故郷自慢 Vol.40 【東京・八王子】
Sonokoさんの故郷自慢
【八王子】について聞いてみた
私が25歳でヨーロッパやアジアに飛び出すまで暮らしていた、そして育ててもらった街、それが東京都八王子市です。
私が幼いころはまだ「織物の街」として有名で、養蚕業の名残りがあり、お蚕さんが食べるクワの木がそこらじゅうにありました。
小学校の通学路にもクワの林のようなところがあって、帰り道、幼馴染と一緒にそのクワの木にぶら下がっている真っ赤なクワの実を失敬し、口の中に放り込むと、まぁ美味しいこと!
山が近く、日の出も夕日も美しく、放課後に河でオタマジャクシを捕まえたり、ザリガニを採ったり。東京都ですがひときわ自然が豊かなところです。
八王子は山に囲まれている盆地で、寒暖の差も大きく、四季がはっきりしている街です。春は市民球場の近くの桜並木の公園でのお花見が大盛り上がり。夏は八王子祭り。市内至るところからお神輿が出て、花火大会も立派なんですよ。
秋は甲州街道沿いでいちょう祭りが開催されて、「クサイ木がある~」と言いながら、美しいいちょう並木の下をスタンプラリーをしつつ、なが~い距離を家族とお友達と歩いたものです。 ミシュラン3つ星の評価を得た観光地・高尾山は、さまざまな植物で溢れていて美しく、でもすぐそこにある、すぐに行ける、身近な山でした。
八王子には人情に厚い方が多いと思います。私自身、八王子のご近所の、地域の方々に育てられた、そんな気がしています。海外で出会う八王子出身の方々もそう。志高く、熱く、でも人情味溢れていて、都会っ子の「粋な」部分と、田舎の「親しみやすさ」を両方、あわせもっているような気がします。
皆さんも八王子にぜひ訪れてみてくださいね。四季の美しさと人のあたたかさを感じていただけると思います!
Sonokoさん
元CAで、現在は香港でウォーキング講師をしています。
写真でのポージング、綺麗に見える所作のレッスンも行っていますよ。
インスタlive⇒@sonokowalkingで毎週水曜日の朝6:25~6:30(日本時間)配信中です。