香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.224
Vol.41
人生42年、まだまだ山あり谷あり
今回はペラペラと呟く回にしてみようと思います。実は数ヶ月前から負のスパイラルに陥ってました。おもしろいもので、一回しくじるとまた新たに問題が出てくるんですよね。
今はそうゆう時期かと冷静に見れてる自分も嫌いではありません。じっとその時を待つ。自分の思考回路がネガティブ脳に変換されてるんです。だから、必然的にスパイラルに陥る。。。
非認知(※)コーチでもそんな時ありますよー。パッションがあったって落ちちゃうときはあるもの。振り返ってみると笑ってしまう出来事もありますけど(笑)。それに良い事ばかりの人生じゃ、つまらないって思うのは私だけでしょうか。いまいちパッとしない時間を乗り越えた瞬間って超自分を褒めてあげたくなります。さすがだよ!!あんた!って。
誰もが必ず抜けられるんですよ。その期間が勝負なんです。短時間で抜けられるか、または、時間を要する、加速して悪化するパターンなどもありますけどね。
暗黒の小学校時代の話なんですが、少々治安がよろしくない学校だったので、いじめは日常茶飯事。クラス中の生徒がやられては、やっての繰り返しで、それは辛い毎日でした。高学年になると急になくなるんですよ。あれはなんなんでしょうか。
この時から、その時を待つって癖がついたんだと思います。
非認知を学んで回復力の速さを実感しています。自分の思考回路を整えて、さらに周りの仲間の底上げによって一気に正常な位置に戻してくれます。
いつだって、前向きで頑張ってる仲間が傍にいるから負のエネルギーをかき消してくれるんです。不思議なもんで、その時々で現れて背中を押してくれる仲間が出てくるんです。そんな仲間たちが現れたのも非認知によって得たものが大きくて、私の自信にも繋がっています。
この先もずっと人に与え続ける存在でいたいなって思います。こうやって救い上げてくれる人たちの為にもGIVE精神でいたいんですよ。
綺麗事言っちゃってますが、歳取ったせいかクサいセリフでも普通にシラフで言えるようになったのです(笑)。
ほーんと、人は人によって救われる。結局は孤独じゃ生きられません。
最近、とある悩みを聞いて42歳の私には解決することが難しかったので、70歳になる母に聞いてみたところ、さすがな答えが返ってきました。
言葉の厚みが違いますよね。70まで山あり谷ありな人にはそりゃかないません。
97歳になる曾祖母も今だって山あり谷あり。その年齢まで山あり谷ありはさすがにきついので嫌ですけどね。
リサーチソース
非認知コーチでも負のループにはまります。いかに回復力が速いかが、ポイントです。
※非認知能力とは意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、測定できない個人の特性による能力。学力(認知能力)と対照して用いられる。
e-ko.のプロフィール
2児の女の子のママ。17年間の某有名アパレル企業で働き、主人の香港転勤により退社。毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌で、自己肯定感高めな酒好き。香港のキャリーブラットショーなんて言わしてもらってます。好きな言葉は「なんとかなるさ」