【Insurance110】駐在中のお金に関するお役立ちコラム
将来の自分、生活

新年、謹んで寒中のお見舞いを申し上げます。昨年発生しました大埔の火事にて亡くなられた方々に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族、ならびに被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、昨年4月から引き継いだ小生平田のcolumnにお付き合いいただきまして、心より感謝申し上げます。本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。さて、2026年初めてのcolumnは、自分自身と生活の未来をどのようにイメージしているのか?例えば、10年後どういう自分でいたいのか?そして、どんな生活をしていたいのか?等、この記事のテーマである“お金”という視点から、いつもと趣を変えた嗜好で進めてみようと思います。
10年後を考える
皆さんは、10年後を見据えて今の生活環境を決めたり、変えたりしたことはあるでしょうか?具体的にイメージ出来る方は直近で何かを決断した方かと思います。例えば、結婚、出産、子供の進学、住宅購入、転職、海外赴任、近親者の死等々。そこで考えられたこと、決断されたことは、その後の行動や生活に大きく影響を与えるきっかけになったのではないでしょうか。
小生の10年後の目標
○年収100万USD(投資からの収益)
○世界中を旅する
○美味しいものを食べ歩く
○地元に家を購入し生活の拠点とする
○生涯のパートナーと生活している
これは小生平田が8年前に立てた目標でした。生きて行く上でのこれ以上の”欲”はありませんでしたが、今思えばかなり贅沢な”欲”を持っていたようです。ただし、あくまで”目標”であって、決して”夢物語”を書いているわけではありませんでした。つまり、その目標を現実化させる為に努力する決意表明でもあり、それは修正しながら今も続けています。
将来の目標と夢
思いのほか贅沢な”欲”を持っていたという流れのついでに私の”夢”についても披露したいと思います。小生、Motorsports、特にF1が大好きなのです。小さい頃の夢は、「F1レーサー!」と公言し、友達や親にドン引きされましたが、大人へと成長する過程で現実と向き合うことを学び、違う夢を持つようになりました。「F1チームのオーナー」。アホか!F1レーサーと何が違うねん!と言われるレベルの話です。まして庶民育ちの小生が、西洋貴族文化の集大成のような華やかで超セレブな世界に入り込む事はおろか、その片鱗に触れる事さえ難しい訳です。つまり、それが”夢” です。実際、そこまで夢見るほどもう若くもありませんし浅薄でもありませんが、自分がチームオーナーなら、と妄想する時間を過ごすことが楽しく、日々の生活や仕事で何かに追われ汲々とした気持ちにある時の一抹のSpacing Out。そう、夢は努力の栄養ドリンクなのかもしれません(笑)
将来は今の行動で変わる
話を戻します。将来の目標が決まるときにはきっかけがあり、思いを馳せ、行動へとつながるものです。特に、数値化できるお金に関しては既視化できることで目標と計画が立てやすく実現しやすい目標です。生きていく上でお金は必要不可欠です。それだけに囚われては寂しい限りですが、今と将来の生活や目標、夢とのバランスを考えながら自分自身に今出来る最大の努力と楽しみを両立出来る方法を見出すことがとても大切なことです。その方法を知るためには、限られた時間の中で的確なアドバイスが得られる私たちのような専門家の活用が最も有用な近道となるでしょう。最後に、新年を迎え、気持ちも新たに一年がスタートしたことをきっかけに、自分自身、そして家族や仕事等に向き合いながら、将来へ思いを馳せ、行動に継なげてみませんか。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

国内大手生保・乗合代理店と約10年、日本国内の生保・損保を扱う中で、香港の資産運用商品が日本と大きく違うことに衝撃を受け、転職し香港へ。Fund運営経験も約5年あり、資産運用において幅広い提案が得意。
海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
Insurance110 Company Limited
Rm. 2903, 29/F., Windsor House,311 Gloucester Rd., CWB
(852)3182-0110
insurance110 HP : https://insurance110.com.hk/
NNI香港 HP : https://www.nni.com.hk/

お金の置き場所

お金を預ける場所として、どの金融機関を選ぶのか? これは、投資や資産形成をする上で重要なポイントの一つです。まして、それがどの国で預けるのか?となると、より慎重に判断することになると思います。今回は、お金の置き場所としてふさわしい場所とは? という点について、書いていきます。
置き場所とは?
お金は銀行に預金している、という方が大半です。証券会社に預けて株式投資や債券運用している方、暗号通貨に変えて取引所に置いている方等、金融機関に預けている方が多いと思います。お金をどこに預けているのか?つまり、どこに置いているのか?という一つの形です。
海外でお金を預ける
香港を始め海外在住の方は、その居住国の金融機関にお金を預けるという選択肢があります。しかし、金融機関のルールやその国の法律、商慣習などが違うため、日本でお金を預けることとは違った対応が必要になります。例えば、銀行口座を開設し保有するという単純なことでも国が変わればルールも違い、トラブルが起きることもあります。
私達が住む香港の銀行では、多くが2年以内に何らかアクションしないと口座が凍結します。また、インターネットバンキングに2年以上ログオンしない、同様にキャッシュカードを使っていないといったことで口座を凍結されてお金が下ろせなくなったりします。
こうしたルールの違いは一種のリスクと言えます。
海外のリスク
海外で資産を運用・管理するリスクはいくつかあります。ペイオフ(倒産リスク)、外貨(為替リスク)、法律や政治情勢の変化(カントリーリスク)、文化的背景(文化・商慣習リスク)、居住国(地政学リスク)などがそうです。
様々なリスクにいかに対処すべきか?については意外と放置されていて、知らんぷり、見たくない、考えたくない、と決めこむ方も多く見受けられます(汗)
リスクの認識と対処
リスクには、回避出来るものと出来ないものがあります。回避できるリスク、例えばペイオフ。日本では1,000万円以下の預金は全額保全され銀行が倒産しても法律で守られるので、その範疇であればリスクは無いと言えます。
一方、回避が難しいリスクは、為替や地政学リスクです。自分でコントロールすることが困難なリスクです。
リスクの視点
地政学リスクとは、例えば日本の場合、ロシア・北朝鮮等、危険国と一部認定されている国が隣国という事実です。日本人が日本を見る視点と違い、世界、特に欧米からの視点は、日本の存在する場所が大きな地政学リスクとして見られています。日本が投資対象として適正か?つまり、お金の置き場所として安全なのか?という点で重要な判断材料になると言えます。
最適なお金の置き場所
お金を金融機関に預ける。でもその金融機関が倒産したら?居住国の政治体制が変わり不条理に差し押さえられたら?香港は中国の一部だから不安、といった声もよく聞きます。そこで金融機関が頼ったのが法の保護(契約者保護法)であり、分別管理(信託等の資産保全)という仕組みです。
お金をどこに預けて管理、運用するのか?これは、法律や仕組みで守られつつ、安全に運用出来ることがとても重要です。
「長期保有しても安心な置き場所」。これが、お金の置き場所として最も重要なことです。
資産の安全性と価値が大きく変わることに意識を向けると、選択肢は自ずと決まるのではないでしょうか?
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

国内大手生保・乗合代理店と約10年、日本国内の生保・損保を扱う中で、香港の資産運用商品が日本と大きく違うことに衝撃を受け、転職し香港へ。Fund運営経験も約5年あり、資産運用において幅広い提案が得意。
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香港保険のすゝめ

