ジャパニーズタパスバー 「TSURU 鶴」がCentralにオープン
Japanese Tapas bar TSURU 鶴
香港において西洋文化を感じられ、多種多様な民俗が集まるCentra(l 中環)エリア。その中でもバーやレストランが立ち並び、昼はランチ、夜はお酒や音楽を楽しむ人で賑わうウィンダム通り沿いに「Japanese Tapas bar TSURU」が10月14日にオープンした。同店のコンセプトは‘‘Japan’’。酒の銘柄や食材、店内の内装にいたるまで、和の要素が散りばめられている。例えば、ビールは日本産にこだわり、日本の様々なクラフトビアを揃えていたり、ワインの産地も半分以上は日本のもので揃えていたり、調味料も知覧茶オイルなどを使用していたり・・・。純和風ではなく世界各国の人たちからみた日本をコンセプトにしているため、新感覚のカクテルを飲むことができる。また、店内も木やスチール、和紙をミックスしたモダンテイストで落ち着ける雰囲気だ。
カクテルをつくるのは、これまでに香港だけでなく、上海や広州などでも働いてきた、バーテンダー暦26年の平川さん。その経験から、料理に合わせたお酒を選ぶのはもちろんのこと、お酒を主役にタパスを選んでもくれる。店のコンセプトに合わせた、昆布茶やダシなどの日本ならではの旨みを使った、平川さんオリジナルカクテルも楽しめる。
平川さんのこだわりは、料理とお酒の組み合わせを楽しむマッチングだ。TSURUでは特製ドリンクとドリンクにあわせたタパスをセットにしたスペシャルマッチィングメニューを週替わりで5種類用意している。その中のメニューを一つ紹介しよう。
「Shio sai」×「Original Wrap Sushi」。「Shio sai」には昆布茶とトマトのリキュール、日本酒、ソーダ水、ミニトマトを使用している。飲む前の香りは昆布茶だが、一口飲めば、トマトの爽やかなテイスト、後味は日本酒という新食感。「Shio sai」に合わせた「Original Wrap Sushi」は、ライスペーパーを寿司酢につけ、ネギトロや海苔などの具材を入れて巻き、(具材は変更あり)最後にスプレーで醤油をかけたもの。食感がもちもちして、醤油の香ばしい香りがカクテルとよくマッチングしている。具材や組み合わせは毎週変わるので、通う楽しみも。ぜひ、2軒・3軒目ではなく、1軒目から足を運んでみてはいかがだろうか。
Japanese Tapas bar TSURU 鶴
住所:G/F., 63 Wyndham St., Central
電話:(852)2523-9968
時間:17:00~2:00、近日中にランチも開始(12:00~15:00)
フェイスブック:bartsuru