フードコーディネーター川島の紫外線対策レシピ
キレイをつくるレシピ帳
はじめまして!フードコーディネーターの川島です。
今回から、美容を絡めた日本のトレンドも交えつつ、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!
柔らかい日差しと共に、服装も軽やかに。2015年春夏も昨年に引き続き、ホワイトコーデが流行中ですね。
肌色を柔らかく見せてくれるホワイトカラーのファッションを上手に取り入れるためにも、日焼け知らずの透明感のあるお肌はとっても大切。「とはいえ、まだ本格的な夏ではないし…」と、紫外線対策をお忘れではありませんか?
紫外線が降り注ぐのは、夏だけではありません。春先の3月頃から急に増えはじめ、9月頃から序々に減少していきますが、通年その影響は受けています。表皮を中心にダメージがあり、日焼けという形で炎症を起こした状態になるUVBは5月から徐々に増え夏に多くあり、奥の真皮に到達して肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲンを変性(シワの原因にも)させるUVAは、5~6月には真夏とほとんど同じ程度に、冬でも夏の半分程度は降り
注いでいます。しかもUVAはガラスを透過する特性があり、気付かないうちに紫外線を受けてしまっています。
じわりじわりと紫外線も強くなりはじめているこの時期、日焼け止めなどスキンケアによる紫外線対策ももちろん大切ですが、美味しく賢く、身体の内側からの紫外線対策をしたいものです。
そんな時に覚えておきたいビタミンエース!ビタミンA、C、Eという栄養素が紫外線対策にはとても有効。
代表的な食材でいうと…
●ビタミンC:シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制、肌のハリの元となるコラーゲンやエラスチンの生成促進をする働き(赤・黄ピーマン、ゆず(果皮)、パセリ、芽キャベツ、レモン、ピーマン、にがうり、キウイフルーツ)
●ビタミンE:肌老化の原因となる活性酸素による酸化を食い止める抗酸化作用(いくら、あゆ、たらこ、めんたいこ、モロヘイヤ、オリーブのピクルス、うなぎ、かぼちゃ、赤ピーマン、大葉)
●ビタミンA:同様に優れた抗酸化作用のほか、コラーゲンの生成促進(うなぎ、レバー、チーズ、卵黄、大葉、にんじん、パセリ、モロヘイヤ、バジル、ほうれん草、春菊)
今回はビタミンエースを上手に取れる、紫外線対策にぴったりなお手軽ドリンクレシピも合わせてご紹介します。
日々のチョイスにビタミンエースを意識しつつ、早めの紫外線対策で身体の内側から美味しくキレイを手に入れたいですね。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学
川島 令美(かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と平行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフード
コーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗の
メニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源
を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:http://www.vivienne.co.jp/remi