日本を飛び出し、諸外国で生活をしている人にとって、将来の生活に必要な資金をどうするのか?という問題はとても切実です。香港を含む海外に住む日本人は約130万人に達し、これは日本の総人口の約1%を占めています。日本人の死亡率は1.3%で、香港には約1万人の日本人が住んでおり、これに基づけば毎年130人が亡くなると考えられますが、実際にはそんなにいません。海外で暮らす人の年齢構成にもよるからです。しかし、海外での人生の終焉には大きな課題を突きつけることになります。そこで、その答えの一つと言える、香港保険に焦点を当ててみたいと思います。
日本の保険との違い
保険加入者が亡くなると受取人に保険金が、入院手術で契約者本人に給付金が、というのが保険です。しかし、香港保険にはそのようなスタンダードな保険とは少し違う、運用に特化したSaving type というものがあります。これは、保険に投資信託をビルトインした様な仕組みです。投資信託の運用利回りと保険の手堅さ、そして守られている安心感、両方のいいとこ取りをしたイメージです。
なぜ香港がいいのか?
香港に住んでいる間は日本で自由に投資が出来ません。もし投資出来たとして日本で利益を出すと日本で納税する必要が出てきます。せっかくキャピタルゲイン税が0%の香港に居るのに、日本での投資利益に対する税を払うのは少しもったいない気がます。香港の税制度を活かした投資商品を購入し、利益が少しでも多く残せるようにした方がいいかと思います。香港保険は中長期で取り組むモノで、利益確定する頃には日本に戻っているので関係ない、との声もありますが、実はさまざまなメリットや有効な機能があるのです。
香港保険のメリットと機能
・安定的に利回りが確保出来る(15年~20年で約2倍)
・万が一の際の相続手続きとは別で保険金が受取れる
・受取人が保険金受取り、もしくは契約継続かを選択可能
・契約者、被保険者の名義を変更して譲渡出来る
・保険証券を分割して譲渡する事も出来る
・日本で利益を申告しても節税が可能 等々
香港保険に加入する目的は資産運用が最大の理由かと思います。安定的な利回りは安心して増やすことに専念でき、かつ、本業を邪魔することもありません。増やした資産を将来の年金の補填として使うもよし、子供の学費、欲しいものを購入する資金として活用するもよし、それぞれの目的にあった使い方が出来ます。
香港在住経験者の相続リスク
香港での人生の終焉には課題がある、と前段で書きました。ところが、香港で人生を終えない方にとっても重要な課題です。例えば、駐在を終え日本へ帰国した方が香港の銀行口座にお金を残したまま亡くなると厄介です。理由は、英国法系の法システムを持つ国の相続手続き=Probateにあります。Probateと言われるこの相続のシステムは時間(約1年~3年)とお金(300万円以上)の掛かる仕組みで、家族を亡くした悲しみの上に、長くストレスフルな相続手続きが始まります。まして外国人である日本人が対応することはとても大変です。ところが、香港保険に加入して預けたお金は相続財産になりますがProbateの対象にはならず、保険金受取人固有の相続財産として通常の保険金請求手続きで受取ることが出来ます。
まとめ
香港保険は、放ったらかしで増やせること、相続で余計な手間がかからないこと、計画的に引き出して使え、日本でも利益確定の仕方で節税が出来ます。贈与する際にも活用できるメリットがあります。老後の資金確保において、安全かつ確実性がある程度担保されつつも、原資をほとんど減らさずに増やした資金から毎年一定額を引き出すことで生活を少し豊かに出来ることは魅力です。
“お金の長生きと健康の長生きは両輪である”と、ある先生が唱えていますが小生も全く同意見です。ただ資産を増やすだけでなく、それをいかに長く活用出来るかが老後の生活と心の安心、そして健康と言えるのではないでしょうか?それをも可能にする香港保険はとても有用と言えるでしょう。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

国内大手生保・乗合代理店と約10年、日本国内の生保・損保を扱う中で、香港の資産運用商品が日本と大きく違うことに衝撃を受け、転職し香港へ。Fund運営経験も約5年あり、資産運用において幅広い提案が得意。
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投資の聖地・タックスヘイヴン

投資の聖地「タックスヘイヴン(Tax Haven)」をご存知ですか?タックス・ヘイヴンとは、税が著しく軽減、または完全に免除される国や地域のことであり、租税回避地、と呼ばれています。具体的な基準として、”法人税率が20%以下”と定義されています。今回は、タックスヘイヴンが投資においていかに有用なのか?について書いていきます。
タックスヘイヴンのイメージ
詳しい人は、投資環境抜群の不可避な存在。聞いたことがあるくらいの人は、怪しい・脱税・マネーロンダリング?…おいおい(汗)
このように悪いイメージも少なくありませんが、税制を悪用する人達が悪いのであって、タックスヘイヴンは何も悪くありません(笑)。世界中の投資銀行や投資会社、日本の銀行等、金融業界で利用していないところはほとんどありません。つまり、合法的かつ有益な投資環境を提供する我々の味方でもあるのです。誤った情報は投資のイメージを損ね、正しい知識に基づいた行動を邪魔するどころか大きな機会損失にもなりかねません。
タックスヘイヴンの税制度
最も有名な”タックスヘイヴン”は、カリブ海に浮かぶ「ケイマン諸島」です。ケイマン諸島は、美しい海・暖かい気候・穏やかな島民等、素晴らしい環境を持つ小さな国です。しかし、産業はほとんどなく観光くらいしかありません。イギリス領でもあるケイマン諸島は、経済発展のためイギリスの金融法を取り入れ、海外企業を誘致し法人税を軽減する施策を打ちました。そのケイマン諸島の法人税は、なんと0%です。相続税・贈与税・キャピタルゲイン税も同様に0%です。私達が住む香港では法人税が最大16.5%、相続税・贈与税・キャピタルゲイン税はケイマン同様0%です。そう、実は香港もタックスヘイヴンなんです(笑)
他のタックスヘイヴンの国や地域も同様の理由で採用する不可欠な税制度です。実際に、海外の金融企業や物流企業が数多く進出し、国内経済の基幹産業に乏しい国・地域が、富裕層の移住や企業の進出による雇用・手数料歳入の増加などを目的に、所得税や法人税を減免しています。
投資対象地としての活用
タックスヘイヴンに登記された金融機関から投資家に還元される利回りは、税率の高い国や地域に比べ良くなります。グローバルな金融機関は必ずと言っていい程タックスヘイヴンを活用した経済合理的な判断の下、運用を行っています。”日本でしか投資をしてないから関係ありません”という方であっても、選択した投資信託がタックスヘイヴンで組成された商品だった、なんて事が普通にあるのです。
タックスヘイヴンの安全性
投資は安全性が大切です。金融が生命線のタックスヘイヴンには、その安全性を担保する堅牢な法制度があり、金融機関も必然的に安全性、確実性が高まります。タックスヘイヴンに投資をするなら独立系のファイナンスのプロに相談するといいでしょう。必要不可欠な存在です。報道やイメージに影響されず、正しい知識とブレない信念、信頼に足るプロとの伴走、大切な人の為の安心な投資、確実性の高い資産形成に取り組みましょう。そして、作り上げた資産を人生のパートナーとして長生きさせることも大切です。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

