国際空港のあれこれ特集5:香港空港で会える、「記念碑的」飛行機
番外編!?香港国際空港はみ出し情報
空港で会える、2機の「記念碑的」飛行機
香港航空界を見守り続ける、香港飛行第一号機
ターミナル1の天井から行き交う人々を見下ろすように“飛んでいる”複葉機の存在を不思議に思っていた人も多いのではないだろうか。最新技術を集めた国際空港と「原始的」な複葉機との対照的が興味深い。
この飛行機は1910年式ファルマン機「沙田精神號(Spirit of Sha Tin)」。わずか50馬力のエンジンを搭載したこの機は、1911年3月18日、沙田でベルギーの飛行家チャールズ・ヴァン・デン・ボーンが、香港における初の動力飛行を成し遂げた飛行機だ。急速に、そして巨大に発展した現在の香港の航空業界から見れば、取るに足らないほどささやかな飛行ではあったが、すべてはこの機体から始まったという「出来事」としては、大きな意味を持つ。これを記念して今もなお空港内に展示されているのだ。この機体はレプリカだが、1997年11月15日に実際に飛行にも成功している。位置は到着ロビーB出口近く。見上げれば遠くからでも見えるので「複葉機の下で」と、待ち合わせ場所としても使える。
かつてアジアをその翼のもとに!現役引退後も愛される「彼女」
1936年運用が開始され、世界で最初の本格的商業旅客機として活躍した「ダグラスDC-3」。キャセイパシフィック航空でも採用されていたが、開業当初に導入し大活躍したそれぞれ「Betsy」と「Niki」と名づけられた2機が、香港科学館とここ、香港国際空港内キャセイパシフィック航空本社の敷地に展示されている。香港国際空港在住(?)の「Niki」は1961年にその役目を終えるまで、マカオへの処女飛行をはじめ、マニラ、上海、バンコクなどアジアの各国を飛び回った。客席数が最大でも32席と、今となっては「超小型」な機体は、全体的なフォルムが醸し出すレトロ感もあいまってか少し可愛ささえ感じさせる。航空機ファンならずとも是非一度は目にしてもらいたい。

國泰城(Cathay City)
8 Scenic Rd., outside Cathay City
空港バスA12、E11、E21、E22など、東涌からS52 「國泰城(Cathay City)」下車すぐ



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