香港ビギナー、べっちーのお料理チャレンジ日記 :糖水 編

2016/03/14

香港の街を歩いていると目に付く「糖水」やら「甜品」という看板を掲げるお店。店内では皆さん、何やらデザートらしきものを食べている様子。ただ、どのお店も結構ローカル感が出ていて、入りづらい雰囲気。店先に置いてあるメニュー表を見ても、漢字ばかりでよく分からず…。なかなか1人で食べに行く勇気が出なかったため、旦那と一緒にチャレンジすることに。店員さんから英語のメニュー表をもらい、出てくるであろう食べ物をイメージするも、全然分からない…。「ええい!ダメもとで注文香港スイーツだ!」ということで、取りあえずお店がオススメをしていた“芝麻糊(blacksesame paste)”というメニューをトライしてみることに。「Black sesameって、黒ゴマだよね…。黒ゴマがメインのデザートって一体…?」とドキドキして待っていると、やって来ました“芝麻糊”。そこには、黒々とした“何か”お椀に入っている。まさに“just black sesame paste”。「そりゃそうだよね、black sesame pasteって書いてあったじゃないか…。それにしても黒いなぁ。味もきっと濃いんだろうな…」何て思いながら、恐る恐る実食。しかし、意外と味は濃くなく、どちらかと言うと優しい味付け。素材の味が活きていて、ほんのり甘くて、健康に良さそう!朝ごはんにも良さそう!という印象。その後も、何度か糖水のお店に通ううちに、自分でも作ってみたい!と思うようになったものの、レシピや材料がよく分からず、チャレンジが出糖水来ずにいました。そんな時、スーパーで発見をしたのがパウダータイプの芝麻糊。お椀にパウダーを入れ、熱湯を注ぎ、かき混ぜるだけ(なんて簡単!)。パウダーもすぐ溶けるので、おそらく所要時間は30秒ぐらいでしょうか。味付けも優しく、お店で食べた味が、簡単に家でも再現できるようになりました。また、このパウダーシリーズ、他にもクルミペースト、パンプキンペースト、ピーナッツペースト、杏仁ペーストなどがあるので、食べ比べてみるのも面白いですし、日本へ帰国する際のお土産としても重宝しそう。後々調べてみると、「甜品」はデザート全般の意味。「糖水」は食後に食べる甘くて温かいスープのことで、広東特有の文化なんだそうです。糖水には、芝麻糊の他にも、豆花(豆腐プリン)、葛粉湯(葛のスープ)、燉奶(牛乳プリン)など、様々な種類があるんだとか。一通りの種類を食べるだけでも、かなり時間がかかりそう…。でも千里の道も一歩から。まずは、色んな糖水をトライして、メニューの名前と味を覚え、少しずつ自分で作れるレシピのレパートリーを増やしていきたいと思っています!

香港ビギナー、べっちーのプロフィール
香港在留歴1年未満。初めての海外生活に戸惑いながらも、親切な日本人&香港人の皆さんに支えられ、香港ライフを満喫中。「香港には見たことがない食材がたくさんある!」ということで、料理のレパートリーを増やすべく日々奮闘中。

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