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第23回《自分年金を作る》

アメリカの政策(関税)が市場を賑わせてますね。貿易取引諸国に関税を課すことで自国の利益を守ることがその理由ですが、これはどの国も大なり小なり行っています。ただ、このアメリカの政策によってアジア諸国に通貨危機を引き起こす可能性があります。今回は、様々なリスクがある中で、自国の利益を守るのと同じように、個人の資産をどのように作り、守り、長生きさせるのか?について書いていきます。
過去に起きたアジア通貨危機
1997年に起きたアジア通貨危機。米ドルと固定相場制だったタイや韓国の財政が破綻し、IMFと世界銀行が介入する事態となりました。タイも韓国もそれほど脆弱な経済ではないはずでしたが、なぜ財政破綻に追い込まれたのでしょう?原因は、ドル高による利回りの良さと物価高による過剰な資金流入から発生したバブル経済の終焉と為替でした。バブルが弾けた結果、タイバーツや韓国ウォンの評価が下がり大量に売られました。それが固定相場制を維持するために外貨準備金として保有していたドルを大量に流出、遂に固定相場制を維持出来なくなり変動相場制へ移行した途端、タイバーツや韓国ウォンが暴落し、財政破綻となりました。
アジアの現状とその影響
今年始め、ベトナムが外貨準備金を減らした、という記事が出ました。ベトナムはドン安の進行を食い止めるため、為替介入で外貨準備金の米ドルを売らざるを得なかったからでした。
こうしたことは日本でも起きていますし、インドネシアやタイでもあります。その影響の行き着く先には、国民の年金や現金の価値が減らされたり、変動金利で買った家のローンが上がり返済が大変になることにも繋がります。老後の資金を失い家も失う、というリスクが意外と身近にあります。
“自分が自分が意図しないところで、自分では何もしていなくても、老後資金が減るかもしれない”という事があり得る、という事です。
資産づくりの難しさ
働いてお給料を戴いて、生活費や嗜好品、預貯金等をやり繰りして資産を作り上げるのが一般的ですが、それだけでは思うような金額になりません。例えば生涯平均年収で手取り600万円の場合、預貯金が20%で120万円とします。これを38年間として、4,560万円貯蓄出来ます。しかしこの額を全て老後に遣えるわけではなく、住宅ローン、お子様の教育費、車、海外旅行等に必要で、現実的には半分も貯められていない、ということが多いのも事実です。
老後資金の種類、何がある?
資産を作ろうと考える際、まず目標を決める基準が必要です。例えば、1億円を老後に遣えるように、と決めたとします。受取りは65歳から85歳くらいまでと想定すると、20年間で1億円、つまり年額500万円となります。そこで、まずは公的年金がいくらなのか?を確認します(本人分だけ)。
①厚生年金 → 年額約200万円
②国民年金 → 年額約81.6万円
①は年300万円分を、②は年418万円を自力で作る必要があります。
①は、退職金がいくらかにもよりますが、約2,000万円として、年100万円を期待出来ますので、残り年200万円x20年分=4,000万円ほどを自力で、となります。
②は、退職金も自力で作る必要のある方が多く、年400万円x20年分=8,000万円以上必要です。
自分年金の作り方
自力での資産形成の方法は様々ありますが、最も重要なことは失敗しないことです。確実性と安全性が高く、利回りもなるべくいいものを選びたいものです。
そこで、候補になるのが日本では、NISAやiDeCoとなりがちですが、確実性に関してはどうでしょう?ここでいう確実性とは利回りですが重要な要素です。ここ10年、世界の運用環境が良かったため、ただスタンダードなFundを選択すれば問題ありませんでした。
しかし、それがこの先10年20年と続くでしょうか?NISAやiDeCoは運用成果に関しては自己責任です。
駐在で忙しい方が、時間と手間を掛けて投資環境を分析、しかし成果は不確実で自己責任。一方、運用はプロに任せ、利回りは20年で約3倍(年利約6.0%運用)になるものや、資金を預け2、3年後から定額年金を生涯受取れる商品等へお金の置き場所をシフトすることで、自ら考え運用するよりも、利益はもちろん時間的コストにも大きなメリットが生じます。
特に、定額年金受取が出来る商品は、これから退職金を受取り、どのように資産運用をすればいいのか?とお考えの方には、老後の安定収入と資産の寿命を延ばしつつ節税にも活用できる点で非常に有効ですし、築いた資産を自分年金に活用出来る商品は今後爆発的に広がるでしょう。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

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第22回 寿命100年なら資産も100年生かす! 海外在住シニアの“長寿マネー術”

海外居住者が投資を始めるにあたり、どのような目的と考え方で投資商品を選択すればいいのでしょう?そもそも、なぜ投資をするのでしょう?資産を増やして老後や今の生活に豊かさを求めたい、子供の教育費、趣味等、目的はいろいろですが、「お金を増やしたい」という点に尽きるはずです。
また投資は、子育ての卒業や定年、亡くなったら終わり、ではありません。老後の生活資金、QOL(人生満足度)の向上、健康寿命の維持、治療費等、長生きによる資金需要は年々高まっています。長生きが経済的リスクになる、というのは周知の事実です。老後資金を生み出す投資は亡くなるまで必要ですし、年金だけでは足りず、積み上げた資金を取り崩していくだけでは、早くに資産を失くしてしまいます。
そこで、お金を長生きさせる投資が必要になります。では、どんな考え方と方法で始めればいいのでしょう?
投資の原則 金利(利回り)
この2年ほど、世界的なインフレによる金利上昇が起きました。特に、アメリカ国債の金利上昇で世界のお金がUSドルへ流入、急激なドル高になり、持っていれば儲かると皆ドルを買ったわけです。実際には、ドルを持っているだけでは利益は出ません。金利が高いのはUSドルを発行しているアメリカの国債で、アメリカ国債を買うためにドルを必要としたことが、ドル高の大きな要因となっています。そのため、ドルに両替しておいただけでドルが高くなり、安くなった円に戻した際に儲けが出たわけです。この金利動向は為替にも大きく影響しました。
また、ヘッジファンド等は金利が安い日本で円を借りて、ドルに両替してアメリカ国債を買い、借入金利と国債金利のサヤで儲けを出す、円キャリートレードでドル買い・円売りに拍車を掛けました。少し専門的な話になりましたが、金利は投資をする上で重要な要素になります。お金を働かせる、お金がお金を生むエンジンは、“金利”だからです。
投資のリスク
投資とは、パフォーマンスがすべての世界です。運用が良いものは概ねハイリスクですが、パフォーマンスを求めると“株”や”FX”となります。しかし、大切なお金をハイリスクなものに投資して失敗したくないものです。リスクを抑えながらも着実な運用成果が期待できるものを求めます。故に、NISAやIDECOが安心、という考えになりますが、海外居住者には規定上、それも叶いません。リスクは、運用成果だけではなく、居住国の法律もまた然りです。国によるリスクには、法律、税制、居住国での貯金を他国へ出せない等さまざまあります。
投資の考え方
投資は、金利とリスクのバランスを考慮することが大切です。海外では、良い投資商品に出会いにくいですが、現在では情報の取り方がたくさんあり過ぎて、何を信じていいのか分からない、というジレンマがあるのも事実です(笑)。海外居住者である日本人が着実に増やしながらも失敗の可能性が限りなく低く、投資した資産を長く運用、活用できるものとして選択すべきは、香港保険といえるでしょう。ほぼ世界中の方が購入可能で、同じパフォーマンスを享受でき、利益確定時の送金先も、自分自身の口座であれば世界中どこでも受取可能、という点も含め支持されています。
香港保険がいい理由
年利回りで、4~7%を平均的に叩き出す香港保険、15年~20年で元本を2倍にすることが期待できます。しかも、手間を掛けず、放ったらかしでいい、これに勝る安定運用の投資商品が他にあるでしょうか?
昨今、投資をして自己責任で老後資金を、という風潮があります。しかし、誰しもが上手くできるとも考えられませんし、そのための時間を割くことが難しい方も多いのが現状です。それらの解決策として香港保険が海外居住者の最適解の一つと言えます。
海外居住者であるメリット
香港保険は、誰しもがそのメリットを得られるわけではありません。日本居住の方は法律上契約が難しく、選択肢もありません。また、日本では聞いたことがない方が多いと思います。理由は、香港保険の情報そのものが金融商品取引法や保険業法で規制されているからです。
香港保険のメリットは利回りだけではありません。証券分割や被保険者変更等、税効果や運用面において、日本にはない有用な機能が装備されています。そのメリットを活かすには、日本の法的規制に縛られない海外居住者であるうちに香港保険を購入してしまうことが、最善の方法といえるでしょう。
執筆者 Insurance110
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第21回 投資の正攻法とは?

