子育て・教育特集 番外編その3
2020年3月第2週発行号(No.731)の「子育て&教育特集」の中で開催した、
香港で子育てをするママたちの座談会。
おかげさまで大好評!実は、この座談会には番外編がある(全3回)。
番外編第3弾のテーマは、性教育はどうしてる!?
なかなかオープンにされることのない性教育事情について伺った(最終回)。
永井:息子の場合は、パパにお任せです。女は、どうしたって男の気持ちまではわからないから。
星:うちも男の子なので同じです。私には、男の子の体の仕組みや、生理現象の詳しいところまではわからないので、そういうときは「パパに聞いてみよっか」と伝えて、主人に男同士の話をしてもらっています。ただ一般的なことや、女性側の話は、私がきちんと話しています。
永井:ローカル校は、学校でもしっかり性教育をしてくれるんですよ。変に隠そうとせず、受精の仕組みはきちんとビデオで見せたりするんだそう。あと、不本意な妊娠をしないように、避妊のことについてもちゃんと教えてくれますね。そうやってオープンに教えているから、子どもたちも包み隠さず話してくれます。
西澤:大切ですよね。雌しべと雄しべが…ではなく、学校でもオープンに教えてくれますよね。だから、子どもたちに聞かれたときは、照れずに真っ正面から答えるよう心がけています。
星:欧米系の家庭では、性の話でも濁さないことが多い。我が家も同じです。親が恥ずかしがったり濁したりすると、子どもたちの間でもいやらしい雰囲気が流れるんですよね。
西澤:性を悪と捉えて隠すと、かえって陰湿になってしまう。
永井:本当にそう思う。性教育を受けて、最初は「気持ち悪い~」なんて言っていた長男も、最終的に誕生の奇跡みたいなところに繋げてくれるので、「僕が生まれてきたのって奇跡なんだね~」って言っていますよ。。