気づいてしまいます。映画のシーンに隠された暗号、つまりそれまで気づかなかった奥深い部分を読み取ることのできる面白さもあるからなのでしょう。
◆殺破狼が影響すること◆
紫微斗数推命は、北極星(=紫微星)を軸とした数々の星を命盤として活用し、運勢を推しはかる術のことです。「殺破狼」の殺とは紫微斗数推命の七殺星、破とは破軍星、狼とは貪狼星のことです。七殺星は「権力」をつかさどる星です。自分の力だけを頼りに人生を切り開こうとする勇敢な一匹狼で、束縛を嫌い、他人から人差し指で管理されることを好みません。破軍星は「耗」をつかさどります。好奇心旺盛で冒険心に富んだ性格を持ちます。古いことを壊した後、新しいことを始めるのを何度も繰り返して損耗し、その結果浮き沈みのある人生を歩みます。貪狼星は「欲望」をつかさどる星です。欲しいものを手に入れるセンスがあり、そのためによく働き、社交的で人とのつながりも多く、その結果稼ぐことも可能ですが、異性間の問題を起こす場合もあります。
仕事運にしろ、金運にしろ、この3つの星のそれぞれを関わりがほとんどない状態で、私たちは命盤のどこかに持っています。ところが、この3つの星が揃って関わり合いが出てくると、途端にお互いが刺激しあい、コントロール不可能な凶意に変貌します。状況が極端に変化し、突然人生の荒波がやってくるのです。元々の命盤にあってこの浮き沈みする状況を背負って生きていく場合もあれば、大限と呼ばれる10年間で巡ってくる場合もあり、何の予兆もなく人生のどこかの年に巡ってくる場合もあります。この3つの星が揃ってキラキラ輝くことはこれまでに経験しなかったピンチを迎えることにもつながります。ちなみに、前述の映画「殺破狼」は、七殺星、破軍星、貪狼星という3つの強烈な星の元に生まれた人たちが揃うことによりストーリーは展開されています。
◆孟意堂風水的殺破狼と向き合う奥義◆
人の実力が問われるのは、実はノリノリで運気が上昇している時ばかりではないようです。むしろ、殺破狼が揃う時こそ、その人の本当の力が問われる時期です。予測不能な荒波に対して「乗り越えられない試練は与えられない」と勇敢に立ち向かうのか、「自分はもう何もできない、おしまいだ」と足踏みするのか、その舵の取り方如何で、その後の人生は後天的に大きく変化していきます。
さらに注目したいのは、この3つの星がサポーターとなる星から支えられると、前述のストーリーが変わる点です。たとえば、ある時期に3つの星が揃い、そこにサポーターの星も現れると、やってくる荒波を乗り越える力の源のような役割をこの3つの星が逆に果たしてくれます。それは、一匹狼だと思い込んでいた自分が、実は様々な人に支えられて生きていることに気づくチャンスとも言えます。
紫微斗数推命も四柱推命や風水同様、予測不能な荒波の多い今を生きる私たちにヒントを与えてくれているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>

Line ID: Mannidou2868
住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
電話:(852)9841-6366
メール:kumiko6ring@gmail.com
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第126回 雨降って地固まる、の巻
◆申月は変化の時期◆
今月は、年の初めに申し上げた通り「変化」の時期、この一年の中で最も注目すべき時期の一つです。
突然大雨になったかと思えばすぐに止む最近の天気のように、これまであたりまえだったことが突然変化します。突然の変化は大雨による土砂災害や事故のように恐ろしいことだけが起きるとは限りません。ひどかった環境がガラリと変わる場合もあるし、人間関係がスムーズになったおかげでおもしろいきっかけが生まれる、というように好転することだってあります。しかしながら、今月はどちらかといえば良くないことや起きてほしくないことの方が強いようです。
今年は寅(とら)年なので寅が「太歳(たいさい)」にあたり、今月の申(さる)月は「歳破(さいは)」にあたるからです。
◆歳破のチカラ◆
いにしえの人たちは、木星が天球を約12年で1周するため、その年に木星の宿る方位や干支を「太歳」と呼びました。太歳はとてもパワフルなエネルギーで、それと相反する干支を「歳破」と呼び、歳破の影響で病気になったり怪我をしたり、金運が落ちたり、人から訴えられたり、不吉な事が起きると言われてきました。風水ではこれを「犯太歳(太歳を犯すこと)」と言い、日本の厄年のように恐れられています。
歳破は以下のように6種類のパターンがあります。たとえば今年の場合、「突然ガラリと変わる」特徴を持つ寅と申がぶつかります。木エネルギーを持つ寅は金エネルギーを持つ申に傷付けられますが、申も相当エネルギーを消耗するのです。

今年の場合は寅年の方、寅日生まれの方、申年の方、申日生まれの方が太歳の影響を大きく受けます。また、へび年の方やへびの日生まれの方も十分注意が必要です。
ちなみに、方位の場合は以下の通りです。たとえば今年の場合、太歳の方位は北東の寅方位、歳破の方位は南西の申方位です。
◆孟意堂風水的歳破と向き合う奥義◆
その昔、孟意堂は交通事故で救急車に運ばれて治療を受けたことが一度だけあります。タクシーに乗っていた時のことでした。車線変更すべきでない場所で相手の車が左側から急に車線変更し追突してきた事故で、タクシー運転手のとっさの判断のおかげで助手席はぐしゃぐしゃでしたが、孟意堂が乗っていた後部座席は追突した車にぶつからなかったのです。足の打撲はあったものの奇跡的にそれ以外の怪我はありませんでした。1秒でもタイミングが違えば、自分が助手席のようになっていたのだと、怖い思いをした体験でした。
今年の歳破はこうした一瞬の判断が問われます。今年の場合は突然襲ってくるエネルギーであるものの、一過性のものでもあり、その判断が問われます。しかし、頭では分かっていても苦しくて辛いことが目の前に起きてしまうと、早くなんとかしたいと焦った判断をし、その判断が災いして問題を長引かせてしまう場合もあります。
歳破は、避けて通ることは残念ながらできません。人生の中で何度か起こる辛い試練です。問題はその後です。苦しい試練を「雨降って地固まる」にできるかどうか、私たちがそれをどう判断し次のステップでどう動くかが試されています。上手くやろうとする必要はなく、涙して怒って、その上で落ち着いて向き合えばきっと乗り越えられるものです。そして、問題を起きないようにするために風水があるというよりも、起きた後、味があって深みが出てくる人になるために風水がある、と思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第125回 君は金より美しい、の巻
◆価値ある作品◆
香港の新たなステージの始まりです。
世界の金融市場として活躍してきた時代から豊かな文化も発展する時代へ、といわんばかりに「M+」と同じ西九龍文化区に香港故宮文化博物館が今月2日にオープンしました。香港故宮文化博物館では中国本土以外で最大規模と言われる914点の作品が展示され、その中の166点は何と中国の国宝級(国家一級文化財)の作品です。パリのルーブル美術館や北京故宮博物館から期間限定でやってくる価値ある作品もあり、ワクワクします。
この博物館にはギャラリーが9つあり、その中のギャラリー2は清朝宮廷文化がテーマです。豊かな経済力を基盤に、中国文化の花が咲き発展していった清朝6代目の皇帝・乾隆帝の時代。乾隆帝の衣服が象徴のように展示されているのは、文化発展への熱い思いが込められているからなのかもしれません。
◆辛金の価値◆
美しい作品は、その空間にいる人々の心を和ませ、人を引きつけるチカラがあります。孟意堂風水では、お住まいや店舗にゆかりのある素敵な作品をその場所の最も適した所に置くことで、その空間全体をいきいきと輝かせる方法を行う場合があります。美術品だけではなく人にもこうしたチカラがあります。美しい人に人々が注目するのは、有名な人であるからとは限りません。その人自身が美しく輝いているから近づきたくなる場合だってあるのです。
人をさまざまな角度から看ることができる四柱推命には十天干と呼ばれるエネルギーがあります。具体的には甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10種類のエネルギーのことで、この10種類それぞれに違った個性があります。たとえば丁火(ひのとひ)のエネルギーを持つ人にはキャンドルの火や星の瞬きのような美しさが、壬水(みずのえみず)のエネルギーを持つ人には水面に見せる美しさがありますが、宝飾品のようにキラキラと輝く辛金(かのときん)のエネルギーを持つ人は好感度ある美しさを持ち、人をぐっと引きつけるチカラがあります。そして、水で洗い布で磨かないと宝飾品が輝くことができないように、このチカラを軸に持つ人は常に努力して自分自身を磨き続けないと輝くことができない=価値を高めることができない、という命を持っているのです。
◆孟意堂風水的辛金の価値を高める奥義◆
宝飾品に価値が問われるように人にも価値が問われます。辛金のエネルギーを持つ人の場合、その価値は自分で決められず、周りにいる誰かによって決められる運を持っています。まるで、クリスティーズなどのオークションで美術品を誰かが見出し、価値を評価してもらうように、です。
宝飾品の場合は大きさとか透明度のような価値を決める基準があります。辛金のエネルギーを持つ人の場合は、自分の基準で自分の価値を決めることはできず、世の中の基準で価値の如何が評価されます。その価値を決めた誰かにチカラがあれば、自分が思っている以上に価値は高くなるでしょうし、さらなるチャンスがあるはずです。そのためには輝き続けることが必要です。
風水で辛金の価値を高める方法は、たとえば前述のような水で洗う方法と、火やハンマーの力で形を変えてしまう方法です。水で洗う場合は辛金にとっては心地良く、見た目にすぐ輝き美しさを発揮できます。しかし、火やハンマーを使う場合はプレッシャーが強く時間もかかります。現実的には、乗り越えなければならない壁が次々に現れ、「自分はなんてツイていないんだ。」と思うようなことが起きてしまいます。しかし、こういう試練の時期こそ辛金が最も磨かれる時期なのです。形を根本から変えることでこれまで見えなかった内面の美しさが発揮され、それに人間力が加わりこれまでの価値とは違った価値が生まれる、そういう力を持っているのが辛金を持つ人なのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第124回 いつかきっと、またどこかで、の巻
◆香港を象徴する名所◆
「ジャンボキングダム」。香港を訪れる人たちが必ずといっていいほど立ち寄った水上レストランのことです。コロナ禍の影響などで2020年3月3日から休業していましたが、正式に閉店し、今月香港を離れることになりました。
ゲートから渡し船で向かい、昼は金色と赤色でカラフルに、夜はライトで煌びやかに輝くレストランの中に足を踏み入れると、どこの角度から写真を撮ってもインスタ映えする豪華絢爛な光景がありました。レストランの玄関にある赤い目の大きな金龍が巻き付いた左右の柱が、赤い大きな看板と共にとても印象的でした。さっきまでピチピチ動いていたエビの料理、たっぷり入ったフカヒレスープ、新鮮な魚や貝類を好みの味付けと好みの調理法で作ってくれる豊富なメニュー、締めの黄金炒飯など、香港を代表するシーフードが目白押しで、「食は香港にあり」を見せつけてくれたレストランでした。
◆長生のチカラ◆
ジャンボキングダムは、実は香港仔(アバディーン)に浮かぶ大きな船です。この船の玄関は、まるで固定されているかのように北東の寅(とら)方位に向いています。風水では、北東の寅(とら)方位、南西の申(さる)方位、南東の巳(へび)方位、北西の亥(いのしし)方位を四つの「長生(ちょうせい)」と呼んでいます。「水法」という伝統的な風水の方法で見てみると、人や渡し船が運んでくるエネルギーが入口に絶え間なく入って長生というエネルギーを刺激するため活気を生み、このレストランの商売繁盛に一役も二役も役立ってきたことがわかります。
長生は、人生の盛衰を意味する「十二運」の中でも生き生きしたエネルギーです。人は、母親の身体に受胎(胎)して時間をかけて育まれ(養)、おぎゃあと産声を上げてこの世に生まれ(長生)、沐浴して(沐浴)身体を清めます。 子供からだんだん成長し(冠帯)、社会で活躍するようになり(建禄)、人生のピークを迎えます(帝旺)。体力と免疫力が衰えて(衰)病気になり(病)、やがて死を迎えます(死)。そして、墓に埋葬されて(墓)土に還る(絶)、これが十二運の流れです。
この十二運のチカラのそれぞれに個性があり、そのチカラを活用するのが風水師の腕の見せ所です。
◆孟意堂風水的長生を活用する奥義◆
半世紀近く人々に愛されてきたジャンボキングダムは、決して順風満帆な歩みをしてきたわけではありませんでした。何度も増築して800人を収容できる大型船になりましたが、ジャンボ水上レストランとしてオープンする1ヶ月前の1971年に大きな火災事故で全焼してしまいます。その後、2つの巨大企業が3000万香港ドルを投じて再建工事を行い、1976年に正式にオープンしました。多くの人たちを魅了し、たくさんの映画の舞台にもなったレストランですが、アジア通貨危機などで客足が遠のいたり、何度も危機を迎え、何度も乗り越えてきました。
これは「長生」のもう一つのチカラである「変化すること=動くこと」のなせる技だと思います。長生はこれまで母体にいた赤ちゃんがおぎゃあ、とこの世に生まれる変化のエネルギーです。ずっと落ち着かないのです。増築・改築を繰り返すようにどんどん変化し「動く」のです。そのため繁盛もし、活気も生まれるのですが、安定しにくい面もあります。そして、「このエネルギーを活用する」と心に決めた人は、このことをよく理解し、その時その時の変化に対応していくしかありません。
その昔、第二次世界大戦中にサーフボードをベンチに変えて守った人の話を聞いたことがあります。ジャンボキングダムも姿を変え、形も変わるかもしれません。でも、きっと美味しい料理と夢のような空間を持ったレストランとして再び登場してくれることでしょう。いつかきっと、そして、またどこかで。
彦坂 久美子
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第123回 水と生きる、の巻
◆水のあるくらし◆
台風のシーズン到来。
強風や豪雨によって生き物の生活を時に破壊し、人々の暮らしを変えてしまう恐ろしい存在でもあります。ここ香港でも、道路は水であふれ、店舗や住まいが浸水したり、窓が壊れて飛んだり、木々が倒れたりします。場合によっては停電したり、ITなどのインフラが止まってしまったり、毎年台風によって何らかの形で被害を受けています。かつては水不足に悩み、水に翻弄されてきた香港では、水と生きることは大事なテーマの一つです。
その一方で、水は私たちにとってなくてはならない存在です。水のあるところに生命が生まれ、人が集まり、農耕生活や文明が発展し、ビジネスは動いてきました。ロンドンやパリ、ニューヨーク、シンガポール、上海、東京や大阪や福岡など、発展を遂げてきた都市には必ずと言っていいほど潤いのある美しい川や海が流れています。
これらの都市の川や海はまっすぐスピーディーに流れるのではなく、曲がりながらゆったりと流れています。ゆったりと流れるので水は要所要所で溜まりやすくなります。これを風水用語では「有情」と呼び、これらの都市が発展してきたのもこの「有情」の水のおかげとも言えます。香港のビクトリアハーバーの場合は、北西や西南から水がたっぷりと集まり、うねうねと曲がりながら流れ、そして東の狭い出口へ少しずつ流れ出ています。香港の発展にこの地形は欠かせない要因なのです。



◆水というエネルギー◆
水には、自由自在にその姿かたちを変えることができる特徴があります。氷として固まることもできれば、お湯にもなり、蒸気にもなります。生きるものに潤いを与え、激流のように強い力でモノを破壊する力もあります。狭い場所に入って流れることもできれば、広い場所でもゆったりと流れ、小川にも大きな湖にもなることができます。
風水で登場する五行の水エネルギーもリアルな水と同じで、変化に対する順応性があります。この水エネルギーをしっかり持っている方は、学校や職場が変わっても新しい環境に順応する力が高く、ものごとの変化に対して臨機応変に対応できる力があります。暮らしのリズムがアップテンポで変化の激しい香港では、この力は結構大事です。そして、目まぐるしく変化している今の時代にも、「変化に対して対応できる力」は必要不可欠なものと言えます。
木・金・火・水・土の五行それぞれに「仁義礼知信」というそれぞれを代表する力があります。水エネルギーには「智」、つまり知恵という大切な力があります。この水エネルギーをしっかりと持っている方は頭の回転が良く、とても賢いのです。
◆孟意堂風水的水エネルギーを活用する奥義◆
風水には「趨吉避凶(吉を招いて凶意を避ける)」という言葉があります。「トラブルを避けることは良いことだ」と思われている風潮があります。しかしながら、実際には穏やかな日々ばかりではありません。避けて通れないこともあります、たとえば、大雨によるトラブルや浸水が起きてしまうことや、水まわりの小さなトラブルに悩まされることだってあります。
世の中、もう何が起きてもおかしくない時代。でも、こういう時こそ私たちの本当の力量が試される時なのです。避けてばかりいて、本当の発展や進化があるものでしょうか? 起きてしまったことを元に戻すことはできませんが、起きてしまった以前よりももっと良いものにすることが不可能だとは言えません。ちょっと休んでエネルギーをためたら頭を切り替え、「解けない問題はない」の精神でその問題に粘り強く向き合っていきたいものです。
風水では「水」は重要な鍵を握る存在です。ビジネスが上手くいくのもいかないのも水次第です。店舗やオフィスを構える際、香港の風水では必ずと言っていいほど水を活用します。これは、水エネルギーが持つ無限大の「知恵」を享受するためでもあるのだろうなあ、と感心しているところです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第122回 西へ向かうか、東へ向かうか、の巻
◆瀬戸内海に存在する戦いの神様◆
今回は番外編・瀬戸内のお話です。サイクリングで一躍有名になったしまなみ海道の島々は、まるでエメラルドを散りばめたように美しい海に囲まれています。その中に浮かぶ大三島には年を重ねた多くの大木が生息しています。2000年もの間、この地に生息している御神木のある大山祇(おおやまづみ)神社は、弓矢など武器を持った仏像たちが祀られていて、宝物館には、刀剣・甲冑などの国宝級の武具が奉納されています。「闘うぞ!」という闘志満々のモチーフがところどころにあり、「この神社を参拝すると勝負に強くなる」と評判なのだそうです。二十一世紀の現代であれば、武器を使う戦いというよりも、スポーツなどの試合にご利益がありそうです。
さて、風水では、東西南北それぞれの方位が五行で表されます。東方位には木エネルギーが、南方位には火エネルギーが、そして北方位には水エネルギーが宿ります。大山祇神社は金エネルギーが宿る西方位を向いています。金エネルギーは「戦い」を意味します。神社の鳥居が西に向いている大山祇神社はこのエネルギーを活用させようとした古の人たちの知恵が込められている、と読み取れます。
◆金エネルギーの意味◆
金エネルギーはとてもはっきりとした力で、このエネルギーを持つ方は「ダメなものはダメ」とはっきり切ることができます。そこにためらいはありません。良いものとそうでないものの中間もありません。決断するのが速くて、はっきりしているのです。リストラする場合もスパッと切ることができるし、される側もスパッと次に行くことができます。とてもピュアなエネルギーであ
り、良いと思えることは迷いなく、まっすぐ進めていきます。
この金エネルギーがしっかりとある方は勝ち気です。それを良くないことのように言われる場合がありますが、「負けるものか。」と腹をくくり、勝ちに行く姿勢は、実はとても大事なことです。「失敗したらどうしよう。」とか「もし万が一何かあったらどうしよう。」とはならないからです。この金エネルギーは戦争という戦いだけではなく、ビジネスの上での戦いの場合も力を発揮することができます。そして、金エネルギーをしっかりと持っていると、自分自身との戦いにもその力は発揮できます。
◆孟意堂風水的金及び木エネルギーを活用する奥義◆
大山祇神社の本殿の向かいには「隼人の舞(はやとのまい)」というこれまた歴史ある銅像があります。隼人の舞は、本殿の向いている西の方位とちょうど反対にあたる東方位に向いています。本殿で舞を見る人たちと向き合うようにして舞う姿は、自然といえば自然ですが、その銅像の手元にある扇は、西に向かおうとする人たちに向かって「もう、西に向かうのはやめましょうよ。東に向かっていきませんか。」と言わんばかりに東の方位を指しています。
東の方位には木エネルギーが宿り、人々の知恵を意味します。木エネルギーが十分あると創意工夫があり知恵があります。人を慈しみ、戦わずして勝つ方法を考えられる知恵があるのです。
東へ向かうのが良いのか、西へ向かうのが良いのか。そのどちらが正しいかは、時代によって、そして地域によって違います。そのどちらにも優れた点があります。木エネルギーと金エネルギーは一般的には剋するので良くない関係だと言われています。しかしながら、まるで生け花をする場合のハサミとお花のように、一つの目的に向かってお互いを活用し合い、今までになかったものを作り上げていくことができます。木と金の関係は案外奥が深いものです。
彦坂 久美子
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第121回 自分のまちを自分で決める、の巻
◆住むまちを選ぶ◆
昨年末に上映されるやいなやたちまち大ヒットした映画「梅艶芳(Anita)」では、歌が次々とヒットし、映画やステージで活躍し、2003年にガンで他界した梅艶芳(アニタ・ムイ)が、白いウエデイングドレス姿で「バイバイ!」と明るく手を振り、ステージを去ったシーンが印象的でした。彼女は明らかに香港を拠点としたことで活躍し、輝いたスターでした。最後のステージで彼女が力を振り絞って歌ったのが「夕陽之歌」で、元歌は近藤真彦さんが歌って大ヒットした「夕焼けの歌」です。叙情あふれる大津あきらさんの歌詞はある都会を飛び出した男性の心のひだを歌っていますが、2番の歌詞はこんなフレーズで始まっています。
♪この都会(まち)誰を迎い入れ / また誰を追い出すのだろう
この香港という都会も外からの人を受け入れ、また人が去っていくまちでもあります。私たちがどこを自分の城にするのかを選択するのは実はとても大事なことです。様々な選択肢がある中で、どこに自分の拠点を設けるかは、そこから先豊かになれるか否かの人生を大きく左右することでもあるからです。
◆元朗(ゆんろん)というまち◆
外からの人が香港に移り住むのは、実はずいぶん昔から起きていたことのようです。
今から千年以上も前の973年。江西省の吉安府吉水県白沙村に住んでいた鄧ファミリーの家長はそこで豊かな暮らしをしていましたが一大決心をします。一旦広東省に移り、そして、縁もゆかりもない香港の地に移り住んで来たのです。彼らが選んだホームグランドはセントラルでもチムサーチョイでもなく、元朗でした。農耕に適した潤いのある土地は、生き生きとしたエネルギッシュな素晴らしい山に囲まれ、雪などの寒冷のリスクのない場所でした。彼らはお墓も素晴らしいエネルギースポットを次々と見出しています。初代は元朗の「玉女拝堂(よっくのいばいとん)」、二代目も同じく元朗の「金鐘覆火(かむちょんふっふぉー)」、三代目は荃湾(ちゅんわん)の「半月照潭(ぷんゆっちゅうたむ)」といった素敵な名前のついたエネルギースポットに眠っています。いずれも後世に残る名エネルギースポットで「玉女拝堂」は地位を、「金鐘覆火」や「半月照潭」は富と子宝に恵まれることを後世の子孫達にもたらすエネルギースポットです。果たして彼らの子孫たちは元朗の名士となり、次々と子孫は増え、いずれも土地や豊かな暮らしに恵まれていきました。
◆孟意堂風水的自分の拠点を選択する奥義◆
元朗というまちは古い街並みと鄧氏の伝統を残しつつ、現在ではYOHO Townという便利なショッピングモールができ、新しいマンションが建設され、より多くの人たちが住むようになりました。しかし、農耕に適した潤いのある土地や素晴らしい山々は変わらずこの土地に存在しています。この地に足のついた落ち着きのある土地に自分の拠点を設けるのか、それとも変化に富んだ景色の地に自分の拠点を設けるのか、私たちにはその選択肢があります。元朗のまちのように真北に水田や海が見える方が良いのか、それが西が良いのか東が良いのか、はたまた海の景色は見えない方が良いのか、ビルに囲まれた場所が良いのか、緑の多いところが良いのか、自分の住まいをどの立地にするかを選択することができます。事情があって引越し等ができない場合は、そのお住まいの中の東西南北のどこに寝室を設けるのか、ホームオフィスの場合は自分の働く場所をお住まいのどこに定めるのか等の選択肢があるはずです。その一つ一つの選択がストライクゾーンに入っていれば、後天的に私たちは良い運気に恵まれていきます。環境によって徐々に私たちも変化していきます。そして、その物差しになるのが風水の知恵なのです。
彦坂 久美子
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第120回 前を向いて歩こう、涙がこぼれないようにの巻
◆春節のおめでたい言◆
香港では、春節にこんなおめでたい言葉を言い合います。「恭喜發財(あけましておめでとうございます)!」「身体健康(この一年、健康に恵まれますように)!」「心想事成(思いが叶いますように)!」そして、今年の干支の「虎」にちなんだこのような言葉もあります。「虎年大吉(この一年大吉に恵まれますように)!」「如虎生翼(虎に翼が生えるような活躍ができるように)!」
三国志演義の中に「如虎生翼」にちなんだ話があります。後に蜀漢の皇帝となる劉備玄徳は、関羽や張飛などの力の強い味方に恵まれていましたが、天下取りの為に何が必要なのかを悟り、諸葛孔明を軍師としてスカウトします。スカウトは成功し、彼から的確なアドバイスを受けるようになり、力に加えて戦略を持って戦えるようになりました。彼は諸葛孔明を味方にしたことを「(強者の象徴である)虎が翼を得て飛べるようになったようなものだ!」という意味で「如虎生翼」と言ったそうです。自分では想像できないアプローチで、自分の力をより効果的にプロデュースしてくれる諸葛孔明のような人と出会えたら、こんな嬉しいことはありません。人との縁はとても大切なもの、そして、自分の人生を大きく変える出会いはかけがえのない宝物です。


◆立春の命式で読み取れること◆
さて、立春を人の四柱推命のように分析し、その年の様々な出来事を予測する方法が風水にはあります。この方法で今年を分析してみると、前述のように人との縁に恵まれるどころか、その反対のことが予測されます。
壬寅(2022)年の立春:2022年2月4日 寅刻
年 壬(陽水・偏財) 寅(甲/丙/戊・七殺/偏印/比肩)
月 壬(陽水・偏財) 寅(甲/丙/戊・七殺/偏印/比肩)
日 戊(陽土) 子(癸・正財)
時 甲(陽木・七殺) 寅(甲/丙/戊・七殺/偏印/比肩)
この一年の主役は岩のような戊土(つちのえつち)です。この土は寅木という根を持った甲木(こうぼく)に強く剋され、大きな河のような壬水の流れに岩は決壊しそうで、試練にまた試練を受けて苦しい状況です。そんな中、力になってくれる仲間の土エネルギーはとても弱く、支えてくれるはずの太陽の火エネルギーは地面の下の寅の中にぽつんぽつんといるだけでこれまた弱く、力になれません。疲弊している戊土は誰からもアドバイスを受けることができず「なんだ、結局頼りになるのは自分だけなんだ。」と悟ることになります。
ここからこの一年の様々な世相が読み取れますが、人間関係では、人がぶつかり口論が多く、誰かを頼りにすることもできず不安に涙する一年です。そして、「何も手を加えず運命のままであれば大変なことになるぞ。」と警告してくれているかのようにも読み取れます。
◆孟意堂風水的流れを変えてスムーズにする奥義◆
後天的にテコ入れをする、そのキーワードの一つが「源流」です。どこに源流があってどこへ流れ、どこにたどり着くのか、そして、その流れがスムーズかどうかを見るのは命式を見る上でとても大事なポイントです。命式の流れが良ければその人生はスムーズに流れます。ところが、この立春の命式は水が土にぶつかり、土が木にぶつかり流れがとても悪いのです。それは五行の火・金エネルギーが欠けているのも原因ですが、命式の全てが「陽」であることも原因しています。
ならば、何らかの方法で何らかの陰エネルギーを加えるのも流れを良くする方法の一つです。陰と陽の関係は、ある種磁石の原理に似ています。N極(陽)とN極(陽)は大きく反発し合いますが、N極(陽)とS極(陰)は強い力で引き合うからです。
どのようなS極(陰)を用いると効果が出るのかはテコ入れの大事なポイントです。
力のある劉備チームに諸葛孔明の知恵が加わって流れを変えたように、今年は知恵で流れを変えられるチャンスが私たちに与えられている年でもある、と言えるのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
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第119回 トラ年にたっぷり金運を引き寄せる孟意堂風水の巻
◆時間の変化と共に変わる風水◆
新年あけましておめでとうございます。
この一年も東洋の知恵・風水を活用し、より良い年となることを心よりお祈り申し上げます。
風水といえば「地理風水」と言われるように平面を見るのが一般的と言われますが、時間の流れと共に変化する風水もあります。
どんなに素晴らしいお住まいでも時間と共に何かが変化し、永遠に同じということはありません。
その鍵の一つが「玄空飛星(フライングスター)」です。この手法は夜空にはっきりと見える北斗七星に由来します。
あたかも天空の星がある法則性を持って移動して見えるように、以下の図「玄空飛星図」の東西南北、北東、北西、西南、東南、及び中央という9つの方位に現れる星は時間と共に変化します。この手法は分かりやすく変化を実感しやすいので、多くの人たちに活用されています。
この「一」から「九」の数字は、それぞれ一白貪狼星、二黒巨門星・・・と名前があり、それぞれ意味を持ちます。
たとえば、この数字の中には金運に恵まれる力を持つものがいくつかあり、六白武曲星(五行:金)の宿る北西、八白左輔星(五行:土)の宿る北東、九紫右弼星(五行:火)の宿る南は今年金運アップに活用できる方位です。
◆壬寅年に輝く金運の星は◆
「玄空飛星図」には「元旦盤」というベースがあります。今年の場合は「元旦盤」と「玄空飛星図」の同じ方位に同じエネルギーが存在します。
たとえば、中央には同じ五黄土星が、北東には同じ八白土星が宿ります。 この一年は同じ方位に同じエネルギーが宿るので、良い働きをするものも良くない働きをするものもダブルの働きをすると考えています。つまり、よくない働きをするエネルギーにはその分しっかりと対策が必要ですが、金運を招く六白金星や八白土星に対しては、方法を考えればダブルで金運を享受するチャンスがこの一年にはあるのです。
そのためには、その星が持つ五行を強化して金運を高める方法を用います。たとえば、北東に宿る八白土星は五行の「土エネルギー」なので、金運を高めるために明るい照明などの「火エネルギー」を用いたり、家庭に富貴と幸福をもたらすように「家山有福」と書かれた山の形をした石、すなわち土で「土エネルギー」を強化する、という伝統的な方法を用います。
北西に宿る六白金星は「金エネルギー」なので、金運を高めたい場合には同じ金属でできた振り子時計や銅銭などを用います。
これらは、六白金星だとか八白土星などのキラリと光るスーパー金運スターに注目し、それぞれを活用する方法です。これも素晴らしい方法ですが、孟意堂には別の考えがあります。
◆孟意堂風水的この一年を生かす風水の奥義◆
現在は後天第八運(2004年~2023年)から後天第九運(後天2024年~2043年)へ移行する時期、言い換えれば両方のエネルギーの影響を受ける時期です。
だからこそ、ここからしばらくの間は「クロスオーバー」という考え方が大事なキーワードになると思っています。
クロスオーバーとは、異なる何かと何かがかけ合わさって新しいものが生まれ、相乗効果をもたらすことです。
これをこの一年の風水にあてはめてみると、心地良くすごしやすい空間にするためにも、悪いエネルギーであれ良いエネルギーであれ組み合わせれば変化する、一つの空間の中の、ある方位とある方位のそれぞれ異なるエネルギーが共鳴して新たなエネルギーをもたらしていく、という考えにつながります。
従来なかった方法を見出しチャレンジできるのはとてもラッキーなことです。
前述の「玄空飛星図」には実は「蜘蛛網(蜘蛛の巣)」というニックネームがあります。蜘蛛の糸は中央から四方八方に広がっていき、その網に金運が溜まれば多くの人たちがハッピーになります。だからその大元となる中央が、このクロスオーバーの大事な鍵を握るはずだと考えているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第118回 目から情報を得る、活用する、の巻
◆目から得る情報◆
朝、目覚めて一番最初に見るもの(人)、それは何(誰)でしょうか?
すがすがしい緑の多い山の景色でしょうか?愛しい人の寝顔でしょうか?部屋の中に飾ったお気に入りの絵とか写真でしょうか?
朝、目覚めた時の目から得られる情報が一番吸収できる、と風水では言われています。それが美しいもの(人)であれば、その人の目はどんどん美しくなっていきます。
そして、それがその人にとって栄養分のようなものであれば「今日も一日、よしがんばるぞ!」という気分にもなります。
香港のクリスマスのイルミネーションは今年も健在。各地の商業ビルの壁面を飾るイルミネーションはとても華やかですが、それに負けず劣らず素敵なのが、この写真のようなビルの中のクリスマスのデコレーションです。
今抱えているいろんなものをスパッと忘れさせてくれる華やかさに思わず足を止め、じっと眺めていたくなります。
こうした心がウキウキワクワクする景色を眺めれば眺めるほどここから先の私たちの運気は上がります。
これからしばらく過ごす事になる第九運の鍵を握るのが目、そして目から得る情報だからです。
◆第八運から第九運へ◆
風水には地面や空間を見る地理風水と時間を見る風水があります。どんなに優れた場所でも時間の影響を受けて変化します。
時間を見る風水の場合は180年を1つのサイクルとし、それをさらに9つに分けてその時代を分析する方法「玄空大卦」があります。
つまり、時は第一運から第九運へと流れ、また第一運へと繰り返されます。
2021年の現在は第八運と第九運の両方の影響を受ける時期です。第八運(後天2004年〜2023年)は八卦では艮土(うしとらつち)の時代で、人体では手とか指が活用される時期です。指を使うPCやケータイが発展していく時代です。ネイル等で指を美しく見せる時代でもあります。
そのひとつ前の第七運(後天1984年〜2003年)は八卦では兌金(だきん)の時代で、人体では口が活用されました。サングラスで目を隠し、DJが夜通し語る話に人々は夢中になり、歌やトークが注目された時代でした。
そして第九運(後天2024年〜2043年、先天2017年〜2043年)は八卦では離火(りか)の時代、人体では目や心臓が注目されます。奇しくもマスクで覆う必要のない目から私たちはさまざまな情報を得ています。そして、ここから先は目から得られる情報を活用する時代だとも言えます。
◆孟意堂風水的目を生かす風水の奥義◆
風水の書で漢五派の我々にとってはバイブルのような存在である「図解・雪心賦」では、このことを予言するかのように目から得られる情報の大切さが問われるくだりがあります。
「書物から知識を得る以上に、現場百回、現場をよーく見て情報を得て来い!」と言われているかのようです。
山や水の景色を見て、龍が地面や水を通じてどこを動き、どこで足を止めているのか、目からどれだけの情報を読み取ることができ、その目から得た情報をどれだけ分析できるのか、あんた、答えてみなさい、ということなのでしょう。風水師もなかなかボーッとしていられません。
たとえば、人体を流れる経絡の途中に様々なツボがあるように、山にもエネルギースポット(龍穴)というツボがあります。このツボはあたかも何メートルも下の深いところにあるように言われていますが、実際のところ龍の動きは横に動くのではなく上下にウネウネと動きますから、ツボは深いところもあれば浅いところもあるはずです。
それをどう見つけるのかは、山や水を見る目が肥えていないとできないことです。
ファッションセンスやヘアカットやアートのセンスも目が肥えていないと養われないのと同じことです。
私たちはラッキーなことに目を生かす時代に突入しています。目がイキイキしている人は運気が上がる。目から得る情報を活用できる人はこれまた運気が上がる。
これが今後の長い第九運の鉄板のポイントなのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第117回 土に帰る、の巻
◆故郷の土に帰ること◆
筆者がまだ広東語を話せなかった頃からずっと可愛がってくれた香港人のおばさんが、闘病の末先月旅立ちました。彼女は、長洲島生まれの長洲島育ちで、まるで筆者の母親のように明るく朗らかで、周りの人を満腹にして楽しませる懐の深いところがありました。彼女の葬儀は、彼女を愛するたくさんの人たちと花に囲まれて行われ、その翌日、フェリーに乗って彼女の棺は長洲島に帰っていきました。フェリーでの移動中、1匹の綺麗な蝶々が一緒に移動し長洲島に着いた頃にいなくなったのがとても印象的でした。彼女は長洲島生まれの枠で身体を燃やすことなく土に帰っていきました。
亡くなった後、人は魂と魄(はく)とに分かれ、魂は陽に従って天に昇り、陰に従って魄は地に降りると風水では考えられています。そのため魂は位牌に祀り、遺体は土に埋めます。亡くなった方は、死後も生前と同じように後世の人たちのために生活すると考えられています。香港に住む多くの方が亡くなった後灰になり小さな納骨堂で眠るか、海に散布してしまうか、生まれ育った場所と関わりのないどこかで眠る中、故郷の土に帰ることができたのはとてもラッキーなことだと思います。
◆尋龍点穴を活用する◆
玄関や寝室がどうかといった、生活空間を見る「陽宅風水」の歴史はわずか数百年です。一方、ご先祖様などあの世にいる方々が住むお墓などを見る「陰宅風水」は何千年もの歴史があります。だから陰宅風水にはこなれたノウハウがあるのですが、その理論をマスターするには、中医学の先生や日本料理の料理人のように長い年月を必要とします。そして、それを活用するにはセンスも問われ、長時間歩く体力も問われます。今はGoogleマップがあるおかげで長時間かけて山を歩き回る必要は無くなりましたが、この修行はなかなかのものです。
それに加え、陰宅風水は海や山などの大自然を相手にするものです。身体の経絡の重要な場所にあるツボのように、山脈を伝わるエネルギー、つまり地面から来るエネルギーの中から役立つエネルギーを見つけ、エネルギーが集まるツボに大事な方に眠ったまま働いていただくことになります。これが「尋龍点穴(ちゃむろんでいむゆっ)」という言葉の意味です。
そのツボ(穴)が富貴栄華を意味するツボであれば、子孫は豊かな財産に恵まれますし、そのツボが知恵に恵まれるツボであれば、子孫は代々賢い人たちになります。陰宅の良し悪しはストレートに子孫に影響します。香港の人たちが土に帰ることにこだわるのはその所以です。
山と海という自然に恵まれている香港には、優れた様々なツボがあります。元朗に眠る鄧一族のお墓は彼らの子孫の富貴栄華に貢献していますし、革命の父・孫文のお母さんのお墓は西貢にあり、革命家の息子に貢献したお墓と言われています。
◆孟意堂風水的陰宅風水の奥義◆
子孫のために良い場所を見いだしきちんとお墓を建てることができたとしても、そのタイミング、つまりお日柄が悪ければその効果を得ることができません。それは、汗っかきの人が夏バテしそうな時期に働き始める、或いは冷え性の人が手がかじかむような時期に働き始めることに似ています。逆に汗っかきの人が涼しくなった今のような時期に働き始めれば生き生きと活躍できるはずです。タイミングを選んで葬儀を行うのは香港では実現可能なことです。
また、私たちのような一般の市民では自分の好む場所にお墓を建てるが難しく、たとえ陰宅の知識があったとしても良い場所を選べないのが現実です。しかし「あれもできない。これもできない。」という発想では何も実現できません。エネルギーが残念な場所であればデトックスさせて良いエネルギーを注ぐ等、限られた条件の中から最大限に何ができるかを工夫することです。風水の奥義はこれを考えて実行することに尽きると思います。
彦坂 久美子
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第116回 誰も語らなかった陰陽論、の巻
◆胎内めぐり◆
暗闇の中不思議な体験ができる「胎内めぐり」というのがあります。
これは、京都の清水寺や長野の善光寺をはじめ日本全国に50か所以上あります。暗闇の空間を菩薩の胎内に見立て「もう一度生まれ変わる」という修行の場でもあります。自分が目を開けているのか閉じているのかわからないほど完璧な暗闇の中、手や足の感覚と聞こえる音を頼りに前に進んでいくものです。ものが見えるのがあたりまえ、光があるのがあたりまえの毎日とは要領が違い、全く何も見えない暗闇の中は自分との戦いです。その奥に何があるのか分からず不安になるのも自分、わずかしか歩いていないはずなのに長い時間歩いていたような感覚になるのも自分。その中で、他の五官に頼らず自分の心の目を養う、というのがこの修行の落としどころです。
◆風水の陰陽論を紐解いてみると◆
古代中国で発展してきた陰陽論では、光は陽、暗闇は陰とみなします。日がさして明るい時間帯は陽、日が落ちて暗い時間帯は陰です。能動的な事柄は陽、受動的な事柄は陰、動くものは陽、動じないものは陰です。香港の多くのオフィスは窓ガラスが多く、光が挿してキビキビと活動する環境なので基本的には陽です。その一方で、フェイシャルやマッサージ店のように暗い環境でゆったりと時間を過ごす場所は基本的には陰です。輝く太陽に反射して月は輝きますから、太陽は陽、月は陰です。ただし、勧善懲悪のように陰陽がはっきりと分かれているのではなく、暗い環境にも照明があり、光があるから影ができるといった具合に、陰と陽はお互いに深い関わりを持っています。
また、風水には「陰宅」と「陽宅」という言葉があります。ご先祖様などあの世にいる方々が住むお墓などを風水では「陰宅」と呼び、この世を生きる私たちが生活する場所を「陽宅」と呼んでいます。陰宅の方が陽宅よりも実は歴史があり、陰宅の方が人に対する影響も大きいものです。お住まいや事務所など陽宅をいくら良いものにしても、そもそも陰宅の影響が良くなければ陽宅の効果には限界があります。その効果は「子孫繁栄」という人に関わるものと、「富貴栄華」という財産や名誉に関わるものがあります。先祖を大切にし、重陽節などに墓参りを怠らない香港の人たちは、この理(ことわり)をよく知っているだと思います。
◆孟意堂風水的陰陽の奥義◆
さて、後天第九運(2024年~2043年)は八卦では「離(り)」の時代です。ちなみに、先天第九運は2017年からすでに始まっています。離は火のように明るく美しいもの、麗でありはっきりしているもの、という意味があります。それなのに、コロナ禍のように予測ができず先の見えない事柄が起きています。それはまるで胎内めぐりのように、見えないものがどこまで続くか分からず不安になるのに似ています。離を八卦で表すと陽と陽の間に陰があり、このことと何らかの関わりがあるのでしょう。
陽の世界ははっきりと分かり、誰の目から見ても同じに映ります。一方、陰の世界ははっきりと分からず、「見える」と思われるものには個人差があります。陰はまるでどこまで奥が深いのかが読み取れず、その奥に何があるのか、それとも何もないのかは想像がつきません。
活気があって明るい環境の中、スマートフォーンやタブレットが身近にあり、各地の情報を得ることができ、夜でも光がある世界で生活している私たちは陰陽の「陽」に傾いた生活をしているのかもしれません。そのために、目に見える物だけを信用し、視覚だけを発達させ、それにとらわれてしまっているようにも見えます。だからこそ目に見えないものが訪れた時のギャップが強くもろいのかもしれません。そして、この見えない空の部分にこそこれからを生きていく何かの秘訣が隠されているはずなのです。
彦坂 久美子
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第115回 ひとすじの光が見えてきた!の巻
◆リニューアルされた中環街市◆
喜喜(ダブルハピネス)の手ぬぐいに、駱駝(Camel)ブランドのレトロな魔法瓶。ラジカセにブリキのおもちゃ。「そうだよなあ、昔、あんなの毎日使っていたよな」と香港のちょっと昔にタイムスリップしたような場所が香港にソフトオープンしました。約80年の歴史を誇る「中環街市(セントラルマーケット)」https://www.centralmarket.hk/en/ です。街市(がいし:公設市場のこと)で野菜や乾物を売る人たちが長い間愛用してきた秤などの道具が展示され、活性化するための様々なイベントがここでは行われています。北は国際金融中心へ、南はヒルサイドエスカレーターへと歩道橋でつながっている利便さも影響しているのでしょう。総面積12万2千平方フィートの中に100店舗以上の飲食店や小売店が次々と出店し、コロナ禍でも連日多くの人たちでにぎわっています。
◆街市が香港で発展してきた理由は?◆
香港の街は山が多く坂道も多いところがあります。急な斜面を流れる川の水は来る水も出ていく水も速いです。道路の流れも同じことが言えます。そして比較的緩やかな斜面を曲がりながら流れる水はゆったりとしていて、そのカーブのところに水はたまりやすいという特徴があります。特に河口に近づくにつれ流れは緩やかになります。
風水では「水為財」と言ってオカネと水には深い関わりがあります。言い換えれば、お金儲けや金運を良くするには水が不可欠です。ただし、水があればお金がたまるのではありません。ポイントは「水がたまるとお金がたまる」なのです。
中環街市のみならず、香港に97か所ある街市は現在もそれぞれ大勢の人々でにぎわっています。新鮮な魚介類や野菜等が流通し、食事もでき、日用品も買える便利なところだからでしょう。それに加え、どの街市にも共通して言えるのは、そのエリアの比較的低い場所に設けられていることです。だから街市のことを英語で「Wet market(ウエットマーケット)」と呼ぶのだと思います。山の峯の辺りや丘の上に街市はありません。街市は、その地形上、水がたまりやすい場所に設けられています。これが街市に人が集まり、商売が集まる風水上の大きな理由の一つと言えます。
◆孟意堂風水的中環街市が活気づく奥義◆
中環街市も緩やかな坂道の低い場所にあり水がたまりやすいエリアにあります。雨が降るとこのことはよく分かると思います。それに加えて中環街市がすごいのは、実は光の使い方にあります。これには三つのポイントがあります。
一つ目はGFの玄関。北西と東南の玄関口には、街市で販売される鶏卵の鮮度を見るための赤い照明が500個吊るしてあります。これは、第八運(2004年〜2023年)である現在の北西・東南の玄関を人の面でも商売の面でも活性化させる働きがあります。二つ目は屋上の天窓。窓ガラスが大きいのもこの街市の特徴ですが、天窓があることで昼間の太陽の光が自然と入ってきます。そして、三つ目が中庭の光です。中庭があることは真ん中に明堂(ある一定の空間)があるということです。そのため建物の真ん中に人が集いやすい環境を作っています。その中庭に昼間は太陽の光が、夜は月の光が入り、毎日絶え間なくエネルギーを与えています。この方法は、実は専門性が問われる高度な方法で、かつては祠堂や中国で「四合院」と呼ばれる住宅、現代ではホテルやオフィスビルにも使われています。
孟意堂風水では陰陽(陰と光)のバランスを重視します。暗い場所は陰の気がたまり、動作もゆっくりで物事が億劫になりがちです。一方、明るい場所には陽の気が宿り、動作は活発で速くなります。明るく活気ある街市には、明るい光は必須条件です。
コロナ等の不安は拭えない中、光の活用によって活気は育まれます。そして、この明るさがひとすじの光を見出すことにつながっているような気がしてなりません。
彦坂 久美子
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第114回 金運を引きよせる街の秘訣、の巻
◆香港のど真ん中にある黄大仙廟◆
儒教・仏教・道教の三教からなる黄大仙廟(ウオンタイシン・ミュウ)は、広州から香港の現在地に移転して今年で100周年を迎えます。それにちなんで現在大規模な工事が行われ、そのため閉館の日も多いようです。そんな中、今年の4月には金運にご利益のある「五路財神(んーろーちょいさん)」を招いて「財神殿」を再建しさらにパワーアップしたのは記憶に新しいところ。これから先、どんなスポットが生まれるのか、とても楽しみです。
今から100年前の1921年、道教の僧侶である梁仁庵は、獅子山(ライオンロックマウンテン)の力ある龍脈を受けるこの土地にお寺を建てるよう、ある仙人から教えられ建立したのが黄大仙廟の始まりだと言われています。その後、黄大仙廟は香港の人たちに支持され、香港に来た観光客が「ご利益があるから」と必ず訪れる有名観光スポットにもなりました。学校や老人ホームなどの慈善事業を続けながら、現在もどんどん進化しています。この進化は、風水や四柱推命などの「玄学」の根底にある五行と実は深い関わりがあります。
◆五行を活用した建築物◆