積極的で安全な投資はどうあるべきか?投資に関わる仕事にたずさわり、自ら出来ることを日々実践する中で、成功の条件があることに辿り着きました。
そこで今回は、投資を成功に導く考え方とリスクについて書いてみようと思います。
投資の実態
投資、つまり資産形成で最も大切なことは「継続は力なり」、そして「強い意志」、さらに資産を増やすという目的を達成するための「努力」、これしかないでしょう。
しかし、実際には長期積立投資の継続率は15年を超えると16%前後と言われています。これは、個人年金保険や終身保険など長期積立が対象ですが、投資信託の保有継続年数に関しても同じだそうです。
なぜでしょう?理由は、投資対象の価値が下がると“損をした”と不安で解約を考えてしまう。すると金融機関は新商品への「乗換」を提案します。契約者は損切り、金融機関は新規契約の手数料収入で儲かる、という構図がその原因とも。また、長期の支払期間が負担になり途中で止めた方、解約せずとも一部引出しをした方、等は想定より悪い結果が予想されます。一方、諦めず継続した人は大きな成果を挙げていることが統計と実績で証明されています。
投資の成功基準
「2022年グローバル・ウェルス・レポート」では、100万$(約1億3800万円当時のレート)以上の資産を持つ日本居住の日本人は365万人。つまり、日本の人口、1億2494万人程(2022年)の約「2.92%」、おおよそ34人に1人がミリオネアです。また、富裕層とは、例えば100万$の金融資産から年利5%で約5万$(約700万円)を得て一年間普通の生活が出来るくらいの金融所得が発生する人。投資の世界では、これが成功の最低基準と言えるでしょう(日本の場合)。
投資を成功に導くには?
富裕層と言われる人達は、さまざまな方法で資産を得ています。
○親からの相続(親リッチ)
○自助努力で得た方(事業・投資)
○宝くじが当たった方(強運)
日本にはそれだけのチャンスがありますが、正確な情報ややり方を知らないが故に、そのチャンスを逃している方が大半です。
100万USD以上の金融資産を得た方の、投資の成功基準から学ぶべきことはなんでしょうか?
テーマである投資の観点から言えば、定期的な収入があれば誰しもが可能な、「積立投資」です。これは、とにかく「早く始めること」そして「続けること」が大切。早く始めた人を、後から始めた人が超えることは出来ないからです。この手法は決して万能ではなく、リスクもあります。しかし、そのリスクをコントロールすること自体は容易に出来ます。
リスクコントロール
最後に、積立投資の最大のリスクは、「続けること」です。外貨になると為替リスク、また、利益確定のタイミングも然り。利益確定したいときに投資対象が暴落していると、増えない可能性があります。これらリスクを自身でどのようにコントロールしていくのか?答えは先にも書きましたが、「強い意志」と「努力」。
しかし、忙しい日々の中でそれらリスクに向き合い、投資の旅を続けることもまた、ストレスフルな精神的リスク、と言えるでしょう。これが、最大のリスクかもしれません(笑)。
最後に
さまざまなリスクの対処、そして成功の条件とは「信頼足るプロとの伴走」です。一人で悩まず、相談できるプロに頼ること、そして、投資していることを忘れるような安心と成果のバランスの取れた商品を選択すること。これに尽きると言えます。
投資の旅路は、決して孤独ではありません。伴走するプロがいる安心感、そして将来の希望となる存在(商品)を見つけることです。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

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第20回 “ROLEX”で資産形成?
え! そんな事で!?
世の中には驚きの方法でお金を稼いだり、資産を作ったりする人がいます。そういう人達の殆どは、確固たる事業活動をされていたり、目の付け所が違ったりするようです。
今回、資産形成の方法の一つとしてご紹介するのは、「“ROLEX”で資産形成?」です。“ROLEX”と言えば、言わずと知れた時計界の王。泣く子も黙る、王冠マークが燦然と輝き、品質はもちろん、歴史と気品とプライドを併せ持つ最高峰ブランドです。
さて、その”ROLEX”、時代と共に様々なModelが登場し、Premium Modelとして残るモノ、絶版として消えていくモノがあります。そんな中“ROLEX”で資産形成が出来る根拠を、Premium Modelとして旧くから定番の名機の一つ、「デイトナ116520」を対象に検証してみます。

(条件)
○毎年、その年のモデルを1個定価で購入。
○期間は、2003年~2022年の20年間。
○未使用のまま保管。
○2025年の買取価格で売却。
~デイトナ116520 国内定価推移~
ステンレス製のデイトナ116520の国内定価(税込)です。

