香港故宮で新展示、紫禁城と世界の文化交流をたどる

2026/06/17

G1-The Forbidden City and the World_KV-final-03西九文化区の香港故宮文化博物館で、テーマ展示「The Hong Kong Jockey Club Series: The Forbidden City and the World—Cultural Encounters」が始まった。北京の故宮博物院と共同で企画された展示で、会場はGallery 1。6月3日から一般公開されている。

今回の展示は、紫禁城を中国の宮廷文化だけでなく、外の世界とつながる場所として紹介するもの。元・明・清の600年以上にわたる歴史を軸に、外交、交易、科学技術、工芸などを取り上げる。

展示品は130点以上。北京の故宮博物院、香港故宮文化博物館、ドーハのイスラム美術館などの所蔵品が並び、その中には国家一級文物18点も含まれる。絵画、書、時計、陶磁器、ガラス器、家具、織物など、宮廷に入ってきた品々から、当時の交流の広がりを見せる構成だ。

紫禁城というと、皇帝や宮廷生活のイメージが強い。だが、展示を見ていくと、そこにはアジアやヨーロッパから伝わった技術や美意識も入り込んでいたことが分かる。香港故宮の常設展示とあわせて見ると、宮廷文化の見え方も少し変わりそうだ。

______

The Hong Kong Jockey Club Series: The Forbidden City and the World—Cultural Encounters
開幕日:2026年6月3日(水)
会場:Gallery 1, Hong Kong Palace Museum
住所:8 Museum Drive, West Kowloon Cultural District, Kowloon
時間:月・水・木・日 10:00〜18:00、金・土・祝日 10:00〜20:00
休館日:火曜日(一部祝日を除く)
料金:一般入場券 HK$70〜

Pocket
LINEで送る