五行とは木、火、土、金、水という五つのエネルギーのことです。目には見えないエネルギーですが、黄大仙廟では一万八千平米の広さを誇る敷地内の中に五行の建築物という形で配置されています。五行は、火は暖色系、水は黒や紺といった色で表現される場合があります。お財布の色が「金色が良い」とか「赤色が良い」というのはその影響です。五行は素材にも関わりがあります。フローリングや畳などは木エネルギー、銅や金は金エネルギーとみなされます。


外からの障害から身を守る意味を持つ石でできた「照壁」は土エネルギーとみなします。外壁が銅でできている「飛鸞台」は金エネルギー、ハスの花と噴水がモチーフの「玉液池」は水エネルギー、お寺の事務所として活用され、室内の所々に木がモチーフになっている「經堂」は木エネルギー、内に燃燈聖佛が祀られ、外観は茶器やローソクをイメージした朱塗の「盂香亭」は火エネルギー、といった具合です。これらは、土(照壁)が金を生み、金(飛鸞台)が水を生み、水(玉液池)が木を生み、木(經堂)が火(盂香亭)を生む流れの通り、ほぼ一直線上に建てられています。
◆孟意堂風水的五行を活用する奥義◆
風水用語に「廟前困、廟後苦(お寺の前に住めば貧しく、お寺の後ろに住めば苦しい生活をおくる)」という言葉があります。しかしながら、黄大仙廟のエリアは前も後ろも活気があり、苦しそうには見えません。むしろ、黄大仙廟に多くの人が参拝に来てくれる影響で、付近の占い横丁には多くの人が見料を払って占いをし、付近でお線香やグッズを買い、食事をする波及効果があります。
その地域を経済的に潤いのあるエリアにするためには、五行エネルギーを活用すると良いです。そのためには大きくニつのポイントがあります。一つ目のポイントは、ある程度の面積のあるエリアであることです。スーパーマーケット1店舗とか、商業ビル1フロアぐらいの大きさの面積は必要です。それは、自分のデスク周りのような比較的狭い場所に五行に関わるグッズを置いても効果を実感しにくいと思います。
もう一つのポイントは、黄大仙廟のように龍脈上にあることです。五行を意味する建築物は、龍脈という地面からの支えがあってはじめて本来の力を発揮します。黄大仙廟の素晴らしいところは、香港を代表する獅子山というパワフルな山の龍脈からのエネルギーを上手く受けてお寺として浄化しながら誰もが魅力を感じる場所になっていることです。地面からのエネルギーと、天からの恵みと五行のチカラ、これが重なって街が潤い、どんどん発展しているのです。
彦坂 久美子
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第113回 人生100年時代に働くこと、の巻
◆再雇用で働くこと◆
給料は現役時代と比べると4割減り、待遇は巡査部長という曖昧な待遇で、手柄を立てても昇級することはない。テレビドラマ「再雇用警察官」で高橋英樹さん演じる刑事・安治川信繁さんは、こうした労働条件でも刑事として働くことを決意し、難しい事件の解決に挑みます。
人生100年時代。退職後に悠々自適に暮らすのも人生ですが、これまでの経験を生かして働くのも人生。脂ののった働き盛りの60歳でリタイアすることは必ずしも今の時代に合っているとは限りません。再雇用警察官のように長年働いてきた組織で再雇用されて働く人もいます。。
再雇用で働くことがどう影響するかは、四柱推命の中の月柱の力をよく見ると分かってきます。
◆再雇用後に求められること◆
中国の科挙制度に合格して官僚として立身出世し、名誉と利益を得るか否かを見る働きが昔の四柱推命にはありました。随の時代になって、科挙制度は家柄や身分に関係なく誰でも受験できる公平な試験となってからは、自分の子供にお家の繁栄を託すことができるかどうかを風水師に見てもらっていたのです。清朝まで続いたこの制度の影響もあり、四柱推命で仕事運を見る場合、自分自身を剋する「正官」や「偏官(或いは七殺)」がどう存在し、どのような働きをするかを重要視しています。この「正官」や「偏官(或いは七殺)」が良い働きをする人は立身出世できるからです。
現代になって仕事のあり方は変化しています。昔と同様「立身出世のため」に働く方々ももちろんいますが、「良い車に乗って広い家に住みたい」と物質的な豊さを重視する人もいれば、「世の中の役に立ちたい」とか「自分を生かしたい」と精神面を重視する人もいます。
再雇用の場合、若い頃から好きだった旅行業なら働きたいと思う方もいます。手持ち資金が今後の生活に十分でないため働く場合も、生きがいを求めて働く場合もあります。求められるエネルギーも変わってきています。金運と関わりの深い「正財」や「偏財」がどうあるか、これまでになかったビジネスを見出す「偏印」がどうあるか、楽ができて物質的に恵まれたいと考える「食神」や他の人にないものを求める「傷官」がどうあるか等、先の長い人生を生き生きと暮らすために必要なエネルギーは人によって様々です。

◆孟意堂風水的再雇用運を見る奥義◆
そもそも自分がどのような仕事に向いているのか、何ができて何を得意とするのか、どんな自分がハッピーなのか、この見落としてしまいがちな点をよく理解するためにはまず日柱をじっくりと見ることです。大袈裟に言えば「自分のミッションは何なのか」を見出すことです。
辛壬癸と10パターンある日干の中で、たとえば庚の人は何かを新しく変化させたり最先端のことを実行するのに向いていますし、癸の人は人の為に何かをすることに向いています。さらには、庚の場合だと庚子、庚寅、庚辰、庚午、庚申、庚戌と6パターンあり、向いているものや得意とするものがそれぞれ違います。
この日柱と月柱の能力や仕事に対するあり方をよく吟味し、さらには60代でどのような運を歩んでいるのかをじっくり見ます。お金の為に働く場合も、精神面を充実させる為に働く場合も、この複雑な要素のどこかに充足感を味わえると、その人の再雇用人生は生き生きキラキラしたものになります。そして、前述の再雇用警察官と共に働く若い上司たちは、彼を慕う仲間の警察官のおかげで敵対しているはずの部署から協力を得られたのを目の当たりにします。自分を曲げない彼の意見を老害とは思わず「修羅場をくぐってきた人の強い信念」とみなして取り入れます。こうした仲間に出逢えることは彼の福分であり、これも再雇用運をみる上で大事なポイントなのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第112回 決め手は洞察力!の巻

◆その人のすぐれた力を見抜く◆
人には計り知れない素晴らしい力が備わっています。
観察力を極めれば見るもの全てがヒントとなり、洞察力を磨いていけば本質を見出すことができます。テレビドラマ「シェフは名探偵」の主人公で、西島秀俊さんが演じる小さなフレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』の三舟シェフを見て、一つの情報でたくさんの事を知る、その素晴らしい力の大切さを改めて実感しました。ドラマの中で濱野岳さん演じるリストラされた高槻という男性が、その昔駅前のラーメン店でアルバイトをしていた時の事を三舟シェフは覚えていました。ラーメン店の前で行列していた10人の注文を、麺の硬さやトッピングも含めて一つ一つ正確に記憶していた高槻のことを覚えていたのです。そのきめ細かい対応はギャルソン(ウエイター)にピッタリだと判断し、彼を自分の店のギャルソンに誘います。顧客が何を好み、何を苦手とするか、そして誰と来てどんなワインを頼むのか。そうした情報が何に繋がるのかは、サービス業の方ならお分かりになるところでしょう。
◆風水師に求められる洞察力◆
風水を見る際にはこの三舟シェフのような洞察力が問われます。
特に山を見る目は重要です。山は陽宅(人のお住まい)の場合、そのエリアの人々の層に大きく影響し、陰宅(あの世にいるご先祖様のお住まい)の場合、その子孫に大きく影響します。たとえば、香港島の太平山(ビクトリアピーク)は若々しく元気のある山で、よく見てみると中国の昔の貨幣である「元寶(ゆんぽう)」の形をしているので、このエリアの人々は金運に恵まれると言われています。お金持ちになりたければ金運に恵まれる山のエリアに住むか、或いはご先祖さまに金運に恵まれる山の龍穴(エネルギースポット)で眠っていただく必要があります。特に陰宅は今後発展していくための大事な切り札です。故スタンレー・ホー氏やホー一族が眠る摩星嶺(マウントデイビス)もその一つです。
◆孟意堂風水的水の潤いと柔軟性を活用する奥義◆
風水には「三年尋龍、十年點穴(龍脈、すなわち山脈が分かるようになるのに三年、龍穴が分かるようになるのに十年はかかる)。」という言葉があります。たとえば、龍穴を見つけたと思って穴を掘ったら全然力のない穴だったということがあります。偽物の龍穴も実は多いのです。また、前述の太平山はベースが台形で「巨門星」と呼ばれる富貴に恵まれる山ですが、同じ台形で今の時代にはトラブルになりやすい「禄存星」と呼ばれる山と見分けにくい事があります。山の本質を見抜くためには山をたくさん見ることも大事ですが、先入観やうわべにとらわれずあらゆる情報を使って見えていない奥の部分を見抜くことが肝要です。
風水は高名な師匠から教わったら分かるものではなく、逆にとても分かりにくいものです。だから水は広がりにくい何かを持っています。しかし、逆にその分からなかったものを突破するチャンスもあります。次のステージに行こうとする人には必ず壁があり難しい課題があります。壁があるから見えないと嘆くのではなく、壁があっても何か方法があるのではないかと探りながら挑戦する、簡単な分野にはない面白さがあります。結構エネルギーは要ります。でも、何かを自分の力で掘り下げ、答えを見つけていく醍醐味があるのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第111回 密室の中でモチベーションを上げて暮らす! の巻
◆密室の中で暮らす◆
このコラムを執筆する現在は香港のホテルに隔離中です。
一時帰国から香港に戻った後、30箇所ある政府指定隔離ホテルのいずれかに現状21日間宿泊する必要があります。幸い自宅の寝室よりも広い室内にいるものの、窓を開けられず空気の入れ替えのない密室で過ごしています。隔離でなくともコロナ禍で外出がままならず「もう無理!」という気分になる方もいることでしょう。自宅で映画を観たりコンサートを聴くことはできるし、オンラインで料理教室やヨガレッスンもできるし、SNSやZoomなどを使って家族や仲間と手軽に会話ができるものの、ずっと同じ場所で過ごすのはやはり気が滅入るものです。しかし、ここは情報が集まる香港。テレビやネットのニュースは24時間内外から流れ、仲間との会話からも刺激的な生情報が入ってきます。気が滅入ると愚痴ってばかりもいられません。こうした情報の中には気分の下がる情報ばかりではなく、キラリと光るものもあるからです。
◆水エネルギーが持つ知のチカラ◆
新しいビジネスがどんどん生まれ、澄んだ天空の星のように瞬くのが香港です。先日は「坐月住宿計画」と呼ばれるホテルの産後ケアプランがニュースで紹介されていました。新米ママが肉体的にも精神的にもつらい産後の1ヶ月間ホテルに滞在し、産後の肥立ちを考慮してデトックスや栄養を補う食事を楽しむことができ、沐浴のコツからおむつの替え方まで専門家から教えてもらいながら実践できるのが魅力です。台湾や中国本土、韓国等で流行った産後ケアプランの香港バージョンですが、「こんなサービスがあったらいいな」を実現しています。高価格とはいえ、ホテルならではのサービスが受けられるのもポテンシャルの一つです。
「これから先伸びるだろう」と誰もが思えるビジネスを見出し実行するチカラは、風水では木・火・土・金・水の五行エネルギーの中での水エネルギーと深い関わりがあります。水は風水では「知恵」を司るからです。また、これは、香港の地理的条件とも関わりがあります。香港は高層ビルが並ぶイメージがありますが、実は自然に恵まれ海に囲まれています。極めつけは九龍半島と香港島の間を流れるビクトリアハーバーで、穏やかで絶えることのなくたっぷりの水が流れています。
◆孟意堂風水的水の潤いと柔軟性を活用する奥義◆
コロナ禍の影響を受けて気持ちが下がることは「これでもか」という程あります。「こんなはずではなかった」という体験をし、マイナス思考に陥りそうになることもあります。気持ちを上げなければと思っても実行するのは至難の業です。その際、必要なのは柔軟性です。これまでに見てきた問題とは別の角度からその問題を見つめる苦しい作業が伴いますが、人は賢いもので、最初は気がつかなくても、見る角度を変えることによって冷静になり、新しく見えた部分からヒントを得ます。自分の命式の中に水エネルギーがあり、考え方に潤いと柔軟性のある方は特にそのチカラがあります。それはメインエネルギーでなくてもサブエネルギーでも良いのです。あとは何とかできます。
水は動くのを生業とし、じっとしていれば腐ってしまいます。バケツの中にある水と同じです。しかし、狭い所にいたとしても動いていれば腐ることはありません。水は狭い場所でも広い環境でも流れ方を変えることができます。温かければ気体になり、冷たくなると固体になり、姿形を変えられる柔軟性があります。風水師が風水の理屈で変えるのではなく、水エネルギーを持っていれば水の原理を生かしてご自身で何かに気がつき、そのことが起きる以前よりもさらに進化できます。そういう姿を見守る度に刺激になり、背中を押した風水師も何とも言えず気分が上がっていくのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
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第110回 困難は乗り越えられる、の巻
◆石の活用方法◆
石は風水の世界でも特別な働きを持っています。ブレスレットにするよりも面白い石の活用方法が香港風水にはあります。そうした石の働きの中でも興味深いのが「流れを塞き止める働き」です。これを五行で表すと「土剋水(土が水を剋する)」なのですが、良くない意味ばかりではありません。
日本の歴史ある企業には、玄関の入り口の片方に大きな石が置かれ、もう片方に立派な植木が置かれています。たとえば、下写真の店舗の場合、人通りが向かって右から左に流れていると、この石の「流れを塞き止める働き」が役立ち、この店舗の左側にエネルギーが漏れることなく、玄関の中に人々がどんどん入ってきます。「塞き止める」と表現するよりも「コントロールする」と表現する方が正しいかもしれません。
その反面、この通りの人の流れが左から右に流れていると、石が持っている「流れを塞き止める働き」が邪魔して店舗に人が入りにくくなってしまいます。

ただし、このお店の場合、実際には玄関にくぼみがあったり、右側に大きな看板と植物があったりするため、右から左への流れのみに頼る方法は取りません。左からも右からも人の流れが入る方法を取るので問題ないのですが、条件が違う場合には注意が必要です。
◆もの言わぬ石の働き◆
そして、さらに興味深い石の活用方法が、そのエリアにエネルギーをもたらす方法です。これぞまさに本邦初公開!風水の奥義です。モノを言わない石ですが、黙々と働いて稼いできた昭和の時代のおとうさん達のように、昼は太陽エネルギーを吸収し夜は月エネルギーを吸収し、昼となく夜となくエネルギーを集め働き続け、そのエリアに大きなチカラをもたらします。このチカラが注がれていないエリアでも、他の条件が十分であれば成功することは可能です。しかし、時間の経過と共にこのチカラが培われ、十分なエネルギーがもたらされると、まるでマグマのチカラが働くように内面からエネルギッシュになり生き生きとしたエリアになります。香港や台湾のお寺にも、日本の神社仏閣や企業の敷地内にも大きな石があり、この働きを活用しているように見えます。こうした場所に出会うと、先人の知恵を垣間見ることができたような気がして嬉しくなります。
◆孟意堂風水的石を活用する奥義◆
車の運転であれ徒歩であれ、行くところ青信号で一度も赤信号にならない日はとてもラッキーです。それと同じように何の問題なく、スイスイものごとが運ぶ時期はとてもラッキーなことです。しかし、堰き止められることを知らず、つまづくこともなくスイスイ渡っている間は、自分を省みるなんてことはしないと思います。自分自身を見つめ、さらにブラッシュアップしようとは考えないかもしれません。このことは、流れが良すぎる時のウイークポイントです。
一方で、思い通りにことが進まない時、あるいは流れが悪い時、「自分は何てついていないんだ。」と思うかもしれません。思い通りにいかない時はストレスもたまります。それだけではなく、努力が叶わず大きな岩や壁にぶちあたってばかりだと嫌になってくるでしょうし、自暴自棄になったり、悔しい思いをします。まるで今のコロナ禍のようです。
そして、その経験によって味わう「なにくそ、負けるもんか」という気持ちこそ、私たちが大きく伸びるチャンスに繋がります。大きな壁を乗り越えるのは、その石を登ろうとしたり、力任せにどけようとする方法だけではありません。このままで終わらせない、ともがきながらもこの石を味方にする第二、第三の方法を見出す知恵こそが風水の本来のチカラであり、人としての醍醐味です。
彦坂 久美子
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第109回 丸い円を描くということ、の巻
◆手塚治虫の描く丸い円◆
日本の漫画界を大きく成長させ、アニメーション業界でも多くの人たちに影響を与えた巨匠・手塚治虫。数々の「手塚伝説」がある中、手塚先生は満月のようなまんまるの円を何の道具も何も使わずペンだけで正確に描くことができたそうです。丸い円は手塚漫画の原点。手塚先生は「地球であれ、水であれ、世の中にある全てのものは丸い円が基調、ボクのデザインは全部丸から発想される。」とおっしゃっていました。この丸い円をいくつも重ねてキャラクターを作っているおかげで、凶暴なはずのライオンも「ジャングル大帝」のような愛らしいキャラクターに様変わりできています。


丸い目、丸い耳、丸い尾っぽ、まんまるい身体つき。丸いのはそれだけではありません。キャラクターの動作にもさりげなく円運動が使われています。角のない丸い動き。これが見ている人たちが手塚治虫漫画のキャラクターを愛らしく感じ、夢中になる大事なファクターになっているのでしょう。
◆丸い円の持つチカラ◆
風水の場合も丸い円のかたちは重要な働きがあります。たとえば、食事をするテーブルの場合、香港などの中華圏では円卓を囲むことが多いと思います。顧客第一主義の銀行のカスタマーサービスに使われるテーブルは楕円形で角がなく、椅子にも絨毯にも丸いカーブの要素はところどころにあります。その一方、欧米諸国では長方形のテーブルがほとんどです。日本でも昔はちゃぶ台のように丸いテーブルが使われていましたが、現在では長方形のテーブルを使用する家庭が多くなりました。
丸いテーブルの良いところは、相手と自分との間に境界線がないことです。ですから相手も自分の世界に入りやすく、自分自身も食事をしながら相手の中にスッと入ることができます。
川の水や道路を走る自動車が円を描くようにうねうねと流れるのを風水では「有情」と言います。逆に、円を描かずストレートに流れる場合を「無情」と言います。まるで身近な人が自分を包み込むように抱っこしてくれているように、有情の動きには心地良い安心感があり、エネルギーが溜まりやすい特徴があります。
◆孟意堂風水的丸い円を活用する奥義◆
太極拳の場合にも同じことが言えます。孟意堂が修行を重ねる武当学院では、太極拳のそれぞれの動作は止まることなく流れるように、柔らかく無限大を描くように動きます。柔らかく、そして滞ることない動きは何かに逆らうことなく自然に流れ、そのためストレートな力強い動きでぶつかることはありません。
このことは、人との関わりにも大きく影響します。たとえば、「自分の考えは絶対正しいから」とストレートな表現をしてしまったり、相手を力に任せてまっすぐにねじ伏せようとしてしまうと、相手にとってはその言葉を受け入れられなかったり、結果的に反発されてしまったり、逆に辛く受け止めてしまうことになりかねません。ところが、思いはストレートでも表現の仕方が円を描いて流れるようであれば、言い換えるとそれが螺旋階段のように円を描いて流れていれば、相手の心の奥深くにまで到達し、相手との間に共感が生まれます。それが相反する考え方であったとしても、その言葉は知らず知らずのうちに相手に伝わるのです。
丸い円の動きには、こうした働きがあります。だからこそ、動作にしろ人に対する言葉がけにしろ、(ちょっとハードルが高いかもしれませんが)丸い円の動きを活用する必要があります。
丸い円の動きには人々をほっとさせるチカラもあります。疲れて自宅に戻って、赤ちゃんのまんまるい手を触れると自然と心が和みます。愛犬のまんまるい目や愛嬌たっぷりの丸いしっぽを見て癒される方もいることでしょう。
愛を育んでいけるものはなぜかみんな結構丸いのです。
「Zoomウェビナーによる孟意堂風水 今を豊かにする風水講座」
日時:2021年4月21日(水) ①19時-第一部、②20時-第二部
2021年4月22日(木) ②19時-第一部、②20時-第二部
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彦坂 久美子
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第108回 2021(辛丑)年も、これまた金運を引き寄せてしまう孟意堂風水、の巻
◆金運エネルギーは南方位にあり◆
恭喜發財(大金持ちになりますように)!生意興隆(商売繁盛しますように)!
歩歩高昇(ドンドン出世しますように)!心想事成(心に想う願いが叶いますように)!
こうしためでたい言葉は全て春節の際に挨拶として用いる言葉で、金運に恵まれることを願う縁起の良いものです。さすがは香港、言霊を活用しながら新年の挨拶をする高度な技を用いています。
ところで、風水には「地理風水」のように平面を見る風水が広く知られていますが、時間軸で見る風水もあります。「玄空飛星」はその代表選手で、時の流れと共に変化するのが特徴です。毎年だとか毎月だとかある一定の時間と共にエネルギーが変化し、それによって事象も変化しています。「玄空飛星」で今年金運が良い方位は一白星(五行:水)の宿る南方位、六白星(五行:金)の宿る中央、八白星(五行:土)の宿る西、九紫星(五行:火)の宿る北東です。中でも今年注目すべきは南方位です。香港は中国を中心として南南東に位置していますので、この一年は一白星の影響を受けるチャンスがあるからです。

◆一白星を活用しよう!◆
一白星はまたの名を「貪狼星(どんろうせい)」と言います。決してだらしないエネルギーという意味ではなく、人とのご縁のおかげで稼げる星です。そして、どんなところにでも形を変えて流れる水のように賢く柔軟で、スピード感を持って破壊する水のように力強く、動くことによって得る金運エネルギーです。低金利時代の今、このエネルギーを活用すると流動的な金運である投資に恵まれます。
また、このエネルギーをうまく活用すれば人とのご縁に恵まれます。それは、異性との出会いという影響にもなりますが、人と関わりのあるビジネスとして活用する場合、人とのご縁のおかげで繁盛するという嬉しい影響もあります。たとえば、ご贔屓のクライアントが他のクライアントを紹介してくれたり、今後のビジネスがスムーズに運ぶような人間関係に恵まれるのです。
この星を活用するには、お住まいや事務所などでこの星が宿る南エリアに座ったり、生活空間として実際に使うことです。そして、この星が五行の水エネルギーであることに注目します。たとえば、水槽など動く水を使ってこの水エネルギーに活気をもたらし、生花を飾って室内に潤いをもたらせるのも方法です。
◆孟意堂風水的一白星を活用する奥義◆
一白星は五行では水エネルギーに属します。水は動くことで変化が生じ、動かなければ濁り、そして腐ってしまいます。コロナ禍の影響で、行動が限られてしまい、自由自在に人と会ったり、旅行したり、出張したり、想うがままに動くことは現状まだ難しいかと思います。しかしながら、コロナ禍の影響でZoomやPeatixのように今まであまり注目されていなかったビジネスが多くの人から支持されたり、これまでに無かったものが常識になってきました。物理的にあちらこちらに行ったり、人が集まって何かをするのはとても難しいですが、それに取って代わるZoomなどを生かし、ブレーンストーミングを行い、時には意見をぶつけ合い、時には共感することはできます。まさに易経にある「水火既斉(すいかきさい)」です。それは、火と水がぶつかり、お湯ができ、調理をし、消毒を行い寿命が劇的に伸びる働きをもたらします。それにもう一つ、刻々と世の中の動きが変化する中、大変なことがあってもその問題をクリアできる知恵を持てるのも一白星の魅力です。
水の潤いがある南方の街、香港。この一年は投資にしろ、新たなビジネスにしろ、本来の香港の力が活かされる一年になると予測しています。そしてこの街と関わりのある読者の皆さんがこの一年の良い運気をバリバリ活用し、より良い年となるよう心からお祈り申し上げます。
彦坂 久美子
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第107回 功夫する時代、の巻
◆功夫(カンフー)すること◆
新年あけましておめでとうございます。この一年が読者の皆様にとってより良い年となるよう、心からお祈り申し上げます。
今なお私たちの心に生き続ける香港の大スター、ブルース・リー(李小龍)。「こんなご時世ですが、今年の抱負は?」との問いに、彼なら拳を握りしめて「功夫(カンフー)すること」と答えてくれると思います。
元々カンフーとは自分自身を鍛錬し、訓練の積み重ねによって何かを極めることです。それによって給料が上がるわけでもなければ偉くなれるわけでもありません。しかしながら、「簡単な人生を願うな。困難な人生を耐え抜く強さを願え。」と言い放った彼なら、コロナ禍を乗り越えた先に次のステージがあることを「カンフー」で私たちに教えてくれるはずです。

◆カンフーで名を成す◆
ブルース・リーの生年月日は1940年11月27日辰の刻と言われていますので、彼の命式は右上の通りです。
李小龍先生 乾造1940年11月27日 辰の刻(午前7時から9時)
年 庚(陽金:七殺) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水:偏財・劫財・正印)
月 丁(陰火:傷官) 亥(壬・甲:陰水・木:偏印・比肩)
日 甲(陽木) 戌(戊・辛・丁:陽土・金・火:偏財・正官・傷官)
時 戊(陽土:偏財) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水:偏財・劫財・正印)
大運
5歳 戊(陽土) 子(陽水)
15歳 己(陰土) 丑(陰土)
25歳 庚(陽金) 寅(陽木)
四柱推命には「庚金(佁)が甲木(薪)を切って丁火(火)を燃やす」というセオリーがあります。奇しくもブルース・リーの命式には庚金、丁火、甲木の3つが揃っており、この3つのエネルギーの関わりが彼のカンフー人生を形作っています。自分自身(甲木)を鍛錬してカンフーの力が磨かれ(庚金)、それによって名前が世の中に広く響き渡る(丁火)のです。彼は1964年からの10年間、このセオリーをさらに生かす「庚寅運」を歩みます。自分自身が強化され、さらに自分を鍛錬し続ける運です。特にこの中の寅運は、彼自身のエネルギーが強まり、力が最も発揮できる時期です。しかも、薪が次々と切られて火が燃えるので、彼は一瞬にして大スターになります。「唐山大兄(ドラゴン危機一発)」、「精武門(ドラゴン怒りの鉄拳)」、「龍争虎闘(燃えよドラゴン)」などの大ヒット作を香港で次々と生み出していったのもこの頃です。
◆孟意堂風水的カンフーの奥義◆
五行の庚金が強くなる時に彼のカンフーは磨かれ、武術家としても大スターとしても成功していきます。しかし、庚金によって自分自身に大きくダメージを受けながら甲木を切っていくわけですから、言葉では表しきれない苦しみが伴ったことでしょう。それでも彼は燃え続けることを止めませんでした。片手で、しかも二本指で腕立て伏せをし、米国で行われた国際空手選手権で模範演技を見せ、2メートル以上の背丈の西洋人男性を痛快に一蹴りして倒し、東洋人初のハリウッドスターになりました。
そもそも喧嘩に勝つためにカンフーを始めた彼に対し、師匠の葉問(イップ・マン)は何度もこう教えます。「カンフーの目的とは、相手に勝ちたいという欲望や執着から自分を解き放ち心と身体の調和を手に入れることである。」と。ところが、金と木の間をつなぐ水を用いて補えば調和は取れ、勝ちたいという欲望は落ち着きますがそこから人々の心を揺さぶり感動を与えるブルース・リーが生まれることはできません。彼は徹底的に自分を追い込み、自分の身を削ることで本領を発揮する甲木の人だからです。この場合は自分自身である甲木を後天的に強化させ、庚金の力に自らが負けない体質を作ること、これこそ彼がもっと活躍できる方法なのになあ、と悔しく思います。
彦坂 久美子
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第106回 時の運を享受する、の巻
◆豊かな暮らしを享受する方法◆
シティ・バンクが行った調査によると、2020年5月時点で1000万香港ドル(約1億3600万円)以上の資産を持つ人が香港には50.4万人いるそうです。驚くのは2019年に比べると22%増加していること、そして、このうち54%の人が仕事に就かず、それでも豊かに暮らせる蓄えがあることです。彼らの資産の中の78%は不動産収入、ということは、これらの人たちにとってはお金が自分のために働いてくれている、とも読み取れます。「お金のために働く人」と「お金が自分のために働いてくれる人」、この違いは何なのでしょう?
風水では、ご先祖様たちのお住まいである「陰宅」がこの答えの鍵を握ります。
お金を稼ぎ、お金に働いてもらうための努力は必要ですが、努力だけでは限界があります。お金で苦労せず、豊かな暮らしを享受するためには、ご先祖様の「陰宅」が良い場所にあり、そこが継続的に山からの質の良いエネルギーを得ていることが大前提です。そうすればその子孫は富貴を得ることができます。胡散臭い壺を高価な値段で販売する話ではなく、本当のことです。ただし、良い場所にお墓を設ければ苦労しないで豊かな暮らしが速攻享受できる、といった単純なものではありません。良いお墓に恵まれたために子孫のうちの誰かが苦しい思いをし、それを乗り越えるために知恵を使いパワーを発揮し、時の運によって富貴をつかみ、その後子孫がそれを享受できる、と言う方が正しいと思います。
◆享受する時代と試練の時代◆
では、その時の運とはいつなのでしょうか?
伝統的な風水には、平面に関わる風水だけではなく時間と共に変化する風水があります。それは、龍が180年の周期で天空を駆け巡り、その動きに併せて時空が変化することでもあります。この180年を上元、中元、下元の三元に分け、それぞれを3つの運に分ける時間表を後天八卦の「三元九運」と言いますが、陰宅の場合は、以下のように五運のない先天八卦というもう一つの方法を用いています。

先天八卦では、この一運から四運を上元、六運から九運を下元と呼びます。実はここが隠れたポイントで、上元から下元に変わる六運と下元から上元に変わる一運は物事が大きく変化する時期と読み取れます。つまり、こうした時期は戦争だとか暴動だとか疫病だとかが起きて世の中は混乱します。辛く試練の時期です。やわな気持ちでいたら倒れてしまう苦しい時代ですが、ちょっとやそっとのことには負けないパワーを持ち、知恵と体力を駆使する人たちが登場します。こうした人たちにとっては自分が成長するだけではなく、子孫をさらに繁栄させることができる機会がやってくる時期、でもあります。
◆孟意堂風水的祖蔭を享受する奥義◆
風水には「祖蔭」という言葉があります。「祖先の恩恵を受ける」という意味です。陰宅によって私たちはこの祖蔭を享受することができます。前述の人たちのようにプラスの祖蔭を享受でき、お金に働いてもらえる人たちは幸せです。先天九運も八運同様、祖蔭を享受できる時期ですから、生まれてきた時代が良かった、時の運に恵まれた人たちと言えるでしょう。
その一方で、混乱の時代を生きた人たちは祖蔭に恵まれないのではなく、むしろ、そういう時代に生まれ育ったからこそ人としての底力を発揮しパンチのある生き方ができるのだと思います。
祖蔭は不動産や金融資産のような有形のものだけではありません。仲間に恵まれる人柄の良さや問題を解決できる聡明さという無形のものもあります。この無形のものをスイスイ使いこなしている人たちも祖蔭に恵まれ享受しているはずなのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
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第105回 心身共に養生する、の巻
◆目からウロコの太極拳◆
最近、武当学院という道教の学院で太極拳を一から習っています。どうせやるなら本格的なものをと挑んだものの、今どきの言葉で言うガチなレッスンです。この十数年、別の場所で気功や太極拳を習ってきましたが、「今までやってきた太極拳は一体何だったのだろう?」と思えるくらいこの学院の太極拳の完成度の高さに衝撃を受けています。それと同時にブルース・リーやジャッキー・チェンを育み、彼らの攻夫(コンフー)で多くの人たちを魅了した香港にこういう世界が存在していることを嬉しくも思っています。
一つ一つの動作になかなかOKを出さない厳しく熱心な講師陣のおかげでレッスン後は筋肉痛との戦いで、先日、忙しいのを口実にレッスンを休んだところ、速攻「補習をするから予定を教えてください」との連絡をいただきました。もう逃げられない。お金儲けで道場を開いているのではないことを改めて認識しました。柔軟体操などのウオーミングアップをしっかり行い、一つ一つの動作にはこういう意味があったのだと教えてもらうことができ、太極拳の面白さと奥の深さを体感しています。

◆武当太極拳の強み◆
ところで、太極拳は古来中国から伝わる五術の中にあります。五術とは、命(四柱推命や紫微斗数推命)・卜(易経や六任神課、奇門遁甲等)・相(風水や人相、手相等)・医(中医学)・山(太極拳や気功、武術)のことです。このいずれもが自分自身をブラッシュアップさせる方法で、私たちが生命を受けている間に活用できる方法です。特に、太極拳や気功は、呼吸に合わせて身体を動かし、或いは体内を動かすことで丹田にエネルギーを貯め、心身共にブラッシュアップできます。
少林寺の太極拳が自らのエネルギーを発揮することにある一方で、武当山太極拳はエネルギーを自らに溜め、そのエネルギーを活用することにあります。言い換えれば、身体の中にある発電所である「丹田」に十分な、そして生き生きとしたエネルギーを蓄え、身体の五臓六腑と深い関わりを持つ任督脈や体内をめぐる経絡に沿ってエネルギーを流し、活用します。そのため健康状態が改善し、免疫力がアップします。今のご時世のように目に見えないウイルスに打ち勝つために必要な術とも言えるでしょう。その方法は、孟意堂がよく例に喩えて言う「充電と放電」の充電にあります。言い換えれば、人と争い相手を打ちのめすことではなく、自身の心と身体を健全にすること、つまりに「養生(ようじょう)」あります。

◆孟意堂風水的太極拳を極める奥義◆
中医学の先生でもある武当学院の葉院長が、あるメディアのインタビューで興味深いことをおっしゃっていました。
「太極拳の動きは十八式なら十八式、百八式なら百八式で動作は全く変わらない。昔からずっと同じ動作である。しかし、その人の目的が筋肉を鍛えることにあれば筋肉を鍛える働きをするし、呼吸法にあればそれなりの働きをする。精神を鍛えたい、と思えば心の修行になる。その人が今どんな状況下にいて何を求めるかによって同じ動作なのに働きが変わってくる。その人がさらに高めよう、極めよう、と思えばそれなりの課題が生じてくる。」と。
このことは風水にも言えることです。時代が変わり、私たちの生活環境や職業が変わっても風水の原理は昔と変わりありません。しかし、風水を活用する人の目的が心地良い暮らしであればその助けとなり、ズブズブのお金儲けであればそれなりの働きをします。その時代のその人が何を求めるかによって、同じ風水原理なのに活用の仕方は変わってきます。それはまるで羅盤のような、樹木の年輪のようなものです。
だから五術の道はいずれも『ここでおしまい』という達成感が良い意味で味わえず、飽きがこないのでしょう。
彦坂 久美子
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第104回 風水でメンタルが強くなる方法、の巻
◆トラブルをトラブルのままにしない◆
香港にいて久々にびっくりしたことがあります。会社登記所(Companies Registry)でオープン前から会社を設立し、登記する人たちが長蛇の列を成していたからです。
新型コロナウイルスは、私たちの働き方や人との関わりを変えてしまいました。これまでにない挫折を感じた人がいます。働く機会を失われた人たちもいます。急に顧客がなくなった、休業を余儀なくされてしまった、会社をクローズすることになった、そして、思うような仕事に就職できない人たちは香港にも少なくありません。しかし、さすが香港です。文句を言うだけではなく、「とりあえず自分の会社を作っておこう」「別の業態で再度チャレンジしよう」と起業し始めた人たちが前述の行列を成しているのでしょう。このカラッとしたメンタルの強さには改めて敬服します。
◆人によって違うメンタルの強さ◆
メンタルの強さは人によって違います。四柱推命では先天的なその強さを知ることができます。生まれた日は10のタイプがあり、それぞれ6パターンあるので全部で60通りの人がいます。生まれた年、月、時間の違いから、このパターンは何十万通りもあります。孟意堂では、パターンでメンタルの強さを云々するよりも、その人自身の弱さと強さを見出し、それを受け止めることから始めます。
ただし、基本的なポイントとして、陽の日に生まれた甲(きのえ)、丙(ひのえ)、戊(つちのえ)、庚(かのえ)、壬(みずのえ)の人たちと、陰の日に生まれた乙(きのと)、丁(ひのと)、己(つちのと)、辛(かのと)、癸(みずのと)の人たちを見てみましょう。一見、陽の日生まれの人たちの方が強そうに見えますが、頑丈なのに傷がつきやすい金属の塊である庚の人や、大木であっても大きな刺激にグサッと折れやすい甲の人など、意外と刺激に弱いところがあります。一方、気持ちが揺れやすい植物の乙の人は柳の枝のようにしなやかであれば、大きな刺激を受けても揺れるだけでボキッと折れることがなく、ソフトで湿った土である己の人は痛い思いをしても刺激を受ければ受けるほどその土地は豊かになり、成長するので意外と強いところがあります。
また、前述の庚の人は、傷がついた時には悔しい思いをするでしょうが、Rimowaのスーツケースのようにその傷が味になる場合があります。甲の人はボキッと折れて生命力が絶たれてしまっても、柱や板となって世の中の役に立つことができます。
◆孟意堂風水的メンタルを強くする奥義◆
ポイントは「ここで終わらせない」、「時と共に何かは変わる」、と前を向くことです。
たとえば、甲木や乙木の人は元々不安を感じやすい特徴がありますが、土台がしっかりしていれば、本人に強さはなくてもメンタルは安定します。何もトラブルのない状態がベストである、と思う方も少なくないことでしょう。だから、安定した土台を与える工夫をすることが風水でメンタルを強くする方法だと考えるはずです。もちろん、それがゴールの方もいます。これまでに体験したことのない辛い思いをするなんて誰だって嫌です。
しかし、土台は安定しても強風などの刺激でボキッと折れてしまう、つまり大きく挫折するリスクもあります。その後、時間がかかるでしょうが前を向いていけば、甲木はまた別の枝葉をつけることができます。乙木は接木をして再び花を咲かせることもできるのです。こういうミッションを持つ人たちも世の中にはたくさんいるのです。
東日本大震災の際の「奇跡の一本松」から生まれた子供の松や、震災後息を吹き返した名も無い植物たちは、尋常じゃない辛いことを体験し、生き抜いています。彼らの生命力は人々に半端ではない勇気を与え、前を向いていく希望を与えています。何もない時の一杯よりも走り抜いて苦しい思いをし汗をかいた後の一杯の方が美味しい、のはずなのですが。



彦坂 久美子
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第103回 「絶対無理」の殻を破る、の巻
◆キラッキラのチカラ◆
風水には富も貴も享受できる鉄板ネタがあります。
「三吉六秀」はその一つです。「三吉」とは3つの吉方位のことです。震(東の方位のこと・しん)、艮(北東の方位の一つ・うしとら)、亥(北西の方位の一つ・いのしし)が三吉にあたります。「六秀」とはこれまた6つの吉方位のことです。艮(北東の方位の一つ・うしとら)、丙(南の方位の一つ・ひのえ・南)、巽(東南の方位の一つ・たつみ)、辛(西の方位の一つ・しん)、卯(東の方位の一つうさぎ)、丁(南の方位の一つ・ひのと)が六秀にあたります。
これらの一つ一つがすごい力を持っていて、これらの力を上手く活用するとお金もビジネスも思いのまま享受できる、と言われています。コツさえ分かって正しく行えば必ず上手くいく方法です。この鉄板ネタで風水を改善することは、誰がやっても同じ様にうまくいくのですから、その風水師さんの知識や経験は問われません。それはまるで、どんな髪型をしても、どんな役を演じてもコツさえ分かれば故三浦春馬さんのようにキラキラ輝けるのと同じことです。
◆死とか絶というチカラ◆
当コラムで度々ご紹介している「図解・雪心賦」は、古代の風水師・卜則巍の残した書物を元に、われら漢五派の劉啓聖師匠が精力を注いで作られた名著です。彼はこの本の中で、山や水などの自然にフォーカスしつつ、風や天体の動きにつながる真理を見事に表現しているのですが、その中には、彼ならではの鋭く厳しい言葉がいくつも書かれています。たとえば、グッと刺さったのが次の言葉です。
「三吉六秀。何用強求。正穴眞形。自然黙合。死絶處有生成気局。(「図解・雪心賦」第二部P17より引用)」
「死」とか「絶」とかは、十二運(長生、沐浴、冠帯、臨官、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養)の中の最も弱いエネルギーに属します。
「三吉六秀。自然のありのままにある素晴らしい形は活用すべきだが、この素晴らしい方位の力に風水師は依存してはいけない。龍脈の死とか絶とか息絶え絶えの弱い力の中に力を見出して活用せよ。」と言っているのです。「はあ?そんなの無理!」が第一印象でした。
このことは、新型コロナの影響があって来店者が減り売り上げが大幅にダウンしている中、その店舗の玄関を変えず、厨房やレジの位置も変えず、もちろん改装もせず経費をかけないで何とかしなければならない状況に通じるものがあります。「はあ? こんなのもっと無理」、これが正直な心の声です。

◆孟意堂風水的キラッキラではないエネルギーを生かす奥義◆
彼の前述の言葉は、見方を変えて言えば「これぐらい見抜きなさい。これができて初めて一人前の漢五派の風水師と呼べるんだぞ。」という大先輩の愛情だと思っています。もちろん見なかったことにしてスルーしても普段の風水生活を害することはありません。それどころか、誰でもできる方法を見出し、それを看板にしてお金儲けを営み、自分も豊かになっていく方が楽です。でも、孟意堂のように彼のこの言葉に何か無性に引っかかる方もいるはずです。
死や絶の中に力なんてあるはずがない、絶対無理、というのが風水世界の一般的なセオリーです。それを活用しようなんて思う風水師はほとんどいません。でも、死にも絶にも全く力がないわけではないし、見ている角度を変えてみればそうではないかもしれません。これまで「絶対無理」と思っていた分野に何かのヒントが隠されているのでしょう。
これは、新型コロナの影響があって、あたりまえだったことがあたりまえではなくなってきている今にも通じることです。これまで「絶対無理、ありえない。」と思い込んでいた分野に何らかのヒントが隠されていて、それを見出す知恵を発揮する時期が来ているんだよ、と大先輩に言われているような気がしています。ちょっと深読みしすぎでしょうか?
彦坂 久美子
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第102回 世界はやりたいこと、やってみたいことであふれている、の巻
◆新型コロナで変わる働き方◆
新型コロナで職場がなくなる。お客さんが来なくなり仕事そのものがなくなる。もしくは仕事はなくならないが働く機会が減る、だから収入も減る。実際、多くの方が仕事で影響を受けています。しかし、その中に、粛々と次の一手を見出そうとしている香港の人たちもいます。
変化の中には常にチャンスが隠されているのだと。新型コロナの影響で、会社勤めの人がオフィスに出社しなくても仕事ができるようになり、会議室に集まらなくても会議ができ、みんなと同じ時間に出社する必要もなくなりました。そのためこれまでになかった新しいビジネスが生まれています。この流れの次に来るものは何なのか、それを見出し実現できた人たちが次の勝ち組になれます。何度も困難を乗り越えてきた香港人魂は今も健在です。
◆正官と七殺というチカラ◆
ところで、中国には身分や家柄に関係なく能力があれば国を背負って立つ官僚になれる「科挙制度」があり、それは隋の時代から清朝まで約1300年続きました。激しい競争に打ち勝って高級官僚になれば、本人のみならず一族の蓄財も地位も名誉も得られます。その子が高級官僚になれるのかどうかを判断するツールとして四柱推命は発展しました。その判断の一つが四柱推命の通変星と呼ばれる10のエネルギーを活用する方法です。特にその中の「正官」及び「七殺(或いは偏官)」が十分あり活用できれば、国やその地域を治めることができるのです。
時はすでに21世紀。
高級官僚にならなくても誇りを持って働ける仕事や貢献できる仕事はいくらでも存在します。たとえば、通変星の「食傷星」と「財星」を磨けばアイデアを出して稼ぐことができますし、「印星」や「食傷星」を磨けばこれまでになかったクリエイテブなビジネスを見出すことができます。おいしい料理を仕上げるシェフや、人を美しくする美容師、感動する音楽を提供するアーティストにはこれらの力が必須です。ところが、どんな仕事であれ「正官」や「七殺」は大事です。これがあれば現状を打破しステップアップするチカラを持てるからです。
私たちの生まれた日が甲木や乙木であれば「正官」や「七殺」は金エネルギー、丙火や丁火であれば水エネルギー、戊土や己土であれば木エネルギー、庚金や辛金であれば火エネルギー、壬水や癸水であれば土エネルギーです。それぞれの五行によって受ける影響は違いますが、元々は自分の身を脅かし強いプレッシャーを与える、結構辛くて痛い存在です。