20年間で、購入価格の合計が、21,138,500円。
さて、コレクションした20個の「デイトナ116520」を2025年の買取価格で、売りに出したら幾らになるのか?様々調べた結果、平均的な買取価格が、1個 「/ 約3,300,000円※」でした。※GINZA RASINのWEBSITE参照
3,300,000円 × 20個 = 66,000,000円
なんと、66,000,000円 – 21,138,500円 = 44,861,500円もの収益が出ました。
※年代により買取価格は違いますが、平均値で計算しています。
つまりこれ、長期積立投資で言われる、「ドルコスト平均法」なのです。何にでも使えるわけではありませんが、資産性の高いモノに興味がありコレクションしたいという方であれば、自分の好きなモノをコツコツ買い足していく事で、資産形成にもなり、日々のモチベーションアップにもなる、という事例の一つです。
“お金が!運用が!”と何かと気掛かりで、追われるだけのストレスフルな資産形成とも違い、生活にも仕事にも張りが出てきて楽しく出来ますよね。好きなモノで、興味のあるモノで、というポイントは、継続性が求められる積立投資で行う資産形成の重要な要素の一つと言えるでしょう。
また今回テーマに挙げたROLEXは、「現物資産」と言われるモノです。「現物資産」の代表格といえば、「金(gold)」ですが、その他にも美術品・宝飾品など、その価値が非常に高いモノは、古来から資産形成の一つとして重要なアイテムでした。
ただし、資産性があるや否や、という議論のあるものではなく、具体的価値が明示されているモノであることが、「現物資産」に投資する際の注意すべき重要なポイントです。資産形成や投資という観点から、抽象的判断は失敗の元です。
ROLEXで資産形成、今から始めるには既に人気が高止まりしている印象はありますが、身の回りのモノや、趣味を見直してみたら、意外と面白いことになるのかもしれませんね。
~PostScript~
「デイトナ」には、他にも数種モデルがあり、高価なモデルであれば、より高い資産形成効果が出るのかもしれません。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
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Rm. 2903, 29/F., Windsor House,311 Gloucester Rd., CWB
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第19回 正しい投資のすゝめ
投資とは?
長年、投資に携わりお金と向き合う中で、人の感情や行動が結果に繋がる事に気付くのは容易なことでした。その事実と歴史が示す原則の再認識のため、投資の基本を整理してみましょう。
投資とは、資産を作り、増やし、守り、資本を育てることです。投資とは、資本の活用です。資本には、人的資本と金融資本、があります。では、これら資本をどのように活用するのでしょう?投資には、フェーズ(段階)があります。投資を始める際、まず現状を知ることから始めます。
1. これから資産を作る方。 資産形成のフェーズ
2. まとまった資金を活用する方。 資産形成&運用のフェーズ
3. 大きな資産を守りたい方。 資産運用&防衛のフェーズ
大切なのは目的と目標です。目的を顕在化させれば目標は自ずと決まります。まず始めに、人的資本(労働等)によって金融資本(預貯金等)を作ります。預貯金の無い人は労働から得た給与で積立投資を始めて、投資の原資=金融資本、つまり預貯金を作ります。これが所謂、労働(人的資本)を活用した投資で、預貯金(金融資本)は利回り(金利)と言えます。これから資産形成を始める方は積立投資一択ではないでしょうか?
そして、その金融資本(お金)から、新たに資産を生み出します。例えば株式、債券、投信、保険等、資産を活用し資本を増やします。金融資本を既に持っている方も同様です。また、より大きな資産があれば、それを活用し生活と資本を守ります。これら一連の行為を投資といいます。
そして重要なのは“金利”です。人的資本(労働等)からの利回りは単利、金融資本(お金)からの利回りは複利で資産を生み出します。ただし、金利の高さはリスクの高さも意味します。金利の高い低いという基準設定は、リスク許容度によって違ってきます。
そもそも、資産と資本の違いは?
資本は、純資産、とも言い、預貯金等、純粋に自分自身のものである利益の事です。一方、資産は、財産全般を意味します。例えば、5000万円の家を所有し、3000万円は支払い済、2000万円はローン中の場合、資産は5000万円で資本は3000万円となります。次に、投資の原則です。投資には、長期、積立、分散、という三原則があります。特にこれから資産形成を積立投資で始める方には、いい方法です。なぜなら、失敗が少なく、手間を取られず、無理なく出来、続けやすいからです。長期とは10年以上で、分散とは、お金、資本の置き場所を意味します。よく、“日本で投資をしています”、という方の多くは、日本国内のみに投資先が分散しがちですが、バイアス(偏り)が掛かり、リスクマネジメント的に好ましくありません。
投資のリスクとは、為替、地政学、法制度、テクノロジーの進化等です。時代とともにリスクの内容も種類も変わります。いかに対処し、影響を受けにくくするか、その解決方法が、分散=海外、長期=時間を掛ける、ということです。加えて、投資を早く始めた人を後から始めた人が追い越すことは、あまりありません。また、一つのカゴに全ての卵を入れてはいけない、という投資の格言を意識すべきです。
ここまで基本的な考え方でした。あとは投資スタイルを性格や嗜好に合わせ始めるだけです。そして、資産が出来た後も重要です。大切な事は、金融資本(お金)が出来たとしても、仕事を続け、更なる増加に勤しむ。それが目標への一番の近道で、投資を成功に導く一因です。また、資産を守る段階の超富裕層の方は、経費(税や生活費用)を安定的に負担出来る堅実な運用利回りが重要です。資産を増やすことより減らさない戦略が資産防衛の鍵を握ります。例えば、相続時には税を始め様々な問題が顕在化します。これに居住地は関係ありません。どのように対応するかは居住地(国)で変わります。どこに居たとしても有用な選択肢を持つ金融商品の活用が最大の解決策です。
最後に、投資を始める相談から、これらの課題や問題への対応に至るまで、正式なライセンスを保有する基盤の安定したブローカー所属の専門家に相談すれば殆どが解決します。正しい知識と行動が投資を成功に導く大きな要素と言えるでしょう。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦

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第18回 いよいよ辞令。本帰国前にやることは?
~帰国後に後悔しない為に、今できるお金のこと~
先日、お問い合わせがありお話をお伺いしていると「以前、御社で帰国前セミナーを受講し、最終的に何もせずに日本に帰国した」という方からでした。
なぜ、改めてお問い合わせを頂いたのか?を質問してみたところ、相談者いわく「当時、どうして香港で資産運用をして帰らなかったのか?とても後悔している…」とのことで、藁にもすがる思いで、ご連絡をしていただいた様です。
このコラムが発行されるタイミングでは、あなたも既に正式辞令が発表され、帰りのチケットも手元にあり、帰国後の所属先のこと、香港での送別会や引き継ぎに追われていることでしょう。という事は、海外居住という特殊な状況、非居住者という権利、いわゆる海外居住者の特権の有効期限が間もなく切れるという事に他なりません。
先程のお問い合わせの方ですが、「当時は日本円にして、帰国後にNISAとかを始めれば良いかな?と漠然と考えていただけで、香港での銀行整理、資産運用を深くは考えていなかった」(相談者)とのご回答でした。ところが、帰国後に自分に合う資産運用を探すために様々な金融機関に問い合わせをし、Zoom面談や、窓口まで足を運んだりしたけれど、自分の思っている様な方法がなかったようです。その間、「スルスルと円安になり、元のドル金額で比較すると、ずいぶん目減りした。こんなに為替が動くとは思ってなかった」(相談者)と、残念そうでした。
確かに、香港は世界第3位の金融センターとして各金融機関が切磋琢磨して、とても競争力の高い商品が多いのも事実であり、アジアの拠点として君臨している存在です。銀行においても、アプリで海外送金が出来るなど、国際金融においての利便性は格段の差があります。
ただ、私が、才田:「残念ながら日本に居住していると、香港での資産運用をスタートするのはとても困難です」とお伝えすると、相談者:「やっぱりそうですよね…」と、一瞬、画面上の顔色が曇りましたが、続けて「実は、香港に再赴任が決まったんです! 香港転勤になれば、大丈夫ですか?」とすぐに明るい表情になられました。
才田:「再赴任おめでとうございます。以前は再赴任の話もボチボチ聞いてはいましたが、最近では珍しい人事ですね!もちろん資産運用のご相談も承っております」とお伝えして赴任後にご面談するお約束をし、Zoom面談は終了しました。
この体験からあなたにシェアしておきたい事は下記の通りです。
✅香港にいる間に、銀行周りの整理をする。
✅香港にいる間に、資産運用を開始をする。
✅どうすれば良いかはセミナーを受講する。
もし、この相談者のように再赴任というチャンスがあれば、今回のように海外資産運用に取り組むチャンスもありますが、その可能性が低いかもしれないとお考えの方は、12年継続中の弊社のセミナーへぜひご参加下さい。お会いできることを楽しみにしております!

