ミステリホラー映画「残穢 -住んではいけない部屋-」

2016/04/28

残穢ポスター日本の夏の定番とも言える怪談。これからやって来る夏を待っていたかのように、ここ香港で日本のホラー映画が公開される。
物語は、竹内結子が演じるミステリー作家「私」の元に送られてきた一通の手紙から始まる。手紙の主は橋本愛演じる女子大生の「久保さん」。学生寮を出た彼女が最近住み始めたマンションの自室で「箒(ほうき)で床を掃いているような音」がするという相談だった。早速調査を開始する「私」と「久保さん」。すると、マンションのほかの部屋でも様々な怪奇現象が起きている事が判明する。だが、このマンション自体はいわゆる事故物件ではなく、思い当たる事件や事故も見当たらない。ところが更に調べていくと、このマンションの過去の住人が引越し先で自殺や殺人など、様々な事件を引き起こしていたことが判明。そしてそれらの事件は、最終的に数十年前に起こった衝撃的な真実へと繋がっていく。
本作品の原作である小野不由美による同名小説は、雑誌「ダ・ヴィンチ」の「怪談オブザイヤー」で第1位になるなど、その恐怖レベルはお墨付き。映画の中ではそのストーリーだけでなく、観る人を恐怖に陥れる仕掛けが随所に盛り込まれている。是非あなたも劇場に足を運んで体の中からヒンヤリしよう!

残穢 -住んではいけない部屋-(The Inerasable)
5月12日公開
監督:中村義洋
出演:竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介 他

Pocket
LINEで送る