◆孟意堂風水的正官・七殺を生かす奥義◆
問題は自分自身の力量とそのプレッシャーとのバランスです。自分がパワフルであれば、プレッシャーがある方が逆にプラスに働きます。前述の香港の人たちやテレビドラマの「半沢直樹」はその典型で、問題が大きければ大きいほど努力し難問に挑み、やってのけます。物事を冷静に考え、会社を或いは社会をより良くしていこうとする度量があります。そして、「印星」という「自分が持つ知恵」と「同じ方向に向かって一緒に働く仲間」を得ることで自分のエネルギーをさらにパワーアップさせることにつながっていきます。
「印星」が「官殺星」から得たエネルギーを自分に注ぐ。このことは四柱推命が教えてくれる、難問を乗り越える大事な暗号です。プレッシャーがなく、物事がスムーズな方が幸せだと考える方は多いことでしょう。
プレッシャー自体が悪だと言う方もいることでしょう。しかし、時は動いています。これは「ここを改善した方が良い」ことを教えてくれる合図です。避けて通るだけ、或いはプレッシャーに押し潰され続けるのは、時にはもったいないことです。それを乗り越えた先の世界には、私たちが本当にやりたいことややってみたいことであふれているのですから。
彦坂 久美子
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第101回 豊かな水のある暮らし、の巻
◆香港トレイルで自然に触れる◆
コロナ太りを解消するため、もとい、健康維持のため、香港では週末ともなると大勢の方が山歩きに訪れるようになりました。香港は高層ビルのイメージが強いですが、実は陸の面積の約4割がトレイルコースなどのある郊野公園(カントリーパーク)や自然保護地区なのだとか。香港のトレイルコースは100キロを超える難易度の高い登山ルートから気軽に山歩きができるルートまで様々なコースがあるのも人気の秘訣なのでしょう。
郊野公園(カントリーパーク)を歩いていると、街の中にはない澄んだ空気と共に珍しい鳥や生き生きとした草花を見ることができます。そして、写真のようなうっとりする景色を味わうことができます。ここは、「水塘」と呼ばれる貯水池で、香港内に17箇所あります。この水塘は魚をはじめ水中の生物が生き生きと生息しているぐらい清らかで綺麗です。このような水に恵まれて生活することはそれだけで儲けものです。
しかし、これらの貯水池だけでは生活用水がまかなえないため、広東省の東江(トンコン)から深センを経由して巨大な水道管を香港まで引いています。その量は香港の年間の生活用水量の8割に達しているそうです。
◆水のパワーを読み解く◆
風水には「山管人丁、水主財(山は人に影響し、水は財運に影響する)」という有名な言葉があります。山はそのエリアに住む人たちの性質に大きく影響し、水のあり方がそのエリアに住む人たちの財運に大きく影響します。清らかな水なのかはたまた濁った水なのか、たっぷりの水なのか消えてなくなりそうな水なのか、ゆったりと流れているのか急な流れなのか、というようにそのエリアの水がどうあるかを見ていきます。川には川の、海には海の、池には池の、井戸には井戸の方法があります。
自分が努力して働いてお金持ちになるにしろ、お金に働いてもらってお金持ちになるにしろ、風水ではそれらをサポートするために実に様々な方法を用います。そして、本当に大金持ちになるためには、清らかでたっぷりの水を集めてこっちに引き寄せることが必須条件です。そのためにどのエリアのどこに住めば良いのか、ご先祖のお墓をどこにしてどう建てたら良いのかを検討し、その楽しみを実現していくのです。
◆孟意堂風水的水塘に隠された風水の奥義◆
山には龍が住んでいます。
それは山脈が龍のうねりに似ているからだとかつては思っていました。しかし、雲を呼んで雨を降らせ、この大地に潤いをもたらすのが龍なのですから、山の龍は水のあるところに生息している、と今は考えています。つまり、たっぷりの水を得てお金持ちになるためには、まず山の龍がどこに生息しているかを見つけるべきだと思うのです。
香港の場合、大帽山を軸に九龍の西や北東や東へとタコ足のように龍は動いています。まさに九龍です。香港島へはそのうちの一つが海底を通って東から西の太平山(ビクトリアピーク)へと続きます。香港島に入って来た龍が最初にほっと一息つくのがこの島の東中央にある大潭(タイタム)の水塘です。
香港がすごいのは、この龍が通る山脈、つまり山の龍の動くエネルギー沿いに水塘があることです。これを風水では「龍口水(ろんはうそい)」と呼び、天からの恵みを得て水がたっぷり溜まることを言います。龍がゆったり水を飲むから水が溜まるのか、水が溜まるから龍が一息つくのかは分かりません。でも、一つだけ分かるのはこの龍がいるエリアの水は枯渇しないこと、言い換えれば、こうしたエリアは経済的にも豊かであり続けることができる、ということです。これは、この街を豊かな都市にしたいために誰かによって人口的に造られたものではなく、天からの恵み、すなわち「香港の福分」だと思っています。

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第100回 眼は口ほどにモノを言う、の巻
◆拡張現実(AR)の時代がやってきた◆
「風水の奥義を行く!」は、おかげさまで今回100回を迎えました。まだ知られていない風水の奥義をこれから先も伝えていきますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、第八運(2004年〜2023年)から第九運(2024年〜2043年)に移行している今、チャンスは何にあるのでしょうか?そのキーワードの一つが「眼」です。眼に関わるビジネスは時の流れを反映するかのようにもう始まっています。日本や香港のみならず世界中でヒットした「ポケモンGo」や、実際の人形とCGを合成して表情を変える「チコちゃんに叱られる」、Matt化できる(タレントのMattさんのように肌が美白になり、目が大きくなり、顔がシャープになる)アプリ、家具が試し置きできる「IKEAPlace」等、拡張現実(AR)を生かし視覚で楽しむ、そして視覚に訴えるものがヒットしています。
◆八卦に隠された暗号を読み解く◆
風水は平面を鑑定するばかりではなく時の流れとも関わりがあります。古代の中国では龍が180年の周期で天空を駆け巡ると思われていました。その180年を9つの運に分け、それぞれの時期に八卦(乾(けん)兌(だ)離(り)震(しん)巽(そん)坎(かん)艮(ごん)坤(こん))と五黄の名が付けられました。
この八卦にはいくつかの暗号が隠されています。つまり、その時の流れのヒントを八卦から読み解いていく必要があります。その時代に注目される人物はミドルの女性(第九運)や若い男性(第八運)であり、動物の場合は鳥(第九運)や犬(第八運)です。そして、その時代に注目される感覚器官というのもあります。第七運(1984年〜2003年)は「兌」の時代。「口」を使って情報を伝え、「音」で受け取る時代です。
この時代、ラジオから聞こえるニュースやDJのトークに人々は夢中になり、カラオケが大流行しました。面白いトークや個性的な声がうけた時代でした。語れば語るほど、口を使えば使うほど稼げる時代でした。
第八運(2004年〜2023年)は「艮」の時代。「手や指」で情報を伝え、受け取る時代です。
もふもふ・ふわふわの手触りに人気が出て、素材のきめ細かい滑らかな感覚が問われる時代です。柔らかく心地良い手触りが着るものだけではなく様々な分野で追求されました。パソコンなしにはできない仕事が増えたのもこの頃からです。音声で通話するケータイから指でタッチするスマートフォンに変わっていきました。どんなときもスマートフォンやタブレットは手放せなくなりました。
◆孟意堂風水的八卦に隠された暗号の奥義◆
第九運(2024年〜2043年)は「離」の時代。「眼」を使って情報を伝え、受け取る時代です。
「離」の時代は、光のように明るくはっきりしているものやスピード感のあるものも求められるでしょう。眼、つまり視覚の何に訴えると人々は喜び、感動し、手放せなくなるのかを今後考えていく必要があります。
アップルやレノボをはじめ、多くの企業はまるでこのことを知っているかのように「ARグラス」を開発中です。注目を集める拡張現実(AR)の波は決して偶然ではありません。また、第九運には賢い人たちがたくさん生まれますから、ARのみならず視覚を生かす分野でこれまでになかったおもしろいものが生まれることでしょう。
しかしながら、心配なのは行き過ぎてしまうことです。この時期に科学が発展するスピードとその力の強さに人々の心が追いつけなくなるのです。これは、原子力の発明が原子爆弾として活用されたような場合だけではなく、有意義なはずの情報が人の心を押しつぶしてしまう場合も意味します。第九運のもう一つの感覚器官は「心」です。つまり心の感覚も大きく影響します。視覚から来る情報は人の心を明るくし、豊かにするものであって欲しいと願うばかりです。
彦坂 久美子
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第99回 今こそエールを送ろう、の巻
◆父のエール◆
先月父が突然亡くなりました。故郷の名古屋では桜が満開の頃でした。父がいつも話してくれた言葉が「人生七転八起」でした。「7回転んでも8回目にまた起き上がればいい。」と語っていました。幼い頃から何かあるごとに興味深い話をしてくれました。いつも近くにいてエールを送ってくれる、そんなかけがえのない存在でした。
折れそうになったとき「人生、思い通りになったらおしまい、思い通りにならないから面白いのだ。」と父の経験がたっぷり詰まった話を何気なくしてくれました。
その父が亡くなった日は4月7日。奇しくも庚子年、庚辰月、庚辰日でした。
◆天干一気とは◆
干支には上段の「天干(てんかん)」と下段の「地支(ちし)」があり、全部で60パターンあります。同じ干支は60年に1回巡り、日の場合も60日に1回、同じ干支の日が巡ってきます。今年は庚子年ですから天干は庚、地支は子です。ちなみに4月7日は庚辰月で庚辰日です。そしてこの日の辰の刻(午前7時から9時)は庚辰なので、年月日時の4つの天干に庚金が並びます。このように同じ天干ばかりの日を「天干一気日」と言います。
2020年4月7日 辰の刻(午前7時から9時)
年 庚(陽金) 子(癸:陽水)
月 庚(陽金) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水)
日 庚(陽金) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水)
時 庚(陽金) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水)
ちなみに4月27日もすごい日でした。
2020年4月27日 辰の刻(午前7時から9時)
年 庚(陽金) 子(癸:陽水)
月 庚(陽金) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水)
日 庚(陽金) 子(癸:陽水)
時 庚(陽金) 辰(戊・乙・癸:陽土・木・水)
こうした日は、天干が全て庚金というだけではなく、強い水の地支があり、金水エネルギーにあふれたお日柄です。
父のように、この日に旅立った人に代わり生を受けた方もいます。この方が大きくなった頃が不安定な世の中であれば、戦いや動乱の時にもぶれない意思を持って最前線で戦い、稀代の人物になることでしょう。そうでない世の中であれば、最先端の分野で改革や改良を仕切る方になることでしょう。いずれも世の中を動かす大人物になるはずです。
◆孟意堂風水的天干一気日の奥義◆
私たちは陰陽五行の何かを持って生まれてきています。しかしながら、これが全てバランス良く整い網羅されている人はほんの一握りです。多くの人は五行の何かに偏り、何かが足りません。そして、バランスが取れていない人にとって、その足りないエネルギーが強化される時がチャンス到来の一つです。それが強化されれば、人によっては健康に恵まれ、人によっては人に恵まれ、そして金運に恵まれます。
もしもその足りないエネルギー或いは必要なエネルギーが金水エネルギーであれば、前述のようなお日柄を生かすべきです。この方法は「扶山補龍」と言い、古くはご先祖様のお墓に活用されていましたが、今を生きる私たちにも活用できます。具体的にどのように生かすかは相談を受けた風水師の腕の見せ所です。
今のご時世、新型コロナウイルスの影響で人との距離を保つ必要があります。人と距離を置いて食事をし、会話をし、会わないことが思いやりになってきました。生前の父のように近くにいてエールを送るのは昔の話です。しかし、姿かたちはないけれど、時を超え、エリアを超え、心に温かいものを感じることができ、ずっと心に響き続ける・・・これこそがエールのすばらしいところです。だからこそもらうだけでなく、父のように送れる人になりたいと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Unit B, 12/F.,Hang Seng Causeway Bay Building,28 Yee Wo St., CWB
電話:(852)9841-6366
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第98回 華蓋という名のメッセンジャー、の巻
◆新型ウイルス問題◆
2018年に放送された石原さとみさん主演のテレビドラマ「アンナチュラル」の第一話が昨今の新型コロナウイルス問題にそっくりだと巷で話題になっています。そして、SF(サイエンスフィクション)作家として様々な作品をこの世に送り込んだ小松左京氏の小説「復活の日」は今から半世紀以上も前の1964年に発表された作品なのに、今の状況と似ているところが多いと話題になっています。
猛毒の新型ウイルス「MM-88」は職業スパイによって持ち出され、196X年のある日、大気中で増殖を始め、全世界に広まってしまいます。当初は家畜の疫病とか新型インフルエンザとして治療されていましたが、心臓発作による突然死に変わった頃からおびただしい犠牲者を出します。対策を見出すことができず人類は壊滅状態に陥ってしまいます。その後、この問題が核戦争へと発展し、人類を含む地球上の脊椎動物のほとんどが絶滅してしまうというストーリーです。今の時代に読むと身震いがします。
では、なぜ彼はこの作品を後世に残したのでしょうか?その鍵を握るのが「華蓋(かがい)」というキーワードです。
◆華蓋とは◆
華蓋とは、元々は仏様の日傘のようなもので、美しい蓮華の形をした天蓋のことを言います。四柱推命の場合の華蓋は五行とは違う角度から見たエネルギーの一つです。三合(注1)のうちの四庫「辰(たつ)、戌(いぬ)、丑(うし)、未(ひつじ)」という日に生まれた人、言い換えれば物事が行き着くところに生まれた人のことをこう呼びます。この人たちは、生産に携わるとか実業の世界で活躍すると言うよりはその先の世界と深く関わる人たちです。
ですから、このエネルギーを持つ人の多くは宗教や芸術、学者、研究者、時には占い師や風水師などの仕事を選ぶことがあります。このエネルギーのある人は気品と知恵に権威が備わり、それを何らかの形で生かす力があります。

小松左京氏もやはり華蓋の日に生まれた方です。
小松左京氏 乾造(男性)
西暦1931年1月28日生まれ 出生時不明
年 庚(陽金:正印)午(陽火:丁・己:偏財・七殺)
月 己(陰土:七殺)丑(陰土:己・癸・辛:七殺・比肩・偏印)
日 癸未(陰土:己・丁・乙:七殺・偏財・食神)
時 不明
◆孟意堂風水的華蓋の奥義◆
小松左京氏は「日本沈没」など近未来に起こる出来事を予測するかのような作品を多く残されています。SF小説なのに、なぜ彼はこのような作品を残したのでしょうか?
その答えは彼が「華蓋」というエネルギーを持っているからだと思います。「華蓋」を持つ人は、どこの空間からかは分かりませんが、そこから何らかの使命を背負い、この世に送り込まれている方とも言えます。「華蓋」を持っているから先が見え、予言したのではないはずです。
SFチックな発想だと言われるかもしれませんが、「華蓋」を持つ人は、自身の中で意識する、しないに関わらず「よいしょ」と使命感を背負ってこの世に来て、生を受けている間にその使命を達成する必要があります。それゆえ彼らには使命に気づくヒントであるかのように、人生のどこかで何らかの大きな問題が生じ、衝撃を受け、ボーッと生きることなどできないのです。
小松左京氏の場合は、人類が進むべき道を何十年も前という早いタイミングで伝えにきてくれたのでしょう。素晴らしいメッセンジャーだと思います。そして、彼のように使命が達成できた方は次のステージにステップアップし、また別の使命を持つのだと思います。これが「華蓋」から読み取れる暗号です。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド・ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第97回 変化する、ということ、の巻
◆1983年から1984年へ◆
1983年、香港の歌謡界には革命が起きていました。
それまで香港でヒットした曲は英語や北京語の歌が主流でしたが、メロディーに広東語をのせる「填詞」の歌が時代の波と共に広がったのです。レスリー・チャン(張國榮)の『風繼續吹(風よ、吹き続けてくれ。山口百恵の「さようならの向こう側」のカバー)』も、レスリーよりも先に大スターになったダニー・チャン(陳百強)の『偏偏喜歡你(やっぱり君が好き)』も、後に香港歌謡界を牽引するアニタ・ムイ(梅艶芳)の『IQ博士(ドクター・スランプの主題歌)』もこの年にリリースされ大ヒットし、人々を魅了しました。
実はこの年、香港では中国への返還を巡って交渉が停滞し、米ドル相場が大暴落して9月のブラックサタデーが起こって消費が落ち込み、景気は大きく変動しました。
しかし、香港のすごいところはその後のレスポンスの速いところです。83年10月に米ドルペッグ制を採用して相場を安定へと導き、1984年年末には中英連合声明が発表され、その後の経済回復の兆しとなりました。
◆六十通りの干支◆
注目したいのは、1983年が癸亥(みずのとい)年で、1984年が甲子(きのえね)年であることです。
風水や四柱推命には全部で60通りの干支があります。それは、甲子で始まり、乙丑、丙寅、と続き、癸亥で終わります。そして、また甲子から始まります。
この60通りの干支にはそれぞれの特徴があります。風水を学ぶ人はそれを一つ一つ理解し、それらに隠された暗号を読み解いていくのです。たとえば癸は優しい雨露に喩えられますが、癸亥は崑崙山からの長い道のりの中、過酷な場所も穏やかな場所も流れ続ける河を意味します。よって、このエネルギーを持つ人は、見かけは穏やかですが、変化の激しい局面でも粘り強く何かを成し遂げる人です。甲子は大きな木を意味する甲と潤いの水である子の組み合わせですが、六十の干支の一番初めなので、物事の始まりという意味を暗に持っています。ですから、このエネルギーを持っている人は人の上に立ち、人の下で働くのが苦手な人、と読み解きます。
この2つの干支は60通りある干支の中でも特別な存在です。

◆孟意堂風水的六十干支の奥義◆
一見何の関わりもなさそうな亥年と子年には、実は深い繋がりがあります。喩えて言えば、亥年に大きく荒れて変わってしまった土地で、子年を迎えどのように水回りを改善し、どのように耕し、どんな種を撒いていくのかを考える必要があるのです。その方法によっては豊かな収穫に恵まれる土地に生まれ変わるウルトラCが起こるかもしれません。方法によっては以前よりも実りの少ない土地になってしまうかもしれません。どのようなアイデアを持っているのか、そのアイデアの引き出しをタイムリーに活用できるのかが試されているのでは?とすら思えます。
83年頃、香港の人々は大きく揺れていました。失望し海外へ移民をする人たちも当然いましたが、果敢に難問に立ち向かい次のコマをどう動かすか真剣に考えた人たちもいました。元気良く歌を歌い真剣に取り組んだ彼らの力量がこの街を豊かにしていったのだと思います。決して神風が吹いたわけではないのです。
その力量はこの街にまだ残っています。
奇しくも2019年は己亥年であり2020年は庚子年です。亥年に起きた辛い変化に対し、失望しあたりまえに文句を言うだけで時を過ごしてしまうのでしょうか?このままで終わるものかと立ち上がり、どうしたらこの厳しい状況を変えることができるのかという難問に立ち向かう人には、やり方次第で豊かな収穫に恵まれるチャンスもあるのだ、というのが子年に隠されている暗号だと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第96回 南方位を深堀りする、の巻
◆病気エネルギーは南にあり◆
恭喜發財!身体健康!
香港では新年にこうした四文字熟語で挨拶します。この一年も健康第一。健康に関わる方位で今年注目すべきはズバリ南です。
今年の南方位には、健康面で長期的に悩まされる二黒星が宿ります。二黒星が影響する病気は突発性ではなく慢性的な病気で、「病院に何度も通っているのに全然発熱が下がらない」とか「これまで健康だったのに、ずっと咳が止まらず苦しい」といった症状もそれにあたります。
それに加え、南方位には三煞が宿ります。ちょっと細かくなりますが、同じ南でも丙(157.5-172.5度)と丁(187.5-202.5度)の方位には坐煞が宿り、その間の午の方位(172.5-187.5度)には災煞が宿ります。三煞は放っておくと結構怖い存在で、盗難に遭うとか大金を失うとか、家の一部が壊れてしまうとか、突然怪我をするとか事故に遭うというチカラを持ちます。お住まいの場合、この方位を改装するのは控える方が良いですし、南の窓の外が道路工事中であれば何らかの対策が必要です。
中でも真南である午方位は今年の歳破(さいは)の方位にあたります。歳破は今年の干支方位である子方位(真北)のちょうど真反対を意味します。人間関係が今年急にこじれたり、自分の中に矛盾が生じたり、投資で損失を受けたりするのは歳破の影響も考えられます。今年の南方位は残念ながら「良い所なし」です。
◆南方位の凶意を攻略する◆
とはいえ、日当たりの良い南方位を活用している人は少なくないはずです。孟意堂も実は南方位に寝室があります。
この方位を何とかする方法がない訳ではありません。たとえば、二黒星は五行の土エネルギーですので、その力を強めてしまう火エネルギーに関わるものは避け、逆にその力を弱める金エネルギー、或いは金エネルギープラス水エネルギーを活用します。具体的には銅製の中国の古銭を置くとか、銅製のひょうたんの置物を置くという方法が挙げられます。三煞に関しては、香港でポピュラーなのが銅製の麒麟の置物を置く方法です。「泰山石敢當」という文字が刻まれた大きな石の置物を活用して三煞エネルギーを室内に入れない方法もあります。沖縄の古いお住まいやT字路には、「泰山石敢當」が今も残っています。これはきっと同じ目的で活用されていたのでしょう。
◆孟意堂風水的南方位の奥義◆
年が明けておめでたいはずなのに、あれよあれよという間にマスク姿が多くなった香港。人口密度が高く人の往来が多いこの街で、新型コロナウイルスによる肺炎が拡散しないようにするためでしょう。香港は中国を中心として南南東に位置していますので、風水の観点からも、この一年は二黒星の影響を受けるはずです。例年以上に健康面に注意する必要があると思います。三煞対策も脇を締めて取り組む必要があるでしょう。
しかし、今年の南方位は本当に「良い所なし」なのでしょうか?南方位には暖かさがあります。食材も豊富で、冬でも飢えるとか凍死する恐れがそもそもありません。南方位は火エネルギーを司るため、人々が何かに夢中になり、必死に努力する事象があります。だから香港の人たちは働きものが多く、商売に夢中になり必死でお金儲けする人が多いのかもしれません。「明るい」とか「楽しい」という事象もありますので、旅行したり、グルメやエンターテーメントを楽しんだり、自分にご褒美をあげることができるのでしょう。火エネルギーは文明を表します。だからこの街の人たちの地頭は良いのだと思います。
この一年の事象だけに囚われず、他の地域にはないこの街の土台の素晴らしさを見直し、感謝しながら生かしていけたら、と何かに翻弄されやすい春の初めに思っています。
彦坂 久美子
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第95回 庚子(2020)年も金運を引き寄せる? 孟意堂風水、の巻
◆庚子年はどんな年?◆
新年明けましておめでとうございます。本年も風水の知恵を活用し充実した年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
さて、この一年はどんな年になるのでしょうか?今後の景気の見通しは?どの業界が注目され、どの業界にビジネスチャンスがあるのでしょうか?
四柱推命を活用し、この一年の見通しを分析する方法が香港の風水業界では一般的な方法です。立春の日と時間をまるで人の生年月日のように見立て、四柱推命で分析するのです。この手法は深読みすればするほど結構面白いことが分かってきます。
では、早速見てみましょう。

◆金エネルギーが鍵を握る◆
ここから何が読み取れるのでしょうか?
この命式は火、土、金、水、木の五行エネルギーが全て揃っています。しかし、主役である丁(ひのと)火は地支の根っこが弱く、支えるはずの寅木は存在するけど役に立たず、丁自身はとても弱いのが特徴です。その一方で、土エネルギーは多く金エネルギーはバリバリに強い、というのがこの命の大きな特徴です。これが人であれば、土エネルギーはアイデア、金エネルギーは金運と見ますので、稼ぐためのアイデアはたくさんあるけれど、方向性を誤ったり判断を間違え結局は金儲けできない、と見ます。これを、これから先の一年に置き換えると、お金儲けに関しては人と同じで結構大変です。方向性を誤ったり判断を間違えてしまうので、資金を注ぎ込めば注ぎ込むほど回収できず泥沼化し、動けば動くほど失敗する、と見ます。運気が走っている方は別ですが、新規事業を立ち上げたいのなら、この一年は控えるべきです。しかし、人は毒のあるものにこそ蜜の味を求めるもの。「とはいってもすぐに新規事業を立ち上げたい、私の方向性は間違っていない。」と主張するのが常です。
また、この一年、人々はお金のことで一喜一憂します。金の切れ目が縁の切目です。資金のことで不平不満の声は大きくなり、お金のことで他人を悪く言ったり、訴えるようなことが起きてしまうのです。
◆孟意堂風水的庚子年の金運の奥義◆
では、この一年は虚しく夢も希望もないのでしょうか?誰しも散々な金運になってしまうのでしょうか?
もちろんそうとは限らないですし、そうならないために、この一年の中でエネルギーの強い金エネルギーの業界(金融、保険、法律事務所、警察、医療等)に注目し、活用するのも一つの手でしょう。金融が盛んになる、ということは投資も盛んになることです。投資は時代の変化と共にどんどん多様化しています。この一年は仮想通貨のユーザーが増え、そのバリエーションも増えることでしょう。
しかし、これはこの一年の上澄みを語っていることです。肌に喩えると、皮膚のキメが細かいだとか色白だと言っているに過ぎません。皮膚を支え、良い状態に保つ働きをする「真皮」レベルでモノを言っていることにはなりません。
今年の事象はお金儲けできず、下手をすると損をします。そのためもがき苦しみ、ありとあらゆる知恵を働かせます。汗もたくさんかくことでしょう。
ただし、その結果、劇的な進歩や進化が生まれるのです。江戸初期には利根川が何度も氾濫し人々は苦労したと聞きます。その後、真剣に治水工事に取りかかり、安定した江戸の街ができ人が集まり、発展しました。利根川の氾濫がなければ今日の東京はありません。それでも私たちはこの一年の事象を「損」と呼ぶのでしょうか?
彦坂 久美子
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第94回 勝負はまだこれから、の巻
◆陰と陽◆
この時期になると思いだす大事なキーワードがあります。
「陰と陽」。このキーワードはとても奥深く、陰と陽は月と太陽、昼と夜、寒さと暖かさなどの気象とも深い関わりがあります。
一年の中でも最も日が短い日が冬至。だから一年の中で最も陰が極まる日と言われています。今年の冬至は12月22日です。日の長さは冬至を境にどんどん長くなっていきます。その後、陽が最も極まる夏至を迎え、時の流れと共に少しずつ日が短くなっていきます。
陰陽の面白いところは時間と共に変化することです。言い換えればずっと同じ状況で留まることはなく、流れるように動くのです。

◆何をやっても無駄?◆
陽エネルギーの良いところは何と言ってもはっきりと分かるところです。「ダイエットをしたらその分身体がスリムになった」、「がんばればがんばった分腕が上達し、美味しい料理が作れるようになった」とか、「営業した結果成約を得ることができた」と目で見て明らかに分かるのが陽のタイミングです。ですから、みんな陽エネルギーが大好きです。
その一方、陰エネルギーはまったりとしていて自分の意識では分かりにくいのが特徴です。「ダイエットをしても何をしても身体が締まらず体重も落ちない」とか、「どんな手を打っても思うように物事が進まない」とか、「これまで以上に一生懸命営業しても成約しない」時期です。陰エネルギーの強い時期は動物だって冬眠中。「どんなにがんばったって無駄だ」と思いがちになることでしょう。
しかしながら、本当にチカラのある人たちは、この陰エネルギーの強い時期に自分を磨いています。誰からも褒められず励まされることもないのに、誰にも見えないところで粛々と努力し自分を磨いているのです。農業にたとえれば、収穫期が終わってその次の春に種まきをするまでの期間と言えるでしょう。この段階でがんばったからと言ってそれがすぐに収益に繋がることはありません。しかし、土を休ませ、土台を作り直し、土壌にエネルギーをふきかける田起こしをした土壌は痩せることがなく、次のシーズンも生き生きとした農作物を生育させるチカラがあります。
◆孟意堂風水的陰陽の奥義◆
陽エネルギーは力強く瞬発力があり、陰エネルギーは穏やかで持続性があると言われています。陽エネルギーは誰にでもはっきりと分かるため周囲からもその存在が分かりやすいという特徴があります。華々しい一方、周囲からは良いところも弱いところも一目瞭然です。そのため手の内が分かりやすく、攻められやすいという欠点があります。その一方で、陰エネルギーは表に現れることはなく、誰にもわからないという特徴があります。ですから手の内を見破られることがなく、目に見えず把握できないがゆえにどう攻めたらよいのかが分かりません。陰エネルギーはある種不気味な存在です。周囲の人々の気が付かないところで力を蓄え、知らず知らずのうちに勢力を拡大していきます。それはまるで、孫悟空が時間をかけて仙術をマスターし、「きん斗雲」を使って10万8千里(約42万4,145km)の空を孟スピードで駆け巡り、息を切らせて走ったのに、孫悟空が移動していたのは実はお釈迦様の手のひらだった、という話に似ています。
目の前にある成果や成約のみに注意を注ぎ、それだけを求めるのは世の常です。しかし、より大きな成果や多くの収穫を望むのであれば、目に見えないチカラ、つまり陰エネルギーの時こそ重要です。目の前で起きている事象のみで判断することなかれ。勝負はまだまだこれからなのです。
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第93回 壁をとり払う、の巻
◆これまでになかったものを発明する◆
旭化成名誉フェローである吉野彰氏のノーベル化学賞受賞が先月発表されました。彼の開発したリチウムイオン電池は、それまでにはなかった小型で軽量、しかも充電可能な画期的な電池です。この電池は携帯電話やコンピューターには欠かせないものになりました。この電池がデビューするまでにはきっと様々な壁があったことでしょう。これまでの世の中にはなかった何かを発明することはすごいことだと思います。
香港では、遡ること1997年9月にこれまでの世の中にはなかったことが起きました。
Sonyの非接触型ICカードであるFeliCaを「八達通(オクトパスカード)」として活用し、世界のどこよりも早く実用化したのです。八達通がすごいのはその後です。単なる交通系カードとしてだけではなく、企業と企業の壁を乗り越え、これまでの世の中にはなかったことがこのカードによって次々に起こっています。そのおかげで今では八達通さえあればファストフード店での食事も、バスもフェリーも地下鉄も、病院の診察も映画を観るのもスーパーやコンビニでの買い物もこのカードがあれば便利に過ごせます。さらには昨年からSamsung Payで、そしてApple Payでも使用できるようになり、デジタル化された八達通の時代も始まりました。八達通はこれからもっと進化し、これまでになかったことが実現できると思います。
◆壁を造るのは簡単◆
孟意堂はその昔、この八達通に心地良いショックを受けました。企業と企業の壁を取り払うと新しいビジネスが生まれ、これまでになかったことが可能になるのだ、と。
この八達通は、企業と企業の壁を乗り越え、新しいビジネスに取り組み、2018年には年間約10億香港ドルの売り上げと約3.5億香港ドルの営業利益を生むまでに成長しました。その反面、自分の会社の利益だけを考えていたら八達通のような新しい市場は創れません。それによって楽しくビジネスに取り組むこともないでしょう。
「こんなのは前例がない」と周囲から反対され、意味のない壁を壊すどころか新たな壁を造ってしまう。こうした行動を選択するのは楽なことです。それに一人の力だけでは何かを生むことなどできません。これまでの世の中にはなかったことを実現するときに、人は必ずと言っていいほど乗り越えるのが難しく大きな壁にぶつかります。
◆孟意堂風水的三教の奥義◆
難しいことに敢えてチャレンジし壁を壊す取り組みは、今から800年以上前の中国で行われています。宗の時代に活躍した王重陽が開祖の「全真教」という教えで
す。この「全真教」は、当時すでに長い歴史があり風水にも気功にも関わる道教も、孔子が開いた儒教も、当時人気のあった仏教も全て同じ輪の中にあり活用できるという考え方です。道教で内丹田を鍛えて不老長寿を目指し、儒教によって仁義礼知信を学び、仏教の禅で精神と体を鍛え、磨き、周りの人にも手を差し伸べようよ、いずれもめちゃめちゃありがたい教えなんだからさ、というものです。
この「三教一致」の考え方は香港にも残っています。香港の荃灣にある圓玄学院はその一つです。この圓玄学院は当コラムの第22回で紹介させていただいた風水天地で(参照:http://www.pocketpageweekly.com/life/5894/ )、山の上に立地しているにも関わらず心地良い風が吹き、気持ちの上がるところです。ここには「三教大殿」があり、老子様、孔子様、そしてお釈迦様が祀られ、三つの教えを鍛えることができます。
これまでのフレームワークにとらわれず、それぞれのいいとこ取りをしても矛盾せず、この世の中で活用できる。この考え方が奥底にあるから、世界のどこよりも早く八達通が香港で生まれ、進化していったのではないでしょうか?不要な壁は自分の心の中にも外にも造る必要がないのでは、と思います。
彦坂 久美子
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第92回 老後は変えられる、の巻
◆香港のシニアたち◆
老人という概念は昔とはもう違います。香港では、リュックを背負って仲間と山登りを楽しむご老人、地下鉄で座らないご老人、スマホを自在に扱うご老人、大学で学ぶ老人、オーストラリアだのヨーロッパだのと海外旅行を楽しむご老人など、「ご老人」とお呼びしては失礼にあたるような、生き生きと人生を享受しているシニアの方にたくさん出会います。
定期的に行うボランティアで歩行器や人に支えられながら歩くシニアの方にオレンジやリンゴなどの果物を配る際に感心するのは、みんながエコバックを持参してくること。そして、もらったフルーツがちょっとでも形が悪かったり色味が良くないと、はっきり文句を言ってくれることです。ここはやっぱり香港。人生の大先輩たちは食に対しての欲望が強く、この欲望が長生きの秘訣なのだと一人で納得しています。
人の一生が90歳とか100歳となる今、四柱推命では老後をどう見るのでしょうか?
◆四つの柱の時柱に注目◆
四柱推命では、生まれた年柱、月柱、日柱、時柱の四つの柱で分析します。この四つの柱を元に10年ごとに変わる「大運」や毎年のエネルギーと共に歩んでいく運を観るのが一般的な手法です。その一方で、この柱を以下のように四つの時期に分けて分析する方法もあります。
時柱は子孫運や部下との関係を観るのが一般的ですが、晩年に私たちがどのような人生を歩むのかもこの柱で観ることができます。正確には時柱とその時期の大運とを照らし合わせながら鑑定します。大運だけではありません。熟年離婚するのかしないのか、家庭や仲間に恵まれるのかそれとも孤独なのか、定年後も経済的に支障なく暮らせるのか、生涯働き続けるのか、などを時柱で観ることができます。

古代中国であれば、この晩年期は30代ごろだったのでしょうが、現在ではざっくり「49歳以降」という、場合によっては人生の約半分をこの時柱で鑑定することになります。従来の四柱推命では年柱を重視し時柱を軽く見る傾向がありましたが、時柱が良いかどうかは今の時代、結構大事なポイントです。
◆孟意堂風水的時柱を生かす奥義◆
たとえば、時柱にお金に関わる正財か偏財という「財星」があれば、自分が稼ぐか否かは別として頭の中はお金のことでいっぱいになります。お金がたくさんある晩年が幸せのベンチマークです。この「財星」の下に「傷官」があれば人に頼らず自身の才能で稼ぐことになるでしょう。
自分自身に十分なエネルギーがあり時柱に「正官」があれば、ビジネスで成功することが幸せのベンチマークになるはずです。この時期に実が成ることを知らず働くことを辞めてしまえば、ビジネス上での幸せを味わうこともありません。その反面、この時期にビジネスをすれば課題が登場します。苦しく、先の見えない課題もあります。しかし、求め続けていけば結果を出すことができ、これまでに味わったことのなかった達成感を味わうことができます。
そして、面白いのはこの晩年期が変えられる点です。たとえて言うと、時柱が密度の濃い柱なのか、太くても中味がカスカスの柱なのか、スポンジのような柱なのか、カサカサな柱なのかは、これまでの生活習慣や心のあり方によって違います。そして、この柱をそのままにしておくのか、活用して更に役に立つ柱にするのかは自分次第です。この柱が時間をかけて蓄積している分、大きく変化することでしょう。
前述の香港のシニアたちはこの柱をもっと楽しいものにしようと前向きに、そして貪欲に活用しているように見えます。良い意味での欲望です。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 1104, Crawford House, 70 Queen’s Rd. Central, Central
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
メール:kumiko6ring@gmail.com
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第91回 組織で働くということ、の巻
◆意見の違う上司と部下◆
ラグビーがテーマのテレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」は「逆転大叔」という広東語のタイトルで香港のテレビでも放送されました。次々と小説がヒットしている池井戸潤氏の原作らしく、企業や組織で働く人たちの姿がこのドラマでは躍動感をもって描かれています。
大泉洋さん扮する主人公・君嶋隼人はエリート社員で大企業の経営戦略を任されていましたが、上司が進める買収案件に異論を唱えた結果、本社から工場の総務部長に左遷されます。彼はリーグ最下位のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネジャーにもなり、持ち前の手腕で優勝へと導こうとするのですが・・・。
彼のように元々自分が望んでいない仕事をしなければならないのはサラリーマンの悲しい性です。お金のために働く場合、人は仕事を選べません。上司の采配いかんで部下は力を発揮できますし、上司の舵の取り方次第では部下はやる気があるがゆえに地獄に落ちるような苦渋を味わうことにもなります。
◆食傷星は官星を傷つける◆
四柱推命では、あなたが企業で働く人になるのか起業する人なのかが分かります。企業や組織で働く人であれば、上司や部下に恵まれるのか、好きな部署で楽しく働くことができるのか、苦しい思いをして苦労するかも分かります。判断する方法は様々ですが、たとえば、以下のような十神(比肩・劫財、食神・傷官、正財・偏財、正官・七殺、正印・偏印)で分析する方法が有名です。
たとえば、あなたが「食傷星(食神・傷官)」というエネルギーを持っていると、豊かな才能を発揮し頭脳プレーで企業に貢献できる、と見ます。他の人が思いつかない方法で企業に利益をもたらすことも大いに可能だと読みます。これが「食傷星が財星(正財・偏財)を生む」ということです。しかし、このエネルギーが歩んでいく運で強くなりすぎてしまうと、君嶋隼人のように上司に歯に衣着せぬものの言い方をして、自分の意に反した部署に左遷されてしまいます。会社に貢献したはずなのに上司も会社もその功績を認めてくれません。これが「強い食傷星は財星を生むけど官星(正官・七殺)を傷つけること」です。その結果、自分のプライドも信頼もズタズタに傷つきます。
◆孟意堂風水的食傷星を生かす奥義◆
ドラマでの君嶋隼人の存在はまさに「食傷星」です。上司に予算を削られそうになったり、会社の役員会でラグビーチームも自分自身も全否定され前途多難の時を味わいます。しかし、そんな時でも彼は、地元に支持されるよう選手に病院や老人ホームを訪問してもらったり、子供たちにラグビー教室を開いたり、これまでになかった案を次々に唱えます。ドラマでは、その成果もあって地元の人に支持され、周囲の人々と強運に助けられて、彼はGM就任の年にリーグ2位という成功を遂げます。窮地に立っても諦めず、その目は次のステージを見ています。
これを四柱推命の角度から表現すると、これでもかと自分自身を痛めつける「七殺(官星)」を食傷星が適度に制御し、賢さに加え明るく前向きな食傷星らしいエネルギーが発揮され成功することを表します。これを四柱推命用語では「食神制殺」と呼びます。前述と同じ食傷星が官星を「剋す」現象ですが、面白いことに食傷星が官星を「制する」という前向きな現象に変わります。ここが風水師の腕の見せ所です。さて、同じ組織で考え方が違う人と働くのは日常茶飯事ですし、意見が違う者同士なら大いに戦うべきです。しかし、同じ組織の仲間同士が傷付け合い終わりのない戦いを繰り広げるのはとても愚かなことです。
「ノーサイド」という言葉は、「ラグビーの試合が終われば互いのチームのサイドがなくなり仲間になる」という意味だそうです。今の私たちには教訓のような気がしています。
彦坂 久美子
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名古屋市出身中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第90回 七夕パワーで引き寄せる、の巻
◆中国式七夕◆
♪ささの葉さらさら、のきばで揺れる。お星様きらきら、金銀砂子。♪♪
♪五色の短冊、私が書いた。お星様きらきら、空から見てる。♪♪
日本では新暦の7月7日に織姫と彦星が一年に一度再会します。この日に願いを短冊に書き、この歌を歌い七夕を祝います。一方、香港では旧暦の7月7日(今年の場合は8月7日)に七夕を祝う習慣があります。日もストーリーも日本とはちょっと違います。彦星は牽牛郎と名乗る地上の民間人、織姫は織女と名乗る天帝の7人姉妹の末娘(孫娘の場合もある)です。織女が地上に舞い降り羽衣を失って二人は出会います。この二人は相思相愛になり、仲睦まじく暮らし、子宝にも恵まれます。ところがある日、天帝の知るところとなり二人は引き裂かれてしまいます。しかし、年に一度だけ二人は逢うことを許されるのです。
◆結婚後の現実◆
10年20年と年月が経っても牽牛郎と織女のようにお互いを大切にし、仲良く暮らすのは現実の世界では難しく、相手にときめかずに倦怠期を迎えたり、考え方がズレたり、言い争いをします。知り合った頃は一緒にいてあんなに楽しかったのに、どんな時でも心を割って話し合えたのに、時間と共に何かが変わり、心が離れてしまいます。
天文学と深い関わりが深い古来の風水では、このような場合に七夕を活用します。離れていったお互いの関係が戻るように。ギクシャクしてしまった夫婦関係が改善できるように。仕事やビジネス面で疎遠になってしまった方とのご縁に恵まれるように。人として、或いは男として、女としての魅力が増すように。言い換えれば、この七夕は人とのご縁や自分の魅力を強化できる時期なのです。
人との関係は心を通じて我々の暮らしに大きく影響します。大切な人との関係が悪くなるとそのことから頭が離れず辛くなります。言わなくても良いことを言い自分自身も傷ついていきます。悲しくて他のことが手につかなくなることでしょう。やる気がなくなり家事をしたくないとか、週末に家族でいる時間が億劫になるとか、挙句の果てには家自体に縛られたくない、だから帰りたくないとか。夫婦で言い争いをした後、子供に優しくされてもその優しさを台無しにしてしまうように、目の前にある愛情に気がつかなくなる場合もあります。
◆孟意堂風水的七夕パワーで魅力的になる奥義◆
具体的に風水で七夕を活用する表向きの方法は意外とシンプルです。この日、お風呂でしっかりカラダを洗い、ベジタリアン料理で体内をデトックスさせます。月の見える戌の刻(夜7時から9時の間)に七姐(織女)が祀られている坪洲の七姐廟などでお香を焚き、果物などをお供えし、七姐衣と呼ばれる紙を燃やしてお祈りをするのです。
この方法は月の光のあるところであれば自宅で行なっても宜と思います。そして、この方法は必ずしもこの日にしなくても数日前或いは数日後でも宜とされます。しかし、織女様が天から舞い降りてくる旧暦の7月7日がベストだと思います。

そして、核となる心に関わる方法は、意外と難易度が高く、「月」がキーワードになります。
陰陽の世界では、太陽の光は陽で月の光は陰にあたります。陽の光は暖かさや眩しさを「放つエネルギー」ですが、陰の光は「引き寄せるエネルギー」です。そして、陰にはもう一つ「目に見えない」とか「自覚しない」という働きがあります。
それでは人間関係が改善できずに報われないと思われるかもしれません。でも、それでいいのです。報われても報われなくても自分を磨き続け、報われても報われなくても相手を大切に思い慈しむのです。そのことで自分の相手を見る角度が変わり、自分が前のめりになって光を放つのではなく相手を自然と引き寄せていくことに変わっていくのだと、穏やかな月の光を見ていてそう思います。
彦坂 久美子
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第89回 時流に乗る?乗らない?の巻
◆SNSの時代◆
「会社は何も分かってくれない。このSNSの時代に顧客を獲得していくには、動画やインスタグラムを活用しなければいけないのに全然分かってくれないんですよ。」
意見を取り入れてくれない会社の対応にこの若者は怒り心頭、それならば自分で会社を起こす!という選択をします。でも、その選択は本当に正解なのでしょうか?
世の中は日々刻々と変化しています。香港でも中国でも日本でも携帯やタブレットを見ない日はなくなりました。若い人たちだけではなく、様々な世代の人がSNSを見ています。いまどきの子供たちの憧れの職業はユーチューバーです。だから、その変化(時流)についていかないと遅れる、時代の波に乗らずして今後どうやってビジネスできるのか?と。
その答えになるのが易経です。しかもこの若者には残酷な答えです。
「時流に乗るな。時流に乗ると時の真ん中にいると錯覚し、物事の本質を見失い、時流そのものによって滅びる。」と易経は教えます。時流に乗るのではなく、その時代に合うことを行うのだと。

◆易経とは◆
易経は書経、詩経、礼記、春秋と共に「五経」と呼ばれる経典で、易経の「易」は陰と陽の原理によって変化することを表しています。時の変化の法則と、その時代にぴったり合ったことをする方法が物語として書かれています。
このルールを徹底するのは今なのかそれとももうちょっと後なのか、黒いTシャツを着る事が今の時代にぴったりマッチしているのか、その答えになるものが六十四種類の卦として易経の中にあります。この六十四の卦それぞれが時の変化に関わる物語であり、その変化が6段階に分かれて書かれています。
例えば、孟意堂の屋号の横にさりげなくある卦・風雷益の場合、全体的には「好機には臆せず進み利益が上がる時期」という意味を持つ卦です。それを細かくみると、最初の1段階から大きな案件を行なっても良くて、2段階も思いもよらないところから意外な幸運が舞い込む時期です。しかし、3段階目で戦争や凶作などの試練がやってきます。そうした一大事に直面した時、それを自分を磨くための機会と見抜けるかどうかが分かれ道になります。それがクリアできると、4段階目で「正しい事を行ない国王に進言して聞き入られる。国の都を移すほどの大事業をしても良い」時期を迎えます。一見良い事のように見えますが、そのタイミングまでにそれだけの深い知識と人徳がなければそのような話は回ってこないでしょうし成功もしないはずです。その後、5段階目も誠意を尽くせば大いに希望が叶う時期を迎えます。しかし、最後の段階で私利私欲に囚われると人々の恨みを買う、凶。とあります。この卦を活用する人は一貫して謙虚な姿勢で利益を独り占めせず人々に振る舞うべきなのです。
◆孟意堂風水的易経を生かす奥義◆
イトーヨーカドー創設者の伊藤雅俊氏はかつて「小売業は変化に対する対応業だ。」とおっしゃっていました。変化に乗るのではなく対応する、その難しさと面白さを良く分かっている方のすごい言葉だと今でも思います。
小売業だけではないでしょう。何らかの変化の兆しがある場合、その兆しを見逃さずに直感的に拾ってきた人たちが、SNSをこの世に送り込んで成功した人たちです。そして、時の変化に前向きに対応できたからこそその事業を大きく育てていけたのでしょう。易経を学ばなくても彼らには潜在意識があり、自然とその理が分かっていたのだと思います。
では、潜在意識を持たない私たち普通の人は何をしたら良いのでしょうか?易経には、時を見つめる洞察力と、何かの兆し(機)を読み取る力をつけるためのヒントが書かれています。この一つ一つを磨いて磨いて磨き抜いて生かしていくことが、逆に早道のような気がしています。
彦坂 久美子
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第88回 地域活性のキーワード、の巻
◆街に根付く産業◆
70歳を軽く超えているであろう、熟練運転手のタクシーに乗った時のことです。
この運転手さんは
「この辺り(湾仔の利東街周辺)は結婚式の招待状や名刺の印刷屋さんが多くてね。」
と言うのですが、今はそのような光景はありません。
「運転手さん、それ、二、三十年前の話よ。」
と言い返すと、運転手さんはニンマリ笑いながら相槌を打っていました。この運転手さんが言うように湾仔の利東街(リートンアベニュー)はかつて結婚式の招待状や名刺の印刷屋さんで賑わっていた街です。ペーパーレスが進む中、この街には招待状や礼是を販売するお店があり、昔の名残があります。
香港の街をよく見てみると、街の名称とマッチしたビジネスが根付いています。たとえば、西環(サイワン)の海味街(乾物問屋街)は今も活気がありますし、中環(セントラル)の金融街はアジアの金融センターとしての地位を築いています。その名称が持つ五行エネルギーがその地域のビジネスの発展の鍵を握っています。
◆名前が持つ五行エネルギー◆
四柱推命で人を看る場合、木、火、土、金、水の五行エネルギー全てを持って生まれてきた人は非常に少なく、多くの人が五行の何かが欠けています。また、五行全てが揃っていても歩んでいく運が悪ければバランスが崩れ、それによって人は辛い思いをしたりものごとが上手く進まなかったりします。環境や名前によって後天的にその人に必要な五行エネルギーを補うことは、その人の運気を好転させることにつながります。
例えば、火エネルギーが必要な人が火エネルギーを持たないで生まれてきた場合、賢明な両親が環境や名前によって後天的にその子に火エネルギーを与えることできれば、その子は本来持っている宿命とは違った人生を送ることになります。ただし、その子が太陽の火エネルギーが必要なのか、人工の火エネルギーが必要なのかを考える必要があります。その音の響きも関係します。
逆にその子にとってプラスにならないエネルギーを持つ名前を命名してしまうと、辛い思いをする、或いは本来持っているはずの力が発揮できなくなってしまいます。
人と同じように、その街の名称は、立地条件や土地柄を超えたところで大きな力を発揮します。たとえば、前述の西環(サイワン)の場合、「西」は金エネルギーで「環」は土金エネルギーを意味するので、水エネルギーのビジネスである「乾物を流通させる商売」に大きく役立ちます。これが、火エネルギーの強い尖沙咀(チムサーチョイ)や火土エネルギーの強い紅磡(ホンハム)に立地していれば、西環(サイワン)のように商売が長くは続かないでしょう。

