西沙GO PARK段階的にオープン【新界東】
建築はまたもや「ザハ・ハディッド」
沙田より東側、烏溪沙付近に新たな大型複合施設がオープンする。大手デベロッパー新鴻基地產が開発した新ランドマーク、「西沙GO PARK」だ。敷地内の広さは30万スクエアフィートを有し、建物デザインは世界的建築家ザハ・ハディッド事務所が手がけた。同施設では、彼女の遺志を継ぐ作品らしい美しい曲線美と幾何学的な要素を所々に垣間見ることができるほか、広大な空間を生かして作られたモール内をつなぐブリッジ、屋上庭園など、快適さと自然の融合も感じることができる。またこの屋上庭園からは見渡す限りのシービューが広がり、ショッピングや飲食と同時に四季を感じる憩いの場としての機能も期待できる。
香港イチのスポーツエリアに
併設の「西沙SPORTS PARK」は100万スクエアフィートあり、スイミング、テニス、サッカー、バスケットボールなどのコートのほか、香港初とされる弾道測定器トラックマン完備のインドアゴルフ練習場もあり、屋内外対応型の豊富な施設数を誇る。また、海岸線を沿うように走るサイクリングロードおよびランニングコースもあり、香港の一大スポーツエリアとなりそうだ。
交通アクセスは屯馬線の烏溪沙駅から車で4分、東鐵線の大學駅から8分と至便で、段階的に路線バスの運行数を増やしていく見込みだという。香港のせまい市街地では実現し得なかった、ショッピング、飲食、娯楽、自然、スポーツの複合施設「西沙GO PARK」、香港の人々に新たなライフスタイルを提供してくれるだろう。6月末から一部で開放される予定。
西沙GO PARK
www.saisha.com.hk