【これが私の香港生活】Vol.1魚の練り物対決!

2026/09/04

香港人家庭・李家にホームステイする秋山優也と、香港で一人暮らしをする垂石花が、同じテーマをそれぞれの視点から楽しむ「これが私の香港生活」。

初回のテーマは「香港料理対決!魚の練り物」。ホームステイ編では家族に教わる香港の定番おかず、一人暮らし編では仕事終わりにも作れる手軽なNEO香港料理に挑戦した。

 

ホームステイ編|家族に教わる香港の定番おかず

香港人家庭にホームステイ中の秋山です。食卓には見たことのない食材や、天候・体調に合わせた料理が並び、驚く毎日です。家族に味を教わり、自分でも作れるようになりたい!

李家のサポートのもと、ウェットマーケットで買う食材を使ったティピカルな家庭料理を紹介します。現地ならではの情報とともに、香港で自炊に挑戦する方の助けになれば幸いです。

 

香港風・練り物の詰め物焼き「懷舊版 煎釀三寶」

4人分/約45分

どんな料理?

ピーマンとナスに魚のすり身と豚肉のすり身を詰めてこんがりと焼き、豆豉(トウチ)だれで軽く煮込みます。

外はカリッと、中はジューシー。野菜の甘みとキレのあるたれがご飯によく合う、香港の定番家庭料理です。

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香港風・練り物の詰め物焼き「懷舊版 煎釀三寶」

買い物メモ

懷舊版 煎釀三寶 お買い物メモ 4人分

作り方

  1. 乾燥みかんの皮は水で戻し、みじん切りにする。青ねぎとパクチーも細かく刻む。青・赤ピーマンは種を除いて食べやすい大きさに、なすは厚めの斜め切りにする。にんにく、エシャロット、ねぎ、豆豉は粗く刻む。
  2. ボウルに白身魚のすり身、豚ひき肉、乾燥みかんの皮、青ねぎ、パクチーを入れる。肉だね用の調味料をすべて加え、粘りが出るまでよく練り混ぜる。
  3. ピーマンとなすの水気を拭き、肉だねを付ける面にコーンスターチ(分量外)を薄くまぶす。肉だねをのせ、はがれないように手で押さえて形を整える。
  4. 鍋に多めの油を熱し、肉だねの面を下にして中火で揚げ焼きにする。焼き色がついたら返し、中まで火を通して取り出す。なすは仕上げに火を強め、余分な油を切る。
  5. 鍋の油を少量残し、②のにんにく、エシャロット、ねぎ、豆豉を先に炒める。香りが立ったら辛豆板醤またはXO醤、柱侯醬を加えて炒め、花雕酒を回し入れる。
  6. ②のシャンタンスープまたは水、砂糖、オイスターソース、濃色しょうゆを加えて煮立て、揚げ焼きにした具材を戻す。全体にたれを絡めながら2~3分煮込み、水溶き片栗粉でとろみをつける。仕上げにごま油を回しかける。

作ってみたら

肉だねの面を最初に焼き、色がつくまで動かさないのがポイント。茄子は油を吸いやすいので、仕上げに火を強めて余分な油を切ると、豆豉だれが重くならないと教わりました。

日本より大ぶりなことも多い野菜に肉と魚の旨みを吸わせて頬張ったら、想像以上にジューシーでした。そのままだとくどくなりそうなところ、ねぎ、パクチー、にんにくが喉をスムーズに通してくれます。

ビールをお近くのコンビニで買っておくことをお勧めします。

 

 


一人暮らし編|手軽に作る、NEO香港料理

香港初心者の垂石花です。エッグタルトはポルトガルスタイルの方が美味しいと思っていましたが、香港スタイルの素朴さに惹かれ始めた今日この頃。

街角のほんのり甘いパン、街ゆく人々の多様さ、突然降ってくる水滴、湿気を含んだ蒸し暑い風。日々の些細な出来事に香港の香りを感じています。

香港の「おもしろい」を再発見し、不夜城香港を朝から晩まで満喫しましょう。

 

まるごと菜心入り!エビのすり身と豚ひき肉のスープ「菜心肉丸湯」

1~2人分/約20分

どんな料理?

えびのすり身と豚ひき肉を使った、シンプルかつ1人でも楽しめる広東家庭料理。

塩胡椒、鶏がらスープの素だけで味付けしたスープに、ぷりぷりのえびのすり身とジューシーな豚ひき肉の肉団子が引き立ちます。

まるごと菜心入り、エビのすり身と豚ひき肉のスープ「菜心肉丸湯」

まるごと菜心入り、エビのすり身と豚ひき肉のスープ「菜心肉丸湯」

買い物メモ

菜心肉丸湯 お買い物メモ 1~2人分

作り方

  1. 生姜をみじん切りにし、★肉だねの材料をすべて混ぜる。
  2. 沸騰したお湯500mlに鶏がらスープの素を入れる。
  3. スプーンで削ぎ落とすように肉だねを入れ、千切りした生姜と一緒に10分ほど煮る。
  4. 仕上げの1分前にえのきなどのきのこ、菜心、小ネギを入れて煮る。
  5. 最後に味見をして塩胡椒で味を整える。
  6. 仕上げにごま油をお好みでかける。

作ってみたら

海鮮とお肉、W使いが香港流!すり身はエビやイカ、お好みの魚でアレンジ可能。肉団子からふわっと香るごま油が食欲をそそります。

生姜をたっぷり入れることで酒を使わなくても臭みが出ず、エアコンで冷えがちな体もぽかぽか温めてくれます。

菜心を丸ごと入れることで食べ応えもアップ。仕事終わりにさっと作れて、一品でも大満足。ちょっとだけ香港を取り入れた、毎日でも食べられるスープです。


作り終えて、二人で振り返り

秋山:菜心肉丸湯はものすごく手軽で、夏にさらっと食べられそうですね!

垂石:美味しかったので翌日分も食べちゃいました。苦手なので入れなかったのですが、パクチーを入れても美味しいと思います……。

秋山:美味しそう!

垂石:魚介のすり身と豚肉を混ぜるのって香港っぽいですよね。

秋山:はい。初めて香港に来た時に「あ、混ぜちゃうんだ……」って思いました。でも意外と合う!

垂石:今のところ、香港料理が世界で2番目に美味しいと思っているのですが、日本にはあまりない組み合わせがあるからかもしれません!(1番はもちろん日本です)

秋山:私は今回、茄子とピーマンの肉詰めなので、日本でも馴染みがある料理かなと思います。

垂石:たしかに。発想は限りなく近いですね。私も煎釀三寶を作ってみましたが、初めて見る調味料だらけで面白かったです!今までスーパーで眺めていたのですが、多すぎてよくわからなくて。今回でちょっと買い揃えられました。

秋山:おめでとうございます。香港ローカルキッチンへようこそ!笑

垂石:すっかり香港人ですね!ご結婚おめでとうございます:)


PROFILE

秋山 優也|ホームステイ編

香港人家族・李家にホームステイ
現地民に教わる、リアルな香港家庭料理

香港人家庭にホームステイ中。李家のサポートのもと、ウェットマーケットで買う食材を使いながら、香港の家庭料理に挑戦する。

 

垂石 花|一人暮らし編

手軽に作る、一人暮らしのNEO香港料理

香港初心者として、街や食、日々の暮らしの中にある香港の「おもしろい」を再発見。一人でも取り入れやすい香港料理や生活を楽しむ。


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