◆孟意堂風水的地域を活性させる奥義◆
国連の世界人口推計によると2050年の世界人口は現在の約76億人から90億人にまで増加するそうですが、その一方で、30年後に日本や中国の人口が減少すると予測している人たちもいます。人口が減少すれば経済規模も先細りになると考え、国外に自社商品の販路を見出したり海外進出を検討している人たちもいます。
しかし、人口が多い地域をターゲットにして輸出すれば何でもかんでも売れるとは限りません。その地域の特徴や人々のニーズを分析し、戦略を持って展開すべきです。生産する側もどのエリアの名称がそのビジネスを発展できるかを考えて行動すれば持続性あるビジネスとして根付くでしょう。地域によっては面白い展開が息づくかもしれません。香港ではこうした分野でも風水の原理を活用しているように見えます。そして、香港という街が生き生きしている理由もここにあると思います。
「風水の奥義を行く!」もおかげさまで88回を迎えました。これからも風水の奥義を深掘りし紐解いていきますので、今後とも応援よろしくお願いします。
彦坂 久美子
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名古屋市出身中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第87回 決め手はモニター力、の巻
◆新しい時代ですが◆

何となく調子が悪い、やる気が起きない、休日の翌朝になるとベッドから出たくなくなる、会社や学校に行きたくなくなる・・・こうしたことを称して巷では五月病と呼んでいるようです。試験に合格して勝ち取った学歴や荒波を乗り越えて得た業績の結果、新しいステージに立ち、環境が変わります。地元ではナンバー1だったのに新しい環境ではもっとすごい人がいることでしょう。がんばって乗り越えたのにまた次の試練が待ち受けていることでしょう。予想以上に海は広く、そのすごさに参ってしまうのかもしれません。
さらに、今月は歳破月です。歳破月とは今年(いのしし年)の力が今月(へび月)の力にもろともぶつかることで、事故やトラブルが生じやすい時期と言われています。そして、いのししとへびがぶつかる歳破は「考え方が後ろ向きになるパワー全開」です。自分らしさを発揮できないのは環境のせい、そして「生まれてきた時代が悪い」と思ってしまうのです。
インスタントラーメンやカラオケ、携帯電話、レーザーディスク、CD、デジタルカメラ・・・これらは昭和の時代に発明されたものです。DVDやUSB、ウィキぺディア、有機EL、Youtube、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNS・・・これらは平成の時代に発明されたものです。昭和や平成の時代にはすごい発明が沢山生まれています。そして、これから来る新しい時代に向けてそれ以上の発明をするのは結構至難の技です。
◆香港は風水の宝庫ですが◆
風水世界にも同じことが言えます。
風水の歴史は長く、宗の時代に活躍した揚筠松や頼宝衣等多くの風水師が後世に長く伝わる風水の手法を生み出しています。また、香港には世界に誇る風水建築がたくさんあります。香港の建築物の中でも孟意堂が目を見張るのは香港国際金融中心(IFC)です。この場所がまだ海だった頃、太平山(ビクトリアピーク)から来る龍穴(エネルギースポット)を見出し、埋め立ての地と定めた任法融中国道教協会会長はすごい方だと思います。
われらが漢五派の劉啓聖師匠もすごい方です。彼が精力を注いで書いた「図解・雪心賦」は卜則巍の残した書物をさらに奥深く図や文章で表しています。彼は、山や水などの自然にフォーカスしつつ、風や天体の動きにつながる真理をこの本の中で見事に表現しています。
風水を味わえば味わうほど諸先輩方のすごさを実感し、彼らが見出せなかったことをフツーの私が見いだせるはずはないと確信するのです。
◆孟意堂風水的新しい時代を生き抜く奥義◆
では、フツーに生きている私たちは本当に生まれてきた時代が悪いのでしょうか?
今は2019年。風水世界では2024年から後天第九運という新しい時代に入りますが、先天第九運はすでに始まっています。この新しい時代のエネルギーは火エネルギー。「火」は明るく美しく、そのためこの新しい時代には綺麗なものや輝くもの、エンターテーメント性のある楽しいことがキーワードになるはずです。
では、その時流に乗るには何が必要なのでしょうか?
これまでになかったことを発明するためには、何もないところから新たなものを見出す「傷官」の力が必要です。現状を打破しようとがんばる「偏官」の力も必要でしょう。自分を信じ、自分の思い通りに突き進む「比肩・劫財」の力も必須です。そして、自分がどのような状況に置かれ、何を考えているのかを第三者の目で見る「モニター力」も必要だと思います。このチカラがあれば、自分に何が足りず、どこをどう動かせば良くなり、そして次にどんな面白いことができるのかが客観的に見えるようになります。
ベッドで塞ぎこんだり、引きこもるなんてもったいないことをしている暇はありません。
彦坂 久美子
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第86回 平成最後の〇〇〇、の巻
◆平成最後の参拝◆
平成31年4月はちょっと特別な4月です。
日本の「平成」という年号はこの4月いっぱいで終わりだからです。最近は、「平成最後の○○○」という言葉をよく耳にするようになり、「平成最後の高校野球」だとか「平成最後のお菓子」だとか平成最後ムードが巻き起こっているようです。孟意堂も御多分に洩れず、「平成最後のお伊勢参り」に先日行ってきました。
お伊勢参りに行って驚いたのは、「お伊勢参りをすると開運する」、「エネルギースポットのご利益がある」とお年寄りから子供連れや学生さんまで大勢の人が参拝している様子です。アジアからも欧米からも人が参拝し、写真を撮り、平日なのにすごい賑わいを見せていました。

◆伊勢神宮の心憎い風水◆
伊勢神宮は山田原にある外宮と五十鈴川のほとりにある内宮をはじめとした125の宮社で構成されています。その中心とも言える伊勢神宮内宮の風水を見てみましょう。
私たちが肉眼で見える「らん頭」に注目してみると、この内宮は緑の生き生きした山々と伊勢市の平野部のちょうど境目に位置しています。この場所を包むかのように東西に島路川が流れ、南北に五十鈴川が流れています。いずれも川の底を泳いでいる小魚が見えるほど水が清らかな川です。
つまり、この立地は風水で言われるところの「玄武」という背景に山があり、左側の「青龍」にも右側の「白虎」にも青々と生い茂る小高い丘があり、「朱雀」と呼ばれる敷地の前には川が流れている四神相応の地です。そして、川の前に小高い山があるためエネルギーがたまりやすくなっていて、この地を定めた先人の知恵に感心させられます。
内宮の風水がすごいのはこれだけではありません。
人々が買い物や食事を楽しむ「おはらい町通り」と参拝客が乗用車やバスで来る車道が五十鈴川と同じように南北に流れていて、そのエネルギーを一旦駐車場や玄関口で集め、全長101.8メートルある宇治橋が内宮へとつないでいます。
内宮の御正宮の入口は真南にありますが、御正宮自体の向きは真西で太陽が昇る真東が背中にあたるように見えます。よって、水のエネルギーが入ってくると栄える城門は乾(いぬい)の方位、つまり北西にあたります。この乾の方位にある宇治橋から前述のエネルギーがじゃんじゃん入ってきています。内宮が多くの参拝客で賑わい、生き生きする理由はここにあります。
◆孟意堂風水的お伊勢参りを読み解く奥義◆

お伊勢参りに行って驚くのは、まだ寒い時期でも上着を脱ぎたくなるほど心地良くポカポカと暖かいことです。特に天照大御神さまが祀られている内宮ではそれを実感できます。ITが発達したとはいえ、こればかりは現場に行かないと実感できないことです。
天照大御神さまは太陽の神様。太陽エネルギーは風水の世界でも重要なものです。このエネルギーが足りない方は元気がなく、がんばろうとする力がトーンダウンします。逆に太陽エネルギーをしっかり持っている人はエネルギッシュで物事に真剣に取り組もうと頑張る方です。お伊勢参りをすると開運するのは、この参拝によって太陽エネルギーをたっぷりと吸収し、心機一転してさらに努力し、自分を磨き、ステップアップしようとがんばるからだと思います。太陽の神様ですから、誰に対しても分け隔てなくこのエネルギーを与えてくれるのです。特に、これからエネルギーが上がっていく朝の光を受けるのがオススメです。
御正宮に祀られている天照大御神さまに向かってお辞儀をして頭を下げていると、まるで頭をなでてくれるかのように心地よい風が吹きます。この瞬間の心地よさを感じ、太陽エネルギーをしっかりと吸収するために、いにしえの人たちは命がけで、現代の人たちもわざわざ遠方から足を運ぶのかもしれません。
彦坂 久美子
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第85回 正印があるだけ儲けもの、の巻
◆夫婦愛に恵まれる◆
朝のスタートがスムーズだと良い一日が迎えられます。駅に着いたらすぐに電車に乗れたとか、信号待ちが少なくて済んだとか、朝のできごとがスムーズだとちょっとラッキーです。そして、朝のドラマが元気印だと、その日一日がウキウキします。
現在放映中の「まんぷく」もそんなウキウキするドラマです。長谷川博己さん演じる萬平さんが製塩業をする際にも、栄養食品「ダイネイホン」を発明する際にも、即席ラーメンを開発する際にも、安藤サクラさん演じる奥様が夫の仕事を手伝うだけではなく彼を励まし、彼の働きやすい環境を作り、時には売り込みをし、彼のヒントになるようなきっかけまで作っています。このドラマを見てウキウキするのはきっとこの二人の夫婦愛がベースにあるからなのでしょう。
◆夫婦愛の決め手となる日支に注目◆
四柱推命では、オギャアとこの世に生まれた時の生年月日と生まれた時間でご自身のエネルギーである「日干」とその下にある「日支」が決まります。この日干は全部で10通り、日支も含めると全部で60通りあります。このドラマの萬平さんのモデルである安藤百福さんの場合は以下の通りで、彼の日干は「田園の土」のような「己(つちのと)」、日支は「巳(へび)」です。
安藤百福様 西暦1910年3月5日戌時生まれ(生時推定)
年 庚(陽金) 戌(陽土・戊辛丁)
月 戊(陽土) 寅(陽木・甲丙戊)
日 己(陰土) 巳(陰火・丙戊庚)
時 甲(陽木) 戌(陽土・戊辛丁)
「通変星」という10パターンあるエネルギーの何が日支に相当しどのような状況にあるかで、相手がどのようなパートナーで、どのような夫婦になるのかが決まってきます。

ちなみに「通変星」とは、自分と同じエネルギーである「比肩」、「劫財」、自分のエネルギーを消耗することで生まれる「食神」、「傷官」、自分のエネルギーが剋することによって生まれる「正財」、「偏財」、自分のエネルギーを剋す「正官」、「七殺(日本では偏官)」、自分を生むエネルギーの「正印」、「偏印」のことです。
◆孟意堂風水的「日支」を深読みする奥義◆

安藤百福さんは日清食品の創業者。即席ラーメンやカップヌードルを生み、宇宙食ラーメンを開発し、進化し続けてきた方です。
彼の日支「巳」は彼にとって「正印」にあたります。しかも、この日支はお日様のように明るくパワフルです。そして、物事に対する欲望が強く、好奇心が旺盛で、知ることに喜びを感じるエネルギーを持ちます。
彼のようにエネルギーが強めの方にとって正印は良い働きをしないと考える方もいるようですが、この日支にある正印はパートナーだけでなく周囲の人も一生において支えてくれる働きをする、と孟意堂は考えます。日支に「正印」や「偏印」がある方は、まともに受けると痛い思いをする正官・七殺のエネルギーをこの正印が吸収してくれます。つまり、人生の中で辛いことやどん底だと思うようなことがあっても、パートナーや周囲の人が力になり、それによって壁やどん底から打ち勝とうと努力し、前を向いて歩くパワーを持つのです。
彼は人としてビジネスマンとして多くのキーワードを残していますが、夢を叶えるためのキーワードとして「まだ無いものを見つける。なんでもヒントにする。アイデアを育てる。タテ、ヨコ、ナナメから見る。常識にとらわれない。あきらめない。」という言葉を残しています。一度や二度の失敗で夢を諦めるような選択をせず、前を向いて歩こうとするパワーを持ち続けたのはこの正印が日支にあったからでしょう。
日支に「正印」や「偏印」がある方はそれだけで儲けものです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
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第84回 己亥年も金運を引き寄せる孟意堂風水、の巻
◆下剋上の年がやってくる◆
恭喜發財!
生意興隆(商売繁盛)!
この一年は面白い年になりそうです。この一年を占う手法の一つに四柱推命を活用する方法があります。年の始まりの四柱推命でその年の如何を占う方法で、これで今年を見てみると、ズバリ「下剋上」というキーワードが出てきます。つまり、これまで十分な資産があってこれから先も安泰だと思われていた人たちの「これから」が不透明になっていく一方で、実力はあるのに実際のところ金運に恵まれていなかった人たちが彗星の如く金運をゲットするチャンスがやってくるのです。
そのチャンスをさらに強化できるのが風水です。
◆玄空飛星法を活用する◆
風水の手法の一つである玄空飛星法は、その場所・その地域の風水というよりも時間軸と大きく関わりのあるものです。
いにしえの人たちは、龍が天空を180年かけて一周し、その龍の動きによって時代の流れが変わると考えていました。その時その時の龍の性質を把握し龍を活用できれば、その時代の流れを理解しチャンスをつかむと考えられていたのです。大きくは20年周期で、それから1年周期で、そして毎月のように流れは変わります。
その動きを1から9までの暗号のような数字に置き換え、それぞれの数字の持つ意味を深く理解し、この数字の組み合わせを紐解いていくと、金運やビジネス運、健康運、人間関係運に活用できるのです。
今、この己亥(つちのとい)年に生きている私たちは下元第八運の時期にいます。だから、8の数字、つまり八白土星のエネルギーを金運や富貴を招くエネルギーとして活用できるのです。
玄空飛星法はお肌のお手入れに例えると皮膚の表面をキレイにお手入れするようなものだと思います。表面をお手入れすると、肌にハリや艶が出てきたり化粧のノリがよくなるように、この手法の効果はすぐに現れます。ですから、結果を早く欲しがる中華圏の人たちには人気のある手法です。しかしながら、本当に肌をキレイにするためには、その土台がどうであるかが問われます。日頃の食生活や生活習慣、五臓六腑の機能、ストレスの度合い等が土台の細胞レベルにどう影響しているかが問われるのです。
風水も同じように表面だけ手入れしたところで長く続く効果は期待できません。土台の細胞レベルを生かす風水が問われます。とはいえ、年の初めから起こる玄空飛星エネルギーのパワーは強いものがありますから、活用しないわけにはいかないでしょう。
◆孟意堂風水的今年の玄空飛星法を金運に変える奥義◆

第八運の金運に影響する八白土星は土エネルギーですから、それを強化するためには、例えば暖かみのある照明であったり、赤い絨毯や福の字であったり、火エネルギーを活用して土エネルギーを強化する必要があります。しかしながら、今年の八白土星は上図にあるように中央に宿っています。これは、「入囚」と言って八白土星のエネルギーが表に出にくいことを意味します。ですから、八白土星だけを強化しても今年の金運が巡ってくることにはなりません。八白土星は活用しつつ、このエネルギーとつながりのある一白水星及び六白金星も活用します。
この一年は、一白水星の宿る西には三殺も宿り、六白金星の宿る東には口論や言い争いを招くエネルギーも宿るので、それぞれデトックスさせてから、人のご縁に恵まれる一白や昇進昇格に影響する六白エネルギーを強化させる必要があります。
これらの仕掛けがそこで活動する人の運と相まって下剋上を起こすチャンスが可能になるのです。そして、この「下剋上」が三日天下なのか、それとも一つの時代を築くことができるのかは、その底にある細胞レベルの風水がどうであるかが問われるのだと思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第83回 心強い味方に恵まれる、の巻
◆心強い味方◆
新年あけましておめでとうございます。本年も風水の知恵を活用し実りある年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
さて、2018年に世界各地で大ヒットした映画といえば「ボヘミアン・ラプソディー」www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody。
この映画では、1970年代や80年代に音楽の世界で大活躍したクイーン(Queen)のメンバー、特にフレディ・マーキュリーやフレディを好演したラミ・マレックのその溢れんばかりの魅力にグイグイ引き込まれ、その才能に胸がいっぱいとなり感動します。日本では、何度もこの映画を観に行く人たちのおかげで大ヒットしたそうですが、一番驚いたのは、時空を超えて10代の学生さんたちの心に共鳴している点です。
クイーンやこの映画のように成功するためには「時の運」が必要とおっしゃる方もいるでしょう。成功するためには、その魅力や才能をぐいっと世の中に引き出してくれる「心強い味方」も必要です。「心強い味方」に恵まれるために大事なカギを握るのことの一つが「太歳(たいさい)を活用すること」です。
◆パワフルな太歳◆
太歳(たいさい)は木星の運行と深い関わりがあります。いにしえの人たちは、木星が天球を約12年で1周することに注目し、その年に木星が宿る方位のエネルギーのことを「太歳」と呼んでいました。2019(己亥)年は亥(いのしし)年生まれ或いは亥の日に生まれた人がそれにあたります。太歳のエネルギーはとてもパワフルなため人々から恐れられています。太歳がネガティブに影響すると、金運が落ちたり、夫婦間に亀裂が入ったり、生命の危険にさらされるような重い病気にかかったり、不吉な事が起きると言われてきました。香港の風水ではこうしたことを「犯太歳(太歳を犯すこと)」と言い、日本の厄年のように怖れられています。
しかも、もっと恐ろしいのが「歳破(さいは)」です(以下、イラスト参照)。歳破は太歳のちょうど180度反対のエネルギーで、今年は巳(へび)エネルギーがそれにあたります。これがネガティブに影響すると、家族にトラブルが生じたり、はたまた事故に逢ったり、精神的に相当なダメージを受けたり、とにかくネガティブなものです。ですから、不吉な事が何も起こらないように、この一年の平穏無事を祈って太歳の神様にお参りに行く習慣が香港にはあるのです。

◆孟意堂風水的太歳を味方にする奥義◆
歳破を味方につけるには難しいものがありますが、太歳をポジティブに捉え味方につけるのが漢五派の考え方です。パワフルで強面(こわもて)の方の心根が良いように、太歳は怖いだけの存在ではないのです。逆に言えば、12年に1回、否、やり方によっては数年に1回、太歳を味方につけるチャンスがやってくるのです。
それを活かすも殺すも避けるも見逃すも皆さん次第です。
今年は、亥年の人や亥日生まれの人、場合によっては亥月生まれの人もそのチャンスが訪れます。皆さんが土エネルギーの日に生まれていれば、金運やビジネス運にそれを活かすことができるでしょうし、木エネルギーの日に生まれていれば、目上の人や仲間といった人に対して活かすことができるでしょう。
その時にポイントとなるのが、風水や四柱推命でいう「半合」や「三合」です。それはまるで、抜群の歌唱力を持つフレディがいて、「気持ちを上げてくれる音を奏でる」ギタリストのブライアン・メイがいて、「貴公子のようでいてパラフルな」ドラムスのロジャー・テイラーがいて、「優れた食中酒のように曲をさらに輝かせてくれる」ベーシストのジョン・ディーコンがいてはじめて音楽史にも人々の心にも大きく影響しているかのように、太歳もいろんな力をハーモニーのように活用するのがコツだと思っています。
彦坂 久美子
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第82回 人生はそう、オセロのように、の巻
◆結婚詐欺に騙されない◆
米倉涼子さん主演で現在放送中の人気テレビドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」の第6及び7話は、結婚詐欺がテーマです。
カラテカの矢部さん扮する男性が結婚相談所で紹介された美人女性と出会います。彼女との交際が進むにつれ、彼女から好意を持ってもらうためにこの男性は様々なものを貢ぎ、挙句の果てには都内の不動産を彼女名義で購入します。ところがその後、彼女と連絡が取れなくなってしまい、米倉さん扮する小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)のいる法律事務所に相談する、というストーリーです。調べていくうちに、この美人女性が実は結婚相談所とグルになってこの男性を騙したことが判明します。そして、こうして騙された人は何十人もいたことも判明します。
この矢部さん扮する男性は被害者なのに「彼女は本当にいい人で、僕の母親の看病も一生懸命やってくれたし、僕にも優しくしてくれた。」ことを強調します。しかし、三浦翔平さん扮する結婚詐欺師の経験があるパラリーガルの男性は「それが詐欺師の手口なんだよ、騙される方が悪い。」と諭します。そうです。詐欺の手口は分かりにくいのです。
騙されない自信、皆さんにはありますか?
◆騙されないために人を見抜く方法◆

出会った人が誠実な人なのかそれともいつかどこかで悪人に変貌する人なのかを見分ける方法は風水の世界でも様々な方法があります。
人相の場合、相手の目をじっと見つめた時に照れるのとは違った様子で目を逸らして斜め下を見るような人は、人生のどこかであなたを騙す可能性があります。
四柱推命の場合も様々な方法があります。簡単に見分ける方法としては「通変星」という全部で10あるエネルギーの中の正官(しょうかん)・七殺(ななさつ)があるかどうかを見る方法があります。正官や七殺がある人は、「ここまではやってもいいけどここから先はだめ」と自分をコントロールできる方です。
ちなみに「通変星」とは、自分と同じエネルギーである「比肩」、「劫財」、自分のエネルギーを消耗することで生まれる「食神」、「傷官」、自分のエネルギーが剋することによって生まれる「正財」、「偏財」、自分のエネルギーを剋す「正官」、「七殺(日本では偏官)」、自分を生むエネルギーの「正印」、「偏印」のことです。
◆孟意堂風水的正官・七殺を生かす奥義◆
この正官や七殺を持つ人は自分の心にブレーキをかけることができます。では、「ブレーキをかけられない」ということはどういうことなのでしょうか?
ブレーキをかけられないということは、ある時期から以前ほど稼げなくなってきた運を歩んでいるのに以前と同じような調子で散財してしまう、ということです。ごまかしたことが誰かにバレる前にその仕事から足を洗えば良いのに、退け際が見えずにまだ追ってしまうことです。欲望が抑えられず、おカネを増やすことから頭から離れず、合法なのか違法なのかも判断できなくなることです。
しかし、とても残念なことは、正官や七殺がないばかりに目の前のことしか見えず、自分が身の危険を冒してやったことをネタに誰かの捨て駒になってしまうことです。
だから皆さんの中に正官や七殺がしっかりあるということはそれだけで宝物だと言えます。もしも皆さんの中にこのエネルギーがなければ、後天的に作る努力が必要かと思います。
正官や七殺は自分のエネルギーを剋すエネルギーです。だからこのエネルギーは結構痛く、ダメージを受ける人も多いことでしょう。人によってはこのエネルギーのせいで忘れられないほど辛い経験をすることでしょう。しかし、このエネルギーのすごいところは、目の前に起こった出来事に対し、冷静にそしてしっかり打ち勝とうとするところです。これがあれば壁にぶち当たっても克服しようと努力します。そして人は賢くなるのです。オセロゲームで勝てるかのように。
四柱推命は私たちにこうしたことを教えてくれます。
彦坂 久美子
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第81回 駿馬の如く駆け巡る、の巻
◆港珠澳大橋が開通◆

香港・マカオ・珠海を結ぶ世界最長クラス・全長55kmの港珠澳大橋が去る10月24日に開通しました。
これまでフェリーで約1時間かかった香港・マカオ間が30分ほどで、1時間半かかった香港・珠海間が45分で行けるようになるのですから、これまで以上に人やモノの往来は多くなることでしょうし、これを機に次のビジネスも生まれてくることでしょう。新時代の始まりです。
香港の中心から見てこの橋の起点となる人工島は西南の方位にあり、香港にとって「駅馬」にあたります。駅馬は馬のように活発に、しかもスピーディに動き回る事象のことです。この方位をハブにするということは、24時間眠らない街・香港がこれからますます忙しくなっていくことを意味しています。
◆駅馬エネルギーを持つということ◆

駅馬は風水では方位にも人にも時間にも活用されています。元々このエネルギーを持っている人はじっとしていられない人ですし、このエネルギーがやってくる時期に人は引っ越しをしたり、出張が多かったり、職場が変わったり、「動く現象」が起こります。以下のように干支によって駅馬はそれぞれ違います。
例えば、丑年,や巳年、酉年の人にとっては亥が駅馬です。今月は癸亥(みずのといのしし)月ですから駅馬の月で、来年は己亥(つちのといのしし)年ですから駅馬の年です。このエネルギーがやってくる時期に「動く現象」が起こるため、その人はいつも以上に忙しくなります。
では、このエネルギーがやってくる時期にどんどん動くことで運気を上げることができるのでしょうか?それともただ忙しいだけで自分の時間が取れずに徒労で終わってしまうのでしょうか?
◆孟意堂風水的駅馬を活用する奥義◆
駅馬の時期に入るとこれまでの流れとは変わり忙しくなります。忙しくはなりますが、駅馬を上手く使いこなせる人は、エネルギッシュに仕事をこなしていくので、ひいては昇格したり稼ぐことができます。駅馬の時期に引越しをすることで、これまでのお住まい以上に心地良い毎日を過ごすことができます。ですから、古来の風水では駅馬を重視し活用してきました。
最初は乗り慣れない馬でも、この馬は自分のスピード以上に走ってくれます。まずは流れをつかみ、どのタイミングで乗るかシュミレーションし、そしてその流れがやってきた時に馬に乗り、波に乗るように走るのです。
そこには「変化」という波が鍵を握ります。
時代や運気の変化は道路を流れる車や人の流れのようなもので、波に逆らって動けばただ苦しいだけです。或いは波が読めずに躊躇していると、一生懸命努力しているのに結果が上手く出せません。しかし、波に乗って動くと運気をどんどん上げていくことができます。運気の変化や波を見る際の心強い味方が風水です。変化が読め、そして馬を乗りこなせば立って弓を撃つのとは違う勢いで弓を放つことができます。駿馬に乗って素早くそして力強く、これまでにできなかったことが実現できるチャンスにもなるのです。
彦坂 久美子
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第80回 人工知能(AI) vs 風水師、の巻

◆人工知能(AI)の活躍◆
世の中は日々刻々と進化していて、気がついたら、イマドキの人工知能の活躍にカルチャーショックを受けるほどになっていました。人工知能の的確さときめ細かさには目を見張るものがあります。気象予報の世界では先の西日本豪雨も今年の猛暑も人工知能がいち早く予測していたそうです。
人工知能が搭載されたゲーム「ドラゴンクエスト」はもちろんのこと、人工知能による犯罪予測をテーマにしたドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」も、将棋の名人がコンピューター将棋ソフトと勝負をしたことも昨今話題になりました。人工知能の影響はそれだけではありません。「映画の興行成績を8割以上の的中率で予測した」とか、「株価の予測を人工知能で行う時代がもうすぐ来る」とか、「人工知能によって仕事の仕方が変わる」などと言われるようになりました。
では、風水も人工知能によって影響を受けるのでしょうか?
◆風水は人工知能でカバーできる?◆
ずいぶんと昔からコンピューターによる占いだとか四柱推命だとかがあるほどですから、風水師が陰陽五行を駆使して行う未来予測が人工知能を使えば可能となる日が来るかもしれません。来年とか数年先とか時間と共に起こる変化を予測するのが得意な人工知能であれば、人間以上に精密に予測できる可能性だってあります。
先の集中豪雨のように、いつ頃から雨が降り始め、いつ頃それが立っていられないほど激しくなり、いつの時点で避難をした方が良いのか、そしていつ頃雨が止むのか、と同じようなレベルで、その人が人生のどの辺りで山場を迎え、どのタイミングで危機を迎えるのかを予測できる人工知能があってもおかしくありません。或いはその人がいつ誰と結婚するのかとか、或いはどの辺りでどのような病気にかかるのか等、リアルに予測されるかもしれないのです。
或いは、人工知能が人の全てを理解した上で「あなたの家族に合った最高のマンションを選びましょう。」とか、「故人に合った最高の墓地をアドバイスしましょう。」という日が来るかもしれません。
◆孟意堂風水的人工知能に負けない人のチカラの奥義◆
風水というツールを使って近未来を予測するのは多くの先人たちが実践していることです。それに加えて人工知能を駆使すれば、人生の次のステップを細かく的中させることができるかもしれません。その人がどのような人生を歩んでいくのかを「予測するだけ」であれば人工知能は大いに力を発揮できるはずです。
しかしながらその人と同じ高さに立って物事を見つめ、その上でその人生をぐいっと変えることができるのは人のチカラに寄るところが大きいのではないかと思います。
風水で人を見ていると、大きな試練を乗り越えられることができる人には大きな試練を与えられるように見えます。逆に乗り越えられない人には与えられないように見えます。例えば、これまで順調だった親のビジネスが急変して生活がガラリと変わるとか、事故で急に財産を失った、といったことが起きます。例えば、病院に行ったところ重病なのですぐ入院しなさいと言われ、目の前が真っ暗になる経験を強いられます。こうした辛いことを避けるのも風水なのかもしれません。しかし、こうした経験を乗り越えられるだけの力を持つ人と出会うと、不思議とその人に合ったアドバイスができ、その人が乗り越えていく姿を目の当たりにすることができます。最初は難しくても一歩前に進むことができる、人としての魅力にあふれた眩しい姿を、です。ああ、これが人の力量なんだ、と思える瞬間です。
彦坂 久美子
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第79回 人生は七味唐辛子、の巻
◆七味の意味◆
仲村トオルさん主演のテレビドラマ「ラストチャンス・再生請負人」。ドラマの中でミッキー・カーチスさん演じる占い師が主人公に向かって言う「これからの君の人生は七味(うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ)唐辛子のようなもの」のセリフがこのドラマのモチーフになっています。しかし、恨みと言い、辛みと言い、いずれも受け入れがたい、ずいぶんな味ですね。
メガバンクの花形である投資部門で順調に、そして華々しく活躍していた主人公は、一転して子会社に出向することになります。出向先はこれまで経験したことのない飲食業で、しかも多額の負債と多くの問題を抱えています。社長に就任したとはいえ、それだけ責任は重く、超えなければならない問題が山積みです。でも、この主人公はそこから逃げようとせず、むしろ問題点に真剣に向き合い、クリアしようと邁進します。
◆七殺エネルギー◆
風水や四柱推命では、「七殺(日本では「偏官」)エネルギー」を持つ人はこの主人公のように問題を抱え幾度となく苦しい思いをし、広東語で言うところの「辛苦命(さんふーめん)」になると言われています。
「七殺」を持つ人は運気が乱れやすく、考え方や行動が世の中のルールとは違ったアウトローになりやすいのです。自分で自分の人生を破壊するような行動をしてしまうのも「七殺」の成せる技で、心が屈折しやすくひょんなことから道を誤る可能性も大いにあります。
そもそも「七殺」は自分自身を剋すエネルギーですので、まともにこのエネルギーを受けると人は当然苦しい思いをします。そのため破壊的行動を取ってしまいます。自分を剋すエネルギーでももう少しマイルドに作用する「正官」エネルギーを持てば、そんなに苦しい思いをすることはありません。
世の中は不公平にできています。
◆孟意堂風水的「七殺」を活用する奥義◆
しかしながら、「七殺」を持つ人は、問題が山積みであっても、大きな問題であっても逃げ出さない前述の主人公のように、その壁を乗り越えようと邁進できるパワーを持ちます。今の自分に妥協せず、自分の限界を突き破り、新たなステージを見出すことができるのです。しかも、このエネルギーに知恵が加わると「七殺」の持つ破壊的な性格が抑えられて味のある人となり、明るく聡明な人柄に人々が集まってきて成功することだってできるのです。
「七殺」を持つ人は良くも悪くも「そこそこの人生で終わる」ことができません。そして、先祖や親から与えられたものを受け継ぐ生き方ではなく、自分の力で勝ち取っていく人生を歩みます。苦しくても辛くても現状に満足せず「もっと先があるだろう」とか「いやいや、まだ途中。もっと極めればもっと面白いことが待っている」と努力する生き方を選びます。孟意堂の座右の銘である「今日の自分に明日は勝つ」に通じるものがあります。
前述の占い師は主人公に対してこうも言います。「これからは七味トウガラシをたっぷり効かせることで味に深みの出るような人生になる」と。「七殺」を持つ人は、「七殺」があるから、と投げやりになるのではなく、この「七殺」をどうやったら自分の味方にすることができるのかを考えるところから始まります。それがクリアできた人は、さらに人としての深みと魅力が増すのです。
このことは「七殺」を持つ人だけの特権です。世の中はやはり不公平にできています。

彦坂 久美子
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第78回 五行、この素敵なエネルギー、の巻
◆目に見える五行◆
暦の上では立秋(8月7日)を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。体力とスタミナをつけて暑さを乗り切りたいものですね。さて、先日、香港のあるオフィスビルのロビーで上から下へと水が流れるオブジェを見かけました。「おや?」と思い、そのロビーを見回してみると、真ん中に広い明堂(ある一定の空間)があり、西の方にアートのような金属でできたオシャレなオブジェがあり、東の方の窓越しに小さな林があります。これは、目で明らかに風水をやっていることが分かる風水で、「五行局」という手法です。
五行局の五行とは、木、火、土、金、水の5つのエネルギーのことです。「エネルギー」と言った途端に引いてしまう方もいらっしゃるかもしれません。この目には見えない5つのエネルギーを私たちが実際に感じとることは難しいですが、色やマテリアル、形など、目に見えるもので表すこともできます。
色の場合は、木は緑色、火は赤色、土は茶やベージュ、金は白や金色、水は青や黒、紺、グレーなどです。マテリアルの場合は、木は木や板、火はリアルな火や照明、土はテラコッタや陶器、金は金や真鍮、銅などの金属、水はリアルな水や波の形のものなどです。
◆五行局を生かす黄大仙廟◆
五行局は、道教から来る風水の手法で、永遠に存続し、そして発展させるための手法です。
この手法を活用しているところに、道教のメッカ黄大仙廟があります。
日本では、おみくじや占い横丁が有名になっていますが、じっくりと見てみると道教的風水の様々な仕掛けがあり、ここの五行局は18,000平方メートルの広大な敷地の中に建物を配置することでなされています。
まずは木エネルギーの建物「經堂」から。黄大仙の事務所にもなっている「經堂」は、壁や床などの内装、テーブルや椅子などが木製であり、五行の木エネルギーがモチーフです。入り口付近にあり、参拝ルートになっている「盂香亭」は朱塗りの建物でローソクのような形をしており、五行では火を意味します。建てられて80年の時間が経っているのに白い壁が今なお美しい「照壁」は土を意味します。「飛鸞台」は金エネルギーを意味する銅で覆われた建築物です。「玉液池」はリアルに水がある池ですので五行では水を意味します。

經堂

玉液池

飛鸞台

照壁

盂香亭
◆孟意堂風水的五行を生かす奥義◆
五行局は目に見える5つのエレメンツを扱うため、風水の中でも比較的理解しやすい方法です。そのため、香港では様々なところで見かけることができます。黄大仙のように建物で表わす場合もありますが、何も建物だけとは限りません。色やマテリアルなどを使ってご自宅でも、事務所でも、お店でも、五行局を表現することができます。高級そうなすごい風水グッズを使うと、何となく効き目があるようにも感じることでしょう。
しかし、この五つのエレメンツのエネルギーが活用されているかどうかを見てみると、「???」と思う場合も少なくありません。ただモノを置いていたり、単にカラーを揃えるだけでは五行局の力は発揮されないのです。
五行では、木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、そして水は木を生みます。1つ1つがバラバラに存在しているのではなく、この5つのエネルギーが連動し、太極の図のように自然に流れていくことで五行局は1つ1つの力とは違う力を発揮するのです。道教の五行局のすごいところはここです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
メール:kumiko6ring@gmail.com
ホームページ:http://mannidou.com
フェイスブック: mannidou
第77回 夏こそ温泉に行こう!の巻
◆火エネルギーが強く乾いているということ◆
今年は戊戌(つちのえ犬)年。
カラカラに乾いて熱を帯びた土エネルギーの年です。それに加え、夏は火エネルギーの強い時期。今年の香港の夏は暑い日が続き、恵の雨が降っても長続きせずカラカラに乾いた環境です。
火エネルギーが強くなると人々はちょっとしたことでも「イラっと」します。普段であれば聞き流せることでも「今なんて言いました?」と目つきが変わります。飲食店に行って待たされると文句を言い、麺がちょっと柔らかいと文句を言い、対応が上手くないと言わなくてもいい事まで言ってしまうのです。
火エネルギーが強いと良いことも多く、一生懸命がんばるのですが、がんばるがゆえにちょっとしたことでも妥協できずカチンときてしまいます。物事に対して一生懸命な反面、評価されないと腹が立ったり・・・。トラブルになりそうな地雷をあちらこちらに自分で撒いてしまうのです。
◆扶山補龍◆
風水には陰陽と木・火・土・金・水エネルギーという五行があります。人の体内にもあります。
全ての五行が揃いバランスが取れている人はトラブルも少なく、それどころか結構楽しい人生を過ごせます。しかし、五行が揃っていたとしても歩いていく運でそのどれかに偏ったり、いずれかのエネルギーが弱くなったりします。また、ほとんどの人は五行の何かが欠けています。特に火エネルギーが強くて水エネルギーが弱い人は前述のようにカチンときやすく、冷静さを見失い、招かなくても良いトラブルを招いてしまいます。
それをなんとかするために、自分自身の足りないエネルギー(何が原因か)を見つけ、それを補う必要があります。それが自分の人生にとって鍵を握るエネルギーであればなおさら必要です。その足りないエネルギーを大地から吸収する陰宅風水の方法があり、これを風水用語で「扶山補龍」と呼んでいます。
孟意堂風水では、そうしたエネルギーを補う前に、自分自身をしっかり見つめ、「現状を認める」という結構辛い作業が前提になります。
◆孟意堂風水的運気改善の奥義◆

前述の火エネルギーが強くカサカサの状態の人は命式に潤いが足りないだけではなく、肉体の表面である肌がカサカサであったり、肉体の内面の潤いも足りない場合が多いです。お茶や水を飲んで体内に水分を吸収しても、細胞が水分をキープする割合が低くなってしまうのです。中医学的には「腎水不足」になり、ドライアイになったり目がかすんだり、髪がパサついたりたくさん抜けたり、物忘れが激しくなります。人によっては心も乾き、そのため眠れなくなったり、ウツになったりします。
それを風水でなんとかする場合、その人のおかれている環境やそれぞれのエネルギーをじっくり観て判断するのですが、比較的誰にでも効果がありそうな方法の一つが温泉を楽しむ事です。
日本には各地に温泉があります。特に炭酸温泉のように保湿効果のある温泉は、リアルに肌の潤いを保つだけではなく、心が癒され、張り詰めていた神経がリラックスすることで気持ちにも余裕が生まれるはずです。
水は心に余裕をもたらします。心に水の潤いのある人のことも「水も滴るいい男・いい女」と呼ぶのだと思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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第76回 風水で「美」の秘訣、教えます、の巻
◆女性が主人公の刑事ドラマ◆
日本の刑事ものドラマと言えば、イケメン俳優がスカッと爽快なアクションで活躍するのが定番でしたが、今放送されている テレビドラマ「未解決の女・警視庁文書捜査官」はこれまでとはちょっと違います。主人公は波瑠さんと鈴木京香さんが演じる二人の美しい女 性警察官。それを波瑠さんと鈴木京香さんが演じています。鈴木京香さん演じる文字マニアの警官・鳴海理沙は、文字や文章から未解決事件と関わりのある人の性格や思考を読み取る特殊な能力を使って、目の前に起こる事件を解決へと導きます。「文字の神様が降りてきた!」というキャッチフレーズをドラマで言い放つ鈴木京香さんは色白美人です。資生堂やカネボウ、ソフィーナ等日本を代表する化粧品のCMに次々と登場し、ハイチオールC・ホワイティアのイメージキャラクターにも起用されるほどです。顔立ちやスタイルの良さだけではなく、スラリと伸びた手や足まで磨かれた美しさを維持しているのも彼女の魅力の一つです。
◆金水清白とは?◆
鈴木京香さんはデビューした頃よりも現在の方がお肌が美しく見えます。ご本人の努力ももちろんあることでしょうが、このことは風水でも実証できます。早速彼女の四柱推命を見て見ましょう。
記
鈴木京香さん 女性 1968年5月31日仙台市生まれ 生まれた時間不明
年 戊(陽土)申(陽金・庚壬戊)
月 丁(陰火)巳(陰火・丙戊庚)
日 辛(陰金)丑(陰土・己癸辛)
時 不明
生まれた日干は辛金。辛金の人は水があると美しく魅力的に なります。彼女は寒い地方である仙台生まれとは言え、初夏に生まれた辛金の女性です。よって、本来は丁火と巳火という強い火のタッグに辛金が溶けそうになるように、強いプレッシャーと共に自分を常に抑える心根を持ちます。しかし、ラッキーなことにこの火エネルギーを抑制する運を所々で歩んでいます。四柱推命では、人は後天的に10年ごとに変わる「大運」という運を歩みます。彼女の場合は数え年で9歳から後天運が始まります。2006年から歩む「癸丑(みずのとうし)運」で水に洗われる運に突入し、辛金は水に洗われてだんだんと美しくなっていきます。 そして、2016年からの運では壬子(みずのえねずみ)という更に強力で勢いのある水に洗われ、汚れ一つなく綺麗に磨かれていきます。
<大運>
1976年 9歳 丙(陽火) 辰(陽土・戊乙癸)
1986年 19歳 乙(陰木) 卯(陰木・乙)
1996年 29歳 甲(陽木) 寅(陽木・甲丙戊)
2006年 39歳 癸(陰水) 丑(陰土・己癸辛)
2016年 49歳 壬(陽水) 子(陽水・癸)
2026年 59歳 辛(陰金) 亥(陰水・壬甲)
2036年 69歳 庚(陽金) 戌(陽土・戊辛丁)
清らかな水に洗われていくと辛金エネルギーはどんどん美し くなり艶が出て輝きを増します。つまり、金エネルギーを持つ女性が水エネルギーで磨かれていくと、その人は明るさを増し、眩いばかりにツヤツヤになり美しくなっていくのです。
◆孟意堂風水的美を磨く奥義◆
このように金エネルギーが水エネルギーで磨かれることを風水用語で「金水清白」といいます。金水清白のある人は、頭の回転が良く、知的な美しさがあります。
しかし、自分自身が辛金でなくても、この原理を活用する方法はいくつかあります。例えば、10日に1回やってくる辛金の日を活用すること。6月は8日(辛未日)、 18日(辛巳日)、28日(辛卯日)、7月は8日(辛丑 日)、18日(辛亥日)、28日(辛酉日)が辛の日に当たります。この日を狙って美しさに磨きをかけるようなことをするとお肌には良いのです。カラダの内面から美しくなれるヨガや気功をやるの もよし、ホームエステをするのもフェイシャルで普段できないお手入れをするもよし、お肌を美しくするものを食べるのもよし、その全てを行うのもよし、です。この地味な作業がやがて大きな実を結びます。継続は力なり、キラキラ輝く明日のためにぜひトライしてみましょう。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第75回 本日はお日柄もよろしく、の巻

◆良いお日柄を選ぶ◆
香港では、人生の大事な時期を「擇日(ざっやっ)」と呼ばれる手法で決めることがよくあります。結婚の日取りや会社立ち上げの日、お店開店日だとか新居に引っ越しする日などをどのタイミングにすると上手くいくのかを選ぶのです。
「擇日」は結構難しいもので、二十四節気をはじめ、太陽や月や星の動き、陰陽五行論を駆使して人や場所のエネルギーをぐいっと変えることができるものです。当コラムの第73回で説明した「玄空」とも深い関わりを持っています。「通勝(中国の暦の本)」で赤色の文字で記されるおめでたい日だけを追って、テキトーに選ぶのとはちょっと違います。
そもそも結婚や開業を春にするのか夏にするのかでその時間のエネルギーは違います。暦の上では5月6日は立夏。その前は春ですが、この立夏以降は火エネルギーが日に日に強くなっていきます。
◆天合地合◆
擇日の様々な手法の中で、人間関係が潤滑になり物事がスムーズにいくように「天合地合」の日に注目する方法があります。
まずは天。
甲乙丙丁・・・という十種類の天干(てんかん)の中でキャラの違う陽エネルギーと陰エネルギーが引き合うことを干合と言い、以下の5つの組み合わせがあります。
甲(陽木・きのえ)と己(陰土・つちのと)
丙(陽火・ひのえ)と辛(陰金・かのと)
戊(陽土・つちのえ)と癸(陰水・みずのと)
庚(陽金・かのえ)と乙(陰木・きのと)
壬(陽水・みずのえ)と丁(陰火・ひのと)
次に地。
子、丑、寅という十二種類の地支(ちし)の中でキャラの違うエネルギーが引き合うことを支合と言い、以下の6つの組み合わせがあります。
子(陽水・ねずみ)と丑(陰土・うし)
寅(陽木・とら)と亥(陰水・いのしし)
卯(陰木・うさぎ)と戌((陽土・いぬ)
辰(陽土・たつ)と酉(陰金・とり)
午(陽火・うま)と未(陰土・ひつじ)
申(陽金・さる)と巳(陰火。へび)
そして、年や月や時の干支と干合支合する日を「天合地合」の日と言うのです。
◆孟意堂風水的天合地合を読み解く奥義◆
今年は戊戌(つちのえいぬ)年ですので、この干支と天合地合する干支」は癸卯(みずのとうさぎ)の日です。この日は今年のパワフルな太歳エネルギーを吸収して私たちに力を与えてくれる日です。しかも、癸卯のエネルギーらしく穏やかで、天合地合であるために人との関係もスムーズになる日でもあります。
何か新しいことを始める時にこういうお日柄を選ぶとその後スムーズに物事が運ぶ場合が多いのです。なんとこのコラムが配信される5月11日も癸卯の日です。そして、この日は60日に1日しか巡ってきません。
その人が持っているエネルギーやその場所の空間がこうした時間とマッチしないと効果は出てきませんが、もしもそれがマッチすると、人は空を飛べるようになります。飛行機が離陸する時のように「えいっ」と勢いがつき、今までとは違った空間と時間の中でよりスムーズな時を過ごせる。これが擇日を活用することだと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
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第74回 運が強い人、の巻