執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第17回 インフレ × 不景気 = スタグフレーションってどんな状態?
~世界でも日本でも発生中の今、できるお金のこと~
一部の業種を除いて、香港内を見渡してもやはり不景気感は否めません。更にはインフレで値段が高くなっていく。為替の関係からお隣の深圳に行くと、不景気だけどデフレで全て安く感じ、香港人もみんな深圳で消費をしているという事実。
<実はいま、何が起きているのか?>
経済の常識を覆す現象が起きていますが、認知できていますでしょうか?
「景気は悪化の一途」「物価は上昇を続ける」「賃金は追いついていかない」という辛い時代の入り口に立っているんです。これら3つが同時に起こること(確認できること)を「スタグフレーション」といいます。では、常識ではない経済状態で生活する私たちに何ができるのでしょうか?
<3つの視点から考えてみましょう>
お金の価値は、今、大きな変化の波にさらされています。まず最も身近な影響として、
①現金の購買力低下:昨年100ドルで買えていた食料品が、今では120ドル必要になるといった具合です。特に香港では、輸入品への依存度が高いため、この影響をより強く受けています。スーパーマーケットでの買い物や外食時に、誰もが肌で感じているのではないでしょうか。
②資産価値の変動:株式市場は上下動を繰り返し、不動産価格も調整局面を迎えています。これまで安定的に見えていた投資先でも、予想以上の値動きが発生しています。特に香港の不動産市場は、これまでの右肩上がりの神話が揺らぎ、新たな局面に入ったと言えるでしょう。
さらに深刻なのが、
③収入の実質的な目減り:表面上の給与は変わらなくても、物価上昇により実質的な購買力は低下しています。香港では平均して5-7%のインフレが続いていますが、多くの企業での昇給率はそれに追いついていません。結果として、同じ給与でも以前より生活の質を落とさざるを得ない状況になっています。
更に言うと、いずれ日本へと帰国/帰任される方は、より顕著に実感することでしょう。
このような3つの価値変化に対して、私たちができる対策は何でしょうか。
一つは、現金保有を必要最小限に抑え、インフレに強い資産への分散投資を検討することですが、逆に、世界の大富豪として有名なウォーレン・バフェット氏は、投資持株法人バークシャー・ハサウェイとしての「現金比率を過去最大にしている」と言う情報もあり、この2025年は世間の相場が荒れるのでは?と言われています。
香港に居住している間は、様々な運用先を保有することで、税金も気にせずインフレ以上に収益を出すチャンスはあるでしょう。
ただ、帰国/帰任を考えている、その時期が来る方は、税制を意識した投資、運用先へと棚卸しをしておきましょう。帰国後に突然のお尋ねなど、手痛いしっぺ返しがあるかも知れません。知識武装・実行準備はしっかりしておきましょう。
そして、居住国問わず支出の見直しと賢い消費選択が、今まで以上に重要になってきています。
銀行預金の数字が変わるわけでは無いのですが、お金の価値変化は気付かぬうちにじわりと進み、私たちの生活に確実に影響を及ぼしています。まるでケアしていないお肌のように気づくとカサカサ…。
しかし、適切な対策を講じることで、この変化を乗り越えることは十分に可能です。香港でしか出来ない、帰国後も安心の対策について、一緒に学んでいきましょう。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第16回 2月、3月に本帰国・転勤がきまったら110ワンテンへ
【後悔】先取り回答帰国前セミナー
~帰国後に後悔しない為に、今できるお金のこと~
帰任ギリギリの友人や知人、会社関係の方から『もっと早く動いていれば…』と、後悔の念を感じるコメントを頂きました。実際具体的な帰任日も決まり周囲への報告も完了し、日本の住居、子供の学校調整それに連日続く送別ランチに送別会…
帰任が決まると時間はあっという間に過ぎてしまいます。『何か忘れてないっ??』『あっ、お金のことどうしよっか』この時期になると、このような声を多く耳にします。
実際、日本帰国後のお金の使い道、香港にあるお金の使い道、香港の良い資産運用の情報収集などは、分かっちゃいるけど面倒なので結構『後回し』にされてしまっているようです。
でも、『ギリギリだともったいない…もっと早くに相談しておけば良かった。』というのが、既に帰国された先輩駐在員、駐妻からの本音のようです。気持ちは良くわかります。相談しちゃったらしつこいのかなぁ~とか、誰か一緒に参加してくれたら勇気が出るのに、、、など本音を漏らしていただいたこともあります。
家族のお金のことなので、勝手に決めることはできないし、難しい言葉がでるといけないから勉強していかなきゃと話を聞く前は色々と悩まれるようです。
そこで、上記のような悩みをどうやったら解消できて、日本人として上手に海外のお金を管理し、資産を構築、運用できるのか?を約60分にギュッとまとめたのが弊社が2013年より10年以上継続して開催している『【後悔】先取り回答帰国前セミ ナー』です。
手前味噌ですが、ここまで簡潔に体系立てて優しくまとまった帰国前のお金の情報はないのではないかと自負しております。初期の頃の参加者からは為替の状態も良かったので今更ながら良いタイミングでしたと感謝いただいております。
セミナー内容の一部となりますが、
✅ 海外銀行口座の上手な活用方は?
✅ 海外と親和性の高い日本の銀行は?
✅ ちょっと耳にした”香港の保険いいよ” は何が良いのか?
✅ 資産運用の出口を考えた場合、何が最適な選択肢なのか?
など、実例を積み重ねてきた弊社だからこその内容となっています。
インフレに円安と、海外生活をしてきた『あなただからこそ』の視点があると思います。
改めて、日本と香港の大きな違いを帰国してから感じてしまうのでは、もったいないと思います。大事なお金の話ですので、本当に後悔する前に事前に備えておきましょう。
過去にセミナー参加された方の手書きのご感想を添付しておりますので、ご心配のある方は事前に熟読されてください。
[ 執筆者 : 才田 弘一郎 ]


第15回 香港駐在でのお金の終活(整理術)
香港駐在中の皆様、いよいよ日本への帰任が近づいてきた方も多いのではないでしょうか。今回は、香港での駐在生活を締めくくるにあたっての、お金の終活(整理術)について解説します。重要な回ですので、ぜひ何かしらのかたちで記録しておいてください。
香港で金融資産の整理が重要な理由
・国際金融都市特有の複雑な金融商品の存在
・日本とは異なる税制度への対応
・資金移動の制限や手続きの複雑さ
・為替変動リスクへの対応
・長期的視点における資産運用の取り扱い
主な整理項目
銀行関連
・普通口座、定期預金の解約時期の検討
・クレジットカードの継続/解約手続き
・自動引き落としの確認/停止
・インターネットバンキングの処理
・スマホアプリのインストールと設定
投資関連
・証券口座の整理
・投資商品の売却タイミング検討
・MPF(強制積立金)の手続き確認
・為替リスクを考慮した資金移動計画
・帰国後も継続できる貯蓄型保険の購入/変更
保険関連
・現地で加入している保険の継続/解約の判断
・継続の可否/解約返戻金の確認
・保障の空白期間が生じないための調整
・日本の保障と重複していないかを整理
具体的なアクションプラン
帰任6カ月前(内々示の有無)
・資産の総棚卸し→貯蓄保険など継続可能な運用へ
・各種解約手続きの確認
・税務関連書類の準備開始
・子供の教育方針、帰国後の住居
帰任3カ月前(内示の有無)
・不要口座の解約開始→貯蓄保険など継続可能な運用へ
・投資商品の売却検討(株・投資信託・仮想通貨)
・為替動向を見ながら送金計画策定
・子供の教育方針、帰国後の住居
帰任1カ月前(内示の有無)
・給与振込口座以外の口座解約(最低一つは残すこと)
・最終的な税務処理の確認(会社側手続きになる可能性も)
・必要書類の準備完了
上記は、駐在期間中に考えておきたいお金の部分を中心にまとめていますが、運用してきた資産や帰国後も継続運用するプランの整理は、慎重に計画を立てて進める必要があります。
そこで、実際の帰任経験者の声を交えながら、海外資産運用そのものより大事な知識を提供する為に、オンラインセミナーを開催する予定です。今から運用を考える人も、既に運用している人も香港駐在のお金の終活(整理)から始めてみてはいかがでしょうか。

