マリリンのぶらグル巡り Vol.69
お洒落なモダン、英国料理レストラン「Gough’s on Gough」
伝統的なサンデーローストメニューが登場!

お洒落で洗練されたインテリア
香港の中環(セントラル)と言うとがやがやとしているイメージがあるが、中心地から離れると静かで落ち着いた大人の雰囲気が漂うエリアもある。その中でもノーホーエリアは、お洒落なバーやレストランが数多く軒を連ね、人込みを避けてゆっくりとした時間を過ごしたい時にはおススメだ。昨年、ノーホーにオープンした英国有名家具ブランド「Timothy Oulton」のコンセプトレストラン「Gough’s on Gough」。王道の英国料理をモダンにアレンジしたコンテンポラリー料理と凄腕ミクソロジーが作るカクテルを楽しむことができ、オープン当初から安定した人気を保っている。
今回、同店は新しくエグゼクティブシェフに就いたCaryさんを迎え、毎週日曜12時~19時30分の間で英国の伝統料理、サンデー・ローストなど料理の数々をHKD389/名で提供する。サンデーローストの歴史は産業革命時代にまで遡る。金曜はパン屋がパンを焼くことができなかったため、パン用のオーブンを使用して肉をグリルするようになった。後に伝統的な料理として定着し、肉に加えて主菜料理に野菜、ローストポテト、グレービーの付け合わせを添えて食べるようになったという。英国というとローストビーフというイメージが定着しているが、ポークやチキン、ラムなど種類豊富な肉をローストした料理を楽しむことができる。
まずは、あっさりと食べられる前菜、新鮮でぷりぷりしたエビを使用したシュリンプカクテル「Shrimp Cocktail」。食欲が増してきたところで4種類のビーフローストからお好みのものを選ぶ。英国の伝統に近い肉といえば「Roast Rib of Hereford Beef」。英国産牛肉、ヘレホード肉を使用したローストリブ。サイドメニューには鴨の脂肪でローストしたポテト、ニンジン、ヨークシャプディング、ほうれん草のクリーム煮、カリフラワー・チーズ、ホースラディッシュ、ビーフのグレービーを添えている。

最も伝統的なメニューに近い「Roast Rib of Hereford Beef」
驚くほどにジューシーなDingley Dellの豚肉ローストローイン「Roast Loin of Dingley Dell Pork」はブラックプディング、カリフラワーチーズ、ポークグレイビー、アップルソースを添えたい。

ジューシーさが魅力の「Roast Loin of Dingley Dell Pork」
ベジタリアンメニューには、根セロリのグリルステーキ「Grilled Celeriac Steak」を。サイドにはマッシュポテト、ヨークシャプディング、カリフラワー・チーズ、野菜の煮込み、そして根セロリのグレービーを添えて。しっかりと食べ応えもあり満足できる味。
しっかりメインをいただいた後には、しっかりデザートで食事を締めくくろう。3種類から選べるデザートの中でもシェフおすすめが英国の代表的なデザートで季節のリンゴをたっぷり使った焼き菓子のアップルクランブル「Apple Crumble」。冷めてもおいしいが、温かいうちに食べるのがおすすめ。セットには食後のコーヒーまたはティーが含まれている。オプションでフリーフロードリンクも別料金HKD268で追加すことも可能。

お肉との組み合わせにピッタリなカクテル「Bloody Mary」
さあ、さっそく英国の伝統料理のサンデーローストを楽しみに出かけよう。
Gough’s on Gough
住所:15 Gough St., Central
電話:(852)2573-9066
時間:ランチ 月~金 12:00~14:30、日 12:00~20:00、アフタヌーンティー 14:30~17:00、ディナー 月~土 18:30~深夜
ウェブ:https://goughsongough.com/