◆トラブルが起きてしまったら・・・◆
たとえば、自分が主催するイベントで届くはずの道具が全然届かなかったら、あなたはどうしますか?
明日からイベントは始まってしまいます。このトラブルが自分の力だけでは解決できないことに気づき、文句や愚痴を周囲の人に言ったり涙が止まらなくなるかもしれません。もう無理だからとそのイベントを中止してしまうかもしれません。或いは「最後までやってみなければ分からない」と奔走したり、人に相談をしたり協力いただくようお願いするかもしれません。
この窮地に誰かが動いてくれて助けてくれたら自分は何て運が強くラッキーなんだろう、と思うことでしょう。
◆太陽星と太陰星◆
ところで「太陽星」と「太陰星」というのが風水にはあります。これらは前述のようなトラブルに大きく力を発揮してくれます。
太陽星は仮面ライダーやスパイダーマンのように私たちの目の前で力になってくれるエネルギーです。まるで父親や力のある上司のようにいざとなった時にサポートしてくれるので、その恩恵を私たちは強く実感できます。前述のトラブルのように自分の力ではどうしようもない時にこういう人が現れてくるのは日本でも香港でも西欧諸国でも気分爽快になれるストーリーです。
太陰星はそのパワーをあからさまには実感できません。そのエネルギーは何も言わずに見守っている母親やキーパーソン(伴を握る人)のようです。トラブルが起きた際に直接力になるようにはみえませんが、その人が存在しているおかげで誰か別の人が大いに力になってくれたり、その人の顔を立てて誰かが動いてくれたりするような、そんな働きをしてくれます。その人自身は何も動いていないように見えますが、その人が存在するのとしないのでは効果が全然違います。ここが太陰星のすごいところです。
太陽星と太陰星。あなたはどちらが必要ですか?
◆孟意堂風水的太陽星と太陰星を読み解く奥義◆
今月は丙辰(ひのえたつ)月。この一年の中でも大きく変化する時期です。
この時期を境に、これまで2(甲寅・きのえとら)月、3(乙卯・きのとう)月と木エネルギーの強かった時期から火エネルギーが強い時期へと、私たちを取り巻くエネルギーはガラリと変わります。ガラリと変わる、つまり大きく変化するのです。
しかも今年は戊戌(つちのえいぬ)年であり、今月は戌(いぬ)と辰(たつ)が「冲する」時期です。冲する、ということは戌エネルギーと辰エネルギーがぶつかってガタガタする状態のことです。しかもその振動は縦に横に大きく揺れます。変化を好まない人にとっては辛い時期です。
しかし変化がなく同じ状態であり続けることは残念ながら不可能で、むしろ変化がなければ次のステップは望めません。辰と戌のガタガタは、事が起きている間はしんどいですが、変化に柔軟に対応できた人はこのガタガタを乗り越えられ、その上次のステージに向かう事ができます。対応できなかった人はそのトラブルが更に大きくなってしまいます。そう言う意味では、今月はどう行動するかが今後の分かれ道になる月と言えます。
前述の太陽星と太陰星は、こうしたガタガタを乗り切る力を与えてくれます。
太陽星に恵まれれば、自分がこれまでの自分とスタンスを変えたり変化に対応しようと努力することで、誰かがそれに賛同し力になってくれます。その効果は他の誰でもない、自分が実感できます。
太陰星に恵まれると、あなたの目に見えないところで物事は動きます。あなたの人柄やこれまでの行動が評判となり、それを見ていた誰かがあなたの知らないところで動いてくれます。あなたを見ていた誰かがあなたの見えないところで力になってくれ、知らないうちにトラブルを回避できるのです。
本当に運の強い人というのは太陰星を持っている人の事を言うのだろうなあ、と思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
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第73回 玄空、この第四の世界、の巻
◆時間と共に変わる風水◆
「西南に水」
魔法のようなこの言葉は今からちょうど15年ほど前の香港で言われていた言葉です。

つまり、海や川、ダムやプールなどの水が西南の方位に見える地域は経済的に発展していくのだ、という意味です。日本よりも比較的気楽に引越しできる香港で、当時は西南に水が見える地域の不動産に人気が殺到しました。西南にビクトリアハーバーの見える啓徳空港跡地やクントンなどは、その後この魔法の言葉の通り再開発され発展していきました。
海や水の見えない地域では、孟意堂風水でもおなじみの「明堂(平らなある一定の空間)」が水の役割を成す場合があります。競馬場も明堂になりますので、競馬場が西南に見える地域が再開発され高級マンション等が誕生したのもその頃でした。
風水は平面という二次元の世界や空間という三次元の世界を見るだけではありません。その空間が時間と共に変化していく第四の世界もあります。同じ場所であっても昨年の今頃と今とでは何らかの要素が違います。それを風水の言葉で「玄空(げんくう)」と呼びます。
◆風水で情報を早く読みとる◆
住まいですら投資の対象になる香港では、「今人気のあるエリア」ではなく「これから先人気が出て来るエリア」をいち早く知ることが重要です。情報は早い方が良く「今」ではもう遅いのです。風水を活用していくと、次に何が来るかが見えてきます。それはオカルトチックなものでも第六感でもなく、確固たる根拠から来るものです。
「玄空風水」では、長期的な時間の周期を180年と考え、それを9つに分けて20年ごとに中期的な周期があるとみなしています。私たちが存在している今は第8運(2004年-2023年)で、その次にくる第9運(2024年-2043年)とは違ったエネルギーが流れ、違った事象が起こります。ただし、この「玄空風水」には先天運と後天運があり、前述の時間の流れは後天運にあたります。
先天運でみると、なんと昨年あたりから第9運は始まっています。ラッキーなことに私たちにまた変化に対応できるチャンスが巡ってくるのです。
◆孟意堂風水的第四の世界を読み解く奥義◆
では、第九運にはどのようなエリアが繁栄していくのでしょう?それはズバリ「真南に山があり真北に水があるエリア」です。このような条件のエリアは第9運には大いに発展していくのです。海に囲まれ山の多い香港ではいくつかのエリアがその条件にあてはまりますが、中でも注目しているのが香港トラムの拠点の一つでもある「北角(ノースポイント)」です。
北角はセントラルやコーズウエイベイと比較すると香港島の北側で最も北にあるエリアです。このエリアは豊かなビクトリアハーバーが北に面しており、南側は穏やかな小馬山に支えられ、風水のパターンとしては優れているエリアです。真南に山があり、真北に海という水がある為、第9運には今よりももっとエネルギッシュでもっと人々でにぎわう地域になるはずです。
北角には海に面して作られたマンションが多いですが、海が北に見えればどこでも発展するかというとそうではありません。山のエネルギーが龍のように流れ、そのエネルギーと水が出逢うところが発展する条件の土台になります。そこがどこかを探し、どのように吸収できるかを前もって検討していくのです。今は穏やかなエリアですが、時期が来ればドラマチックにその力を発揮し、そこにいる人々をさらに輝かせていくのです。
彦坂 久美子
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第72回 運は続くよどこまでも、の巻

◆孟意堂、映画を見て涙する◆
恭喜發財!
この一年、益々健康に恵まれ、商売繁盛、開運発展、心よりお祈り申し上げます。さて、春節とは関わりのない話題ですが、先日映画を見て思い切り泣きました。人目もはばからずに泣きました。自分の中にこんなに涙があったのかと驚くほど身体中から涙があふれるようでした。
「ナミヤ雑貨店の奇跡」http://namiya-movie.jp
時は1980年。西田敏行さん演じる雑貨店の主人に対し、誰にも言えない深刻な悩みを人々は一枚の手紙に託します。雑貨店の主人はその相談に対し一生懸命考え、アドバイスを手紙に書いて雑貨店の脇にある牛乳箱に投函します。その噂が広まっていく中、雑貨店の主人はある事件を新聞記事で読みショックを受けます。彼が不倫相手の子を出産すべきか否か相談を受けた未婚の女性が赤ちゃんを乗せて車に乗ったまま海に飛び込んでしまいます。その女性は亡くなり、赤ちゃんは助けられ、この事故は自殺とみなされます。彼は自分がアドバイスしたことでその人の生き方や人生そのものまで変えてしまうこと、その重さを改めて実感し、大いに悩み苦しみ、そして恐ろしくなります。
◆命式と大運◆
四柱推命では、元々人が持っている命式を陰陽五行で良し悪しを判断します。その人が持っている能力がいつ発揮されるのか、どのタイミングで何が起きるかは、10年ごとに変化する「大運(だいうん)」で判断します。
この大運は、四季のように春、夏、秋、冬と巡ってくる場合もあれば、人によっては秋から始まる人もいます。また、夏、春、冬、秋と逆に流れる人もいます。
例えば、学生時代に学習運が巡ってくれば、人はよく勉強して良い成績を残すことができますが、学生時代に違う運が巡ってくると勉強に関心がなく、人によっては学校に行くのをやめてしまう場合もあるでしょう。しかし、その人がその後の人生で学習運が巡ってくると、「何故学生の頃に勉強しなかったのだろう」と後悔しながらも何かを学ぼうとすることになります。それがいくつであっても、です。
◆孟意堂風水的大運を読み解く奥義◆
さて、前述の事故には続きがあります。生き残った赤ちゃんは養護施設で成長し高校生になりますが、ある日、自分が不倫の末に生まれ、母親が生活苦の末に自殺した事を知り苦しみ、命を捨てようとします。しかし、ナミヤ雑貨店のご主人が母親に送った手紙により、本当のことを知ります。「一生かけてこの子を守ると思えるのなら産んだ方が良い」というご主人のアドバイスの通り、母親は全力で赤ちゃんを育てていました。ある日、赤ちゃんが熱を出し病院に車で向かう途中、疲労が重なり居眠り運転をしてしまい、海に飛び込んで亡くなってしまったのです。死期が迫っていた雑貨屋のご主人は、この女子高生が事実を知った上で涙する姿を垣間見ることができます。そして、自分がアドバイスしたことであの時の赤ちゃんの命が輝いて行く姿に「何よりものプレゼントだ」と感謝するのです。
前述大運は10年ごとに変化しますが、その影響は10年経ったら一つが終わると言うわけではありません。あたりまえのことですが、人生が続く限り移り変わっていくものです。
辛く苦しい出来事を経験した時、人には二つの選択肢があります。そのことを辛く苦しい事のままに引き摺るという選択肢と、そして、もう一つはその事から目を逸らさず学んだ上で生かすという選択肢です。後者の選択をした人の人生は、これまた大変な選択肢ですが、その人が本来持っているもの以上の輝きを後天的に放つことにつながるのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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電話:(852)9841-6366
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第71回2018(戊戌)年はこうなる!の巻
◆2018年のキーワード◆
新年あけましておめでとうございます。
この一年も健康に恵まれ、楽しい年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
さて、2018年はどのような年になるのでしょうか?
その鍵を握るのが「衝動」というキーワードです。
日本では「一年の計は元旦にあり」と言い、新暦の1月1日が一年の始まりですが、風水では冬から春に変わる「立春(今年は2月4日)」を一年の始まりとみなします。人がおぎゃあと生まれた時の瞬間を四柱推命で鑑定するように、一年の始まりである立春を誕生日と見立てる方法があります。四柱推命を使ってその一年がどのような動きになるかを予測する方法があります。
この立春の四柱推命は、以下の通りです。
年 戊(陽土)戌(陽土) 戊辛丁
月 甲(陽木)寅(陽木) 甲丙戊
日 丁(陰木)卯(陰木) 乙
時 癸(陰水)卯(陰木) 乙
◆2018年に起きること◆
この四柱推命の方法で見ても風水で見ても、2018年に入るとこれまでとは流れが変わり、潤いのないエネルギーの中に突入していきます。



流年風水では、九紫火星というエネルギーが中央に宿ります。
このエネルギーは「喜慶星」といって、結婚や子宝に恵まれるなどおめでたいエネルギーですが、中央に宿ると火エネルギーの強さが災いして「火炎土燥」、火の力は歯止めが効かなくなります。
2018年の四柱推命では、水を吸い取ってしまう木エネルギーが多く、火エネルギーの強い一年となるため、水エネルギーは儚くなります。潤いが足りない、ということは水エネルギーが足りないのですから、知恵を意味する水が足りない、つまり知恵が回らない、という意味にもなります。
人々のマインドはカラッカラのカッサカサです。心の中に潤いがなくなるのですから、当然の事ながら気持ちに余裕がなくなります。本来ならば知恵を使って乗り切ることができる問題も気持ちの上で焦ってしまいどうして良いのか分からなくなります。タイミングを待って対処すれば上手くいくと分かっていても衝動的になってしまうのです。
◆孟意堂風水的この一年を乗り切る奥義◆
この秋から冬にかけて放送されたテレビドラマ「監獄のお姫さま」で小泉今日子さん演じる馬場カヨが口癖のように「冷静に、冷静に」と自分に言い聞かせていました。あの番組を見て、「さすがクドカン(宮藤官九郎)さん。2017年の終わりに2018年に向けてのメッセージを送ってるわ。」と感心したものです。この一年、まずは「冷静に」「冷静に」です。
衝動的にならず冷静に乗り切るために使うべき風水グッズとしてはまず「ひょうたん」が挙げられます。木のひょうたんは木のひょうたんの、石のひょうたんは石の、銅のひょうたんは銅の使い方があります。
ひょうたんは「6つ揃えば六瓢箪(むびょうたん)」と言われるように無病息災、邪気を払い病気や災いをデトックスしてくれるものです。金運を引き寄せる使い方もできます。以前、武當山派の道場に行った際に、これでもかと言わんばかりにひょうたんのコレクションがありました。気功師にとっても風水師にとってもひょうたんはなくてはならないツールです。
戦国時代、豊臣秀吉公はひょうたんをトレードマークにしていました。ひょうたんは風水では人が持つ8つの宝の中の一つで、戦いを鎮め平和に導くツールでもあります。秀吉公もきっと戦いの向こうに平和を願っていたのでしょう。衝動的になって感情の赴くままに戦うのではなく、今後を見越した一手を打つためにひょうたんを活用していたのだと思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
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第70回 それは偶然ではなく、必然、の巻
◆痛い思いは何かのサイン◆
先日雨の中、石段ですってんと転んで腰や足を打ち怪我をしました。思ったよりも打ち所が悪くて痛みが激しくなり病院に行ったものの、痛み止めの飲み薬と塗り薬が処方されるのみでした。それを見かねた友人から鍼伮医を紹介してもらい、そのおかげで足の怪我は少しずつですが快方に向かっています。
怪我をして痛い思いをすることは辛いことですしできれば避けて通りたいことですが、この怪我がきっかけとなり自分の身体の抱えている問題点を知ることができました。その問題に気づかずそのまま放置していたら、年齢が増した時にもっとひどいことになっていたはずです。孟意堂のことを親身になってくれる仲間がいることにも改めて気づかされました。あの怪我はそのサインだったのでは、と思います。
◆トラブルを避けるために風水がある?◆
誰だって痛い思いをしたくないですし、トラブルを避けるためになんとかするのが風水、と思う方も多いことでしょう。でも、本当にそうなのでしょうか? たとえば、良い成績で学校を卒業し、誰よりも早く出世してとんとん拍子に活躍できる企業人となり、家庭も順調、仕事も順調、そんなトラブルとは縁のない人生を送った場合どうでしょうか?
この方が謙虚に自分磨きを怠らず自分自身を進化させることができれば良いのですが、往往にして「人生こんなもの」と舐めてしまい、挙句の果てには周りの評価に振り回され自分を見失うことになりかねません。逆に、卒業して皆と同じようにサラリーマンになったものの痛い目に遭い、「二度とサラリーマンになるものか」と心に誓って創業者となり、その後成功する場合があります。
自分を磨き進化している人には何らかの結果がもたらされます。それを見極め、次のステージを上るサポートをするのが風水の役割の一つなのかもしれません。
◆孟意堂風水的「火水未済」を読み解く奥義◆

易経の最後に「火水未済(かすいみさい)」という卦があります。この卦は上へ昇る習性の火が上にあり下に流れる習性の水が下にある為、良くない解釈をされることの多い卦です。この卦の意味は未だ済まないこと。「ただ忙しいだけで努力しても成功はない。」とか「混沌としていて完成されない」「あと一歩のところでしくじってしまう。」と解釈されます。しかし、この卦の奥に潜む意味は「変化すること」。つまり、「変化することで進化できる」と言う意味もあります。「今は成功できないけれども、やり方を工夫すれば進化できるチャンス(好機)がある」とも読み取れます。今はまだ通過地点でありゴールはこれから。結論付けるのはまだ早いのです。

これから先進化できる人にだけ「火水未済」という易が与えられます。

テレビドラマ「ボク、運命の人です」では、亀梨和也さん演じる主人公・正木誠は女性にモテず、付き合った女性に騙され散々な思いをします。木村文乃さん演じる相手の女性も辛い恋愛を経験します。でも、そうした経験は二人が出会い結婚するための必然的なものだと山下智久さん演じる「神」は言います。この「神」は主人公が運命の人と結婚できるように見えない力で何度も救いの手を差し伸べていきます。
現実の世界では山P演じる神が助けてくれることはなさそうですが、私たちには「進化できる」というチャンスがあります。痛みを伴う経験も偶然たまたま起きたことではなく何かのサイン。更に進化できる好機なのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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第69回 わが街・銅鑼灣に学ぶ、の巻
◆ドラえもんのポケットのような街・銅鑼灣◆
香港そごうやCity! Superへ行けば、日本の食材はもちろん日本でも手に入らないような食材を購入することができ、ショッピングモール・Hysan Place(ヘイサン・プレイス)には話題の書籍や文具のある誠品書店やアップルストアがあり、シャネルやヴィトンでヨーロッパの最新のファッションをゲットでき、美味しい和食の店もグルメをうならせる中華のお店もあり、抹茶のスイーツやスフレパンケーキのお店でゆっくりできる・・・こんな毎日を過ごすことができるのが銅鑼灣(コーズウェイベイ)。
銅鑼灣は物質的欲望を満たすだけではありません。年末のカウントダウンが行われる時代広場(タイムズスクエア)も、イギリス植民地時代から続けられている正午の大砲儀式・怡和午砲(ヌーン・デイ・ガン)も銅鑼灣にあり、香港のシンボルになっています。中秋節や年末の花市、香港マラソンの発着地点などが行われるビクトリア公園も香港の人々になくてはならないところ。ここは毎週香港市民が政治を熱く語る、香港電台の討論番組『城市論壇』の舞台でもあり、かつてテレサ・テン等、スーパースターが参加した六四追悼集会が行われたのもここでした。
◆銅鑼灣が繁栄する訳◆
銅鑼灣は商業施設や住宅地も多く、いつの時間に行ってもいつも大勢の人でごった返しています。それには風水的にも訳があります。



まずは地形。
銅鑼灣は、海に面する湾が楽器の「銅鑼(ドラ)」に似ているのでこの地名がついています。つまり、以下の写真のように西からたっぷりと入ってくるビクトリアハーバーの水を両手で集めているような地形になっています。
しかも、この水はセントラルより西の水と違いとても穏やかで、集まりやすくなっています。風水では、「水」は財を意味しています。この地の地形は、元々たっぷりのお金が入ってくる要素を持っているのです。
このエリアの背後には、ジャーディン山があり、しっかりとした支えになっています。この山は穏やかな丸い形をした山で、五行の「金エネルギー」に属しますので、このエリアの人々は健康にも財産にも恵まれやすい要素を持っています。
次に理気。
この街全体は北西・東南を向いています。この向きは、後天第八運(2004年-2023年)には特に生き生きとし、活発になる要素を持っています。
◆孟意堂風水的銅鑼灣に関わる奥義◆
室内の間取りは風水を鑑定する際の大事な要素ですが、「どのエリアに自分の城を構えるか」はもっと大事な要素です。その街がこれから先も発展していく街なのかどうか、そもそも自分のエネルギーに合っていて自分の城を構えるのに適しているのかどうか、それを見極めるヒントが風水にはあります。
前述の銅鑼灣はその名の通り「金エネルギー」を必要とする人々にはより良いエリアです。現在はすでに発展を遂げ不動産価格が高騰してしまい、「たしかに良いところだろうけど家賃がね」の状態ですが、後天第八運に入る前に仕込んでおけば格好のエリアでした。
そんなの結果論だよ、ではなく、だから今後もそれを見習えば良いのです。
後天第九運(2024年~2043年)はまだちょっと先の話ですが、筆者の著書にもあるように先天第九運はもうすでに始まっています。つまり、やる気があれば誰にでも次の波に向けてサーフィンできるタイミングがやってきているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第68回 秋深し。火のチカラを考える、の巻

◆全力で失踪する◆
仕事を一生懸命頑張っても正社員にはなれず契約社員のまま。家庭を大切にしていても愛する子供に軽蔑にされ、配偶者から上から目線の態度でバカにされ、起死回生で投資したマンションは借り手が見つからず借金は増えるばかり・・・。「このままではいけない」ことに気づき、今までとは違った人生を目指して7年間全力で失踪することを決意した人を描いたテレビドラマ「全力失踪」では、借金取りに追っかけられて走り回ったり、一つ仕事を終えて次の場所に行くのに間に合わせるために走ったり、原田泰造さん演じる主人公・磯山武がとにかく必死で走る姿が印象的です。
この磯山武は現実の世界には逃げていますが、無気力で何もしないのではありません。目の前に起きていることに全力で立ち向かっています。磯山武はきっと五行エネルギーの中の「火エネルギー」を持っている人なのでしょう。
全力で一生懸命がんばる・・・この原動力がまさに「火エネルギー」なのです。
◆丁(ひのと)は七変化する◆
「火エネルギー」には陽の「丙」と陰の「丁」があります。丙はどんな丙でも太陽に例えられますが、丁の場合は甲乙・・・の十干の中で最もバラエティに富んでいます。火事のように止まるところを知らずメラメラと燃えるのも丁ですし、キャンプファイヤーのような丁もあれば、ミサイルやロケットの丁もあり、ダイナマイトの丁も線香花火のようなはかなげな丁もあります。暑い夏の日差しの中にいて目立たない丁もいますし、冬の寒い空の下人々を温めたり、暗闇の中で明るくする働きをする丁もいます。つまり、メラメラと火が燃えるようにカッとなったり短絡的になりやすい丁の人もいれば、暗闇にある街灯のように、人に配慮し役に立つ丁の人もいるのです。
中国の美人女優・范冰冰(ファンビンビン)さんは丁の日に生まれています。阿里巴巴集団の創業者・ジャック・マーさんも丁の日に生まれているそうです。「Mr.Bean」で有名なイギリスの俳優・ローワン・アトキンソン氏も、毛沢東さんも、デヴィッド・ボウイさんも丁の日に生まれています。丁のエネルギーは七変化。そして魅力的なエネルギーです。一生懸命考え、目標に向かってがんばって生き、絶世の美女やイケメンにも、ヒーローにも創業者にもなれる可能性を持つのが丁の人なのです。
◆孟意堂風水的丁に関わる奥義◆
人々は火の力を使うことで長生きできるようになりました。寒さから身を守るために火を活用して暖を取り、水を火で沸かすことで消毒できるようになり、料理をするようになりました。そのおかげで人類の寿命は劇的に伸びたと言われています。これが中国語で丁を「人丁(人の質や人口)」、すなわち「人」と
呼んでいる所以です。
さて、火は大きな火になってしまうとコントロールできなくなる特徴を持っています。
長い歴史の中で、人々は火というエネルギーをうまく活用しているつもりが、戦いの火種を作り、人々や街を破壊し、人々の心を傷つけ、それを何度も繰り返しています。
その一方で人々は火を生活に役立ててきました。夜になっても明るく生活ができ、温度を調節でき、美味しいものを食べて楽しむことができるようになったのは火のおかげです。風水では火エネルギーを持つ人は聡明さがあると言われています。火をどうやって生み出しいかに活用するかを考え、さらに知恵を磨
いていくのが、すなわち人が聡明である証なのでしょう。
火の働きをよく理解し、火を恐ろしいものではなく役に立つエネルギーとして活用する。
これは第九運での風水の使命でもあると思っています。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第67回 風水で美しさを磨く、の巻
◆ビジュアル系スイーツ登場!◆
先日、日本のテレビ番組で、ホテルのスイーツバイキングが紹介されていました。

このスイーツバイキングのテーマは「マリーアントワネットの結婚」。古き良きフランスの華やかな時代をイメージさせるようなスイーツが大人気で、女性客を中心に長蛇の列をなしていました。並んででも必ず行きたいスイーツバイキングなのだそうです。

SNS時代は食べ放題より撮り放題。抜群の美味しさが求められる一方で、ビジュアル的に可愛いスイーツと一緒に過ごせる空間を楽しみ、それを自分流に並べ、写真に納めて楽しみ、そしてFacebookやインスタグラムで紹介して楽しむという時代になりました。こうした願望を満たすかのように、様々なスイーツが登場しています。
さて、風水では第九運(先天:2017-2043年・後天:2024-2043年)になると、綺麗で可愛くキラキラしたものが注目されます。ビジュアル系のスイーツが大人気なのはその一つの現れなのだと言えます。
◆風水で美を取り入れる方法◆
ビジュアル的な美が求められる時代、何をすれば美しさを取り入れることができるのでしょうか?
もちろんお肌のお手入れや美しさを磨くための運動や食生活に気をつけることが大前提でしょうが、比較的簡単な風水の方法として「住まいに水を取り入れること」が挙げられます。
例えば、皆さんのお住まいの付近にきれいな清水や美しい海があれば、そのお住まいやそのエリアに住んでいる人々は自然と美しくなっていきます。目の輝きや肌のツヤ感にも影響していきます。付近に川や海がなければ、あるスキンケアメーカーが実践しているように室内に水槽を設置するのも一つの方法といえます。北の方位に水がある、これがポイントです。
また、清らかな水がお住まいの付近にあるのに、それを妨げるような大きな棚を室内に置いてしまえば逆効果になってしまいます。そして、付近にある川や海が濁っていたり悪臭がするような水であれば、これも逆効果です。
風水用語の「金白水清」は典型的な美しい人のことです。五行の金エネルギーと水エネルギーを軸に持つ方は清らかな美しさを持っています。それはまるで目元からあふれてくる喜びの涙のようなクリアな美しさです。例外ももちろんありますが、綺麗になるためには金エネルギーと水エネルギーが必要なのです。
◆孟意堂風水的水に関わる奥義◆
では、なぜ水が人の美しさに影響するのでしょうか?
その理由はきっと人体の約60%以上が水分でできているからでしょう。人のカラダはその地域の水に呼応しているはずです。
だから、中国であれどこであれ、きれいな水がある地域からは美男美女が生まれるのだと思います。
では、清らかな水さえあれば誰でも美しくなれるのでしょうか?
水は「知恵」や「知性」も意味します。自分自身に水エネルギーのある方は賢く、知的好奇心や高い感度のアンテナを常に働かせています。内面にある知性が磨かれ鍛えているからこそ、それが自然と表面にあふれ、美しく見えるのではないでしょうか?
孟意堂風水では、水などのリアルなものが何かと関わりを持つこと、つまり「呼応すること」を重視しています。「呼応」、大事なキーワードです。
風水は目に見えない「陰陽五行」というエネルギーを扱うため、風水そのものが非科学的で根拠のない邪道なものだと思割れる場合もあるようです。しかし、非科学的なのではなく、科学とは違った視点から分析する学問です。邪道なものでは決してないのです。
彦坂 久美子
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第66回 人は財産、山も大事な財産、の巻


◆美しい山の景色◆
「立山黒部(らっぷさんはっぽう)。」
巷で立山黒部アルペンルートに行った香港人の話を最近よく耳にします。室堂の雪の大谷や雪山の絶景など、他のエリアにはない自然の様子が人々の心に刻まれるのでしょう。
孟意堂もこの夏立山アルペンルートを訪れました。その際、ロープウエイからとても大きな虹が見え、一瞬しか見られない大自然の美しい姿を垣間見ることができ、「ここに来て本当に良かった。」と実感しました。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)時代にもマッチして、日本の美しい山々が日本以外の各地の人にも知られ、より多くの方がそれを見に訪れてくれるのはとても嬉しいことです。
◆背後にある山が人の質を決める?◆
香港にいる私たちもたくさんの山に囲まれて暮らしています。香港の素晴らしいところは海と共に山が近くにあること、そして山のエネルギーの恩恵を受ける生活ができることです。
風水では「山管人丁(山は人を制する)」と言われます。山はそのエリアの人たちの性格や性質に影響を及ぼし、さらには健康状態や財政状況まで影響するため、どのエリアに住居を構えるかは実はとても大事な問題なのです。
基本的には、1)貪狼山、2)巨門山、3)禄存山、4)文曲山、5)廉貞山、6)武曲山、7)破軍山、8)左輔山、9)右弼山という、五行の意味を持つ9つのタイプに分かれ、それぞれの特徴がそのエリアの人々にじっくりと影響を及ぼします。元々は陰宅と呼ばれる墓などあの世の方々のお住いにこの手法は効果を発揮していましたが、我々が活動する陽宅にも同じことが言えます。
たとえば、銅鑼湾(コーズウェイベイ)や太古城(タイクーシン)の背後にある山は、丸い形を帯びており、陰陽五行の「金エネルギーの左輔山」で、このエリアに住む人々は健康と品格に恵まれ、安定した生活を送ることができます。西貢(サイクン)の一部などにある、高くそびえつつも頂に丸みを帯びた山は「木エネルギーの貪狼山」で、秀才や奇才が生まれると言われています。
◆孟意堂風水的山の法則を生かす奥義◆
ところが、風水で山のエネルギーを活用するのはそんなに簡単なことではありません。
前述の山の形を理解するだけではなく、若々しい山なのかどうか老いているのか、緑を多く育む山なのか石の多い山なのかを分析する必要があります。そのエネルギーがその時代にマッチし、その山がどの方位にあるかも影響します。さらには、山の尾根を流れる「龍脈」がどうであり、そのエネルギーがどこに集まるかを見抜く力が必要になってきます。何度も山を歩き、山と友達になれるほど山のことを理解できて初めてそうした力が生まれてくるのだと思います。デスクの上だけでは風水はできません。
パワースポットは神社仏閣を取り上げていることが多いですが、その神社仏閣が修行のための霊場なのか、その地域の人々の拠り所となって住民に慕われるのかは、背後にある山が決め手となります。
ところで、誰がそのビジネスをするかでその結果は大きく変わります。その人の質や力量は付近の山によって影響されますから、室内を見ているだけでは風水の効果は望めません。付近の山が力になってくれるかどうかをまず見極める必要があるのです。
素晴らしい山に恵まれて働いたり生活することは、それだけで一つの財産です。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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第65回 街のシンボルになる、の巻

◆活気ある街市◆
香港には「街市(がいし)」と呼ばれる公設市場が76ヶ所あります。香港人の胃袋を満たす生鮮食料品だけでなく、パン屋あり、テーブルウエアあり、そして最近は日本の果物や調味料なども販売されています。街角にはワンタン麺屋やレストラン並みの食事を出すところもあり、街市は食のパラダイス。多くの人で賑わい、常に活気であふれています。
さて、香港で店舗を借りる場合は家賃が高く、希望通りの場所を見つけられないことが多いかもしれません。お店も路面店とは限らず商業ビルの一角を借りることも多いですが、そのビルが良いロケーションでなければ集客はできません。どのような立地にお店を構えるかは、今更ながらですが大事な条件です。
◆水は上から下に流れる◆
風水は目に見える条件のみならず目には見えない「エネルギー」を扱うため、説明を受けないと納得いかないこともあることでしょう。重なる修行と専門的な知識によって風水師が判断しアドバイスすることは人々に理解されにくいものです。
そんな中、立地を選ぶ際に風水師でなくてもできる方法がいくつかあります。その一つが「雨降りに場所選びをすること」です。
山や坂道が多く道路の水はけの良くない香港では、雨が降ると道路脇に水が流れるのを見ることがよくあります。場合によっては小川のようになるところもあります。それがどこからどこにどのように流れて行くかを目で追って行くのです。
香港の街市に共通しているのは土地の低いエリアにある、ということです。英語で街市のことを”Wet market”と呼ぶゆえんです。
水は高いところから低いところに流れるという原理は商売をする上ではとても大事なポイントです。
◆孟意堂風水的水の法則を生かす奥義◆
水法。これは風水で店舗を繁盛させるための奥義の一つです。
この方法は、あの世の人たちが住むお墓などの陰宅を見るためのものでしたが、21世紀の現代では店舗や事務所などに使われるようにもなりました。
この手法にはリアルな水が必要になります。よって、この場合も高い場所から低い場所への原理を活用します。
言い換えれば、その場所に活気をもたらせるためにはリアルな水がどのように流れるのかを創意工夫する必要があります。魚市場であろうとマルシェであろうとこの原理は世界共通です。水が勢いよく店の玄関を右から左へと通り過ぎるような坂道にお店を構えてしまうと、収入に恵まれることでしょうが出て行くのも早い店になりかねません。その反面、運良く水が溜まる場所に店を構えれば、集客の助けになること間違いありません。
そして、その流れをどうやって店内に引き寄せるのかも重要です。向こう三軒両隣に並ぶ店舗の中、自分の店舗にどう引き寄せせるのかの工夫が必要です。
水法を扱う上でもう一つ大切なことがあります。
それは扱う水が清らかかどうか、という点です。水が濁っているといくら集客できてもどこか邪(よこしま)な商売になってしまい、ひいてはトラブルが生じたり、商売が長続きできなくなります。利益のみを優先し周囲の人々に喜ばれない商売では、風水は味方してくれないのです。
香港には、かつて地元の人に愛され地名のように呼ばれた百貨店や、船の形がシンボルのスーパーマーケットがあります。どうせやるなら街のシンボルになろうじゃありませんか。風水はそういう人たちの背中を押し応援する存在だと思っています。
彦坂 久美子
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第64回 愛される理由、の巻
◆愛される豊国神社◆
先日、孟意堂の故郷・名古屋市中村区にある豊国神社の太閤まつりに偶然立ち寄ることができました。この神社は、今から約480年前にこの地に産声を上げた戦国武将・豊臣秀吉公が祀られています。ゴージャスで賑やかなことが好きだった太閤殿下らしく、この日のお祭りにはお神輿あり、巫女さんの舞あり、このエリアのシンボルになっている朱塗りの大鳥居から神社までの長い道路の両脇に80以上の出店ありで、始終賑やかでした。

◆方位には意味がある。◆
豊国神社は以下の写真のように北を背中にし、神社の入り口は南を向いています。
東西南北、東北、東南、西南、西北の8つの方位がありますが、風水では、同じ南でも「丙(ひのえ)の方位」、「午(うま)の方位」、「丁(ひのと)」と三つの方位に分かれます。豊国神社の場合は、入り口が真南にある「午(うま)」の方位です。ちなみに、東南に近い方の南は「丙の方位」、西南に近い方の方位は「丁の方位」です。例えば、名古屋市の場合、中村区は午の方位、中心部は丙の方位を向いていますが、東区や千種区辺りは丁の方位を向いています。
実は、そのエリアがどの方位を向いているかでそのエリアの性質や風情が違って来ます。京都のように理路整然と同じ方向を向いている街もあればぐちゃぐちゃのところもあります。いにしえの人たちはきっとそれを知っていたのでしょう。そのエリアの性質を風水で紐解くことができます。
◆孟意堂風水的「人々に愛される」奥義◆
午の方位はいわゆる「桃花(とうか)方位」と言い、何らかの魅力があって人とのご縁に恵まれる方位です。桃花方位には午の方位以外に、北の子(ねずみ)の方位、西の酉(とり)の方位、東の卯(うさぎ)の方位があります。これらも人とのご縁に恵まれる方位ですが、それぞれ違った性格を持っています。
神社仏閣には人とのご縁など不要、と言う方もいますが、こうした方位に神社仏閣を建立した人たちは地元の人に愛される神社を目指していたのだと思います。前述の豊国神社にはお祭りでなくとも普段から多くの人が散歩をし、絵を描いたり、体操している様子が伺えます。孟意堂の両親は偶然かもしれませんが、この神社で結婚式を挙げました。桃花の方位を向いている神社仏閣はその土地の人々に愛され、その土地の生活の一部になっているのです。
私たちの住まいやお店もどの方位に入り口が向いているかがそこにいる人たちの性質や風情に影響を及ぼします。どんな風になりたいか、と向いている方向の意味が一致するような選択をしたいものですね。
彦坂 久美子
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第63回 しくじり先生、失敗から学ぶ、の巻
◆しくじり先生◆
良い運気はずっと続くとは限りません。運気の波に乗らないと大きな痛手を受けることだってあります。
過去に大きな失敗をしてしまった芸能人やアスリートが授業を行うテレビ番組「しくじり先生・俺みたいになるな!」では、先回、森脇健児さんが教佃をふるっていました。彼の所属事務所の情報から彼の四柱推命の命式を出すと以下のようになります。

寅(とら)月生まれの庚金(かのえきん)の人。月干にある「壬(みずのえ)」は、彼にとっては食神と呼ばれるエネルギーで「子」という根がしっかりあります。陽気で明るく人気者、そして強運の持ち主です。幼い頃から20代の終わりまで水の運を歩み、この時期は食神・傷官星特有の欲しいものを手にいれる力が後押しされます。頭の回転がよく人気が高まり、それが大きな稼ぎにつながる運気を歩んでいきます。
ちなみに、生まれた日が金エネルギーの人にとっては水エネルギーが、水の人にとっては木エネルギーが、木の人にとっては火エネルギー、火の人にとっては土エネルギー、土の人にとっては金エネルギーが食神・傷官星にあたります。

◆過ぎたるは及ばざるがごとし?◆
この食神・傷官星は芸能人にはなくてはならないキラキラのエネルギーで、その力が強くなるタイミングを若くして迎えることはとてもラッキーなことです。しかし、この星が強過ぎると自分中心に物事を考え、周囲の迷惑を考えずやりたいことをやってしまい、挙げ句の果てに自分はすごいと誤解し天狗になってしまいます。番組では、それが原因で温厚な先輩芸能人から嫌われてしまい、それがしくじりの原因になったと伝えていました。
四柱推命では、木、火、土、金、水の五行の中で何か一つのエネルギーに偏ることを「病(やまい)」と呼びます。例えば、五行の「水エネルギー」が強すぎる場合は「水エネルギー」が病となる可能性大です。
また、四柱推命では陰陽五行のバランスを重要視します。五行のバランスが取れていれば、人は大きな荒波にのまれることなく、失敗することもなく、穏やかな日々を過ごすことができます。
五行のバランスが取れていることはとても素晴らしいことです。ところが、名著「五言独歩」では「有病方為貴(病があってはじめて貴くなる)」と言っています。傷がない命式は素晴らしい命式ではない、欠点のない命式は実に平凡であると。
◆孟意堂的有病方為貴を生かす奥義◆
四柱推命は、私たちが生まれた時の生年月日と時間を見て先天的な運命を推命するものですが、生きる上でのヒントを教えてくれることもあります。
病はそのまま放置しておけば大きな問題を起こす引き金になります。しかし、「五言独歩」では、病という欠点がある人は歩んでいく運でそれが取り除かれたときに発福する、と明言しています。それを生かす方法さえ理解していれば、病は大きな武器になるのです。
前述の森脇さんの場合、食神星である水エネルギーとそれをせき止める土エネルギーが人生の伴を握ります。水の流れをせき止めてしまう土は彼の個性を奪ってしまいますが、その土がうまく水をコントロールできれば彼の人生はもっと素晴らしいものになることでしょう。運気が良い時にこのことに気がつかずに失敗しても、その後頭を切り替え、「有病方為貴」を地でやっているような彼を見ていると、人としてより味のある魅力的な人になっているなあと嬉しく思います。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
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第62回 私が生まれた理由、の巻
風水が生まれた理由
「風水が生まれた理由は何でしょうか?」

先日、ある学生さんにこう聞かれました。風水が中国でなぜ生まれ、香港でどうして広がっていったのか?と。孟意堂は迷わずこう答えました。
子孫繁栄。
古(いにしえ)の人達の心は偉大です。自分の目の前に起きている出来事や私利私欲よりも、子孫をどう安定させ一族をどうやって繁栄させるかをまず優先させていたのですね。皆さんだったらそのためにどんな仕掛けをしますか?
古の人たちは「祠堂(しどう)」と呼ばれる霊廟を建て、それを大切にしていったのです。素晴らしいエネルギースポットにその子孫を繁栄させるような仕掛けをすれば、子孫だけではなくその町や村が安定し繁栄していく、そう考えられていたのです。
祠堂パワーはすごい!
風水には人々が生活したり活動する「陽宅(ようたく)」とご先祖様やあの世に行った方々が住む「陰宅(いんたく)」があるのはご存知かと思います。
陰宅風水の方が陽宅風水よりも影響力が高く、そのため陰宅風水の方が長い歴史の中では重要視されてきました。
昔の中国には、○○家のお墓を目茶苦茶にしたからXXの戦いで勝てたとか、祖先のお墓を○○山のエネルギースポットに祀ったから子孫の中にすごい将軍が生まれた等、陰宅風水にまつわる多くの話があります。
香港でも【玉女拜堂】、【仙人大座】、【半月照潭】、【金鐘覆火】、【荷葉拔龜】、【狐狸過水】等とネーミングの付いたエネルギースポットのあるお墓は惚れ惚れするほど素晴らしい陰宅です。元朗や大埔、錦田、西貢等のエネルギースポットには香港角界の多くのご先祖様が眠っています。
陰宅では、火葬よりも土葬の方が風水の効果が高いため、現在も香港や中国には土葬の習慣が残っています。その時代の風水師に依頼をし、その時代のとびきりのエネルギースポットにお墓を建て、それと同時に素晴らしいエネルギースポットに祠堂を定め、先祖の魂が宿るお位牌をそこに納めていきました。今から700年以上前に元朗に建てられた鄧氏祠堂。その後鄧氏一族がこの香港内に50万人以上存在していることと鄧氏
祠堂とは無関係ではないはずです。
しかし、火葬が一般的になり、祠堂は「ヘリテージ」と呼ばれるように過去のものになりつつあります。ご先祖様が旅立った時に巡ってくる、この人生の大チャンスを多くの方々が逃しているのです。
孟意堂的陰宅風水の奥義
風水の究極のキーワードに「感応」という言葉があります。
土に埋葬された肉体は地面のエネルギーとその時の天のエネルギーを受け不思議な化学反応を起こします。その不思議なエネルギーは、どうやら血を分けた子孫にだけ感応するようです。
孟意堂の中学校のすぐ近くに祖父母のお墓がありました。学校の帰り道にそのお墓に行くことがよくありました。高校受験の頃でした。お墓の前で頭を下げると何となく誰かに頭を撫でてもらっているような、「もっとがんばれよ」とエールを送ってもらえるような気がしていたのです。その頃は誰にも言えませんでしたが、きっとこれが「感応」の一つなのだろうと思います。
祖先の肉体が眠るお墓と魂が眠る祠堂は、自分の土台のように大事なものです。
両親がいなかったら自分は生まれてこないし、祖父母がいなかったら両親は生まれてきません。祖父母もその両親がいなかったら生まれて来なかったのです。それはどんな親でも、どんな祖先であっても、です。
彼らが亡くなった後、勿論無言ではありますがさらにパワーアップして子孫に無償の愛を与えているかのようです。それに我々が気づき感応できるかどうか、これがズバリ陰宅風水の奥義です。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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ガンと共存する、の巻
◆ガンと向き合う◆
吉高由里子さん主演の人気テレビドラマ「東京タラレバ娘」のように「もしも自分の身近にいる人がある日突然重い病気になってしまったら」とか、「自分自身が病気になってこの世の中から消えてしまったら」とあれこれ考えるのは決して賛同できませんが、この世の中には突然人の命を奪ってしまう可能性のある恐ろしい病気があることは頭の片隅に置いておくべきことなのかもしれません。
ガンもその一つ。
日々ガンと向き合いながら生き抜いている小林麻央さんや、大事な声帯を摘出したけれどその後より素敵な人になっているつんくさんを始め、芸能界でも多くの方がガンという病気を乗り越えています。
そしてこの病気は、華やかで遠い芸能界の人たちの間だけではなく、とても身近なところで起きてしまう病気です。
◆時間と病の関係◆
風水には、地面を見る風水と共に時間を見る風水があります。この時間を見る風水を専門用語では「玄空(げんくう)」と呼びます。これは易と深い関わりがあります。
時間と共に変わる玄空には先天と後天があります。
後天的なものは20年ごとに変わり、180年かけて龍がこの世の中の天を一周すると言われています。180年を九つに分け、それぞれを一つの運というユニットでとらえます。一運から三運までが上元(じょうげん)、四運から六運までが中元(ちゅうげん)、七運から九運までを下元(かげん)と呼んでいます。この一から九までの数字にはそれぞれ意味があります。
今は2017年ですから、私たちは下元第八運(2004年~2023年)の中にいます。
第八運の八は、易の世界では艮(うしとら / ごん)と呼び、大きな山のように「止まる」という事象があります。五行エネルギーでは土エネルギーです。この時期に起きる病気は土エネルギーに関わる病気で、皮膚病、胃腸や脾臓の病気、そして良性・悪性共にポリープができやすくなります。
ガンは、残念ですが第八運のこの時期に、多くの人が影響を受けやすい病気です。
◆孟意堂的ガンと共存する奥義◆
痛くて、辛くて、苦しいガンは、気丈な人でもいとも簡単に失望させてしまいます。何もしたくなくなり生きる気力をなくしてしまいます。ガンはある日突然やってきて、予想もしない猛威を揮い、その人とその家族の大切な時間を奪ってしまいます。時には彼らを大きく傷つけ、彼らの人生やその矛先を大きく変えてしまいます。
孟意堂の気功の師匠の師匠である釋延王先生は少林寺の方で末期ガンを若い頃に患い、その後乗り越えた方です。

古くから伝わる「易筋経(えっきんきょう)」と「洗髄経(せんずいきょう)」という気功を自分流にアレンジし、ガンで床から起き上がれない人でもできる方法を編み出しました。彼の教えに多くの人が勇気をもらい、その方法は多くの人たちに伝授されています。
原理は比較的簡単です。悪性腫瘍も自分の身体の細胞の一つ。それを切り捨てるのではなく受け止め、良性の細胞に変えていく、という考え方です。
その一方で風水では、ガンのような重くて突発性のある病気の原因は、そこに住んでいる人と住まいのエネルギーのズレにあると考えます。お住まいの中で、病気になりやすいエリアと健康に恵まれるエリアを見出しアドバイスします。それは、スーパーマンのように透視能力があるからでもなく、霊能者のように特別なインスピレーションがあるわけでもありません。陰陽五行の理をよく理解し、そこに住んでいる人々にダメージを与えるようなエネルギーを改善し、活力を与えるようなエネルギーを見出せば良いのです。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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「六十」という節目、の巻
◆「六十」という数字◆
気がつけばこのコラムも今回で60回目。「面白かったよ。」「読み応えあったよ。」という言葉にいつも励まされています。本当に感謝。そしてこれからもよろしくお願いします。
さて、風水の世界では、たとえば一は水、二は土といった具合に、それぞれの数字に五行の意味を持つことが多いです。そして、この「六十」という数字、実は風水で大事な意味を持っています。
三元九運では天の龍が180年周期で天体を一周すると言われています。180年を三元、つまり上元、中元、下元に分けると、60年が一つの「元」という単位になります。
また、四柱推命や風水で用いられる「干支(えと)」は甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)という10種類の天干(てんかん)と、子(ねずみ)から始まり、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(うし)、亥(いのしし)という12種類の地支(ちし)から成り立ちます。たとえば、昨年は丙申年、今年は丁酉年と来て、来年は戊戌年を迎えるのです。
陰と陽の組み合わせがありますので、この組み合わせは全部で60の組み合わせです。これを風水では「六十甲子」と呼んでいます。
◆六十甲子とは ◆
生まれた年だけではなく生まれた日も60の組み合わせがあります。孟意堂のホームページを活用すれば自分が甲から癸までのどの日に生まれたかが分かり、孟意堂の書籍にはそれを活用できるよう、自分と周囲の人との関係性を生まれた日で分析することができます。たとえば、甲の人と戊の人とが金運をアップできる相手なのか、カップルならどうなのかを赤裸々にみることができるのです。

