香港、商用車のトンネル通行料が2カ月間半額
香港政府は、2026年5月17日から7月16日までの2カ月間、商用車を対象に政府管理トンネルと青沙管制區(チンシャ・コントロール・エリア)の通行料を50%免除する措置を始めた。対象は、運輸署の登録上のバス、貨物車、ミニバス、タクシーで、自家用車とバイクは対象外となる。
この措置は、燃料費や運送コストの負担を和らげる短期対策の一つ。政府は4月の発表で、商用車向けのトンネル料金引き下げを含む一連の支援策を打ち出しており、今回の通行料半額もその一環として実施された。なお、この措置による歳入減を約1億6,000万HKDと見込んでいる。
日常生活で気を付けたいのは、タクシー利用者は割引の恩恵をそのまま受けるわけではないという点だ。運輸署は、割引期間中もタクシー乗客は法定トンネル料金を全額支払う必要があるとしている。つまり、タクシー自体の支払いトンネル料は半額になるが、乗客側の請求ルールは変わらない。
一方で、物流や商用移動のコストが一時的に下がることで、配送や業務移動の負担を和らげる効果は期待される。対象になるのは、すべての政府管理トンネルと青沙管制區で、HKeTollのシステム側で金額が自動調整されるため、商用車オーナー側の申請は不要。表示された減額後の料金を通常通り支払えばよい。
2カ月限定ではあるが、香港で運輸に関わる人にとっては見逃せない変更になりそうだ。
主な対象区間
・西隧(Western Harbour Crossing)
・紅隧(Cross-Harbour Tunnel)
・東隧(Eastern Harbour Crossing)
・政府管理トンネル
・青沙管制區(Tsing Sha Control Area)
※詳しくは運輸署の案内ページへ。


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