ホテル「attitude on granville」がNEW OPEN
今月、尖沙咀(チムサーチョイ)に70年代、80年代の香港をテーマにしたブティックホテル、「attitude on granville」が新しくOPENした。館内に入ると、ローカルハウスのような壁、郵便箱や公衆電話などレトロなインテリアや、街市で使われる籠をモチーフにしたレセプションカウンターなどノスタルジックな空間が広がる。また、館内にはホテルのある尖沙咀とGranville Road付近の過去の姿と、これまでの開発の様子などを表現したアートが飾られているのだが、これは若手アーティスト達にとっては作品を発表する場であり、訪れた者にとっては彼らと作品を知る機会を得るという、一種プラットホームの役割を果たしているのもおもしろい。客室のタイプは、15㎡のダブルorツインで素朴な雰囲気の「Urban」、キングサイズベッドもしくはツインのベッドとTV、ライティングデスクとインターネットアクセスを備えた22㎡の「Cozy」、キングサイズベッドもしくはシングルベッド2つとソファベッドがあり、大人2人、子供2人の宿泊にまで対応可能な25㎡の「Elite」、広々とした空間にキングサイズベッドもしくはシングルベッド2つと、ベッドにもなるソファがあり、窓からGranville Roadの眺めを楽しむことが出来る35㎡の「Studio Suite」の4タイプ。全ての客室は、「感度の高いアートを制作する」と評判の香港のデザイナーカンパニー、「One bite」によって香港にまつわるウォールペイントが施されている。描かれているテーマはスターアベニューから広東道、海を渡るフェリーやブルースリーなど、実に様々。個性的な部屋の雰囲気は、滞在中のテンションをより盛り上げてくれるだろう。
館内には食べるのをためらってしまうほどキュートなルックスの点心を出す「Yum Cha」と、開放感あるテラス席でワインやカクテル、ジューシーなビーフバーガーなどを提供し、休日はグリーン上でおしゃれなバスケットに詰められたフードと飲み物でピクニック気分も楽しめるヨーロピアンレストラン、「Urban Park」の2つのレストランがある。双方とも既に話題のフードスポットとなっているようなので、併せてチェックしてみて欲しい。
香港屈指のナイトスポット、龍城大藥房、太平館餐廳、翠華餐廳などの有名店、the ONEなど、数えきれないほどの見どころがあり、人々を惹きつけてやまないグランビルロード。香港の今と昔、両方を知ることができるホテル、Granville Roadなら、旅の思い出は印象深いものになること間違いなしだ。
attitude on granville
住所:20 Granville Rd., TST
電話:(852)2105-3888
メール:rsvn@soravithotels.com
ウェブ:www.attitudegranville.com