しかも、同じ戊の人でも、戊子、戊寅、戊辰、戊午、戊申、戊戌の6つの方がいます。戊の基本的なキャラクターを持ちつつも、戊子の人のキャラと戊寅のキャラは全然違います。それぞれ歩んでいく人生も得意とする分野も、好きな異性のタイプも全然違ってくるのです。これが六十甲子を知ることにつながります。
たとえば、戊の人が甲の人に対しどう映るのか、甲の人が戊の人にどう関わるのか、だけではなく、甲の中でも甲寅、戊の中でも戊午の人、と絞り込んで分析するのが実際のところです。お互いに金運を高めあえる関係にあるのか、同志として共に歩んでいけるのか、何がタブーでどうすると良い関係でいられるのか、それを考え実践していくのが風水であり四柱推命だと思っています。
◆孟意堂的六十の数字に隠されている自分磨きの奥義◆
先日、日本のあるEラーニングの編集長さんからインタビューを受けました。
「ゴールイメージは何なのですか?」と単刀直入に聞かれたので孟意堂もストレートに答えました。「ゴールはここだと思っていたら、まだ次がある、もうこれで完成と思っていたらその奥があるのが風水の世界なのだ」と。
つまり、これだけ勉強したから自分はこの世界を十分知り尽くしたというのは、そこでその人の成長を止めてしまうことで、求めている人にだけ次のステージの一歩を踏むチャンスが与えられるのだと豪語してしまったのです。
本当にそうだと思っています。いつも自分を磨き続けていないと、刺身の切れない刺身包丁になってしまうのでは、という恐怖感を常に抱いています。
人は六十歳を迎えるとまた自分の生まれた年と同じ年に戻る、つまり還暦を迎えます。今年六十歳になる方は、二度目の丁酉年を迎えます。生まれて間もない時と同じエネルギーを体験することになるのですが、その頃とは全く違う自分が、年を重ねるだけではなく更に進化していくチャンスが還暦なのだと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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2017年も金運を引き寄せる!孟意堂風水、の巻
◆財神を迎える方法教えます◆
新年あけましておめでとうございます。この一年が皆様にとって健やかで明るい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
物事は最初の滑り出しが肝心。
はじめ良ければすべて良し。年の初めはその年の重要な鍵を握ります。これまで金運の悪かった人も好調な人も必見!「迎財神(財神を迎える方法)」つまり、とっておきの金運開運法が今回のテーマです。
香港では、毎年旧正月の元旦(新暦2017年1月28日)に様々な神様がやってくると言われています。2017(丁酉)年の暦によると、北西からは喜神が、西南からは貴神が、東南からは財神がやってきます。財神は、旧正月になると街角によく貼られているポスターに見られる、じゃらじゃらの金銀財宝を嫌味なく見事に着こなしている、福々しい神様ですね。
旧正月の元旦に財神は東南の方位からやってきます。東南に玄関や窓がある方はそこを開けて財神を迎えると良いでしょう。吉とされる時間を選び、お住まいから東南の方位に向かって歩き、自分の名前・住所を名乗り、なんとなく財神を迎えた感触を得たら家に戻ってくるのです。

また、毎年旧正月の五日(新暦2017年2月1日)は財神の誕生日で、その日に財神を迎える方法も信仰されています。この日は南の方位に財神がいらっしゃるので、南に向かって財神を迎えます。その際には、ローソクとお線香、りんごやオレンジなどの果物、お茶、お花、お菓子、紙で作られたお札・元宝、と言った財神へのお供え物を用います。
◆風水で金運を引き寄せる方法 ◆
風水で金運を引き寄せる方法は1つだけではありません。
たとえば「福星貴人」というのもあります。
福星貴人というのは、長寿にも衣食住にも恵まれ、生活するのに十分な金運に恵まれるエネルギーです。以下の表をご覧ください。生まれた日が丁酉の方や戊申の人はもともと生まれ持って福星貴人に恵まれている人です。今年は「丁(ひのと)の人」が福星貴人に恵まれることでしょう。

福星貴人の宿る方位、というのもあります。
福星貴人の方位は、それぞれの日干の人にとって大事な金運の場所です。
一番良いのはそこに座り、その場所を活用することです。たとえば、丁の人は酉(真西)の方位がそれにあたります。そこに貔貅(ひきゅう)や象の置物などの金運を吸収する物を置く、あるいは大黒様などの縁起の良い神様にいてもらうのも金運を招くには有効です。
◆孟意堂的金運を引き寄せる風水の奥義◆
結婚した相手の家族の財産を自分の財産であるかのように奪ってしまったり、オレオレ詐欺のように長い年月をかけて人が蓄えてきた財産を汗もかかずに奪ってしまったり、人の誠意を踏みにじってオカネを騙し取ったりと、オカネのことで起きる問題は実際のところたくさんあります。許しがたい案件も多々あります。しかし、オカネの力に目がくらみオカネの奴隷になってしまった人には財神も風水も味方してくれません。
そもそも風水の金運とは、自分が苦労したり汗をかいて得る「正財」と、世の中のおカネを使ってそれを増やしていく「偏財」とがありますが、偏財と前述の方法とは意味が全く違うのです。「点石成金(その石に触れると金に変わる)」の言葉のようにオカネに誠実である人に財神は味方し、使って意味のある金運を与えてくれるのだと信じています。
迎財神の方法は民間信仰の色彩が強いものの、やっていて顔がほころび楽しくなります。この一年のふところがなんとなく豊かになるような気がします。風水は何はともあれ、目に見えないエネルギーが相手です。目には見えないけれど生き生きとした良いエネルギーを新年にしっかり取り入れること、これが前向きな香港の人たちが行なっている「迎財神」の本当の意味なのだと思っています。
彦坂 久美子
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山を形作る星たち、の巻
◆山のある暮らし◆
香港は国際的な金融都市で大都会のイメージが強い街。ですが、実は海にも山にも恵まれ自然がたくさん残されたところです。山に恵まれた日本と同じように、香港もどのエリアにも付近に素晴らしい山があります。
風水には「山管人丁、水管財富(山は人を制し、水は財を制する)」という言葉があります。山はそのエリアに住む人々の健康面や考え方、ひいてはおサイフにも影響してきます。新居を選ぶ際に山の影響は侮れません。
例えば、香港島の太平山(Victoria Peak)は、山の上のところが台形で両縁がちょっと丸く上に上がっており、中国の昔のお金「元宝」に似ていて緑に恵まれた若々しい山で、このエリアに住む人々に富と健康と豊かな知恵を与えると言われています。香港の人々がこぞってこの山のてっぺんや中腹に住む所以です。九龍サイドにも実に多くの山があります。例えば、筆架山(Beacon Hill)を背後にするエリアと獅子山(Lion Rock)を背後にするエリアとではその影響は違ってきます。
香港で新居を選ぶ際に間取りや室内の様子で選ぶこともとても重要ですが、背後にどのような山があるかをよく見て、どの地域を選ぶのかは実はとても大事な要因です。
◆山の形が与える影響◆
では、みなさんのお住まいの背後にある山が実のところどのような影響を与えるのでしょうか?
山を見てその良し悪しが分かり風水師として一人前になるには10年ぐらいかかると言われています。が、基本的には、1)山の勢い(生き生きしていて若々しいか、壮年のようか、老年のようか)、2)山の表面の様子(緑が多いか、岩がゴツゴツしているか)、3)山の形等というポイントがあります。もちろん、山から来るエネルギーがしっかりと力を発揮できるような地形になっていることも大事なポイントですが、山の形はとても重要。その山の形は北斗七星の中国名に左輔星と右弼星がついた9つに分かれます。
1 貪狼星 五行:木
2 巨門星 五行:土
3 禄存星 五行:土
4 文曲星 五行:水
5 廉貞星 五行:火
6 武曲星 五行:金
7 破軍星 五行:金
8 左輔星 五行:土金
9 右弼星 五行:金水

基本的には五星体と呼ばれる五行の山の形の特性を理解する事がまず大事です。土の山は山のてっぺんが平らになっていて台形のような形で、お金にも知恵にも健康にも恵まれる良い山です。金の山は全体が丸い形で健康と品格に恵まれる良い山です。水の山は峰が多く山のてっぺんが波のようになっている形で、そこに住む人々は才能に恵まれ、賢さを発揮するものの安定さに欠けたり色恋に溺れる傾向もあります。木の山はてっぺんが丸いものの上に高くそびえ立つ山で、その地域に住む人々に知恵をもたらし、奇才を生むと言われています。火の山はてっぺんが尖っていて、パワフルでちょっと近寄りがたいサツ気を持っています。最近のMacのスクリーンに出て来るような山です。この山の影響で、人々は衝動的な行動をとってしまい、皮膚病、胃腸病、ポリープなどの病気になる可能性があります。
◆孟意堂的北斗七星と山の関係を知る奥義◆
漢五派で、山の風水を見るのは三流、水の風水を見るのは二流、一流の風水師は天体を見る、と学びました。
北極星は真北に存在する天皇の星、つまり王様の星です。その時代の権力者のみが得られるパワーを持っていると言われています。その道しるべであるかのように北斗七星は存在しています。地球に山があり海があるのは太陽や月の影響はもちろんのこと、いくつかの星の影響を受けているのだと思います。天体に無数に存在する星のパワーに影響されてこの地球に山や海ができたのではないかと。
山の形に北斗七星の名前がついているのにはそれなりの訳があります。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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映画「君の名は。」に感動し涙する、の巻
◆胸がキュンとなること◆
今、日本でヒットしている長編アニメーション映画「君の名は。」は、10月中旬に観客動員数が1,184万人を突破し、興行収入は154億円を超えたそうです。香港でも近い将来上映されるのだとか。
この映画は、東京に住む男子高生と飛騨高山に住む女子高生が何度か入れ替わり、何度も過去・未来・現在を行き来します。過去から未来へと時間が流れる私たちの目の前で、映画の中では違う時間が流れ、私たちはドキドキハラハラします。時間軸が変わり記憶がなくなる前に、お互いを忘れないために腕にしっかりと相手の名前を書きますが、時間が変われば記憶は残らず、切ない物語が繰り広げられていきます。
もう一つこの映画で胸がキュンとするのは、私たちが日本に住んでいた頃の見慣れた風景が登場する点です。
そうだ、こんな歩道橋を渡って学校に通ったよね。
新宿の繁華街のこんなところを歩いたよね。
と、自分の記憶にある懐かしい風景が、現実の世界以上にリアルにそして美しく描かれています。
日本では、こうした映画のシーンのモチーフになった場所に行って記念写真を撮る「聖地巡礼」も流行っているそうです。
一人で巡礼する方ももちろんいるようですが、家族や仲間と巡礼し、リアルな世界でその場所の空気を吸い、心を通わせることはとても素敵なことだと思います。
◆しっかり泣ける、ということ◆
この映画の魅力は「しっかり泣ける」こと だと思います。
感動したり感激して涙することと、私たちのココロやカラダとは、陰陽五行の世界で見ると深い関係があります。優秀な中医学の先生が四柱推命に長けているのは、元々同じ陰陽五行学を学ぶからだと思います。
例えば、ココロが喜びに満ち溢れていっぱいになり感動するというのは、五行では「火エネルギー」が動くことです。ココロが感動すれば顔がだんだん紅潮し、それが度を越すようなものであると心臓に負担がかかってきます。
ある出来事にあれこれ思いをめぐらし、そのことばかりを深掘りして考えてしまうと、五行の「土エネルギー」が影響し、気や血液やリンパ液に深い関わりを持つ脾臓に負担が出てきます。
同じ感動でも、映画の世界と現実の自分を比較し、辛い体験を思い出して悲しくなり涙してしまうのは、五行の「金エネルギー」が動くことです。この場合は、肺などの呼吸器系統に負担がかかると言われています。

ですから健康のためには五行のバランスを取ることが最も大事だと言われています。余り喜ばず、余り考えず、余り感動しないこと。でも、本当にそうでしょうか?
心の底から感動ししっかり涙を出すと案外気持ちがすっきりしてきます。頭がはっきりしてきます。そして、心の底から感動することは、きっとそれからの人生を豊かにするはず。涙は簡単に見せることができないでしょうが、そういう時の涙はとても綺麗でクリアなものです。
◆孟意堂的リアルに感動することの奥義◆
ITの世界がどんどん進化し、バーチャルな世界が広がっていく中で、風水はといえば相変わらずリアルな世界にしか存在していません。陰陽五行も山も水もリアルな世界での話。世の中がどんなに進化したとしてもバーチャルな世界の中にはエネルギーが感じられません。バーチャルな世界では、風水を語ることができても、操ることは不可能です。
リアルな世界では、エネルギーが常に流れています。そのエネルギーを分析し、時にスムーズに流し、時に集めて活用するのが風水の奥義です。
リアルな世界とバーチャルな世界を自由に行き来しているのが今の私たちです。
だからこそリアルな世界で思い切り感動し、思い切り生きる、そう教えてくれているかのようです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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ヒットメーカー! 鄭國江先生、の巻
◆賢い人はヒットする◆
孟意堂が香港に来た頃の香港の人々も今と同様、一生懸命働き、実業の世界ではお金儲けまっしぐらという感がありました。たくさんお金儲けした人が勝ち組と言わんばかりに。そんな中、まるで乾いたアスファルトの道路に水を撒くかのように、人々の心に潤いを与えるような歌を作り続けた人たちがいました。
鄭國江先生もその一人です。
外国のメロディーに歌詞を付けるという広東語独特の手法で多くの歌をヒットさせた方です。欧米の曲だけではなく、中島みゆきさん、谷村新司さん等のカバー曲から、ドラえもんやドクタースランプの主題歌、シンセサイザー・喜多郎さんの曲など、日本にゆかりのある曲もたくさん手がけてきました。
◆文昌エネルギーのチカラ◆
ところで、人の賢さを見る場合には様々な方法がありますが、四柱推命によってとても簡単に分かる方法があります。
四柱推命は、その人がおぎゃあと生まれた瞬間の生年月日と生まれた時間の陰陽五行を分析する手法です。
その方法とは、「文昌」というエネルギーを見つける方法です。
文昌エネルギーは皆さんの生まれた日によってそれぞれ違います。下表をご参照ください。例えば、生まれた日が乙(きのと)の人は「うま」が文昌エネルギーですし、戊(つちのえ)の人は「さる」が文昌エネルギーです。

賢い読者の皆さんならもうお分かりでしょうが、水から木へ、木から火へと、つまり、自分自身のエネルギーを消耗して生まれてくるのが文昌エネルギーの正体です。言い換えれば、その人が努力し、創意工夫したり、考えに考え抜いた結果生まれてくるものと言えます。
その人に文昌エネルギーがあれば、より深く知ろう、より向上しよう、と一生懸命学びます。一生懸命学び、結果が残せるので試験にも有利になりますし、地頭も良くなります。
例えば、先日ある政党の総裁になった方の生まれた日は「丙申(ひのえさる)」です。この方は文昌エネルギーの上に自分自身がいます。つまり、この方は生まれながらにしてよく学び、頭の良い人であり、勝負強い人であると言えます。
その人の命式に文昌エネルギーがない場合でも、歩いていく運で出会う場合があります。それが受験期であると良いのですが、晩年であっても文昌エネルギーの運がやってくる時期にその人は人一倍がんばって勉強し結果を残すことになります。
◆人生の大先輩に学ぶ文昌エネルギーの精神◆
鄭先生は歌手の一人一人のキャラクターやその人が好きなことを尊重して作詞しているそうです。
鄭先生が「この人は女性らしい魅力がある」と思っても、本人が「私を女というより一人の人としてみてほしい」と願えばそれを尊重し、人生哲学を歌詞の中に織り込んだそうです。だからその歌い手が歌の中にぐいっと入り込み、歌詞に息が吹きかかり、人々の心に響く歌になっていったのでしょう。
以前、香港の大スターである故レスリー・チャンさんが鄭先生の前で深々と頭を下げて感謝していた姿を目の当たりにして驚いたことがあります。鄭先生が彼のことをよく考えて歌詞を書いていたことに彼は気づいていたのでしょう。鄭先生と出会ってからの彼は、彼の感性と歌がマッチして歌手としても名作をいくつも残しています。そして、2000曲以上をヒットさせたヒットメーカーは、手を抜くどころか歌い手一人一人の個性を見つめ考えに考え抜き、作品の一つ一つを創意工夫し、他の誰でもないその歌い手に合った歌詞を作り続けてきたのです。
まさに文昌エネルギーの精神(スピリッツ)です。
我々風水師も鄭先生のような文昌エネルギーの精神は忘れてはならないものです。
11月6日までコーズウエイベイの時代広場で鄭先生の作品展が行われています。文昌エネルギーの精神で多くのスターと香港の歌謡界を育んでいった鄭先生のヒットの秘訣を垣間みることができるのでは、と思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2201, Tower 2, Times Square, 1 Matheson St., CWB
電話:(852)9841-6366
ファックス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
ホームページ:http://mannidou.com
フェイスブック: mannidou
中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは香港の伝統的な風水をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。
再見! 劉啓治先生、の巻
◆香港風水界の巨星・劉啓治先生◆
また一人、香港風水界のスーパースターが天国へと旅立っていきました。
その人の名は劉啓治先生。漢五派71代目の継承者で、孟意堂の師匠の師匠にあたります。
劉先生は亡くなる前日まで普段と変わらず仕事をされていたそうです。そして、普段と同じように眠るようにして天国に召されていったそうです。
陰宅風水(ご先祖様の住むお墓等)のマスターとしてマレーシアをはじめ海外でも活躍したのと同時に香港の様々な企業の風水顧問を務めた方ですが、とても気さくな方で難しい風水を分かりやすく説明してくれる方でした。それまでは親から子へしか伝えなかった風水の様々な「理(ことわり)」を、修行を積んだ人に惜しげもなく伝授する懐の深さを持っていました。
◆風水の基本であり奥義であるポイントを指摘◆
1994年に日本で放映されたテレビ番組「よみがえる平安京・荒俣宏が探る1200年の謎」 https://youtu.be/odNa4LlPvvA で劉先生は日本の風水ブームを築いた荒俣宏氏と出会い、なぜ京都が1200年もの間、日本の都として君臨していけたのかを解き明かしています。孟意堂が漢五派門下生になったばかりの頃、劉先生がその時の様子を話してくださったことがついこの間のことのようです。
何の前情報もなく、生まれて初めて行った京都の街で、劉先生は京都の背中にある北の玄武(げんぶ)と、南側の平らなエリアにある朱雀(すざく)、街を守るようにして存在する東の青龍(せいりゅう)と西の白虎(びゃっこ)という小高い丘をヒントにエネルギースポットを探っていきます。玄武と朱雀を結ぶ直線と、青龍と白虎の重要ポイントを結ぶ直線の交わるところが龍穴(りゅうけつ)と呼ばれるエネルギースポットで、劉先生はその場所を見事に見出しています。劉先生が指摘した龍穴のエリアと平安京の政治の中心である太極殿跡地が一致したのです。
この番組でもっとも面白かったのが、京都の街の龍穴が街のど真ん中に存在するのではなく、西に外れたところにあることを劉先生がさらりと指摘している点です。もちろん番組の中でその理由については触れられていませんが、門外不出の漢五派の奥義をテレビ番組でさらりと触れていたのには驚きました。
◆孟意堂的流れを変える風水をマスターする奥義◆
その人がいるだけでその場がぱあっと明るくなり、いなくなると火が消えたように静かになる場合があります。 それは、人がもたらす目には見えないエネルギーの所以でしょう。人の力は理屈では理解できないことが沢山あります。
逆にその人がいるだけで緊迫した雰囲気になったり、嫌な雰囲気になる場合が現実の世界にはたくさんあります。
どうせ同じ職場で働くのなら楽しく働きたいですし、明るい学生生活、心が和む家庭生活を築きたいものです。しかし、現実はなかなか難しく、ネガティブな発言をされてしまうと反発したくなるのが人情ですし、人の弱みにつけ込んだ態度を取られると怒りが出てしまうのも人間です。
流れを変える。
これはなかなか難しいことですが、現状を冷静に受け止め、一度空気を入れなおしたり、流れを変えてより良くしようと努力することは大事です。
その昔、劉先生がその場所を歩くと、前とは違った空気へと変わっていくという、不思議な光景を目の当たりにしました。
それまでギクシャクしていた空気が動き始めて何かが変わっていったのです。このことは、学ぼうと思っても学べることではありませんが、普段の私たちの生活にも必要なことだと思いました。風水グッズを極力使わずエネルギーを変える、これが漢五派の奥義です。人には知られなくてもすごい仕事を粛々と行っている人こそ粋でホンモノの風水師なのだと、その時に初めて悟りました。できることならああいう人になりたい、カッコイイなあ、と思いました。劉先生のような良いお手本に出会えたことはとてもラッキーなことであり、孟意堂の宝物でもあります。
彦坂 久美子
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名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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7月14日(鬼節)がやってくる、の巻
◆陰エネルギーの強い時期◆
この時期が今年もいよいよやって来ました。旧暦の7月14日(今年は8月16日)。香港では「鬼節」と呼ばれている日です。
旧暦の7月1日(今年は8月3日)頃に鬼門が開き、その門がこの日の夜に閉じるのです。その前に人々はご先祖やあの世の人々がお金に困らないようにあの世に持っていくお金を燃やし、鴨や野菜、果物等のお供えをします。その様子はある種日本でお盆に行う迎え火や送り火の習慣に似ています。昔から今に至るまでこの鬼節には路上でこのような風習(写真参照)を行っています。
この日は鬼が出没するから夜は出歩かず真っ直ぐ家に帰るべきだとか、静かなところで声をかけられても振り向いてはいけないとか、車を運転する際にはバックミラーに気をつけろとか、鬼に奉納するお金を踏んでしまってはいけないとか、様々な言い伝えがあります。
この鬼門が開いてから閉じるまでの期間は陰エネルギーの強い時期です。
陰エネルギーの強い時期は、よほどの例外がない限り結婚や開店などおめでたいイベントや晴れの舞台を避けるように勧めています。
◆陰陽バランスは大事◆
陰と陽のバランスは風水ではとても大事なポイントです。仕事や生活環境の陰陽のバランスが取れていれば良いのですが、このバランスが崩れてしまうと私たちの生活に大きな影響が出てきます。
例えば、陽エネルギーが陰エネルギーよりも強い場所は、活気があり人々はキビキビと活発に動くので、金融機関やスーパーマーケット等、人の流れや物の流れを活発にすべき業界には適しています。しかし、 こうした業界に適しているからといって陽エネルギーを強めすぎてしまうと人々の思考は衝動的になり、すぐに結果を求めたがり、短絡的になり、そして喧嘩が絶えなくなります。
その一方、陰エネルギーが勝るような場所であれば、そこに流れる空気はゆったりとし落ち着いてきますので、スパやマッサージ等には適していると言えます。しかし、この陰エネルギーも度が過ぎてしまうと、人々の動作はスローになっていきます。それどころか動くことが億劫になります。人と会うのが面倒になります。そして街に出掛けることもだんだん嫌になってきます。仕事に行くのも億劫になり、引きこもりになっていきます。
そして、この陰エネルギーの怖いところは、その影響を受けていると本人が実感しにくい点です。知らず知らずのうちにだんだんと・・・という恐ろしいパターンが多いのです。
◆孟意堂的陰陽エネルギーをマスターする奥義◆
五行エネルギーを始めこの世に存在するエネルギーを私たちがこの目で見ることはなかなか難しいものがあります。
しかし、陰と陽のエネルギーの場合は様々なヒントがあり、この存在を知ることができます。例えば、光があり明るいところは陽エネルギーが強くなり、暗闇や陰のあるところは陰エネルギーが強くなる、とみます。同様にして静かなところは陰エネルギーが強く、賑やかなところは陽エネルギーが強い、とみます。海の近くは陽エネルギーが強く、山の近くは陰エネルギーが強いとみます。
元々存在する陰陽エネルギーに加え、そこに大家族が住めば賑やかになり後天的に陽エネルギーが強くなっていきます。お子さんが多いと更に陽エネルギーが強くなります。一人で住めば静かになり、バランスは後天的に陰エネルギーへと傾きます。
そのバランスを分析し問題を解決することは私たちの大事な任務です。
8月7日が命日である師匠のSO先生は、以前、風水鑑定をする際にある場所にじーっと座っていることがありました。
何も分かっていなかった当時の孟意堂は、動かない先生の姿を見て正直イラッときていましたが、今考えるとその場所は重要なポイントで、そのエネルギーを感じ取りながら様々なことを分析していたのだろうなあと思います。
師匠が天国に旅立ってから今なお教えられるのがこの時期の不思議なところでもあります。
彦坂 久美子
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つながる香港、の巻
◆変化する香港◆
香港という街は日々刻々と変化を遂げています。
ちょっと見ないなあ、と思ったら何かどこかがが以前と違うのが香港。
人々の足である地下鉄(MTR)はどんどん変化しています。例えば、觀塘線(油麻地-調景嶺)は油麻地から何文田→黄埔へと伸びていきますし、東鐵線は紅磡を経由して湾仔にあるコンベンションセンターから金鐘へと流れていきます。香港の街の中だけをつなぐのではなく、中国への玄関口の一つである深圳へのプラットフォームも充実していくことでしょう。
このMTRで使われているオクトパスカードは、MTRだけではなく、バスやフェリー、市電などの公共の乗り物でも使えます。今では駐車場料金を払うのもコンビニやスーパーマーケットなどの小売店やファストフード店で支払いをするのもオクトパスカードで支払うのが一般的。きっと難しかったであろう、企業と企業の垣根を乗り越え、こういった「つながり」を作り上げてしまうのも香港のすごいところだと思います。
そして、オクトパスカードと深圳の深圳通を合体させた「互通行(フートンシン)」を発行したり、ドラえもんやLineの可愛いキーホルダーのオクトパスカードやお財布ケータイを販売したり、何かと何かをつなげて面白い商品を作っているように見えます。
オクトパス、まさにタコ足のような無限の可能性を秘めていますね。

◆「つながること」を風水では・・・◆
香港と珠海、マカオを橋と海底トンネルでつなげる「港珠澳大橋(ホンコン・ジュハイ・マカオ・ブリッジ)」という大きなプロジェクトがあります。
風水では、橋などによってあるエリアとあるエリアがつながることは、あるエリアのエネルギーを橋によって繋がった別のエリアが吸収することを意味します。
例えば、人々がたくさん住み、商店街が賑わっているAエリアのエネルギーを、人もまばらで商店街もまだ出来ていないBエリアが吸収できる、ということを意味しています。
こうした様子は香港の至るところで垣間見ることができます。例えば、道路を挟んで歩道橋ができたり、セントラルのビルのようにビルとビルの間をつなげる歩道橋があったり・・・。その昔、フェリーでしか繋がっていなかった香港島と九龍の間も、九龍とランタオ島の間も、橋やトンネルができたおかげでその違いに変化が出てきています。つまり、これまで水や道路によってつながることのなかった地域に橋やトンネルができ、人や車がエネルギーを運ぶことによって街全体の構造ですら変わってしまうのです。
唐の時代に活躍した先人・郭璞(かくはく)が記した「葬書(そうしょ)」には、「気は風に乗れば則ち散り、水に界せば則ち止る。(氣乘風則散、界水則止)」という風水の世界でとても有名な言葉があります。この中で、気(エネルギー)は水や道路などによってその流れが止められてしまう、と言っています。これはシンプルですがとても大事なポイントです。
◆孟意堂的「つながり」による変化をマスターする奥義◆
ところで、孟意堂の根底を流れる風水の一つ「三元法」には六十四の卦が登場します。360度の平面を64に分け、それぞれの方位を流れる気(エネルギー)を活用する考え方です。この中に「沢地萃」があります。萃は草が集まって生えていること。草が水上に生育し、どんどん成長し、どんどん広がっていくように、この方位のエネルギーをうまく吸収できると、人も知恵も集まり財も集まって繁栄していくという、とてもラッキーなエネルギーです。そのエネルギーを享受しているかのように、香港はつながることでどんどん面白い変化を遂げていきました。わずか730万人の小さな街が中国大陸とつながり、かつて植民地であったが故にヨーロッパやアメリカ等の欧米諸国とうまくつながっています。つながっているが故に危機に立たされ、つながってるおかげで自分たちだけではできないことを幾度となく成し遂げてきました。
つながって人が集まるが故に何かが変化します。それは予測できず突発的にやってくる変化です。
「沢地萃」の意味を深く理解し活用することは結構ハードルが高いですが、これが吸収できると、急な変化にも慌てず臨機応変に対処し、 むしろその後の武器にすらなるのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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記憶することと記憶をリセットすること、の巻
◆孟意堂、ヨーロッパの街並みを歩く!◆
思えば筆者の幼い頃は今のようにアスファルトの道路はまだ少なく、転んでも擦り傷程度で済むような土の道路とか砂利道とかがまだ残っている時代でした。舗装された道とは違い、ガタガタの道でした。
今となっては懐かしい昭和の頃の風景です。
そのせいか、街並みはとても柔らかく、いろんな出来事やいろんな人たちを受け入れてくれるような、そんな街並みでした。
香港は、舗装されたアスファルトの道路が多く、大都会らしく近代的であっさりとした雰囲気を醸し出しています。
そして、筆者が久しぶりに訪れたドイツは美しい石畳の道路。もちろん、表面だけが石畳のタイルのような作りではなく、長い歴史を刻んだ本物の石畳です。そのせいか、この石畳の見える風景には香港や近代都市には感じられない重厚感があります。
◆風水で見る「らん頭」とは◆
さて、風水には、私たちが肉眼で見える風景や事柄を判断する「らん頭」と、目には見えないものの重要な気のエネルギー「理気」があります。いくら素晴らしいものであっても、それを使うことのできないようならん頭であれば意味がありません。人間の身体に喩えれば、いくららん頭という体格が良くても、理気という人に宿る精神力や技術力が伴っていないと何も実現できない、つまりらん頭と理気が一体となってはじめて人間の素晴らしい力が発揮されるのです。
よって、その町や家屋に使われる素材も風水の良し悪しを決める大きな要素となります。香港同様、湿気の多い日本では通気性が重要視され、住まいの構造だけではなく、木造家屋に畳が使われていました。
その一方、ヨーロッパで道路や建物の一部として使用されている石は、コスト面や長持ちという点だけではなく、石の中でも雨などの水を表面から吸収する石を使っているようです。
五行では石は土、雨は水にあたります。一般的に土は水を剋すると言い、良くない意味として把握する場合が多いですが、土や石には水の流れを制御する、つまりうまくコントロールする働きも追っています。そして、ドイツの南部・ミュンヘンにある石のように水を吸収する働きもあり、また、石は力強い水の流れをうまくコントロールし、意外と地下水の多いこの町にはなくてはならない素材のようです。
◆孟意堂的石と言う素材をマスターする奥義◆
お住まいや町作りにはその土地に合った実に様々な素材が使われています。その中で唯一「石」だけが記憶力を持っています。石はもちろん決してものを言ったり昔起きた出来事を伝えるようなことはありません。しかし、その人に過去起きたことやその町で過去に起こったことをしっかりと記憶しているようです。
ミュンヘンの街のように、商売で賑わい、普段から隣近所の人たちがたわいもない会話をしていることも、過去にオリンピックで町中が活気付いたことも、第二次世界大戦の時代に起きた出来事も、遠い昔にこの町に王様がいた時のことも・・・。これが、石がパワーストーンと呼ばれる所以ではないかと思います。
そして、石が良い記憶ばかり持っていれば良いのですが、問題は負のオーラのたっぷりある記憶をいかにリセットできるか、です。記憶することは簡単なことではありませんが、記憶をリセットすることはそれ以上に簡単な事ではありません。長い年月をかけた記憶であればあるほど、です。
このことはそこに生きる私たち人間にも全く同じことが言えると思います。これは、人の運命を押す際に実際にはとても重要でとても大変な作業だと思っています。

彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
孟意堂
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素敵でありたい選択肢の巻
◆人生は選択肢の連続!◆
竹野内豊さん主演のテレビドラマ「素敵な選タクシー」は、竹野内さんが運転する、過去にさかのぼることができるタクシーに乗ることで自分の選択肢を変えたり、やり直しができるというドラマです 。
今シーズンに巻き返しを計るプロ野球選手が、練習中に応援してくれる女の子たちにいい格好をしようとするあまり、脚を骨折してしまったり、仕事のデキる女性が婚活パーティで仕事の延長のような行動をとってしまったばかりに婚活に失敗したり、ほんのちょっとのボタンのかけ方の違いで生じた問題を後悔し、その問題が起きる30分前とか1時間前に戻ってやり直しをする、というストーリーです。Aの選択肢がダメであればBの方法、それもダメであればCの方法、とこのドラマでは何度もやり直しをすることができ、ドラマを見た後スカッとするほどです。
このドラマと同じようにあの日あの時に戻ってやり直しすることができたら、と思うことは実にたくさんあります。それが現実です。
◆四柱推命で見る大運とは◆
さて、四柱推命では、その人が元々持っている生年月日及び生まれた時間、という4つの柱が先天的に良い条件を持っていることが大切です。
<四柱推命の構造>
時 日 月 年
□ □ □ □
□ □ □ □
上記の4つの柱から、若い頃に花開く人とか、若い頃には想像つかないけれど年を重ねることによって花開く人、若い頃運が良く中年以降に辛い思いをする人、一生においてお金に困らない人等、元々その人が持つ傾向が分かります。
そして、「大運(だいうん)」という10年ごとに変わっていく運を見ます。
歩いていく大運のどこで開花するのか、あるいはしないかがわかってきます。例えば、その後の人生に大きく影響するような指導者に出会うとか、競い合えるライバルに出会うとか、その人が後天的に歩んでいく運が本来の素質を発揮する引き金となるのです。
もちろん、どのような時代に生まれ、どのような両親でありどのような環境で育ったか、といった条件も大きく影響していきます。
多くの著名アスリートや芸能人のように若い頃に福がやってきてその後の人生を豊かに送ることができ、人から尊敬されるような日々が長い年月にかけて過ごせる、というのが望ましい人生のひとつかもしれません。
それは天性の才能や運の強さ、目には見えない努力によるものでしょうが、どの場所で誰から何を学んでいくか、といった選択肢の良さも要因すると思います。
◆孟意堂的大運をマスターする奥義◆
実際の人生というドラマでは、30分や1時間やり直したからといってやり直せるものではありません。
一度こじれてしまった問題は、固く絡まった糸のように解いていくのに知恵も時間もかかります。それはある日突然起こったのではなく、過去に取った行いや言った言葉が蓄積して起こること、つまりいくつもの選択肢の結果だと思います。
良くない大運が来たからと言って急に運気が下がるのではなく、実はその大運が来る前に、その後の引き金になるような言動や行動を蓄積しているのです。
例えば、良い金運を歩んでいた人が、凶の運が来た途端にお金が入って来なくなる、というものではありません。金運の良い時の驕った態度や上から目線の行動、羽振りの良い生活習慣が引き金となり、その結果凶の運と共にトラブルが起きてしまうのです。逆に、良い金運を歩んでいる時に取った行動次第でその後の凶の運を乗り越えられる選択もできる、ということでもあります。
病気がちの人が良い大運を歩むから病気が治るのではなく、その人の日頃の食生活や「生き抜くぞ」という心のあり方が大きく影響し、それが良い運で快方に向かうのだと考えます。
過去の震災や事故のようにある日突然起きてしまう問題は、その時は筆者の想像を超えるような苦しみと悲しさの連続でしょうが、今ある問題の中で自分が何を選択するか、何をやり続けたかでその後の人生は必ず違ったものになります。
凶を凶のままにしない、願うのはそれだけです。
そして、熊本や大分をはじめ被災をされた方、それに関わる方々が安心して眠れる日が早く訪れることを心から祈っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経を含めた玄学に長年携わり、
漢五派第七十三代嫡系・孟意堂として住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命で人生の様々な問題やニーズに対応している。著書に「金運を引き寄せる孟意堂風水(廣済堂出版)」がある。
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偏印の時代がやってきた! の巻
◆偏印のお仕事◆
「風水の奥義を行く!」もおかげさまで今回50回を迎えることができました。これからも精進して参りますのでどうぞよろしくお願いします。
最近の日本ではニュースやスポーツなどのコメンテーターが話題になっているようです。
軍事評論家や教育評論家のような○○評論家だけではなく、インプレッショントレーナーとか婚活アナリストとか、ちょっと説明がないとわかりにくい職業がたくさん登場するようになりました。
これまでの日本や香港では、何かを生産して製品化したり、原料を加工し販売してきました。現代では、これまでとは違い、形のないものに何かの価値を見出し、その価値に何らかのサービスを加えて提供するような仕事がどんどん増えているように見えます。
香港ではGDPの90%以上がサービス産業です。様々なサービス産業が生まれています。こうした社会のキーワードとなるのが四柱推命の「偏印(へんいん)」です。
◆四柱推命で見る偏印とは◆
四柱推命には「十神(じゅっしん)」と呼ばれる十種類のエネルギーがあります。比肩・劫財という比劫グループ、食神・傷官という食傷グループ、正財・偏財という財星グループ、正官・七殺という官星グループ、正印・偏印という印星グループという十種類がそれにあたります。
その中の偏印というエネルギーは自分自身を強化してくれるエネルギーですが、ちょっとクセがあります。このエネルギーを十分持っている人はとてもマイペースで自分の生活スタイルを崩すことはありません。好奇心旺盛でいろんなことに首を突っ込みます。自分の興味のあることには積極的に取り組み、知識を増やし自分の才能を開花させるためによく勉強します。そして、ある特定の分野でその人が持っている才能を発揮することができます。
偏印がうまく働く人は、一つの才能だけではなく、本業とは違った分野でもその才能を開花させ、その道のプロとして名前を残すことができます。マルチタレントと言われるような方は偏印をうまく生かしている場合が多いのです。
しかしながら、この偏印に十分な力がないと、その人は自分の才能を発揮できるだけの力を持たず、逆に才能のある人に対して嫉妬したり疑い深くなったりします。あれにもこれにも興味を持つ割にどれ一つとして自分のものにならないとか、学者や研究者であったとしても名を残すような仕事ができない、あるいはあの仕事もこの仕事も長続きせずフリーターのような生き方をする場合もあります。
◆孟意堂的偏印を生かす奥義◆
偏印は又の名を「梟神」と言い、その人が得られるはずの衣食住の福の神を奪ってしまう性質も持っています。
偏印が強いと何かのトラブルに巻き込まれたり、いくつもハードルを超えてはじめて何かを勝ち取る傾向があります。しかも、偏印がしっかりあると心や体の病気になりやすいという特徴も持っています。ですから、四柱推命では一般的に偏印を凶のエネルギーとみなしています。
しかしながら、偏印のエネルギーがなければものごとを極めることはできません。
外はカリカリ中ジューシーの酢豚をより美味しくする工夫もできなければ、数あるファッションデザインの中に埋もれず「これからの時代はこれだ!」と世の中に大きく影響を与えるような作品も生まれてきません。表面をくすぐるようなほんのりとした感動ではなく、人々の心の底にあるマグマをえぐり、揺さぶるぐらいの感動を偏印は与えてくれるのです。
風水師にも偏印のチカラは要求されます。
きっと風水師もある特定の分野を極める者として必要な存在になってきたのでしょう。適当なところで手を打つとか妥協するのではなく、困難やハードルは多くても新たな時代を築くために立ち向かう、という偏印独特の力量が要求される時代になってきたのです。
今の時代は働かなくても飢えることなく何とか生活できてしまいます。それにのほほんとするのも人生ですが、誰もが考えることを考えるのではなく、これまで誰も考えつかなかったことを考え、それに喜びを見出すのが偏印です。そして、相当なエネルギーを駆使し世の中のライフスタイルが変わってしまうレベルにまで作り上げていき、時代の寵児になる、これが偏印の醍醐味なのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂をとして住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命による結婚、子育て、ビジネス、健康等、人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
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子の心親知らずの巻
◆父親の存在◆
先日、ある女性の著名人が「ある時から子供を出産せず夫と二人で子供のいない生活を選択した」という話をしていました。彼女は祖母や母親の家業を継がず、東京に出てきてしまったそうです。様々な要素を考えての結論のようですが、それは彼女とお父さんとの関係も大きく影響していたことは否めません。
どの職業に就くかとか、結婚をするとか、出産をするかしないかなど、人生の大事な選択をする際に父親と母親の存在はその人に大きく影響してきます。父親と母親の関係も、彼らと自分との関係も、です。幼少の頃、父親とのふれあいがなかったり、暴力を振るわれ、そのために受ける寂しさや傷はその方の心にずっと深く残ることでしょう。父親に大切に育てられていたとしてもそれが過保護にまでなってしまうとその人にマイナスの効果をもたらしてしまいます。
逆に、父親に幼少の頃から様々なことを教えられ、父親を心から尊敬し、父親の教えがその後の人生の様々な場面で役立つ場合もあります。父親に厳しく育てられたとしても、そのおかげで世の中の荒波に飲まれず、さらに上昇していこうとがんばる克己心を持つことだってできるのです。
◆四柱推命で見る父親とは◆
父親と自分との関係を四柱推命ではそれぞれの命式を見比べて鑑定する方法がありますが、それだけではなく、自分の命式の中にあるツールで見る方法があります。それには2つの方法があります。
一つは自分自身の右横、つまり自分の生まれた月にある文字を見る方法です。
四柱推命はご存知のように生まれた年、月、日、時間の四つの柱で鑑定する方法で、生まれた日の上段にある自分自身を中心に鑑定していきます。父親である月柱にどのようなエネルギーが来るかによってその方の人生が変わってきます。
例えば、父親の場所に正官や七殺があるような場合は父親に厳しく育てられたと見ます。また、父親の場所に正印があれば、親に助けられたり愛情を持って育てられたと見ます。
時 日 月 年
□ 自分 父親 □
□ □ □ □
もう一つは自分にとっての「財産」と同じように見る方法です。
一般的に子供は親に養われて育っていきます。金銭を親からいただきそれを使って成長していくのが子供である、というところから父親と財産を同じように見ているのでしょう。そして、自分と父親をつなぐものは衣食住であったり知恵であるとも読み取れます。
実際のところ、人によっては父親から有り余る財産を受け取る場合もあるでしょうし、人によっては親をあてにせず自分の力だけを頼りに生きていくことになる場合もあるでしょう。自分はボロを着ていても子供にだけは良い教育を受けさせたい、良い服を着せてあげたいという愛情に満ちた父親もいるでしょうし、家族を顧みず自分の世界をまっしぐらに生きる父親の姿に憎しみ合う関係になってしまう場合もあることでしょう。
◆孟意堂的父親との関係を理解する奥義◆
風水師は世襲制が多く、21世紀の今でも風水師は自分の息子を同じ風水師にさせようとします。漢方医も同じように祖父も父も漢方医、という環境で育ち、漢方医の道を歩んでいくことが多いようです。
稼業を継ぎ、親の教えに影響され、親と切磋琢磨して生きて行くことができるのは素晴らしいことです。父親と子供が協力し合って一つのビジネスを行える状況はとてもうらやましいものです。
ただし、同じ稼業を選べば子供にとっては常に親と比較をされ厳しい選択肢となります。その重圧に耐えきれなくなって途中で逃げ出してしまう場合もあるでしょう。それだけ父親の存在は大きなものです。
幼少の頃だけではなく大人になってからでも父親のあのときの行動やあのときの言葉は子供の胸にずっと刻まれているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂をとして住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命による結婚、子育て、ビジネス、健康等、人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2912, Tower 2, Times Square, 1 Matheson St., Causeway Bay
電話:(852)9841-6366
ファクス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
風水の暗号を深読みする奥義
◆風水の文字には扉がある?◆
恭喜発財! 身体健康!
旧正月が明けて、ここ香港では新たな風が吹き始めています。
この一年が読者の皆様にとって実りある、そして意義ある一年となりますようお祈り申し上げます。
さて、その昔、筆者はある方からこんなことを言われました。
「中国人が昔から使っている漢字には、その一つ一つに意味がある。それを理解していくと、その文字の奥の方に扉があり、その扉を開けるとその中にはもっといろんな意味がある。それをやっとの思いで理解できるようになるとその一つ一つにまた扉があるのだ。」と。
中国古来の風水学では他の学問のように実に多くの漢字が使われています。その全てを深く理解するのは至難の技ですし、ある程度の意味が分かってくると理解したつもりになってきます。ある程度の勉強をしてある程度の経験も積んでいるのですからなんとかなってしまうでしょうし、自分は十分理解できたと納得してしまいがちです。
しかし、それがやばいのです。
それでよしだと思ってしまうと先ほどの扉を開けようとする気力はなくなり、表面的なことだけを理解して分かったつもりになってしまう、その程度で終わってしまうのです。その方からそう教えられた気がしてとても嬉しく思いました。
◆八卦の文字を深読みすると◆
風水学の根底に八卦という考え方が流れています。
紀元前1152年に生まれた周の文王の時代にはすでに八卦は存在していたそうですので、ずいぶんと古い、いや、歴史のある教えです。八卦は、陰と陽のコンビネーションでエネルギーが構成され、それぞれ乾(けん)兌(だ)離(り)震(しん)巽(そん)坎(かん)艮(ごん)坤(こん)の八つの文字に代表されます。
例えば、第八運(2004年~2023年)は艮という文字に代表されます。艮という文字は「ごん」と発音すると同時に「うしとら」とも呼び、方位では北東を意味します。中国の地図を見てみると北東には山脈が多く、よってこの文字は山という意味も持っています。そして「山のようにどっしりとしていて動じないもの」とか、「止まっている状態」という意味もあります。若手の男性が注目される、という事象もありますし、それ以外にもこの文字はまだまだたくさん意味を持っています。
◆孟意堂的風水の暗号を深読みする奥義◆
2004年から2023年へと流れている第八運という天の運気は実業や政治の世界でも芸能界でも「若手の男性が活躍する」という事象をもたらします。第八運においては、比較的若手の男性が注目され、ある特定の分野で能力を発揮したり時代を引っ張っていくことができます。それが第九運(2024年~2043年)になると決して年配でもないが若くもない、真ん中世代の女性が今の若い男性に代わり次の時代に力を発揮していくのです。ちなみに、一つ前の第七運(1984年~2003年)では若手の女性が注目されていきました。
若手の男性が政治のトップに立ったり、若手実業家が注目されたり、第八運に活躍している国民的人気アイドルグループの解散騒動に関しても八卦と決して無関係ではないように思われます。
日本では、一年の終わりにその一年の世相を漢字一文字で表す行事が注目されていますが、このたった一つの文字から私たちはどれだけの情報やヒントを読み取ることができるのでしょうか? 前述の第八運を意味する「艮」という文字や次に来る第九運を意味する「離」という文字から、まるでダヴィンチ・コードのように様々な情報が深読みでき、そして問題を予測することができる、これこそが風水の知恵の泉の深さだと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わり、漢五派第七十三代嫡系・孟意堂をとして住宅、事務所、店舗等の風水、開業や引越し、結婚等の日取りの選定、四柱推命による結婚、子育て、ビジネス、健康等、人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
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新年の始め方2016
◆一年の始まりは◆
新年あけましておめでとうございます。
この一年も読者の皆様にとってますます明るく楽しい一年となりますよう、こころよりお祈り申し上げます。
とはいえ、香港では旧暦のお正月を祝う習慣があるため、この新暦のお正月は普段の三連休と何ら変わりのないちょっとだけ長いお休みだったかもしれません。
日本も江戸時代以前は暦を旧暦で見る習慣がありました。それが証拠に江戸時代の頃から続く酒蔵さんは旧暦に合わせて仕込みをする習慣が今なお続いていますし、「♪夏(立夏)も近づく八十八夜・・・」のように旧暦の暦にちなんだ歌もたくさん残っています。農家さんや漁師さんが多い日本で新暦のお正月を祝う一方で、サービス業の盛んな香港で旧暦のお正月(今年は2月8日)を大事にしているのはとても面白いことです。
もう一つ日本と香港が違うのは、サラリーマンであれば新暦の正月休み明けからカレンダー通りに仕事始めをすることになりますが、香港では旧正月後の仕事始めの日を選択する人が少なくないことです。良いお日柄を選びカレンダー通りに仕事始めをしない人もいることでしょう。仕事始めや開業するときの滑り出しが順調であるようお日柄を選ぶことは、ここ香港では一般的なことです。
◆玄空飛星と時間の深い関わり◆
風水では、旧暦にちなんだ「甲子暦(こうしれき)」を用い、一年の始まりを春の訪れを告げる立春(今年は2月4日)と見ています。しかしながら、立春から急に物事の流れが変わるのではなく、実際は一年の中で一番日の短い冬至から徐々に変わってい
きます。下図のように地球は1日1回くるくると回りながら約365日かけて太陽の周りを一周します。冬至の頃は一年でも一番日が短く、春分で昼と夜の長さがほぼ同じになり、夏至の頃に一年で一番日が長くなります。
風水の分析には様々な方法があり、そのうちの一つに「玄空飛星法」があります。この方法は時間軸と深いつながりがあり、毎月のもあれば毎年の玄空飛星法もあり、20年ごとの玄空飛星法もあります。この方法はとても即効性があり、一年の初めに上手くアレンジしておけば、その一年は順調に滑り出します。日本でも香港でも玄空飛星法が抜群に効く、と言われているのはこの即効性のせいでしょう。立春のころ風水師さんに新しい年の風水を鑑定してもらうのはそのためです。
◆孟意堂的2016年を上手にスタートする奥義◆
2016年に注目すべき方位はズバリ南です。詳しいことは次回説明できるかと思いますが、この一年、南に金運や仕事運、ひいては名声に関わるエネルギーと共に三煞という凶意を持ったエネルギーも宿ります。同じエリアに良いエネルギーと問題のあるエネルギーが宿るので、きめ細かな対応が必要とされます。これは、お住まいの南の方位にも言えることですし、その街の南の方位にも、そして北半球の南にも言えることなのです。
冬至は単に日が短いだけではなく一年の中で最も「陰」のエネルギーが強い時期です。そして、そこからほんのわずかな陽エネルギーが夏至にかけて徐々に成長していきます。ということは、良いエネルギーも悪いエネルギーも夏至にかけてだんだん大きくなっていく、ということなのです。
玄空飛星法には即効性があります。最初の滑り出しが肝心、「はじめ良ければすべて良し」と考える香港の人々には人気のある手法です。
物事にはタイミングがあります。ことが起きる前に事前に手を打つか、ことが起きてからトラブルシュートをするのか、その違いによって結果が異なってきます。そして、ことが起きる前にあらかじめ良いものを引き出しておくか、ことが起きてからその良い出来事を慌てて対処するのか、その違いで成果も変わってくるのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
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龍と水の深い話
◆龍と水の深い話◆
風水には、龍の子太郎などの日本むかし話にも登場する「龍」と深い関わりがあるようです。
山脈を龍の背中にたとえて「龍脈」と呼びますし、龍が水を飲んで一休みする付近にエネルギースポットがあると言われています。海にも川にも地面にも龍がいると考えられています。ここ香港では、海には「天后(ティンハウ)」という女性の姿の神様が祀られ、川には「龍母(ロンモー)」という女性の姿の神様が祀られています。龍母がいくつもの龍を束ねていて、やんちゃな龍からおとなしい龍までいくつもの龍をまとめることができるのは結局おかあちゃんなのだ、と感心するところです。
龍は水のエネルギーをつかさどります。
水は人の喉を潤し、植物を育て、動物にとってもなくてはならないものですが、その反面、津波が起きたり川が氾濫すると生き物の命を奪い、住まいや建物を破壊し、地形を変え、人々の暮らしやそこに住む人々の生き方まで変えてしまう力を持っています。龍は恵みの雨をもたらすのと同時に強烈な破壊力も持っています。天の動きは漁師や農民だけではな
く多くの人々に影響をもたらします。この天の動きの鍵を握るのが龍なのです。
◆三元九運とは?◆
それだけではなく龍は天を巡るといわれています。
風水では、龍が天、つまり地球の周りを180年ぐらいの周期で一周するといわれています。(正確には、太陽の周りを回る木星と土星の運行の影響を受ける地球が、と言えます。)それが20年ごとの9つの運に分かれ、それぞれが違った影響をもたらす、というものです。
<三元九運表>

