香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.177

Vol.5
40代がカジュアルを着こなす勇気
30代の頃のような活力が乏しく身体の衰えが寂しい日々。
自称体力女で通しているが、そうはいかなくなってきているのが現実。強いて言えば、身体のラインがもたついてカジュアルファッションが似合わなくなってきている。(がーん)
騙しの効かないのがカジュアルファッションなのだ。ダボっとしたホルムに色味も曖昧。
ケイトモスやジェニファーロペスのような圧倒的オーラがあればどんなテイストも余裕なのだが、そこは一般庶民、現実をみよう。
まず必要なのが、体型スタイルなのだ。細いだけじゃダメで、運動した締まりが必要なのだ。ダボっとしたポリウレタン素材の服には締まった体型か、あるいは強めの顔面が必要になってくる。(身体も顔もぼやけてたら直ちに家に篭りなさい。)
例えば梅宮アンナが圧倒にカジュアルファッションがイケてると再注目している。(タキマキ、ハセキョー、タナカミナミ、リンカはちょっと違う。)
40代以降は幸高め、肌艶良い、細すぎないがポイントだ。細いと被写体では良いが実物はカサカサの老けだ。(芸能人モデルは実にこのタイプ多い)
さらに追及すると健康的な髪が鉄則だ。ブリーチでガンガン色抜きをしている私なんて論外笑(ブリーチしても手入れをしていけば問題ないのだが家でトリートメントするくらいで怠けている。梅宮アンナもブリーチバキバキだがそこは芸能人お金かけてるので問題はない)
髪に艶なし肌に光なし口びる赤みなし。それは疲れ果てた40代BBAそのものとなってしまう(とり急ぎはシャネルの真っ赤なルージュをひこう)
1番楽なものほど、力を入れなければならないし、誤魔化しが効かない。なんでもそう。さらに大変なのが自分をいかに良い状態に持っていき精神面を強化すること。若年更年期も始まるのでメンタルを安全に保つ為に食事内容も大切となってくる。(アラフォーママの友人にスペシャリストがいる。インスタ→passion.love.care)
アンナも離婚し、ももかちゃんが大学生になり、たっつぁんが天国に逝ってからすんごく綺麗に復活してきた。メンタルと関係していることが伺えそうである。(進むべき道が見え腹をくくったのだろう。)
肉体と精神がバランスとれれば、どんなファッションでも着こなせることが出来る。昔のように1日お菓子で終了しても良い時代は終わり。
40代ってお金もかかるし気をつける事多いし、子供も大きくなってきて、色々な事を決断しなくては、いけない。夫婦関係も怪しくなる。気を抜くとすぐに疲れたBBAになる。自分大好き40代と自分を構う余裕がなくなる40代。
はっきりいってどっちかに超分かれる。
アラフォーママもここんとこ後者です。ワークアウト怠け中、睫毛短い、ハイフ行ってない、化粧水そこらへんの、暴飲暴食、、、、。(きっと周りから疲れてると思われてる。カジュアル着てはいけない、病む。笑)
しかし、意識高めキラキラアッパー40代女子がこの世には5万といる事を忘れてはならない(汗汗)
※気づくうちはまだ花だと信じたい。
リサーチソース
梅宮アンナ
港区アッパー40代主婦
赤いルージュ
e-ko.のプロフィール
二児の女の子のママ。17年某有名アパレル企業で働き香港転勤になり退社。流行りを見つけるのが得意技。
AB型の個人主義者。酒呑み。好きな言葉は、「何とかなるさ~」
Club house @eekooo