マリリンのぶらグル巡り Vol.70

2018/12/19

ミシュラン一つ星レストランで季節の白トリュフとシビエ料理メニューを堪能！「On Dining Kitchen & Lounge」

モダンでシックなラウンジフロア

数多くのレストランが軒を連ねる香港きってのグルメスポット、中環（セントラル）に店舗を構えるミシュラン一つ星のフレンチレストラン「On Dining Kitchen & Lounge」。2階建ての上階にはテラスのあるバー、下階にはレストランがありミシュラン一つ星レストランだけども気取り過ぎずラフすぎず居心地のよい空間が魅力の同店。今回は、季節の白トリュフとシビエ料理のメニューをご紹介しよう。

エグゼクティブシェフのフィリップ氏

今が旬の白トリュフを使用したメニューには、アラカルトとコースメニューの２つを用意。これでもかと贅沢にトリュフを思う存分楽しめるコースでも良し、他料理に合わせて白トリュフを楽しむも良し。新鮮なホタテのカルパッチョに白トリュフを削ってトッピングした「Scallops Carpaccio, Olive oil, Leon」、卵のラビオレにジロレ・マッシュルームやマッシュルームピュレ、白トリュフを加えた「Egg Ravioli, Girolles Mushroom, Mushroom Puree」はコースでもアラカルトでも楽しめる料理。その他にも肉が柔らかくジューシーな日本産鶏の胸肉とタリオリニパスタをロブスタービスクソースで和えた「Japanese Chicken Breast, Tagliolini, Lobster Bisque Sauce」も食べごたえ抜群で白トリュフを加えることで豪華な料理をさらに楽しむことができる。ワインが最高にすすむこと間違いなし。

たっぷりの白トリュフを乗せた「Japanese Chicken Breast, Tagliolini, Lobster Bisque Sauce」

近年、日本でも注目を集めているシビエ料理は、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉（フランス語）で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化。そのためフランス料理界では古くから高級食材として重宝され、特別料理として愛されて続けてきた冬限定のご馳走だ。エグゼクティブシェフのフィリップ氏はそんなシビエ料理を巧みな料理の腕で極上の味に仕上げている。伝統的なカントリースタイルのテリーヌでアカスグリとチャツネ、そしてブリオッシュを添えた「Le Chevreuil」、ローストした野生の鴨肉、なすび、イチジク、黒ニンニク、そしてサルミソースを添えた「Le Canard Sauvage Features Roasted Wild Duck with eggplant, figs, black garlic and Salmis sauce」は必ず試して欲しいシェフおすすめメニュー。