上の三元九運表をご覧下さい。
私たちは今、2015年を生きていますので、2004年~2023年の間、つまり下元第八運の中にいます。この第八運は木火土金水の五行の中の土のエネルギーがつかさどります。世の中は比較的安定し、土地は豊かになり収穫に恵まれ、若い男性の活躍が目立ち、わんちゃんを飼って暮らすような平穏な気運が流れます。
そして、その後にやってくるのが五行の火のエネルギーをつかさどる第九運(2024年~2043年)です。これまでゆったりと小休止していた龍が動き始め、世の中はガラッと変わり、ゆったりとしていた動きがスピーディーになりめまぐるしく変化します。成熟した女性や教師や作家などの教養ある人が台頭する反面、これまでの常識や長い間培われてきた伝統や習わしが「改革」とか「革命」という名前でくつがえされ、争いと崩壊と破壊が繰り返されます。最後の選択肢を人は誤るかもしれません。
その中で人が希望を見失わなければ一筋の光が残ります。地面から小さな芽が生えてくるように何かが生まれてくることでしょう。そして新しい時代、つまり上元第一運を必ず迎えることができるのです。
◆孟意堂的龍を操る奥義◆
残念ながら私たちはこの流れに逆らうことはできません。逆戻りもできません。できることは、今ある環境を知恵を持って最大限に生かすことです。
繰り返しになりますが、水は人や生き物にはなくてはならない反面、生き物の命を奪い、住まいや建物を破壊し、人々の暮らしを変えてしまう力を持っています。水という自然の恵みを凶器に変えてしまうのも龍ですし、その凶器を鎮めることができるのは龍のみです。
三元九運は実は2通りあり、前述のは天運で地面の運はそれよりも若干早くやってきます。例えば9運は天運では2024年からですが、地面の運では2017年からです。つまり、もうすぐそこから変化が出てきます。
龍をあやつることができるようになると一人前の風水師だと言われます。普段お目にかかることのできない、目には見えない龍を、です。第九運では龍はこれまでの動きとは違う姿を見せるはずです。風水師が龍母神のごとく頑張らなければならない時代はもうすぐそこまで来ているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
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世の中びっくりぽんや
◆今の世の中びっくりぽんや!◆
筆者が香港に来たばかりの四半世紀前と今とでは驚くほど違うことがあります。以前は日本のテレビ番組を見る機会がとても少なく日本から離れた浦島太郎になりがちでしたが、今ではテレビだけではなくPCでも携帯でも日本の映像を楽しめるようになりました。携帯電話がなかった時代は国際電話をかけるのも不便でした。以前は日本の新聞が1日遅れで到着し、それでも日本の新聞を読むのが嬉しかったのに、今の世の中はびっくりぽん。日本とリアルタイムに情報が入り、日本と同じ時間帯に朝ドラを見ることができ、それがあたりまえになっています。
現在放映されているNHK朝ドラの主人公・あさのモデルは明治時代から大正時代にかけて活躍した女性実業家・広岡浅子さんです。彼女が親の決めたいいなづけのもとに嫁いだのは江戸末期。その頃の日本女性は男性社会に意見を言えず、商家に生まれたとしてもそろばんをはじくとか学問を学んではいけない、という時代でした。
今であれば女性が仕事をしようが稼ごうがあたりまえなのですが、その時代は女性の社会進出はあたりまえではありませんでした。実力がどうとか人格がどうというよりも、頼りになる夫にめぐり会えることができるのか、その夫が社会人としてどれくらい優れているかに注目する必要がありました。四柱推命の世界でもその時代の女性の幸せを見る際に最も注目すべきは夫運だったのです。
◆四柱推命学もびっくりぽんや!◆
四柱推命は、その人がおぎゃあと生まれた瞬間の生年月日と生まれた時間の陰陽五行を分析する手法です。
その瞬間のエネルギー如何で、人生のパートナーである夫がどのような性格の人なのか、イケメンなのかどうなのか、頭が良いのか、出世するのか、その傾向がわかってしまいます。女性のしあわせが伴侶で決まってしまう時代では、夫の寵愛に恵まれるのか、はたまた頼りになるのは自分だけなのかはとても重要なポイントだったのです。
広岡浅子さんの場合、生まれた時間は不明なので、命式は以下のようになります。
広岡浅子様 坤造 1849年 10月 18日生まれ
時 日 月 年
□ 丁(陰火) 甲(陽木) 己(陰土)
□ 酉(陰金) 戌(陽土) 酉(陰金)
この方の場合、自分自身を意味する丁(ひのと)から見てその下の酉(とり)というエネルギーが「天乙貴人(てんおつきじん)」にあたります。天乙貴人を持つ人は温和で徳と気品があり、災いがあってもそれを味方にし、人から助けられ学問や技術を持って開運していくというとてもラッキーな方です。自分の下にある漢字一文字は配偶者という意味もあるので、天乙貴人が自分のすぐ下にいるということは、彼女は一生において多くの人たちに助けられるだけではなく、実は見えないところで夫がサポートしてくれている、という意味も持っています。
参照: 天乙貴人

◆孟意堂的あたりまえに感謝する奥義◆
結婚だけが必ずしも女のしあわせとは限らない、しあわせの選択肢が多い現代でも、どのような伴侶とめぐり会えるかは極めて重要です。四柱推命の観点から見ても、自分自身が本来持っていないエネルギーを伴侶が与えてくれれば本来自分が持っている以上の能力を培ったり活用することができます。自分の運気が停滞している時に伴侶がその運気を高めてくれたり、後天的に運気が衰えにくくなる場合があるのです。
でも、その「おかげ」とか「ありがたさ」に当の本人は気がつけないことがあります。ラッキーな人はラッキーであることがあたりまえになっています。私たちは自分に足りないものを嘆いたり文句を言ったりするのはよく気がつくのですが、自分が持っている「恵まれていること」に感謝することにはなかなか気がつけないのかもしれません。
今を生きる私たちは結婚も仕事も自由に選択できます。男性と同じように自由に学問ができ、自由に仕事を選択できます。こうした環境があたりまえな時代だからこそ自分のミッションをまっとうしよう、そして昔の人々ができなかったことにトライしてみよう、という意気込みが必要なのではないのでしょうか?
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
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人々を魅了する輝きの正体
◆ビームを放つチカラ◆
高校生の頃、物理学の先生に見せてもらった先輩卒業生の集合写真の中に、何とも言えない愛らしい輝きを放つ女の子がいました。その愛くるしい顔だち、前向きで生き生きした目の輝き、きりりと立つ写真の中のその姿に快いショックを受けました。
「世の中にはこんな女性がいるのだ。どこにいてもはっきりとその存在が分かるといわんばかりに輝く女性がいるのだ。」と、学生だった筆者はその写真をまじまじと見ていました。
「スクールメイツ時代の彼女のお宝写真だよ。」と言う先生は、彼女が自分の生徒であったことを誇りにしていました。
彼女は高校卒業後、有名大学に進学し女子大生タレントの先駆けとして、ラジオのDJをはじめテレビや映画の世界で彼女のキラリとしたビームを放っていきました。この輝きはその後も時とともに磨かれ、開花していきました。
この女の子が川島なお美さん、その人です。筆者とは姿かたちは違えど同郷で、しかも同じ高校出身の方です。その彼女が志半ばにして他界されたことは、残念で仕方がありません。まだまだやりたいことがたくさんあったことでしょう。この場をお借りして心より御冥福をお祈り申し上げます。
◆四柱推命学で斬るビームの中身◆
四柱推命は、その人がおぎゃあと生まれた瞬間の生年月日と生まれた時間の陰陽五行を分析する手法です。生まれた年、月、日、時間の4つの柱で鑑定するので四柱推命と呼ばれています。この4つの柱の上段には我々が肉眼ではっきりと見える「天干(てんかん)」があり、下段には我々が肉眼では見抜くことのできない「地支(ちし)」とがあります。天干は以下のように甲から始まり全部で10種類あり、地支は子から亥まで全部で12種類あり、それぞれの文字に深い意味が隠されています。
天干: 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
地支: 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
川島なお美さんは妖艶なイメージの強い方ですが、彼女が人々から注目を浴び、そして人々を魅了する輝きの正体は「子(ねずみ)」「午(うま)」「卯(うさぎ)」「酉(とり)」といったいわゆる「桃花」と呼ばれるものだけではありません。つまり、セクシービームだけではなく、実は「建禄」と呼ばれる、生き生きとしかも順調に発展できるチカラをも内包しているのです。
建禄(けんろく)とは、以下表のように甲(きのえ)にとっての寅(とら)であり、丙(ひのえ)にとっての巳(へび)がそれにあたります。

川島なお美さんの場合、1960年11月1日生まれですので、壬(みずのえ)の日でその建禄である亥(いのしし)月に生まれています。
彼女のように建禄の月に生まれている場合を「建禄格」と呼びます。建禄の月に生まれているということは、積極的に生きることで発展できる、という恵まれた運勢を持っています。
◆孟意堂的建禄の奥義◆
建禄を持つ人は、比較的長い間恵まれた運勢を享受できますが、その一方で大きなリスクを抱えています。つまり、建禄が傷つけられておらずしっかりと存在している間は生き生きと前向きに生き発展できるのですが、それが傷つけられたり剋されたりすると、ものの見事に大きなダメージを受けてしまいます。その破壊力は、自分自身を傷つけられる以上です。はっきりと享受できるものは、いとも簡単に傷つけられてしまうもろさを持っています。
そして、このような局面には四柱推命や風水の中に解決のための糸口が隠されています。川島なお美さんのように前向きでそして一生懸命に生きている方であれば、その方法は1つだけではありません。筆者がそれを改めて実感したのは、悔しくも彼女がこの世から旅立ったときのことでした。
彦坂 久美子
<プロフィール>
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明日があるさ明日がある
◆朱鵲橋先生の生きざま◆
2015年7月7日。
1万人以上の学生に四柱推命学の教鞭をふるった朱鵲橋(ちゅ・ちょっきゅう)先生がその94年の人生の幕を静かに閉じました。風水師はいわゆる畳の上では死ねないと言われていますが、彼は多くの人々に惜しまれながら、そして愛されながら眠るように旅立って行きました。朱先生は風水師とか占い師という風貌ではなく、学校の先生のような品格のある方でした。
筆者も朱先生の四柱推命学の門をくぐったことがあります。
朱先生は四柱推命学の一つの理論を確立した功績を持つ方です。そして、四柱推命学だけではなく人相学や手相学にも造詣が深く、人相学を愛するあまり馬の相を見て競馬を賭けるようなお茶目なところもありました。
朱先生の授業に登場する人物の例題は、抗日戦線中とか日本軍に占領された時代の香港人とか、中華人民共和国が誕生した頃の人など歴史を感じさせる題材が多かったのですが、先生は他の香港人と同じように筆者を扱ってくれていました。
そこには常に笑いが絶えませんでした。
朱先生は広東省広州の豊かな家庭に生まれ育ち、中国南部の名門・中山大学を卒業しました。しかし、その後の幾度かの戦争のおかげで家運も変わり、就職してから定年退職するまでの30年間は随分と苦労されたそうです。若く、働き盛りの30年間に、です。
「中国語に先苦後甜(若い頃に苦労をし、後に楽な人生を歩む、という意。)という言葉があるが、私の人生は先に楽をさせてもらって人生の途中で随分と長~い苦労があって、その後にこうしてみんなと楽しい人生を迎えることができた。」と彼は微笑みながらさらりとおっしゃっていました。辛かったころの思い出に縛られず、瞳は常に前を向いていました。
◆四柱推命学は生きるヒントが満載◆
先天的にとても恵まれた運命の持ち主が、生まれてからその命を全うするまでずっと恵まれた運を歩むことは残念ながらありません。人生のどこかで節目があり、辛いことや苦しいこと、場合によってはどん底に落ちることを体験し、そして生きていて良かったと思えることも体験します。逆に辛く厳しい運命を先天的に持ち合わせた人であってもその一生がずっと苦しいはずはありません。人生の楽しいヤマ場は必ずあります。
もともとどんな素養でどんな考え方を持っているのか、肉親との関係や社会での人間関係、どのように稼ぐ傾向があり、どのような配偶者に恵まれるのか、あるいは恵まれないのか等、先天的な命を4つの柱で分析していくのが四柱推命学です。
そして、その先天的なものを土台に後天的にどのような運を歩んでいくのか、そのヤマ場なり節目なりがどの時期に来るかを知り、その上でどのタイミングにどのような生き様をすると前向きに人生を歩んでいけるのかを学び、実行するのが四柱推命学の意義だと筆者は思っています。
◆孟意堂的四柱推命学の奥義◆
「備えあれば憂いなし」というのは良いことですが、「ひどい事故に遭うのではないだろうか。」とか「震災がすぐそこにやってくるのではないだろうか。」と不安に思いながら生活していると、目の前にいくら楽しいことがあっても心のどこかに不安がよぎってしまいます。場合によっては目の前の出来事を素直に楽しむことさえできないかもしれません。
その反面、今がどん底であったとしても「明日が今よりも悪くなることはない。今が底なのだから、必ずここから抜け出してみせる。」と前向きに考えれば、その人の命はこれまでにない輝きを持つことでしょう。
朱先生が晩年になって有名になりたくさんの書物を書き多くの人々を育ててきたのは何も先生が特別な力を持っていたからだとは思えません。特別なものがあるとすれば、突然やってきた辛いできごとや自分の力ではどうしようもなかった悲しいできごとから生きるヒントを得て、その度にひと回りもふた回りも大きくなれる、前を向いていく知恵を持っていたことです。
体験から学び生かすことだけではありません。人生のどん底にどのような知恵でどのように対処するのか、ヤマ場にはどのように対処するのかという問いに対して四柱推命学があるのだ、と筆者は思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2912, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., Causeway Bay
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風水グッズで願いを叶える
◆願いがかなう打ち出の小槌◆
東京キャラクターストリートや東京おかしランドが並ぶ東京駅八重洲口にある「東京一番街」は今年で10周年。その一角にある松竹歌舞伎屋本舗では、元気な江戸っ子らしい口上と共に打ち出の小槌(こづち)が販売されています。
人差し指の第一関節ぐらいの小さな小槌の中には、虫眼鏡で見ないと見えないぐらいの小さな恵比寿様や大黒様、無病息災を意味するひょうたん6つの無瓢箪(むびょうたん)、大事な人が無事帰ると言われるカエル、必ず芽が出ると言われるサイコロ、難を転じて福となすと言われる南天の実、他を抜くことができると言われるたぬきの置物等10種類の縁起物が詰まっています。
「おねえさん、願いは一つだけだよ。あれもこれも頼んじゃいけねえ。身につける前にこいつに願いをこめて振るんだぜ。そうすれば必ず願いがかなうってことよ。」
口上師さんの真剣なまなさしに思わず顔がほころび、なんだかウキウキした気持ちになれます。
◆あなたの風水グッズの働きは?◆
風水グッズを活用する際にみなさんはどんな願いを込めていますか?
そもそも風水グッズには、お住まいや事務所のネガティブなものをデトックスする効果のあるものと、お住まいや事務所などの長所を更に強める働きのあるものと、大きく二つに分けられます。たとえば、病気になりやすいエリアにはそのエネルギーを抑制するものを置いたり、お客の入りが増えて商売繁盛を願うものもあれば異性運をアップさせるようなものもあります。顔は龍で身体は亀の龍亀や銭を口にたくさんくわえお金を吸い上げるカエルなど「いかにも風水グッズ」という感じのものから、あまり風水を感じさせないような自然体なものまでグッズは実に様々です。いずれにしても、その働きをよく理解した上で風水グッズに働いてもらうことが大切です。
その一方で、力のある風水師は、風水鑑定をする際にその場のエネルギーの流れまでがらりと変えてしまうことがあります。
風水師でなくとも性格の明るい人がその場所に来ただけで楽しい雰囲気に変わったり、誰かが怒鳴りちらしてその場の雰囲気が固まった経験はきっとあることでしょう。風水師はそれと似たようなことを現場で自然と行っているのです。しかしながらそのエネルギーが永遠に残るわけではないので、力のあるグッズを活用するようにアドバイスする、これが本来の姿なのです。
◆孟意堂的風水グッズを活用する奥義◆
中国語に「点石成金(石に触れると金になる)」という言葉があります。何の変哲もない石に触れただけでその石が黄金に変わってしまうのですから、これはすごいことです。
風水グッズはこの石ころに似ているところがあります。ものを言わない、ただじっとしているだけのグッズですが、それを持っているご主人の生き様を受けてその人と波長が合ってくると、すごい力を発揮してくれるのです。それとは逆に、風水グッズを置いて安心してしまい何も努力しないでいると、石は石でしかないように、グッズが働きを見せることはありません。風水グッズの働きに負けないご自身の日頃からの努力がやはり必要なのです。その人の心のあり方次第で石が見事に黄金に変わるのだということが、この言葉のオチだと思っています。さて、歌舞伎屋の口上師さんに言われた通り打ち出の小槌を
振ってお願いすると、とても早いタイミングで筆者の願いはかないました。良い相棒に出会えるように、良い風水グッズと出会い、一緒になって願いをかなえることもあるのです。お金を吸ってくれるヒキュウのようにおもしろいグッズと出会って思わず顔がほころび、わくわくすることもあります。風水は決して辛いものだけではありません。願いは必ずかなうのだと希望を持ち続けること、これが孟意堂風水の原点なのかもしれません。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生にお
ける様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2912, Tower 2, Times Square,
1 Matheson St., Causeway Bay
電話:(852)9841-6366
ファクス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
風水でMERS対策を考える
◆MERSコロナウイルス対策のキーワード◆
鳥インフルエンザ問題がようやく終焉したと思いきや、今度はMERSコロナウイルス(中東呼吸器症候群)の問題がここ香港、華南地区でも浮上してきました。香港はそもそも港町で海外からの旅行客も多く感染症に関しては特に敏感です。公立病院でマスク着用が義務付けられたり、空港等で水際対策を行う等、2003年に起きたSARSの経験も生かされているようです。
風水でMERSやSARSなどの空気によるウイルス感染対策を考えるとき、最も重要なキーワードになるのが「通気性」です。
MERSコロナウイルスの場合、ある病院の病室に排気口が存在しなかったため感染が拡大してしまったり、エアコンのフィルターからの感染が問題になったりしました。また、2003年のSARSの際には、トイレの汚臭からの感染が問題を大きくする原因の一つになりました。通気性に着目し、来たるべき冬からの時期に備える対策が必要です。
◆通気性を良くすることの大切さ◆
では、どのようなお住まいが通気性について優れているか見てみましょう。
例えば、以下の平面図Aのお住まいのように玄関から向かって左がわにも右がわにも窓が全くないと、通気性は良くありません。この場合、良いエネルギーは入りにくく、良くないエネルギーも出にくくなります。しかしながら、下の平面図Bのようなお住まいの場合は、いたるところに窓があるためエネルギーが出入りしやすい通気性の良いお住まいと言えます。

トイレの換気にも注目してみましょう。例えば、平面図Bのようにトイレが窓際にあり、自然と換気できるのがベストです。しかしながら、平面図Cのようにトイレがお住まいの真ん中にあったり窓がない場合は換気によって汚臭を外に排気することはできないので、昨今は優良な吸気口があるとはいえ、汚臭がトイレに残るリスクはあります。
住宅事情が決して良くなかった頃に建てられた香港のマンションでは、トイレのすぐ前に台所があったり、台所の中にトイレがあったりしました。玄関に入るとすぐ目の前にトイレがあるマンションもあります。いずれにしてもしっかりと安全に排気されることが重要です。

◆久美子的住まいの通気を活用する奥義◆
住まいの通気性は、人の身体を流れる血液やリンパの流れに似ています。
人の血液やリンパ液に滞りがあれば健康が悪化するように、住まいの通気性が悪ければネガティブなエネルギーはある一定のエリアにどんどん溜まっていきます。そしてそれは、知らないうちに我々の健康や考え方や人間関係にネガティブな影響をもたらしてしまいます。
一方、血液やリンパ液がスムーズに流れていれば栄養が体内に運ばれ免疫力も高まり病気しにくくなるように、住まいの通気性が良ければ良いエネルギーを家の中に運ぶことができますし、それを家中に広げることができます。通気性が悪ければ、せっかく良いエネルギーがあっても家の中にとりこむことができず、また、ネガティブなエネルギーをデトックスさせることも難しいのです。
風も水も「動く」のがその本質です。
風水でなぜ「風」と「水」という文字を使っているかがこれでお分かりでしょう。通気性の問題は目には見えませんが、風水の大事なポイントの一つなのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、
著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常
派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事
務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等
の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生にお
ける様々な問題やニーズに対応している。
孟意堂
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<平面図A> 電子メール:kumiko6ring@gmail.com
第38回見上げてごらん夜の星をの巻
中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは便利な風水の道具(ツール)をご紹介しながら風水の奥義に迫ります
◆高野山での不思議体験◆
先回に続き高野山での話。
高野山の宿坊で早めの夕食を終えた後、まだ陽も明るかったので奥の院に行くことにしました。無知とは恐ろしいもので、陽のあるうちに弘法大師様の眠る御廟に行けるだろうと軽い気持ちで奥の院を元気よく歩いて行きました。
ところが、歩いても歩いても目的地に到達することができません。そうこうしているうちに陽も沈み暗くなっていきました。その上、右を向いてもお墓、左を向いてもお墓、歩けども歩けどもお墓の奥の院。さすがの筆者も怖くて引き返すわけにもいきません。
しかし、陽が沈んだ後も意外と明るく「◯◯の墓」という文字が見えるほどです。ふと空を見上げてみると、香港では決して見ることができないような明るい月と満天の星が見えるではありませんか。月と星の明かりがこんなにありがたいものだったと改めて気がつき、つたない天文知識を頼りに東西南北を見失わないよう、時おり空を見上げながら歩いて行きました。「昔の人はこんな風に星を頼りに歩いていたのかもしれない。」といにしえの時代にタイムスリップしたようで、なんだかうきうきした気持ちすらなれたのです。
その後無事に御廟に行くことができましたが、この不思議体験の後宿坊に戻ったのは出かけてから2時間半後のことでした。
◆風水で光を建物に取り入れること◆
風水の世界では、光の照らす明るい場所には陰陽の「陽エネルギー」が存在し、光の当たらない暗闇の中は「陰エネルギー」が存在すると言われています。「陰」が強いとそこにいる人に活気がなくなり、動作も鈍くなり、外に出かけるのも人に会うのも億劫になってしまいます。よって住まいでも店舗でもできるだけ「陰」の気が強くならないように創意工夫されています。
例えば、右の写真のように天井がガラス張りになっている商業施設を香港ではよく見かけることができます。こうした建物は昼間は太陽光を、夜は月光を、つまり昼夜を問わず自然な光を建物内に取り込んでいます。
太陽や月の自然光は人工的な光とは違って、単に明るいだけではなく、人々を生き生きとさせ活気をもたらすことができるのです。
◆久美子的天と地の輝きを活用する奥義◆
高野山の奥の院は森に囲まれ中間に一定の空間があり、そこに沢山のお墓があります。それらのお墓は、前述の天井がガラス張りの建物のように昼間は太陽光を、夜は月光を浴び、永続的に太陽と月のエネルギーを取り込んでいます。ある意味これはすごいことで、これらお墓は先ほどの生き生きパワーを永続的に受けているのです。
風水では住まいや商業施設、事務所など今を生きている我々が生活する場所を「陽宅」と呼び、我々のご先祖様のようにこの世にいない方々が眠る場所を「陰宅」と呼んでいます。「陰宅」は実はその子孫である我々に大きく影響するため、香港では「陽宅」以上に重視しています。奥の院のように素晴らしい環境に陰宅があり、その子孫が繁栄しているのは、当然と言えば当然のことかもしれません。
ところで、あの日の夜の奥の院がとても明るく見えたのは月や星の明かりのせいだとずっと思っていました。しかし、生き生きとしたエリアというものはまるで時の人が輝いているようにとても明るく見えます。あの明るさはもしかしたら天から受けている明るさだけではなく、あのエリア自身の明るさなのかもしれません。弘法大師様が高野山を開いて1200年経った今、天のエネルギーのみならずあのエリアの人々の力によって、その輝きはさらにパワーアップしているのです。

彦坂 久美子
<プ ロフィー ル >
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中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは便利な風水の道具(ツール)をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。
高野山1200年の知恵
◆高野山の鐘の音◆
弘法大師空海が和歌山県の高野山を開いて今年でちょうど1200年。それにちなんだイベントが今年の4月から5月にかけて行われています。今から100年前の1100年記念の際には車もバスも走っていなかったしそのもっと前は女人禁制でしたから、便利で女性でも気軽に足を運べる今の世に生まれてラッキーです。
高野山は真言密教の総本山ですが、弘法大師空海は実は中国から伝統的な風水を取り入れた方。つまり我々の大先輩でもあります。
高野山に来て改めて実感したのは、弘法大師空海は風水を平面ではなく空間で捉えていた方なのではという点です。曼荼羅同様、風水も平面だけを見るのではなく、空間にあるものが大事なのだと。
ここでは空間の中にある音の響きが印象的でした。21世紀の暮らしの中では時計を見れば今が何時であるかを知ることができますが、ここ高野山では「ボーン、ボーン」というお寺の鐘の音で何時であるかを知ることができます。生活の邪魔をせず、かといってしっかり存在する音色が心地よく聞こえ、昔ながらの空間を味わっているような気分になれます。「ボーン、ボーン」と心に浸透し煩悩を消してくれるようなその音は、その町の人々に「時」を知らせてくれています。
◆風水を空間で捉えること◆
さて、風水には目に見えないエネルギーを分析する「理気」と呼ばれる方法の中に「玄空大卦(げんくうだいけ)」があります。これは360度の方位を64の卦に分け、そのたった5度の方位の卦がどのような作用をもたらすのかを理解し活用する方法です。
これらの卦は孔子の愛読書でもあった「易経」から来ています。易経の中にある奥深い意味が人々に影響してきますのでここは風水師さんの腕の見せどころです。
例えば、北東の方位にある「震為雷(しんいらい)」は、目には見えない雷と雷がダブルにある事象です。
雷のように天から地面へと激しく強くたくましく動き、その激しい音の響きが広い範囲にまで影響するという事象です。そして雷が地面を打てばその田園は豊かな実りを育むので豊かになる、つまり富を得ることができる卦とも言われています。このことが人々にプラスの意味でもマイナスの意味でも影響していきます。そして、これは前述の「空間」を理解していないと操れない技です。
◆久美子的六十四卦を活用する奥義◆
玄空大卦法は香港では陰宅と呼ばれるお墓の風水で使われていることが多いもののお住まいや事務所でも十分活用できます。
前述の「震為雷(しんいらい)」をポジティブに捉え上手く活用すれば、実力のある人がさらにパワーアップする怖いものなしのエネルギーになります。その実力に伴って、何も言わなくても圧倒的な存在感を持ち人々から一目置かれることになります。
初めて会う人から「お噂はかねがね伺っています。あなたに一度お会いしたかった。」と言われることもあることでしょう。
そして、そういう人が口から放つ言葉は一言一言に意味があり、十分な重みがあります。その声は周囲の人と共鳴し、人々の心の中に浸透していきます。まるで高野山の心地良い鐘の響きのように。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
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マツコの知らない食神の世界
◆食の神様◆
ある世界に人生を捧げた人たちをマツコデラックスさんが紹介するトークバラエティ「マツコの知らない世界」では、アイスクリームやラーメン、お漬物、生姜、チョコレート等々、美味しそうな食品群が紹介されています。例えば「ドレッシングの世界」の場合、日本の一般家庭にドレッシングが登場した時代にヒットした和風ドレッシングから、ノンオイルもの、野菜の素材にこだわったものから胡麻までドレッシングの変遷が紹介され、ドレッシング1本でできるさばの味噌煮やチャーハンなど、驚きのドレッシング活用法が紹介されていました。そして、その調理された料理を「やだ、これやばい。」と言いながらうんと美味しく、そして残さず大切に食べるマツコさんの姿はまさしく「食の女神様(?)」。マツコさんのように美味しい食材や美食に恵まれる人に欠かせないエネルギー、それは四柱推命では「食神(しょくしん)星」と呼ばれています。

◆十神でみる食神星とは?◆
食神星は四柱推命の十神(日本では変通星と呼ぶ)の一つです。このエネルギーの最大の特徴は、人生で眉間にしわを寄せる必要がないことです。食神星が上手く働いていれば、食神星を持つ人は明るく楽天的で福々しく、そのため人から愛され周囲の人にも恵まれます。この人は食だけではなく衣にも住にも不自由しません。だから人生の中で眉間にしわを寄せる必要がないのです。わがままなことをしても周囲の人はこの人のキャラクターのおかげで「まあいいか」と許してしまいます。趣味が興じて仕事になったり好きなことの延長に仕事があります。そして、食神星のエネルギーがよく働いている人はふっくらと太っている場合が多く、太っていても健康に恵まれます。また、食神星は、以下の図のように富や財産を意味する財星を生みます。このことは何を意味するのでしょうか?食神星の人は衣食住だけではなく豊かなセンスと感性にも恵まれ、そのおかげで様々なアイディアを持ち、眉間にしわを寄せることなくお金を稼ぐことができます。そして食神星が財星を生むことで人を惹きつける魅力を持ち強運に恵まれるのです。

◆久美子的食神星を読み解く奥義◆
食神星がよく働いている人は眉間にしわを寄せる必要がなく福分が厚いのが特徴です。そこにはもがき苦しむ姿も運の悪さに涙することもありません。精神的に追いつめられ衣食住に恵まれない中から這い上がっていく底力は必要ありません。自分自身の限界まで挑戦する必要もありません。「巨人の星」や「タイガーマスク」の時代ように、ハングリーな中で自分の精神と肉体を鍛えて勝ち得た実力というのも必要ありません。食神星はそういう人間の持つすごいパワーとは無縁のものであり、食神星にそういう力を求めることはできないのです。食神星の人が、世の中の苦労や厳しさを理解した上で明るく福々しく笑えるようになってこそ真の食の神様になれるのだと思います。農家さんの作物や長年の苦労を重ねて作りあげた食品を食べることに感謝と共にしあわせを感じる。こうしたことはマツコさんだけではなく香港にいる真の食の神様たちも自然とできているはずです。
彦坂 久美子
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年繁盛店はここが違う
◆ドラマ「深夜食堂」に見える繁盛店の鍵を握るものは◆
毎回美味しそうな料理が登場するドラマ「深夜食堂」は、テレビではすでに3シリーズ放映され、最近は映画化もされました。このドラマでは、小林薫さん演じるちょっと影があって人情味あふれるマスターを中心に、子供の頃味わった赤いウインナーが大好きなヤクザの竜ちゃん、甘い玉子焼きを「もっと甘くしてね」とお願いする新宿二丁目ゲイバーの小寿々さん、お茶漬けのトッピングにこだわるお茶漬けシスターズ、レバニラが好きな上司の刑事とニラレバが好きなその部下など、都心で明るく元気に生きている人たちの姿が描かれています。この店は深夜の営業であるにも関わらず絶えずお客さんが入っています。それは「できる料理なら何でも作るよ」というマスターの心意気とレパートリー豊富な料理にあるのでしょうが、1番の理由はその「居心地の良さ」だと思います。居心地が良ければ「またこの店に行きたい」と思うのは世の常です。では、この目には見えない居心地の良さは何で決まるのでしょうか?その鍵を握るのが、ズバリ「玄関」です。
◆エネルギーの入り口・玄関◆
風水で飲食店を見る際に最も大事なポイントは、エネルギーの入り口である玄関、お客様に提供する料理を作るキッチン、そしてお客様からお金をいただくレジ、この3つです。この3つが良い条件を満たしていれば長持ちできるお店になります。欲を言えば神棚もあると良いと思います。風水では「らん頭」と言って山や海や道路、周囲の建物など、お店の周囲にあるものも重要な鍵を握っています。これも大事な条件ですが、いかに人の流れを取り込むかという工夫をしないことにはお店に人は入りません。香港の飲食店は家賃が高く場所も限られていますので、お客様がより来店されるよう、風水に則った様々な玄関の創意工夫がなされています。例えば、下の写真のように建物の角に玄関を設けて両脇から人の流れを取り込む方法があります。人の流れに合わせて玄関を設け、活気づける創意工夫には様々な方法があります。路面店でない場合は、人の流れを取り入れる工夫がもっとシビアになされています。玄関の開閉をドアノブで開けるのか、引き戸にするのか、右から開けるのか左から開けるのかで、どのようなエネルギーが入ってくるのかが変わりますし、エネルギーの入り方も違ってきます。どのようなサイズの玄関にするかも影響します。玄関はそのお店の大事なエネルギーの入り口ですから十分な吟味が必要です。香港では「水法」と言う方法でこの目には見えないエネルギーを分析し、その店舗に合った良いエネルギーを取り入れるのが一般的な方法です。
◆久美子的繁盛店を読み解く奥義◆
実際は、力のなくなってしまったエネルギーを取り入れている店舗もあれば、外から来るネガティブなエネルギーを取り入れてしまっている店舗もあります。また、良いエネルギーが入るような立地であっても既に近くの店舗がそれを享受してしまっている場合もあります。商業施設の1階は人でにぎわっているのに、上のフロアーにあるうちの店は閑散としている、という場合もあります。新しく店舗を構える場合はこうした点をよく吟味する必要があります。そして、活気のある玄関にするためのもう一つの方法が三元法です。これは、360度ある方位を64の方位に分けて分析し、それぞれの個性を持った64の龍のいずれかを時流に合わせて取り入れていく方法です。この方法を取り入れ、良い性格の龍に味方になってもらう必要があります。この龍の個性が、人々に目には見えなくとも影響を与えていきます。繁盛しているけど落ち着かないお店とか、まったりできるお店とか、なんとなく襟を正して緊張しながら入るお店など、お店の個性はこのエネルギーが関連しているのです。最初はその個性がそこに来る人々に大きな影響を与えるのですが、時の流れとともにそこに来る人々がお店を育て、変化していくようになります。ここが面白いところで、まさに人の流れがエネルギーを動かし、人が店を作るのです。
彦坂 久美子
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孟意堂
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四柱推命で深読み・乙未(きのとひつじ)年
◆乙未年を読み解くには四柱推命◆
恭喜發財!この1年も読者のみなさまにとって明るく、楽しい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
新春になると香港では1年の動きを易学や奇門遁甲等で占いますが、最もポピュラーなのが四柱推命で読み解く方法です。では、早速四柱推命でこの1年を見てみましょう。
いつものように風水では、1年の始まりは立春です。私たちが「おぎゃあ」とこの世に生まれた瞬間の生年月日と時間で四柱推命を看るように、立春になった瞬間の年月日と時間でこの1年を見るのです。
乙未(2015)年の立春は西暦の2015年2月4日12時9分。それを四柱推命にすると下のようになり、甲午(2014)年の四柱推命は下表のようになります。

今年の主役は辛亥(かのといのしし)。
昨年の丙午(ひのえうま)のようなエネルギッシュで情熱的なキャラクターとは違い、「辛」は「亥」の持つ水と木エネルギーの心地よさがあり、ソフトで一歩控えたキャラクターです。よって人々は真面目にあくせく働くよりもレジャーなどの趣味に興味が移り、飲食を楽しみ、プチリタイアの気運が世の中に出てくることでしょう。このことは良い意味でも悪い意味でも影響してきます。しかも、辛金エネルギーにとってお金を意味する木エネルギーが多いため、人々の心は投資や投機等、楽してお金を増やすことに夢中になる風潮があります。その風潮がネガティブに働いてしまうと、金のために品格や道徳を失ったり、お金に縛られケチになったり、人を騙したり欺いたり傷つけることが横行してしまうのですが・・・。
◆乙未(きのとひつじ)年に強い業界は?◆
木・火・土・金・水の五行に分類される業界の中でこの1年のうちに最も活躍できる業界は「木エネルギーの業界」です。貿易、ファッション、総務や人材の仕事、紙、パルプ、布、農業、園芸などがそれにあたります。
不動産業界を始めとした石材、石業、鉱石、大理石、コンクリートなどの業界は「土エネルギー」の業界にあたり、1年を通してみるとこちらも決して悪くはありません。これらの業界は年のはじめにまず木エネルギーの圧力をまともに受けてエネルギーを消耗してしまいますが、その後火エネルギーからの助けを得て巻き返すことができます。つまり、春に大きく打撃を受けてから、紆余曲折を繰り返して年の終わりには増長していく気運があります。

◆久美子的四柱推命でこの1年を深読みする奥義◆
この1年には、上記以外にもう1つ大きな特徴があります。昨年の日柱である「丙午」と今年の日柱である「辛亥」は丙と辛、午と亥と上下ががっちりつながっています。このことは、2つのエネルギーが存在しお互いに影響し合う、つまり、昨年起きた出来事の延長線上に今年があり、それがクロスオーバーして同じようなことが起きることを意味しています。昨年のエネルギーが変化し、何かが収束する、あるいはまったく新しいできごとが始まるのとは違います。
良いことも悪いことも昨年行ってきたことが今年にも影響するのです。
それが友達との約束であっても、企業と企業のつながりであっても、国と国との協定であってもです。
去年協力し合う約束をしたのなら、それを実現していくような流れがこの1年にはあります。昨年一生懸命種を蒔いてきた人は、今年も種を蒔くことになるのでしょうが、昨年ほどの苦労はなく、その努力の報いが今年のどこかで実感できるはずです。昨年同様いざこざや衝突も同じように起きたとしても、昨年とは違うフレキシブルでしなやかな対応により「手を結ぶ」という方法を思い起こすことができるのではと期待できる、そんな1年となるはずです。
彦坂 久美子
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愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。

孟意堂
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玄空飛星風水のチカラ
◆年のはじめに◆
新年あけましておめでとうございます。香港では年の初めにおめでたい言葉を使って祝うことが多く、未(ひつじ)年には「喜喜洋洋(明るく陽気に)」という言葉を交わすことも多いでしょう。この一年が皆様にとってしなやかで明るく快活な年になるよう心よりお祈り申し上げます。
さて、風水にはさまざまな方法がありますが、風水の本場・香港でヒットしているものといえば「玄空飛星(フライングスター)風水」です。これは、時の流れと共に変わっていく目に見えないエネルギーを分析するものです。その影響力が半端ではないため、香港やアジアの国々では重視する方が多いようです。一年の始まりにこの玄空飛星風水の良し悪しを風水師に鑑定してもらったり、関連する書物などが街中に登場します。ちなみに風水でいわれている一年の始まりは新暦のお正月でもなれば旧暦のお正月でもありません。春の訪れである立春(2015年の場合は2月4日)が一年の始まりです。
◆乙未(きのとひつじ)年は西に注目◆
玄空飛星風水には、1~9の文字が登場してきます。それぞれの数字は北斗七星プラス2つの星から由来し、それぞれ五行の意味があり特徴をもっています。中でも、健康面や仕事運、金運などに良い一白水星(方位は東)、六白金星(東北)、八白土星(北)と呼ばれる吉星は大いに活用すべきでしょうし、健康面や運勢に良くない影響をもたらす二黒土星(東南)や五黄土星(西)、そして人間関係のトラブルとして影響する三碧木星(中央)が宿るエリアには何らかの措置をしなければなりません。この一年は前述のように西の方位に五黄土星が宿ります。この星はパワフルに人々の健康を脅かすエネルギーで、この影響を受けると胃腸や皮膚、ポリープに関わる病気になりやすく、ひどい場合には癌になる可能性もあると言われるものです。おまけに、外部で建設工事があったりエレベーターホールなどの電磁波の影響があると良くない三殺(坐殺・災殺・坐殺の3つの殺)も宿り、西の方位にはネガティブエネルギーのオンパレードです。よって、乙未年の暦の本には「西の方位に注意!」などと書かれているのです。お住まいであれば西の方位を避けることができるかもしれませんが、事務所や公的な場所であれば思うようにはいきません。その場合はどうしたら良いのでしょうか?
◆久美子的玄空飛星風水を読み解く奥義◆

五黄土星のような凶意を持つ星には2つの対策があります。1つはその凶意を極力ゼロに近づける方法です。たとえば、五黄土星は土のエネルギーですから、土の力を弱める金エネルギーか金プラス水エネルギーを用いるのです。良くないエネルギーを鎮め吉を強めるのが風水ではスタンダードな方法です。そして、もう一つは「良くないエネルギーとはいえあえて味方につける」方法です。自分にとって毒になる可能性の高いエネルギーですから、その処方には相当な知恵と努力が必要です。しかしながら、自分に取って良くないと思う相手が近くにいるおかげで底力が湧いてピンチを切り抜けることができるように、そして、自分の味方が周囲にたくさんいるおかげで甘えが出てしまって成長できないように、さじ加減次第で毒が薬にも薬が毒にもなる、これが風水なのです。こうしたことがわかってくると、今度は1から9までの星がそれぞれ独立したものでありながらいろんな関連性が生まれてくることが見えてきます。こうしたことが見出せてこそ玄空飛星風水を活用する、と言えるのです。人間の頭脳はスーパーコンピューター。1つクリアすればまた次のステージが待っており、しかも正解は一つではないはずです。
彦坂 久美子
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久美子顧問
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陽の世界と陰の世界
◆影のある人も輝いている人も◆
テレビや映画の世界では、勧善懲悪で割り切れない役どころを演じる方がいらっしゃいます。
去る11月10日に悪性リンパ腫で亡くなった高倉健さんもその一人。銀幕の世界で長年にわたり任侠ものを演じてきた彼の姿はヒーローそのもので、今でもまばゆく輝いて見えます。しかしながら、彼の役どころの多くは、過去にいろんなことがあり、それを背負って生きている、影のあるヒーローでした。そうした内面の部分が見え隠れし、それがこの人の役者としての幅となり魅力となり、スケールの大きさにつながっています。この場をお借りして、日本映画界の大切な星である健さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
さて、この世の中は光だけの世界もなければ闇だけの世界もありません。光があるから闇があり、闇の世界には天高く一筋の光が見えます。ものごとの本質はただ一つですが、それは樹皮のように表面的に見える部分と、表面からは想像できない優美な木目のように内面の部分とがあります。こうした表に見えるものとその内にあるもの、輝いて見えるものとその影にあるもの、すなわち陽と陰の世界を読み解いていくのも四柱推命の醍醐味の一つです。