執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第14回 駐在員保険の落とし穴!補償内容を徹底的にチェックしよう!
こんにちは。秋も深まり香港も過ごしやすい季節になりましたが、同時にインフルエンザシーズンでもありますね。今回は、健康と密接に関わる駐在員保険について、その落とし穴とチェックポイントを見ていきましょう。
駐在員保険の重要性
海外赴任時、多くの企業が駐在員とその家族のために特別な保険を用意します。これは現地の医療システムや緊急時の対応が日本と大きく異なるためです。しかし、この保険の補償内容が十分でないケースも散見されます。
よくある落とし穴・チェックポイント
補償限度額と同期間の不足
多くの国で医療費が高額なため、補償限度額が実際の医療費に追いつかないことがあります。特に米国などでは、重症時の治療費が数千万円に達することも珍しくありません。年間および疾病ごとの限度額、期間、生涯限度額などをチェックし、現地の医療費水準と照合して十分か確認しましょう。
※基本的にフルカバーが多いかと思います。
自己負担額の存在
病院での医療費を全額保険でカバーせず、加入者が一定額を自己負担する仕組みも存在します。この手出し額が想定以上に高く設定されていることもあるため、金額と適用条件を確認し、年間の自己負担額の有無を把握しましょう。
補償対象・特定疾患の除外
既往症や特定の疾患が補償対象外となっていることがあります。赴任前の健康診断結果によっては、個別に除外される場合も。入院、外来、薬剤、検査など、項目ごとの補償内容を確認しましょう。特に、がん治療や難病など、高額治療の可能性がある疾患や歯科治療の補償は要確認です。
歯科治療の制限
治療費が高額なため多くの駐在員保険で、歯科治療の補償が限定的か除外されていることがあります。香港における歯科保険は専門家から見ても決してお勧めできる費用対効果は得られませんが、確認しておくことで心構えはできますね。
緊急移送の条件
重症時の日本への緊急移送が補償されていても、その条件が厳しく設定されていることがあります。どのような状況で緊急移送が認められるか、その判断基準と手続きを確認しましょう。
家族の補償
家族も同じ内容で補償されるか否か?もしくは別途個人で保険の加入が必要か?
地域制限
補償がなされる地域に制限がないかを確認。出張や休暇で他国に行く際の補償も確認しましょう。
付帯サービス
24時間の医療相談や通訳サービスなど、実際の受診をサポートするサービスの有無を確認。
不足部分の対策
チェックの結果、保障内容に不安がある場合は、以下の対策はいかがでしょうか?
会社との交渉
不足している部分について、会社側と交渉し、補償内容の拡充を依頼する。
追加の民間保険や自家保険
駐在員保険を補完する形で、現地や日本の保険会社の商品に加入したり、別途、緊急予備資金として医療費用の貯蓄を推奨します。
とは言え、専門用語が多く難解な文章である可能性もあるので、現在の保障内容を正しく分析するためには、弊社への相談も含め専門家の力を借りるのも一つの対策でしょう。
保障と補償、資産運用との関連性
最後に資産運用との関係性について触れておきましょう。一見すると無関係に感じますが、適切な保険カバーがあることで、予期せぬ医療費支出のリスクを軽減できます。これは、長期的な資産形成計画を立てる上で非常に重要です。つまり、保険内容が十分でない場合、緊急時に運用資金を取り崩さざるを得ない状況に陥る可能性もあります。これは将来のために複利効果を活用した長期運用の妨げとなります。
とは言え、万が一ばかり気にしても良くはありません。保険と自己負担のバランスを上手くとりながら無駄に保険コストを上げることなく、差額分、余剰分を運用に回すといった戦略も考えられます。
次回、こうした保険と投資のバランスを取りながら、駐在中にどうすれば効果的な資産運用ができるか、具体的な戦略とともに解説していきます。皆さまにとっての安心できる海外生活と資産形成の一助となれば幸いです。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第13回 海外送金コストを削減しよう! 最新のFinTechサービス活用法

海外駐在員の皆さん、こんにちは。海外では新学期が始まり、学費の支払いや生活費の補充など、海外送金の機会が増える時期ではないでしょうか。今回は、海外送金にまつわるコスト削減と、最新のFinTechサービス(金融テクノロジー)の活用法についてお話しします。
従来の銀行送金の落とし穴
多くの駐在員が直面する問題の一つが、高額な海外送金手数料です。従来の銀行送金では、送金手数料に加えて、為替レートのマージンも大きく取られることがあります。例えば、100万円を送金する場合、手数料とレート差で5,000円から10,000円程度のコストが掛かることも珍しくありません。
年間で何度も送金を行う場合、このコストは無視できない金額になります。とはいえ銀行という安心感と信頼感、カスタマー担当に連絡できるのはコスト以上のメリットが多いのも確かですので、自己責任とのバランス感覚が必要かと思います。
FinTechサービスによる革新
しかし、近年のFinTechの発展により、より安価で効率的な海外送金の選択肢が増えています。サービスをいくつか紹介します。国により制限がある場合も考えられるのでご確認ください。
1. Transferwise(現Wise)
Wiseは、実勢レートに近い為替レートを提供し、透明性の高い手数料体系で人気です。特に、同一通貨間の「国内送金」を利用して国際送金を行う仕組みにより、コストを大幅に削減しています。
2. Revolut
プリペイド型のデビットカードと連動したアプリで、複数通貨の管理と送金が可能です。銀行間レートでの両替や、一定額までの海外ATM引き出し手数料無料などの特徴があります。
3. PayPal
個人間送金に強みを持つPayPalは、特に小額の送金に適しています。受取人がPayPalアカウントを持っていれば、即時送金が可能です。
4. OFX
大口送金に強みを持つサービスで、法人や個人事業主にも人気です。為替レートが有利で、一定額以上の送金であれば手数料が無料になることも。
これらのサービスを利用する際の注意点
1.セキュリティ確認:利用前に、各サービスの認可状況や保証制度を確認しましょう。
2.送金額による選択:小額と大口では最適なサービスが異なる場合があります。
3.送金スピード:かなり早いですが緊急の送金には向かないサービスもあるため、所要日数を確認しましょう。
4.受取人の利便性:受取人側に特別な手続きが必要ないサービスを選ぶと良いでしょう。
コスト比較の重要性
各サービスの特徴を理解したら、実際の送金予定額でコスト比較をしてみることをお勧めします。例えば、100万円の送金を想定し、従来の銀行送金と各FinTechサービスでのコストを比較してみましょう。為替レート、手数料、送金にかかる日数などを総合的に評価することで、自分に最適なサービスが見つかるはずです。
定期的な見直しも大切です。FinTech業界は急速に進化しており、新しいサービスや機能が次々と登場しています。半年に一度程度、最新の情報をチェックし、より有利な選択肢がないか確認するのも良いでしょう。
海外資産運用への展開
ここで重要なのは、送金コストの削減が単なる節約に留まらないということです。例えば、年間50万円の送金コストを20万円に削減できれば、その差額の30万円を投資に回すことができます。もちろん、今どきこんな高額な送金手数料を支払っている方はいないでしょうが視点を変えてみるというお話しです。
この節約分を活用して、海外での資産運用を始めるのはいかがでしょうか?為替の大きな変動や、アメリカ大統領選を控え株価の乱高下が考えられる状況ですが、もしこの記事をご覧いただいているタイミングで何かが大きく下落していたら…実は資産運用を始めるビッグチャンスかもしれません。
次回以降、これらのFinTechプラットフォームを活用し送金の自由度を向上させ、海外駐在、海外居住中ならではの身近なお金の話から、資産運用戦略まで深堀りしていきます。皆さんの運用目標達成の一助となれば幸いです。
執筆者
Insurance110
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第12回 財布が握る幸せの8割:お金で変わる心と体の健康

