香港歴史博物館「長安萬象—陝西隋唐文明展」
香港歴史博物館で、「長安萬象—陝西隋唐文明展」が開催されている。会期は8月24日まで。陝西と香港から集めた165件以上の文物を通して、隋から唐へとつながる中国史の流れを紹介する展示だ。
唐の都・長安は、当時の東アジアを代表する国際都市だった。人、物が行き交う都市として栄え、開放的な文化だったようだ。展示では、魏晋南北朝から隋、そして唐へと時代を追いながら、長安がどのように大きな都市文化を築いていったのかをたどる。
会場には、唐代の金銀器、陶俑、仏教関連の文物、女性の装いを伝える資料などが並ぶ。なかには国家一級文物も含まれ、何家村窖蔵から出土した金銀器や、唐代の舞踊・遊興文化を伝える俑など、当時の繁栄を伝える展示が見どころとなっている。
唐代の香港エリアは東莞県に属しており、会場では元朗石崗、赤鱲角深湾村、大嶼山など香港各地で出土した六朝から唐代の文物も紹介されている。長安という遠い都の話だけでなく、同じ時代の香港がどのような場所だったのかも考えられる内容だ。
展示は入場無料。歴史に詳しくなくても、文物の造形や唐代の都市文化を眺めながら見やすい。夏の博物館巡りとして立ち寄ってみるのもいい。
香港賽馬會呈獻系列:長安萬象—陝西隋唐文明展
期間:4月25日~8月24日
場所:香港歴史博物館 夢周歴史影像暨文化館、一樓大堂
料金:入場無料
住所:100 Chatham Rd. South, TST
WEB:香港歴史博物館公式サイト


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