深セン(SHENZHEN)特集4・家族で楽しむスポット
家族と行ってみよう!もっと発掘!新たな深セン家族と行ってみよう!
深セン湾公園。サイクリングを楽しむならここ!
深セン湾に沿って13㎞に渡り細長く広がる「深セン湾公園」。日本人も多く住んでいるという南山区に位置し、海を眺めながらのんびり散歩ができることから休日には多くの人が訪れる。公園までは路線バスやタクシーで行くこともできるが、地下鉄蛇口線の南山区の駅からであればどのあたりからでもアクセスができるという。
公園内には、しっかり整備されたサイクリングコースがあり、自転車をレンタルすれば潮風を感じながらサイクリングが楽しめる。空気の澄んだ日は対岸に香港も眺めることができ、自然を感じることで心身ともにリラックスできる場所だ。ところどころに休憩所もあり、サイクリングやジョギングに疲れたら一休みもでき、公園の施設には申し分がない。そのほか深セン湾一帯は野鳥の宝庫でもありバードウオッチングも楽しめるという。都会の喧騒から離れゆっくりしたい休日にはぜひ深セン湾公園を訪れてみよう。
深セン湾公園
Shenzhen Bay Park
場所:中国深セン深セン市西南部沿海
深セン博物館
深センの歴史と文化を詳しく知るために
国内外の見学者へ深センの歴史と文化を紹介する深セン博物館、ここは深セン市民に高品位文化を提供する重要な場所としても位置づけられている。旧館と新館の2つに分かれ、地下鉄1号線科学館駅そばにある旧館は1988年に開館し、中国改革開放30年を記念し造られた新館は深セン市民センターの東側に位置し2008年にオープンした。
旧館に「海洋生物展示」と「野生生物展示」があり、常設展示として海洋生物標本、古生物化石標本、野生動物標本を展示し、新館は歴史博物館として、主に深センの歴史と民俗文化等を展示している。深センの数千年の歴史と文化を学ぶ「古代深セン展示」、近代化変遷を掲示する「近代深セン展示」などがあり古代から現在に至るまで詳しく知ることがきるだろう。また、児童に遊びの空間を提供した「児童ホール」では、ゲーム方式を通じて、児童に中華文明の悠久さと豊富さを理解してもらえるよう工夫が施されている。さらに8人以上のグループへは解説サービスも行っている。希望する方は早めに予約をしよう。
深セン博物館歴史館(新館)
住所:深セン市福田区福中路市民中心A区
電話:(86)755-8210-5550
開館時間:10:00-18:00(17:30入場停止。月曜日閉館)
深セン博物館古代芸術館(旧館)
住所:深セン市同心路6号
電話:(86)755-8201-3036
開館時間:9:30-17:30(17:00入場停止。月曜日閉館)
ウェブ:http://www.shenzhenmuseum.com.cn/indexjp.jsp
版画村
200人以上の芸術家が集まる版画村
深センにおいて文化の歴史は35年ほどと浅いが、昨今、深センの持つイメージは芸術的な街へと徐々に変わりつつある。深センを代表する芸術村として大芬油画村(Dafen Oil Painting Village)が世界中のアートファンに知られているが、この度はあまり知られていない観瀾(Guanlan)にある版画村を紹介しよう。版画村は丘と湖に囲まれ、自然あふれる中に位置する。ひっそりと家が建つ村のたたずまいからも芸術を感じることができるだろう。ここは中国最後の王朝である清朝の終わりに家を建設。200軒ほどの家が並び、すべての建物が古典的な漢民族の客気スタイルでデザインされている。現代のワークショップと客気スタイルの古い街の組み合わせは、観瀾の文化や歴史の変化を見つめてきた証人とも言える。またこの村は、印刷業の発展に多大な貢献をした中国の有名な印刷工である陳煙橋(Chen yanqiao)の故郷としても知られる。
同村で活躍するのは中国や海外からの200人以上の芸術家。すべての小さい部屋では、小さいながらも個展を開催している。家の中に入り、絵
の前に立つと邪魔するものなしで絵に向き合うことができる。5月に行われる「アートワークトレードフェア」は芸術コレクター必見!ぜひ足を運んでみよう。
版画村
China Guanlan Original Printmaking Base
住所:深セン市宝安区観瀾街道(牛湖大水田村)
電話:(86)755-2978-2529
メール:guanlanprintbase@sina.com
ウェブ:http://www.guanlanprints.com/en/
青青世界
非日常体験ができる自然公園
深センの南山にある自然をテーマにした公園「青青世界」。深センの10大観光地のひとつにあげられている。園内には、人工熱帯雨林やアスレチック施設、釣り堀、メロン農場などあり、なかなか自然の中で遊ぶ機会のない子どもたちに人気のスポットとなっている。
「人工熱帯雨林」は生き物の宝庫。体の色を変えるトカゲや100キロもあるセイウチなどを見つけた子どもたちから歓声があがる。虹がかかる橋は、カップルの撮影スポットになっている。恐竜をテーマにした「ジュラシック・パーク」は映画の世界に迷いこんだみたい。森の中にダイナソアやトリケラトプスなどの恐竜が展示されている。その他にも、金魚すくいや竹馬、陶芸など様々なアクティビティが用意されている。いっぱい遊んでおなかがペコペコになったら食事タイム。レストランでは、ローカルフードや台湾フードなど各国料理が楽しめる。木の上の小屋などユニークな宿泊施設もあるので、1日で遊びきれないと思ったら、泊りがけで出かけるのもいいかも。
青青世界
住所:深セン市南山区月亮湾青青街1号
電話:(86)755-2664-6988
アクセス:羅湖からタクシーで35分、羅湖から地鉄大新駅まで35分。
大新駅からタクシーで10分ほか
入場料:大人・子ども(身長1.5以上)60元/子ども(身長1.2m~1.5m未満)30元。
その他、参加するアトラクションやアクティビティによって料金がかかる
ウェブ:http://www.evergreen-cn.com