◆四柱推命で読む表と裏◆
四柱推命は、生まれた年、月、日、時間という4つの柱を用いて分析するので四柱推命と言うのですが、それぞれの柱が上段と下段に分かれ、合計8つの文字に分かれているのが特徴です。上段は天からのエネルギーを受けて「天干(てんかん)」、下段は地面からのエネルギーを受けて「地支(ちし)」と呼んでいます。天干にあるものは明らかに分かる枝や葉や幹のようなもの、地支にあるものは表面からは見えにくい根っこのようなものと一般的にはみています。
例えば、以下の例(1)の方のように、働いて得るお金や資産を意味する「正財」が天干にある方は、身に着けている洋服やアクセサリーからお金を持っている人のように見えますが、地支に正財がない、つまり根を持たない正財ですので、稼いでいるわりには使ってしまっていることが多く、現状はそんなにお金を持っていない、と想定できます。

その一方で、例(2)の方のように天干には正財が存在しませんが、地支にしっかりと正財を持っているような方は、外見はお金持ちに見えないものの、実際は頭脳を駆使して実業家としてバリバリ稼ぎ大金をしっかりと持っている方です。

◆久美子的四柱推命学で「明」と「暗」を読み解く奥義◆
四柱推命学はたった8つの文字だけで様々なことがらを読み解く学問ですが、上記の例題のように「はっきりと表面に出て読み解くことができる部分」と「文字だけでは読み解くことができない部分」があります。実は、四柱推命の本当の奥義は、表に出てくる部分を読み取って分析するだけではなく、表に出てくる文字をヒントにその内面に潜んでいる様々な意味を推測し、読み解き、分析していく面白さにあります。
それがいくらその人にとって良い星であったとしても、素晴らしいエネルギーであったとしても、表に出てくるものは他者から見て分かりやすく、それだけに攻撃の的にもなりやすく、弱点になる可能性も十分持っています。その一方で、表にはまったく現れてこないものは他者からも理解されにくく、見破られないすごい強みがあります。
この世に表だけの世界も裏だけの世界もないように、四柱推命学も表の部分だけではないのです。このことは、四柱推命をはじめとした中国の学問・玄学の根底を流れる陰陽論に通じるものがあります。陰と陽がお互いに依存し単独では存在しえないと説く陰陽論は、その面白さと奥の深さを今もなお私たちに教えてくれているのです。

父の尊厳
◆父親の愛情◆
テレビドラマ「信長協奏曲」では、小栗旬さん扮する織田信長に嫁いだ柴崎コウさん扮する帰蝶(濃姫)と西田敏行さん扮するその父親・斎藤道三との父娘の葛藤が描かれていました。父親に大事に育てられたはずなのに、帰蝶は幼少期から人質に出され、最愛の父親からは「おまえは戦(いくさ)の道具に過ぎぬ」と言われてしまいます。自分を見放し、愛情のある言葉のかけらもない父親を帰蝶は段々と憎むようになります。しかしそれは、自分の娘を手元に置いておくと娘の命が危ないため、一番安全な武将に娘を任せて戦国の乱世から娘の命を守ってあげたい一心で行ったこの不器用な父親の言動であり、その本心に帰蝶が気づいたのは父親の身に危険が迫った後というものでした。
父親の子供に対する愛情は、一緒にご飯を食べたり、週末や休暇に共に楽しい時間を過ごすだけではありません。背中を見せるだけの育て方もあるでしょうし、切羽詰まった環境の中で子供の行く末を考え子供との別れを選択してしまう、この斎藤道三のようなケースもあるでしょう。
一方で、父親の言ったことや行ってきたこと、父親との間に起こった出来事は子供の先々の人生に確実に影響を及ぼしていきます。ですから、四柱推命で人をみる際に筆者はこの親子関係をとても重視しています。

「十神(日本では変通星と呼ぶ)」は父子をはじめ肉親関係を四柱推命で分析する際のとても大事なツールの1つです。
左下の図にあるように、比肩星は自分自身、劫財星は兄弟、食神・傷官星は女性にとっての子供であり、財星は男性にとって妻や妾であり、男女ともに父親を意味します。正官・七殺星は女性にとっての夫や愛人を意味し、男性にとっては子女にあたります。そして印星は母親を意味します。
ここから様々な事象を読み取ることができます。
例えば、財星が全くない或いは無きに等しい場合、父親との縁は薄いものになってしまうでしょう。財星が存在していても自分自身の力が強すぎてしまうと、自我が強く父親の意見を聞かず、父親を頼りにしないで一人で生きていく傾向が出てきます。逆に、自分自身の力が十分にあり適度に食傷星と財星に洩らされている人は、父親と良い関係になるでしょう。
そして、それらの星が四柱のどの場所にあるかで親子の関係は変わってきます。
◆久美子的四柱推命で父子関係を読み解く奥義◆
「自分から見た父親」という角度からぐるりと変わって「父親から見た子供」という見方をすると、男性の場合、子供である正官・七殺星から剋されてしまい、女性の場合でも子供である食神・傷官星が夫である正官・七殺星を剋しています。いずれにしても父親は子供に剋されてしまうのです。
四柱推命の面白いところは、女性の場合、食神・傷官星と正官・七殺星をつなぐのは物質的な充足、つまりお金や財産を意味する財星ですが、男性の場合、子供である正官・七殺星と自分の間をつなぐのは「印星」という精神的な充足、つまり名誉や愛情、知恵の星であることです。言い換えれば、「印星」がしっかりあれば子供から剋されることはなくなるのです。
父と子をつなぐのは精神的な絆なのです。
子供にとって「やっぱり私のお父さんなんだ」と自負できるような父の存在がこの親子関係をつなぐのです。
父親が寡黙であってもおしゃべりでも、人から理解されにくい行動をするような人でも、父と子の心と心の絆がしっかりあれば子供は父親にしっかりついていくものです。
そして、たとえ父親との間に辛いことがあったとしても表面的な言動や出来事に惑わされず、子供は父親のすごさや本当の素晴らしさを見抜くことです。父親が築いてくれた環境や親から受け継いだDNAに感謝し、忘れないことです。家族という1つの共同体を見失わず、共に1つの方向に向かっていくことは親子だからできることなのです。


目は口ほどにものを言う
◆モナ・リザの瞳◆
綾瀬はるかさんや松坂桃季さんらが演じる映画「万能鑑定士Qモナ・リザの瞳」が日本だけではなく香港でも上映されました。この映画では、肉眼では判断がつきにくい、モナ・リザの瞳に隠されたアルファベットの文字や、美術史家の中で長年議論されている瞳の謎がテーマの1つになっています。アルファベットの文字こそ隠されていませんが、人の瞳には様々な暗号が隠されています。その人の心の状態や口で伝達するのとは違う本音の部分、喜怒哀楽や愛情、憎しみ、欲望や痛みなどを読み取るのが人相学の1つの醍醐味とも言えます。
◆眼神のチカラ◆

当コラムの第28回でも触れたように、中国古来の人相学では人の瞳の中には「神」、つまり眼神が宿っていると言われ、眼の形以上にとても重視しています。清朝の時代、太平天国の乱を少数兵で平定したと言われる軍事家・曽國藩氏は短いですが奥深い人相学の本「冰鑑」を記しています。その素晴らしさは近年になってアジアの国々でまた見直されています。この書物によると眼神は人の心の中の世界を察知する鍵を握っているようです。それが証拠に人の顔から眼を隠してしまうと、その人の思っている事が見えなくなり、その人の個性も分からなくなります。「眼は口ほどに物を言う」どころか「眼は口以上に物を言う」と言っても過言ではないかもしれません。その人が公明正大な生き方をしていれば眼神は端正なものになります。心が清く澄んでいればその眼神は深く清らかな光を放つことでしょう。いつも明るく楽しく、面白い事ばかりを考えていれば潤いがあって明るい光を放つでしょうし、洞察力のある人は静かな中にも力のある輝きを放つことでしょう。エネルギッシュに輝く場合もあれば、ソフトで癒される輝きを放つ人もいます。眼神が弱っている人もいれば眼神がいない人もいます。
◆久美子的眼に隠された暗号を読み取る奥義◆
眼神は、空に流れている雲のように変わります。大雨が降っていたと思ったら雲が切れて晴れ間が出て来るかのように、これまで邪悪な気持ちに正義の気持ちが宿ることがあります。これまで消極的に生きていた人が前向きにものごとを見ようとする事もあるでしょう。そのときに眼神は変わります。あのときあのような神が宿っていた眼は時の流れと共に変わっていくのです。
眼はもともと色や光を識別しながら文字や景色や物事を見る事により、それを情報として脳にメッセージを送り続けています。そうして外部から吸収するだけではなく、眼はその人の心の中のあり方を言葉とは別の世界から周囲に伝えようとする、つまり情報を放電することもできます。嬉しかったり興奮していると瞳孔は開き、嫌な事があったり消極的なマインドになると小さくなります。悩んだり心が沈んでいると眼は下へ下へと流れるように動くでしょう。心が落ち着いていれば眼は余り動かず安定しています。そして、その人にどのような眼神が宿っているかを見るのです。人々が眼から放つメッセージをスキャンし、解読したり分析したりして問題の解決の糸口を見つけて行くのも人相学のおもしろさの1つといえるのかもしれません。

彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2912, Tower 2, Times Square,1 Matheson St., Causeway Bay
電話:+852-9841-6366
ファクス:+852-2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
中国版江南スタイルから学ぶこと
◆豊かな河川の流れる街・寧波◆
縁があって、初めて寧波に行ってきました。寧波は揚子江の南を意味する江南地方にあり、河川など水の多い街です。この街の中央には、以下の写真のように姚江、奉化江、甬江の3つの豊かな川がゆったりと流れています。

まっすぐ直線上に流れる川は、水がやって来るのは早いですが去るのも早いため風水では「無情の水」と言われ、その付近に住む人々はお金がたまりにくくなるといわれています。その反面、上記の川のように流れが穏やかでうねうねと町を巡りながら流れる川は「有情の水」と言われ水がたまりやすく、その町の人々に物質面での潤いをもたらすと言われています。上の写真の左側にある金色の商業ビルやその前の白い低いビルのあたりはぐるりと川に囲まれ、まるで幼い子供がお母さんに抱かれているかのように安定しているエリアで、寧波の中でも特に栄えているのではないかと思われます。
かつてのまちづくりには川の治水工事が必須項目でした。
水があれば農業が盛んになるだけではなく、物流が栄え、これまでその町になかったものを他方から運び、それを求めて人々が集まり商売が活気づきその町が繁栄する、というわけです。
◆中国版江南スタイル◆
物質的に豊かになることは決して悪いことではありません。
豪華な暮らしがしたいとただ思うだけで何も努力をしないのは良くありませんが、家族に豊かな暮らしをさせたいとかもっとリッチになりたいといった目標を持ち、それに向かってがんばることはとても素晴らしいことです。そして今の暮らしに甘んじることなく次のステージに向かってがんばることも、それを達成するために自分の越えるべきハードルを高くしそれを越えようとすることもある意味すごいことです。
この地では、それが香港顔負けの高級レストランであれ、たらふく食べても安いシーフードレストランであれ、街角の麺屋さんであれ、前述のようなパワーというか馬力のようなものを感じさせられます。穏やかなエネルギーの流れの底の方にひそむ強いパワー。これが江南スタイルなのでしょうか。
川の流れは物質的な繁栄をもたらすだけではなく、そこに住む人たちに知恵を与えます。
そもそも五行の木は仁、火は礼、土は信、金は義、水は智を意味します。その街にある川などの水が清らかで豊かであれば、そのエリアに住む人々は素晴らしい知恵に恵まれるのです。ほがらかで気さくな雰囲気の中にも落ち着きがあってしっかりと状況を把握し、次のステップを考えるような賢さがこの地の人々にはあります。これも江南スタイルなのでしょうか。
この地方からは多くの賢人が生まれています。この地に祖先を持ち、この地で生まれ育った作家の魯迅氏や、政治家の蒋介石氏の生家の前には今も潤いのある川が流れています。こうした人々が時代を担い、普通のやり方では乗り越えるのが難しい苦難やトラブルに知恵を持って乗り越えて行ったこともこの地の風水的要素と決して無縁ではないはずです。

人相をみるということ
◆目は心の窓◆
日本人がローマ人を演じてヒットした映画「テルマエロマエ」では、ローマ人顔負けの濃い顔の俳優さんらが彼らの言葉で言う「平たい顔族」である日本人にカルチャーショックを受け、種類の違う人間の顔をコミカルに描いていました。
人相をみる際には、彫りが深いとかほお骨が低いとか、丸顔だとかえらが張っている等、顔の表面に見える様子が議論されがちです。しかしながら、中国古来の人相学はそれだけではありません。
「目は心の窓」と言われるように心の中で思っていることやその人の心のあり方が相となって表れる、という考え方です。楽しみなことが多ければ、その人の目は穏やかにほほえんでいますし、恋をしていれば目に潤いを帯びた輝きがあります。悩んでいると憂いを秘めた目となり、それが周囲にも影響してきます。中国古来の人相学ではこれを「眼神」と呼び、とても重視しています。
◆人相で気運を看る◆

人相を見る際の基本的として、右上の図のように顔を3つのパートに分けます。この3つのパートはそれぞれ、眉の上から頭までの「上停(じょうてい)」、眉から鼻までの「中停(ちゅうてい)」、鼻の下からあごまでの「下停(かてい)」に分かれます。上停は主に生後から20代中半まで、中停は20代後半から50歳になるまで、下停は50代から晩年になるまでを表します。
と同時に、上停は先天的な運、下停は自分の子供や孫などの次世代、中停は自分自身をも表します。つまり、上停はご先祖様からいただいたもので、額が広くても狭くても丸くてもくぼんでいても自分自身の力ではどう変化させることもできないものです。その反面、中停は自分の生き方や心のあり方次第で変えていくことができます。もちろん、大きな眼を小さくしたり低い鼻を高くすることはできませんが、たとえば、怒ってばかりいると赤ら顔になっていくでしょうし、恋多き男女は目尻にたくさんのしわができますし、金銭的にトラブルがあると鼻のあたりに赤い線が出てきたりします。周囲に対して文句ばかりを言っていたりイライラしていたりすると、そうした表情になりそのような目つきになります。そしてそれが下停に影響してくるのです。
鼻のすぐ下のみぞおちのところは、人相学では人中(じんちゅう)と呼ばれ、主に子宝に恵まれるかどうかを表し、生殖機能のよしあしもここでみます。それと同時に良い行いを歩み続けていくとこのあたりの肉付きが良くなると言われています。香港の企業家で慈善事業をライフワークとしてきた鄧肇堅(Tang Shiu Kin)氏の人中はとてもふっくらとしています。スリムな体つきですが表情が福々しく見える要因でもあります。
◆久美子的相をみる奥義◆
ある日本の化粧品会社によると「ちょっと昔の美白はシミひとつなく陶器のように自然なつやのある肌にすることだと言われていましたが、最近では肌が内面の光を包み、内側から柔らかく輝くような美白肌へと変化している」のだそうです。これは、美白のみならずいきいきとしている人あるいは旬な人にも言えることです。このような人は顔に白っぽい光を放ち、それがこの人を更に魅力的にしています。それはその人の命のありったけの力が内面から輝いているからなのでしょうか。
私たちは、今起きていることだけを追求してしまい、なぜそうなったのかという原因を忘れてしまうことがあります。だから、地面の底にマグマがあって地上の生き物が育まれていることを知り、はっとするのです。
人の相をみるときに最も重要なことは、表面に起っている現象を見るだけではなく、その人が本来持っている力を見抜きそれを生かしていくことなのだと思います。

彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、
著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常
派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事
務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等
の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生にお
ける様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
<問い合わせ先>
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1 Matheson St., Causeway Bay
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結婚によって変わる人生

◆結婚は人生の・・・◆
先日、昔務めていた会社の上司ご夫妻とお会いしました。お茶をして分かれた後、このご夫妻は腕を組んで楽しそうに人混みの中を去って行きました。その後ろ姿は昔と同じで、とても仲良く、ああいう風になれたらなあと思えるものでした。
共に人生を歩む伴侶とそんな生活を誰もが望むのでしょうが、生まれ育って来た環境も違えば考え方も違い、いざ一緒に暮らし始めると「こんなはずじゃなかった」とか「こんな非常識な人だとは思ってもみなかった」と思うこともあるでしょう。「この人と出会うべきではなかった」と後悔することになるかもしれません。
◆パートナーで人生は変わる?◆
パートナーによって人生は変わります。
たとえば、全く同じ生年月日で生まれた時間も同じ男性①と男性②がここにいるとします。この男性の相手が女性①か女性②かで、結婚後は違った人生を歩む事になります。
女性①の生まれた日が陰金エネルギーで男性①の生まれた日が陽水エネルギーであれば、金は水を生むというスムーズな関係(相生)なのでこの二人の相性は良いと判断します。その反面、女性②の生まれた日が陰土エネルギーで男性②の生まれた日は陽水エネルギーなので、土は水の流れを塞き止めるというぎくしゃくした関係(相剋)からこの二人の相性は良くないと判断します。
では、ケース①と②ではどちらが幸せな結婚と言えるのでしょうか?
ケース①のように一方が相手をサポートする関係であれば、お互い居心地が良く相対的には仲良く暮らせることでしょう。女性①はしっかり男性①をサポートし、男性①は女性①の不安を受け止め、守ってくれる頼もしい存在です。一方、ケース②の場合は、自由気ままで思い通り行動したい水の性質を持つ男性②を女性②が制する訳ですから、男性②にとっては窮屈な相手で、女性②としても相手と考え方や意見に食い違いが生じ不満がつのります。
だからといってケース②の二人は結婚すべきではないと判断するのは早合点で、この二人になぜご縁があったのかをじっくり考える必要があります。
男性②は女性②と一緒になったおかげで自分勝手に行動せず、ある程度自制心を持ち一人の人間として自分を磨きながら成長していけるのです。この女性のエネルギーによって、実利を得ながらも社会で成長していく術も備わることでしょう。男性①は結婚後にこの力が備わるとは限りません。また、風水でこの二人の関係をスムーズにすることも可能です。そして、いい加減ではない男性②の生き方は女性②にとっても実はありがたく、この二人は安定した家庭を築くことができるはずです。
問題は、二人が見方を変えてこのことに気づけるかどうかです。
◆久美子的結婚で人生を変える奥義◆
結婚は素晴らしいものです。
自分がどの相手を伴侶にするかで結婚後の人生を変えることもできるからです。
この世に生を受けた人のほとんどが、陰陽五行のエネルギー全てを網羅している訳ではなく、何かのエネルギーが欠けている場合がほとんどです。自分にとって必要なエネルギーが弱いこともあります。パートナーとなる人がそれを十分持っていれば、これまでの人生の中で享受できなかったエネルギーを得ることができます。
まさにそのチャンスが結婚によって訪れるのです。
それは愛情や心のあたたかさかもしれません。もっと知りたいもっと学びたい、という思いかもしれません。ある種の品格かもしれませんし、お金や不動産などの物質的な充実かもしれません。結婚後急に出世したり、これまでになかった明るくにぎやかな生活を送れたり、裕福な生活を送るのは偶然ではありません。結婚によってエネルギーを無条件に与えてくれる相手と出会い、その人と共に暮らしているからだと思います。
ある人と出会い結婚することは偶然ではなく必然的なことです。腕を組んで歩くようなことはなくても、そこに配慮のある言葉はなくても、与え続けてくれる何かがあります。目に見えないところでそのパートナーは力になっているのです。そのおかげで今の自分がいるのです。それに気づき感謝することこそが結婚によって人生を好転させる「奥義」だと思っています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
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緑のパワーを活用しよう!
◆パワースポットにある緑◆
日本のパワースポットの1つである「日光東照宮」は栃木県の日光山内という小高い地にあり、緑に囲まれた場所にあります。

江戸幕府を開き、その後長年に渡る徳川家の繁栄を築いた徳川家康公が祀られている霊廟として有名な地です。今の季節は、大自然の成す広い空間に生育している木々と、他の地域とは明らかに違うフレッシュな新緑の香りが楽しめ、とてもすがすがしい気持ちになれるところです。実際にこの場所に行けば、樹齢600年のご神木(しんぼく)から芽生えたばかりの草やシダや苔にいたるまで、とても生き生きと生育しているのが分かります。植物のみならず、そこに生育している動物や虫にとっても生活しやすい環境をもたらしています。
我々人間にとっても、この「生き生き」が実はとても大切です。生命力のないモノに囲まれて生活している都会の人々にとって生命力を持ったみどりのエネルギーはなくてはならない存在です。
◆緑を五行で分析すると◆
風水の世界で緑は五行の「木エネルギー」を持ち、「甲」は陽木、「乙」は陰木を表します。「甲」は天に向かってまっすぐに伸びて行く大木を表し、「乙」はみずみずしさと柔軟性を持った優しい草花を表しています。甲乙いずれも太陽の光と暖かさ(=火エネルギー)と天からの恵みである雨水(=水エネルギー)がなければ生育できません。そして、土(=土エネルギー)を通じて地面から養分を吸収しなければ安定できず栄養を得る事もできません。木は水が多すぎれば腐ってしまいますし、水分が足りなくなればからからに乾いてしまい花や実を結ぶことができません。植物として成長することすら危うくなります。
実際に大木を活用するためには、カットしたり表面を磨いたり、材木を加工する必要があります。草花も余分な枝葉をカットしなければその美しさが磨かれず、人々の心を和ませることができません。木にとって怖い存在である金エネルギーは、木を磨いたり活用するという意味では重要な役割を担います。
つまり、木エネルギーは水だけで生育しているわけではなく、火も水も土も金も全て必要なエネルギーなのです。
◆久美子的風水で緑を活用する奥義◆
植物にはネガティブなエネルギーを吸収してくれる働きを持つものと、ポジティブな力を更にアップしてくれる効果のあるものがあります。
周囲が工事中であったり、長い道路や鎌のような形の道路が室内に向かって圧迫感をもたらす等、ネガティブなエネルギーが存在する場所には細長く尖った葉を持つ観葉植物が有効です。
また、香港は狭い地域に多くの人が働き、仕事や生活面でもプレッシャーが強いところです。地面のほとんどがアスファルトで、住まいや事務所も鉄筋コンクリートでできていています。高層ビルのため窓の開閉がままならない環境も少なくありません。海に囲まれ山や緑が多いものの、実際にはその恩恵を受けにくい環境の中もあるでしょう。
お住まいの玄関に花を飾ったり、デスクに観葉植物を飾ってみましょう。植物を必要な場所に必要なだけ配置し、植物の持つ生き生きとした生命力を活用してみる、これはとても自然でそして活用すれば明らかに違いが出てくる方法なのです。
前述の日光東照宮では、そこに生育している大木や草花はのびのびと生育していました。それぞれが力強くピンと張りつめて行きているのではなく、自分の置かれた環境で安心して育ち、それが証拠であるかのように穏やかなエネルギーを放っていました。
この穏やかなエネルギーの波動に人々が呼応し、それを「癒される」と表現したり、「心地が良い」と感じる。たったこれだけのことを風水の世界では重視しています。科学の世界で解明されていない目に見えない事を随分昔から活用しているのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
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扭転乾坤のホントの意味
中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは便利な風水の道具(ツール)をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。
◆易経の核心に迫る「八卦」とは?◆
ちょっと前の話になりますが、今年のおみくじで筆者は「扭転乾坤」という言葉をひきました。乾は八卦では「天」、坤は「地」を意味しますので、直訳すれば天地がひっくり返るという意味になります。それが転じて、直面している問題が根源から変わっていく様、現状打破を意味します。
日本では、易者のことを「あたるも八卦、あたらぬも八卦」の「八卦見(はっけみ)」とも呼びます。では八卦とは何なのでしょうか?
易経は全部で64の物語から構成され、その根本となるのが八卦です。
下図のように、ブラックホールのような無極から陰陽の太極に分かれ、それが4つの象に分かれ、それがさらに分裂して八卦になります。八卦はそれぞれ陰陽で組み合わされ、「乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)」という名称で呼ばれ、この世の中のありとあらゆるものを表します。例えば、乾は全てが陽で、人間では一家の長である父、健やかな属性を持ち、五行では金、季節は秋、自然現象では晴天、天を表します。八卦の意味する自然現象としては、乾は全てが陽の明るい天を表し、坤はどっしりとした全てが陰の暗い地を表します。兌は沢、離は火、震は雷、巽は風、艮は山です。時間はたっぷりかかりますが、この八卦をよく理解できていれば、風水理論や四柱推命理論、漢方理論のみならずこの世の中のものごとの
質がもっと理解できるようになるはずです。
◆トラブルに直面したら◆
私たちは生きていく上で自分ではどうにもならないトラブルに直面することがあります。
このトラブルの根が深ければ深いほど解決には時間がかかることでしょう。そもそも周囲を説き伏せやっとの思いでチャレンジしたのに、そして絶対失敗は許されないはずだったのに「私、絶対失敗しないから。」の名文句の通りにいかないのが現実です。自分の看板に傷がつくような結果になり、問題がすぐに解決できないと「もう自分は駄目だ」と諦めてしまうのです。頭の中でネガティブなことを考え、その考え方が自分自身の可能性を邪魔してしまうのです。
しかし、物語は続きます。
その失敗を何とかしようとせず諦めてしまえば、失敗は失敗のままで終わります。しかしながら、失敗に目を背けるのではなく、そこから今まで以上の知恵と大きな力をもって次に打つ手を冷静に考え、これまでになかった成果を得る事ができるのも私たち人間には可能なことなのです。
◆久美子的「扭転乾坤」の奥義◆
祖先が残してくれた地域でそののれんを維持していれば良いのに、人はなぜ別の地域に進出したりわざわざ海外進出しようとするのでしょうか?これまで手がけて来たビジネスをしていれば良いのに、なぜこれまでと違った分野を開拓しようとするのでしょうか?
答えは簡単。「そこに生きる楽しみがあるから」です。
先日筆者は日本のある地域を訪れ、そこで素晴らしい方々に出会いました。自分たちの生まれた地域をこよなく愛し、自分たちの仕事を誇りに思い、災害の苦しみを体験しそれを背負いながらも、これから先の夢を持っていました。彼らのビジネスが成功するために通らなければならない問題はいくつかありますが、彼らの眼はとても生き生きしていました。これまで何度か海外進出にチャレンジし、成功できず、その都度方法を考え、またチャレンジしてきた彼らのビジネスが成功する可能性はあり、これから先も彼らを応援していきたい、そのためには自分自身をもっと磨き共に成長していかなければ、と密かに思いました。
八卦をよく理解し易経を学ぶと頭も心も引き出しが増え豊かになると言われています。
それは、八卦の中にヒントや答えがあるのではなく、八卦が自分自身の奥底にある知恵に働きかけ、まるで乾いた土の中の水分を必死で求める草花の根のように、自分の中からヒントを見出すことができるようになるのだと思います。ですから八卦は孔子や諸葛孔明など中国のスーパースターや歴代の偉人、賢人を魅了したのでしょう。
今年最初に引いたおみくじは、単なる偶然ではないのかもしれません。この一年は難しい問題に何度も直面することでしょうが、ここにきて「扭転乾坤」できるチャンスが訪れたのだと思います。このステージ(段階)にようやくたどり着いたのだ、と。
彦坂 久美子
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◆首のチカラ◆
「おまえは首だ!」という言葉が意味するように、首は人間にとって要になるカラダの部分です。
首は単にカラダと頭をつないでいるだけではなく、酸素や栄養を最も必要とする脳に血液を通して身体から送り込み、頭からは細かい神経を通して様々な情報や指示を送り込む橋のような役割を果たしています。
老廃物をデトックスし、病気にかかりにくくなる免疫力を司るリンパ節も首にあります。首を通る自律神経系にトラブルが生じると、血圧が不安定になったり、立ちくらみがしたり、不眠症に悩まされます。さらには、情緒不安定になったり、人や自分が信じられなくなったり、イライラするなど肉体だけではなく精神にも問題が生じたり、やる気が出てこなくなったりします。
首というこの小さなパーツには、人間の身体の機能の中で最も重要な働きが集中しているといえます。
◆人にとっての首のような役割を持つ谷◆
人間のカラダと同様、風水の世界にも首のように重要な働きをするものがあります。
山の峰を風水では「山龍」と呼びあたかも龍が動くようにエネルギーが山に宿っているとみなしていますが、山の峰と峰の間にある谷は「過峡」と呼びます。この過峡が人間にとっての首のような役目を持っています。
山のエネルギーが右の写真のように、この峰を伝って谷の前でいったん溜まり、谷をゆっくりと通り抜けた後、噴火のように勢いよく出て行きます。つまり、谷を通る前よりも谷を通り過ぎたあとの方がエネルギーは強いのです。この動きは、竹に節がいくつもあるように、連なる山の峰と谷を通して何度も繰り返されます。そして、やがて川や水に面した場所で最も勢いよく放たれますが、ここがエネルギースポットと呼ばれる場所になるのです。
きっと人間の首のように、過峡には骨や血液だけではなく、大自然の中を司る大切なリンパ節や自律神経系もあるのかもしれません。首と同じように、短い谷もあれば長い谷もあり、場合によっては肩こりがあってエネルギーが滞ってしまっているようなものもあればスムーズに流れているものもあるのでしょう。いにしえの人たちはこの谷を流れるエネルギーをしっかりと吟味して活用したのだと思います。
◆久美子的節目を開運に変える奥義◆
人生には山あり谷あり。
良い時もあれば谷に落ちるときだってあります。その流れがゆるやかな場合もあれば、急に変化する場合もあります。人として生きていれば、これまでの流れを変えるような節目に必ず出会います。
これまでスムーズな人生を歩んでいたとしても、節目の前にはこれまでの勢いや流れは一旦止まってしまうのです。それを「つまづき」ととらえてしまう人もいるでしょう。スムーズに行かなくなったことを悔しく思い、動く事を止めてしまう人もいることでしょう。
これは見方を変えてみれば、人がある一定のレベルに達すると次のステップに往く前に立ち止まることなのだ、とも捉えられます。この節目を過ぎれば1つ上のフロアーに行く事ができるのです。そして、クリアした後には、これまでに持っていなかった力を持つようになることも少なくありません。
こうしたことは、前述の山の峰と谷のように何度も何度も繰り返すことによって強くなる事ができます。そのときに大事な事は、谷のあとにはまた山があることを忘れない事です。ずっと谷にしがみつき泣いたり悔しんだりし続けていれば、その状態がいつまでも続きます。
問題はその次をどうするか、です。
谷の状態にいるときにこそ次に起きるであろうステップを想定し、次の作戦を動きながら考えましょう。そして、山に上り詰めたときにはおごらずに行動するのです。今自分がどの状況にいるのかを知り、その時に合った行動をすることです。今ある自分を生かすのも殺すのも自分の心のありかた次第なのです。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、
著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常
派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事
務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等
の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生にお
ける様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
<問い合わせ先>
住所:Rm. 2912, Tower 2, Times Square,
1 Matheson St., Causeway Bay
電話:(852)9841-6366
ファクス:(852)2961-4800
電子メール:kumiko6ring@gmail.com
きれいにきっぱり分かれる方法
◆四離日とは◆
結婚式や開業等、これから新しい事が始まるおめでたいお日柄を選ぶ際、「この日だけは絶対に避けなければならない」タイミングがいくつかあります。そのうちのひとつが「四離日」です。
「四離日」とは文字通り、きっぱりと離ればなれになる日をいいます。この日に永遠の愛を誓ったカップルはいとも簡単に分かれてしまい、この日に開業すればすぐに店をたたむ事になると言われています。
では、「四離日」とはいつをさすのでしょうか?
「通勝」などの暦の本を紐解いてみると、一年は春夏秋冬の四季に分かれ、その中に以下の図のように、立春、啓蟄、清明・・・という十二の「節」と、雨水、春分、穀雨・・・という十二の「気」、すなわち二十四の節気があります。
一年のうちで一番日の長い夏至(6月21日)、一番日の短い冬至(12月22日)と春分(3月21日)、秋分(9月23日)、これらの前日を「四離日」と呼びます。
こうした日はエネルギーが不安定なため筆者は風水鑑定をしないようにしています。風水鑑定をしたとしても正しい鑑定ができるとは限らないのです。また、このような日に重要な決定をしたり、大事な行事を行うのはできるだけ避けた方が良いとされています。

◆どうしても別れを選ばなければならないときは◆
人は生まれてから死ぬまでに多くの人に出会い、多くの人とご縁ができますが、それら全てが素晴らしい出会いとは言えません。
一緒に暮らして初めて相手の暴力に気づき、そのことに悩まされる場合もあるでしょう。愛情がなくお金をむしり取られるだけの空しい関係もあります。同士だと思っていた人に騙され、意味のない事で恨まれ続けたり、ストーカー行為を受ける場合もあります。これから先の長い人生を考えればお互いに別々の道を選択した方が良い、それなのに分かれられない、という場合もあります。
こうしたことを受け入れられる場合は良いのですが、そのことに悩み苦しんだり、自分の力ではどうしようもない場合にはどうしたら良いのでしょうか?
こうした場合、その相手が普段身につけているものや大事にしているものを「四離日」に処分してしまえば、その相手との関係をリセットすることができます。「四離日」のエネルギーはこれまでの流れを一旦リセットし、新しい流れに変える働きを持っているようで、この日は別れを決意した人に大きな力を与えてくれます。
筆者はいただいた縁を大事にし、自ら縁を絶つ事をおすすめすることはほとんどありませんが、物事には例外があります。やむをえずきっぱりと縁を切る時にはこの日を選んでぱんと処分してしまう事です。
ちなみに、この日に大事な人や家族の洋服を片付けてリサイクルや粗大ゴミに出して処分してしまう、なんてことがないようにご注意ください。
◆久美子的別れを開運に変える奥義◆
長年連れ添ってきたパートナーや家族に先立たれ、その人の存在の大きさに何日も涙し、深い悲しみで何も手がつけられない場合もきっとあることでしょう。
筆者は今から9年程前に母をなくしていますが、母が亡くなった後、母が大事にしていた翡翠の指輪を形見として使っていました。その指輪を眺めては母のことを思い出していました。ところが、ある春の雨の日にその指輪が突然指から消えてなくなってしまったのです。これはとても悲しく不思議な体験でした。いくら探しても泣いてもわめいても見つける事ができず、その日からその指輪を見る事はとうとうありませんでした。
「いつまでもおかあさんのことばかり考えているのではない。頼りにするのではない。あなたにはやらなければならない事はまだまだたくさんあるし、あなたの周りにはこんなに素晴らしい人たちがいて恵まれているじゃないか。」と。これは母が筆者にくれたメッセージなのだと後々になって思いました。そういうことに改めて気づかせてくれたのだと。
モノには人を幸せにする力があります。
それと同時にモノを失ったり人との関係をリセットした後にはある種の不安を感じることでしょう。しかしながら、自分がその次にどの方向に向かって行くのかを考えることが実はとても大切で、その選択次第ではもっともっと楽しい未来を築いていくことができるはずだと今も信じています。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
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◆拝太歳(太歳を拝む)ということ◆
香港では、旧正月が来ると黄大仙廟や車公廟に初詣に出かけるように、立春が過ぎると荃灣にある圓玄学院などのような太歳(たいさい)の神様が奉られているお寺にお参りに行く習慣があります。
そもそも風水や四柱推命、漢方などの「玄學」と呼ばれる中国古代からの学問は太陽や月、星の動き等、天文学ととても深い関係を持っています。
木星が天球を約12年で1周し、その年に木星の宿る方位を「太歳」と呼び、その年の干支には太歳が宿ると古代から言われてきました。「太歳」のエネルギーはとてもパワフルなため人々から恐れられ、それがネガティブに影響すると病気になったり金運が落ちたり人から訴えられたり、はたまた事故に逢ったり時には生命を失ったり、何か不吉な事が起きると言われてきました。香港ではそれらを「犯太歳(太歳を犯すこと)」と言い、日本の厄年のように怖がられ避けられています。不吉な事が何も起こらないように、この一年の無事を願いながら太歳の神様にお参りに行くのだとも言われています。
◆圓玄学院は四神相応の地◆
実際に圓玄学院に行ってみると、高い山の上方にありながら風がとても心地よく、穏やかなエネルギーのある場所に立地しています。このお寺の背中には小高い山(玄武)が支えとなり、左右には「砂(青龍砂と白虎砂)」と呼ばれる岡が連なり、前方には「明堂(朱雀)」と呼ばれる一定の空間があり、その前にまた高い山(朝山)が見えます。このようなエネルギーのたまりやすい背山臨水の地を風水では「四神相応の地」と呼びます。こうした場所は風を蓄え水をためる風水の好適地と言われています。圓玄学院の場合はそれが見事なぐらいクリアーで分かりやすく、ここで深呼吸をするだけで「香港に来て良かった」と思える程癒される良い場所です。
このお寺の中にある「元辰殿」の中にそれぞれ個性的な太歳の神様が甲子から癸亥まで60体奉られています。香港の多くのお寺でも太歳の神様は奉られているのですが、多くはひな壇のように奉られています。しかし、ここでは360度ぐるっとダイナミックに太歳の神様が等身大で奉られているので「元辰殿」の中は迫力満点です。今年は甲午年(きのえうまどし)ですので、「甲午」の太歳の神様と自分自身の干支の神様に挨拶をしたら、そこから時計回りに1体ずつ丁寧にお参りしていきましょう。
ちなみにこのお寺は道教のお寺でもあるので、「三教大殿」に奉られている孔子様、お釈迦様、老子様にまずご挨拶をすることをお忘れなく。
◆久美子的太歳を開運に変える奥義◆
では、太歳は恐ろしいから避けなければいけないのでしょうか?
太歳の神様は確かにパワフルで強力ですが、必ずしも避けるべきものではありません。
真っ向から立ち向かえば粉々に砕けてしまうようなパワーを持つ相手でも、方法を考えて味方にすることはできるはずです。
今年の甲午のエネルギーは、上へ上へとそびえ立つ大木と爆発力のある力強い火のエネルギーで成り立っていますので、特にストレートな破壊力を持っています。何かが起こればそれが「あれよあれよ」と言っているうちにどんどん拡がり、進行する力も持っています。ということは、シャイでなかなか自分を表現するのが不得手な方や、力が出なくてなんとなく毎日をだらっと過ごしているような方にとって活用できるエネルギーなのです。
木によって燃やされる火のエネルギーは上手く使えば知恵の働きもします。人間の文明が大きく開花したのも、人間の寿命が躍進的に延びたのもこの「火」を人々が使うようになってからのことです。
また、火の午は桃花、つまり異性を魅きつける魅力を持っています。これは、異性だけではなく人を魅きつける力、人気者やリーダーになれる力でもありますので、人間関係を大事にしている方にとっては、今年は大いに活用すべきエネルギーです。
「犯太歳」を恐れ避けるのではなく、「拝太歳」を行うことでその力を味方にして活用する。
今年の太歳・甲午(きのえうま)を駿馬として捉え活用するのか、みすみす逃してしまうのかは皆さん次第なのです。

[圓玄學院への行き方]:MTR荃湾駅下車後、兆和街の「圓玄學院」
行き緑色ミニバスにて終点で下車
彦坂 久美子
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愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、
著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常
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務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等
の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生にお
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◆2014甲午年は北に要注意◆
新年あけましておめでとうございます。この1年が楽しい1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。さて、風水には時間に左右されないものと時間と共に変化していくものがあり、年ごとに変わる風水を中華圏の人々は「流年風水」と呼んでいます。流年風水の影響は大きく、決して無視する事はできません。良いエネルギーをより強化し、良くないエネルギーは事前に退治しておく必要があります。香港版暦の本「通勝」には「流年大利東西不利北方(流年は東西に利あり、北は不利)」とあります。この1年で最も気をつけなければならない方位は「北」です。この方位は、玄空飛星法(フライングスター)の観点からいえば今年は「九紫星」が宿り、結婚などおめでたい事や金運にも恵まれるエネルギーを持ちます。しかしながら、この方位には「坐煞」や「災煞」などトリプルで煞(さつ)があります。煞はとても凶意のあるエネルギーで、何も手を施さなければ、人から後ろ指を指されるような面倒な問題に巻き込まれたり、付近が工事中であれば怪我や事故に遭いやすく、或いは金運に見放されてしまうものです。2013年は東の方位にありました。古代中国では、木星が天球を約12年で1周し、その年に木星の宿る方位を「太歳(たいさい)」と呼びました。パワフルな「太歳(たいさい)」というエネルギーは今年真南である「午(うま)の方位」に宿ります。そのちょうど反対にあり、仕事運や人間関係、健康面にもネガティブに作用する「歳破(さいは)」が真北の方位にあたるため、2014年の北は凶意が更にパワーアップするのです。事務所の玄関が北側にある場合や、家の中心から北側に寝室がある方は十分注意が必要です。何らかの方法で上記のネガティブなエネルギーを減退する必要があります。
◆恋愛運は東西に注目◆
逆に、この1年攻めたい方位は六白星の宿る「西」及び一白星の宿る「西南」の方位です。六白星はビジネス面での昇進昇格や仕事運に良いエネルギーで、特に男性にその影響します。この方位にデスクがある方はこの1年昇進昇格のチャンスを見逃さないようにしましょう。場合によっては出張や転勤、転職など動く事でより活躍できそうです。また、一白星はお金儲けや金運に良いエネルギーで女性がその影響を受けやすくなります。女性が稼ぎ、女性がバリバリ活躍する1年になりそうです。様々な分析方法がある流年風水の中でも玄空飛星法は香港や台湾など各地で人気がある方法でとても有効なものです。しかし、たった1つだけの方法に頼ってしまうと、それ以外にある様々なヒントを見落としてしまうことになりかねません。例を見てみましょう。玄空飛星では、東の方位は二黒星という慢性の病気の星が宿り、西の方位には六白星というビジネス運に良い星が宿り、人間関係には何も関わりがないように見えますが、神殺(しんさつ)という方法を見ると東西は人間関係の面でとても重要な方位を意味します。東の方位には、楽しくおめでたいことに恵まれる星「天喜」や魅力や吸引力が強くなる星「桃花」が宿ります。また、西の方位には、目上の女性の影の力にめぐまれる星「太陰」や、異性運に恵まれたりロマンチックな考え方になる星「紅鸞」が宿ります。この東西のエネルギーは人間関係だけではなく異性運にも恵まれるため、ご商売をしている方や営業マンはもちろんのこと、良いご縁がほしい人にはとても良い方位といえるのです。
◆久美子的甲午年の開運の奥義◆
香港では、1年の始まりに桃の花や柑橘類、菊などの生花を玄関に飾ります。造花ではなく、ホンモノの生命を持ったエネルギーを使うのです。そもそもお店であれ、事務所であれ、お住まいであれ、玄関とは気の入り口であり最も重要な場所です。そこに入った途端にほっとする場所、癒される場所になるかどうかは、こうした生命がちゃんと仕事をし、そこにいる人々に良い働きや潤いをもたらせてくれるかどうかにかかっています。甲午年の午(うま)にあたる火のエネルギーは喜怒哀楽の中の「喜び」にあたります。玄関に入ったときの「わあっ、嬉しい」が続くように、そしてこの1年が嬉しい1年となるように。今年も花や植物や柑橘類を飾りましょう。これは古来から習慣として行われている中国人の知恵なのだと思います。
彦坂 久美子
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愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、
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派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事
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の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生にお
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久美子顧問
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中国で生まれ五千年以上の歴史ある風水。ここでは便利な風水の道具(ツール)をご紹介しながら風水の奥義に迫ります。
◆問題を解決するためには◆
悩みに直面した場合、皆さんならどのようにその問題を解決するのでしょうか?
福山雅治さんが扮するドラマ「ガリレオ」の湯川教授ならば、物理学者らしく仮説を立ててその問題が検証されるまで何度も実験をするのでしょうが、我々の抱えている問題を解決するには、人間関係にしろ、仕事にしろ、子供のことにしろ、どういう方法をとれば問題解決の糸口が見えるのでしょうか?
風水では、人は天空のエネルギーと地面のエネルギーの両方を受けていると考えています。その両方がスムーズであればそこにいる人々の毎日もスムーズでしょうし、そこに歪みがあれば人々は何らかの苦しい思いをすることになります。歪みが生じてしまっている場合いかにスムーズにしていくかが風水師の腕の見せ所になる訳です。
◆風水と星との関わり◆
天空のエネルギーといえば太陽や月があり、それらと共に星があります。風水と星との関わりは深く、人間関係や仕事運、金運等を見る紫微斗数推命では100以上の星を見て判断をしますし、太陽が天球上を運行する黄道に沿ってめぐってくる28の星で吉凶を見る「二十八宿」という方法等があります。
星はいにしえの時代から大切な風水ツールです。
中国の占星術に出てくる二十八宿では、月は約28日で天を一周し1日に1宿ずつ通過していくと考えられています。二十八宿は、春夏秋冬、いつの時期にどの星が輝くとそこに住む人々にどのような影響を及ぼすのかが分かり、それによって善し悪しを判断するものです。
例を見てみましょう。28ある星の中で「箕(き)」という星は、人々に金運と俸禄をもたらす星で、結婚や開業、不動産購入には特に良い日とされています。この星は水エネルギーを持っているので水エネルギーが旺じる冬の時期には特に良い働きをします。
「参(しん)」という星は、「箕(き)」と同じように水エネルギーを持ちますが、お住まいに関わることには良い働きを持つものの、こういう日を選んで結婚や葬儀をすると男女間の問題が起きてしまったり家運が困窮すると言われており、冬の時期にはこうした凶意が更に強くなってしまいます。
一方、開業や結婚、入居、移転、開業とあらゆることに吉の働きをもたらす「尾(び)」の星は火エネルギーを持つ為、木エネルギーが強まる春や火エネルギーが強くなる夏には良い働きをしますが、冬の時期には水エネルギーが火エネルギーを剋してしまうため、十分な力が発揮できません。
木火土金水の五行エネルギーの関係については下記の図をご参照下さい。
いつどのような星が宿るのかは、「通勝」などの暦の本にも書かれていますし、以下のようなアプリでも検索できます。

◆久美子的星を風水に活用する奥義◆
風水の名著「雪心賦」は、目に見える山やその土地の水等の景色から風水の吉凶を判断することが書かれた書物です。この書物の中に書かれている「上等地師観星斗、二等地師看水口、下等地師随山走(一流の風水師は星を見て判断し、二流は水の流れを判断し、三流風水師は地面を追う)」という言葉に筆者は心地よいショックを受けたことがあります。
地上のイルミネーションが輝く21世紀の香港では判断が難しいかもしれませんが、星空が美しく何とも言えない明るさを持っている街こそが、栄華を受けるにふさわしい街なのでしょう。昔の人はそういう街を見つけだし都と定めたのだと思います。
私たちは問題に直面すると、そのことだけを考えて問題を解決しようと意識は問題に集中します。その問題が頭から離れず、その事ばかりを考えます。しかし、それを解決する糸口は得てして問題の中にあるとは限りません。首をぐるっと動かし、見る方向を変え、時には全く違う景色を眺めてみましょう。冬になるにつれて空気が澄んで深く高くなる夜空を眺めてみませんか。問題解決のヒントは案外そういうところに隠されているのかもしれません。
彦坂 久美子
<プロフィール>
愛知県名古屋市出身。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、著名ブランドが認めた風水師デビッド•ソー先生の弟子として無常派風水に師事。易経、四柱推命も含めた玄学に長年携わる。住宅、事務所、店舗等の風水の他、店舗の開店日や引越し、結婚の日取り等の選定、四柱推命を使い、結婚、子育て、ビジネス、健康等人生における様々な問題やニーズに対応している。
久美子顧問
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