ワンランク上の楽しみ方【会員制クラブ】
言葉の響きがなんとも閉鎖的で、特別感を持つ「会員制クラブ」。18世紀のロンドンのコーヒーハウスで、共通の趣味を持つ人々が定期的に集会を開くようになったことが起源とされる。イギリスの面影を色濃く残す香港では、社交の場も多く、セレブリティの証として多くの国籍の人に利用されている。今回、映画にもよく登場する有名なチャイナクラブはあえて外し、近年注目を浴びるクラブや庶民でも利用できる穴場スポットをご紹介する。

新スタイルのラグジュアリー体験
カーライル&コー(Carlyle & Co.)

世界で最高級のホテルを展開するローズウッド ホテル グループが、2021年にオープンした会員制クラブ「カーライル&コー(Carlyle & Co.)」。このような会員制クラブは同グループでは初めての取り組みで、米国・ニューヨーク市にある「ザ カーライル、 ローズウッド ホテル」にちなんで名づけたそうだ。
ここでは、定期的にアーティストを招き、香港でも最もライブ感を感じられるエンターテイメントを楽しめる。宿泊を希望の会員やゲストは、それぞれテーマが異なるデザインを施したスイートルーム8室を備えたプライベートフロアを利用可能。また、約2330平方メートルの敷地に、香港の眺望を一望できる屋外テラスを完備し、昼でも夜でも美しいビクトリアハーバーと、超高層階からの香港スカイラインを堪能できる。
館内には、ミュージックルーム、ゲームルーム、美容室、テイラールーム、ワインセラー、ブラッスリーなど至れり尽くせりのホスピタリティも。もちろん利用は会員とそのゲストのみ。極上かつセンス溢れる空間に身を置くなら、ベストチョイスといえる場所だ。

1849年からの歴史
ロイヤル香港ヨットクラブ

発祥は1849年に設立されたビクトリア・レガッタ・クラブが原型といわれ、さまざまな合併吸収を経て現在のロイヤル香港ヨットクラブとなった。初期の会員は英国人のみで、1950年代までは、会員資格はヨーロッパ人に限定されていたそうだ。現在では、誰でも会員資格を得られる。周りを海で囲まれる香港ではヨットやカヌー、ドラゴンボートなどの水上スポーツが盛んに行われているが、同クラブでは、そんな水上活動のトレーニングやレースのほか、各種イベントを楽しむことができる。
同クラブは銅鑼湾の海沿いに位置し、ビクトリアハーバーで開催される花火やドローンショーの特等席とも言える好ロケーション。ステーキハウスやバーなど各種飲食施設も完備するほか、キッズルームやプール、ジムなど基本的な機能も充実している。香港の歴史を感じながら、贅沢な時間をのんびり過ごす時におすすめ。

都会の喧騒を忘れさせる一等地
パシフィッククラブ

尖沙咀の中心部に位置するパシフィッククラブは、目の肥えた会員に落ち着く空間と特別なひとときを提供する。スターフェリー乗り場に程近く、ビクトリアハーバーから香港のスカイラインまで、香港のシンボルともいえる摩天楼が眼下に広大に広がるスポットだ。1990年に開業した同クラブは、世界の名門プラチナクラブによって2018-19年度のトップ100シティクラブに選出され、香港の社交界やビジネスコミュニティに愛されてきた由緒正しい場でもある。現在では、スポーツ、レクリエーション、リラクゼーション、ダイニングなど充実した施設を誇り、ビジネスから生活の中の憩いの場まで幅広いシチュエーションで利用可能。会員だけが参加できる各種プロモーションイベントも盛りだくさんなので、チェックすることをおすすめする。
https://www.pacificclub.com.hk
誰でも利用OK!ピーナッツを心ゆくまで
Inn Side Out

銅鑼湾にある庶民的な雰囲気の会員制施設「南華體育中心」。ここには知る人ぞ知るバーがある。その名も「Inn Side Out」なのだが、なんと会員でなくとも気軽に入れるスポーツバーだ。ここの名物は種類豊富なクラフトビールのほか、世界各国の瓶ビール、そして際限なく食べられるお通しのピーナッツ。TVモニターから流れる大迫力のゲームを熱狂的に鑑賞しながら、床にピーナッツの殻をワイルドに捨てる、そんな粋な行動も同店ならではの楽しみ方だ。気取らない雰囲気がお好きな方は、ここで豪快に飲む週末もいいかもしれない。

https://www.facebook.com/InnSideOut


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