映画「武士の献立」とそのレシピ
江戸時代に実在した、加賀藩に仕える「包丁侍」舟木家を題材にした時代劇ヒューマンドラマ「武士の献立」。
「包丁侍」とは、剣術ではなく料理で将軍家や大名家に使える武士のこと。二代目・舟木伝内は、藩主の食事や、接待、儀式などの詳細を著した献立書「料理無言抄」を作った人物で、舟木家は明治に至るまで7代にわたり加賀藩料理人を務めた。映画では、この献立書をもとに、江戸時代の武家や庶民が実際に食べていた料理を忠実に再現している。
その中で、上戸彩が演じるお春は人並み外れた味覚と料理の才能を見せるだけでなく、見るからにおいしそうな料理も何品を披露している。シネマで「味わう」前に、自宅の台所でも一足早く楽しんでみては。
武士の献立
[あらすじ]春(上戸彩)は人並み外れた味覚と料理の才能を持っていたが、気の強さが仇となり1年ほどで離婚。ある日その才能を買った、料理方である舟木伝内(西田敏行)に息子の嫁にと懇願され2度目の結婚を決意する。舟木家は藩に仕える包丁侍であったが、跡取りの安信(高良健吾)は料理が大の苦手。春は姑(余貴美子)の力も借りながら、必死に夫に料理を教えるが…。
下記シネマで公開中。
PALACE ifc、Broadway The One、Broadway APMとAMC Festival Walk
監督:朝原雄三
出演:上戸彩、高良健吾、
西田敏行、余貴美子 他