数秘術入門 自分の“質”を知って、日々に活かそう 

2021/01/20
数秘術入門

\ 数秘術とは何ぞや?! /

 数秘術とは、西洋占星術などと並ぶ占いの一つで、対象の生年月日や姓名などから、固有の計算式に基づいて運勢や宿命を占う方法。創始者は、古代ギリシアの有名な数学者・ピタゴラスといわれている。彼は「万物は数なり」という思想を確立し、宇宙の全ては人間の主観ではなく、数の法則に従うのであり、数字と計算によって解明できるとした。


\ それぞれの数字の意味 /

 実は、この数秘術、「ライフパスナンバー(以下、LP)」「ディスティニーナンバー」「ソウルナンバー」「バースデーナンバー」「マチュリティナンバー」など、多数のカテゴリーの数字を算出し、様々な角度から対象の資質を見ていくのだが、今回は、メインの資質を表す「LP」についてお話する。

 「LP」は、生年月日を単純に足していくだけ。例えば、2021年1月22日生まれの人の場合、2+0+2+1+1+2+2=10。これを一桁になるまで行なう。例の場合、合計の数字をもう一度同じように足すと、1+0=1。つまり、この人の「LP」(基本的な性格)は「1」ということになる。例外で「11」「22」「33」のみ、それ以上足さない。

 

1. 物事の始まりを表す数字。この数字を持つ人はリーダーシップがキーワードで、新しいことを始めて、世の中を未知の世界に導くのが得意。

2. 「1」の存在を受け止める立場の数字。パートナーシップがキーワードで、人を支える、人と人とを繋ぐなど、異なる二つのものの融合に携わることが多い。

3. 「2」の反動で、飛び出したくなる数字。破壊と創造がキーワード。楽しいことを求める子どものような性格で憎めない存在。

4. ルールを守らない「3」を制するための数字。建設と安らぎがキーワードで、ルーティンワークが得意。真面目にコツコツタイプ。

5. 石橋を叩いて渡る「4」に代わって、スピード感あふれる数字。情報と体験がキーワードで、頭で考えるよりも即行動する派。

6. 周りが見えない「5」を補う数字。いわゆる空気を読む人。愛情と思いやりがキーワードで、相手の喜びこそが自分の喜び。

7. 自分がない「6」に疑問を抱き、自己主張をする数字。追求がキーワードのため、一つのことを突き詰めるのが得意。

8. 研究者・職人タイプの「7」を雇う数字。いわゆるマネージャータイプ。目標達成がキーワードで、困難なことがあるほど燃える。

9. 「1~8」の全てを受け止める数字。客観がキーワードで、冷静に観察するのが得意。人間と宇宙人の間といわれており、誰とでも合わせることができる。

11. 一桁の数字の世界(普通)から飛び出した数字。いわゆる宇宙人。インスピレーションがキーワードで、繊細で敏感。自分のことはわからないが、相手のことはよくわかる。

22. 「11」の不安定さをカバーした数字。大規模な建設がキーワード。人に尽くす「2」と、コツコツ作り上げる「4」(2+2=4)が共存して、地域貢献や世界平和に目が向く。

33. 「22」のハードルの高い意思を実現させる数字。ミラクルがキーワード。「3」の子どもと、「6」(3+3=6)の母親的な面が共存する。常識を覆す、ピンチのときほど本領を発揮する。

 

\自分の “質” を知って、日々に活かそう /

 たかが数字、されど数字! 数秘術は、自分の “質” を知るのにとても便利で、これを知っているだけで、闇雲に行動したり、翻弄されたりしなくてよくなる場面が増える。自分の “質” を知って、日々に活かそう。

 

Pocket
LINEで送る