皆さん、こんにちは。1年前に始めたコラムも今回で12回目です。一年の締めくくりとして今日は、私たちの幸せの8割を左右するかもしれない、とても重要なテーマについてお話しします。
それは『お財布の健康』です。お金の健康とも言われています。実は、私たちの生活する今の時代、お金の状態が良好であれば、心と体の健康も大きく改善されるという事を表しているのですが、お金お金いうなっ!と怒られてしまいそうですが、、、
ではまず、お金の健康について考えてみましょう。生活に必要なものが十分に買え、時には自分へのご褒美も。そして、将来への備えもしっかりできている。こんな状態だと、どれだけ安心して暮らせるでしょうか? この経済的な安定が、実は心と体の健康の大きな基盤となるのです。
お金の健康は、まず自分の収支を把握することから始まります。無駄遣いを減らし、少しずつでも貯金する習慣をつけましょう。そして投資を学び、お金を増やす方法を知ることも大切です。これらの努力が、あなたの人生の8割の問題を解決する鍵となるかもしれません。
では、お金の健康が良くなると、心と体の健康はどう変わるのでしょうか?
心の健康面では、経済的な不安が減ることで、ストレスが大幅に軽減されます。好きな趣味に没頭する時間や、質の高い娯楽を楽しむ余裕が生まれます。家族や友人との楽しい時間も、お金の心配なく過ごせるようになります。
体の健康面では、質の高い食事や運動設備、健康診断など、お金があればより良いケアを受けられます。疲れたときには十分な休養を取ることもでき、体調管理が容易になります。
さらに、お金に余裕があれば、心と体の健康を同時に向上させる活動にも参加できます。例えば、リラックスできる温泉旅行や、自然の中でのアクティビティなどです。
このように、お財布の健康は、心と体の健康に大きな影響を与えます。もちろん、お金だけが全てではありません。しかし、経済的な安定が、より良い生活の基盤となることは間違いありません。
毎日の生活の中で、まずはお財布の健康を意識してみてください。収支の管理、貯蓄、賢い投資。これらの習慣が、あなたの心と体の健康も同時に向上させ、人生の8割の問題を解決する力となるでしょう。
そして、ここ香港での駐在生活に区切りが近づいている方々にも朗報があります。
たとえ日本に帰任したり、他の国に異動したりしても、あなたの資産は引き続き「香港駐在」させることができるのです。
つまり、帰国後も香港の有利な投資環境を活用し続けることが可能なのです。これこそが、まさに「財布が握る幸せの8割」を最大化する秘訣かもしれません。
お金の力を味方につけ、心と体の健康も手に入れる。その夢の実現に向けて、あなたはもう一歩踏み出す準備ができています。でも、その一歩をどこに踏み出せばいいのか迷っていませんか?そして、具体的にどうすれば良いのかまだ不安はありませんか?
そんなあなたに朗報。弊社では、まさにこのテーマに特化した「帰国前セミナー」を開催しています。香港での資産運用、そして継続方法や、帰国後の経済的健康を維持するための具体的戦略を、日本人FPが分かりやすく解説します。あなたの輝かしい未来への第一歩、このセミナーで踏み出してみませんか?
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第11回 お金オンチ vs 運動オンチ、我が子の未来のために今できること2024

「うちの子、計算ドリルはいつも間違えてばかり…」
「運動会で活躍する姿、一度も見たことない…」
子育てをしていると、我が子の得意・不得意が目についてしまうもの。特に、「お金」と「運動」は、人生に大きく影響する要素だとお考えの親御さんも多いのではないでしょうか?
今回は 「お金オンチ」と「運動オンチ」 が人生に与える影響について、考察してみます。
1. お金オンチが人生に与える影響
「お金オンチ」とは、お金の管理や運用が苦手な状態を指します。
メリット
あまり見当たりません…強いて言うなら、お金に執着しない性格とも言えるかもしれません。
デメリット(まだまだ先の話ですが…)
損をするリスクが高い:不利な契約や詐欺、無駄な出費が増えるなど、お金で苦労する可能性が高まります。
将来設計が困難:老後資金不足、住宅購入や教育資金の準備不足に陥り、人生の選択肢が狭まってしまう可能性も。
精神的な不安:お金に関する不安を抱えると、人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。
お金オンチがもたらす人生の困難(まだまだ先の話ですが…)
例えば、クレジットカード課金やローンの仕組みを理解せずに安易に利用し、借金地獄に陥ってしまうことも。また、投資で大きな損失を出したり、詐欺を見抜けなかったりするリスクも高まります。
さらに、お金の不安は、精神的なストレスや家族間のトラブルにも繋がることがあります。「お金のことで頭がいっぱい」「パートナーと金銭感覚が違う」「衝動買い」など、感情が動く時に購買行動をしないことやお金との向き合い方を知る必要があります。
2. 運動オンチが人生に与える影響
「運動オンチ」とは、運動能力が低い状態を指します。
メリット
他の分野に興味・才能が開花する可能性:運動以外の分野に時間や情熱を注ぎ、その道で成功を収める可能性を秘めています。
頭脳労働に向いている:論理的思考力や戦略的思考力に長けている場合があり、研究者やエンジニアなどに向いている可能性も。
デメリット
健康面でのリスク:肥満、生活習慣病、体力低下、怪我のリスク増加など、健康上の問題を抱えやすくなります。
コミュニケーションの機会損失:チームプレイや運動を通して得られる協調性やコミュニケーション能力が育ちにくく、人間関係構築に影響が出る可能性も。
自信の喪失:運動が苦手なことで劣等感を抱きやすくなるだけでなく、自己肯定感が低くなってしまう可能性も。
運動オンチがもたらす人生の困難
運動不足は、健康面でのリスクを高めるだけでなく、自己肯定感の低下やコミュニケーション能力の発達に影響を与える可能性があります。例えば、体力がないために、学校行事やレジャーに積極的に参加できず、友達との交流の機会が減ってしまうかもしれません。また、運動が苦手な自分を責めてしまい、自分に自信が持てなくなってしまうケースも少なくありません。
3. 子どもの頃から力を入れておきたいこと
「お金オンチ」を防ぐために幼少期からお金に親しませる:お小遣い制度や、一緒に買い物に行ったりしてお金の役割を教えましょう。
お金の使い道を考えさせる:欲しいものを買うために、どのようにお金を貯めれば良いのかを一緒に考える習慣をつけましょう。
お金に関する絵本やゲームを活用:楽しみながらお金の知識を学ぶことができるので、おすすめです。
「運動オンチ」を防ぐために
様々な運動体験の機会を作る:様々なスポーツや遊びを通して、体を動かす楽しさを経験させてあげましょう。
成功体験を積み重ねさせる:得意な運動を見つけ、小さな成功体験を積み重ねることで自信をつけさせてあげましょう。
運動を通して社会性を育む:チームプレイやルールを守ることを通じて、協調性やコミュニケーション能力を育みましょう。
4. まとめ|大切なのは「好き」を見つけること!
最後に大切なことは、子供自身が「楽しい!」と実感できることです。
強制するのではなく、子供が興味を持てるように、遊びを取り入れたり、成功体験を共有したりしながら、楽しくサポートしてあげましょう。
子供の「好き」を見つけて、伸ばしてあげることで、「お金オンチ」「運動オンチ」を克服できるだけでなく、将来の可能性を広げてあげることができるはずです。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
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第10回 円弱?円強?の動向があなたの資産に与える影響とは?

「えっ!円弱?円強?間違ってるww?」と思った方は、為替変動を身近な情報として目にしていることでしょう。そうです、一般的にはニュースで「円安」「円高」と、表現します。
ですが、$1=160円が円安で、$1=110円は円高だと言われても、数字の大小がイメージを逆にしてしまう事が混乱を招く原因なのかもしれません。
今回は、円安・円高を「円弱」「円強」と表現することで、より直感的に為替の動きを理解し、あなたの資産にどのような影響を与えるのかをわかりやすく解説していきます。
1ドルで買える円の量をイメージしてみましょう!
ここでは、視点を変えて、1ドルで買える円の量を元に、円弱(円安)/円強(円高)を整理してみましょう。
例えば「$1=160円」という状況は、1ドルでたくさんの円が買える状態です。つまり、円の価値が相対的に低くなっている「円弱(円安)」の状態ということになります。反対に「$1=110円」は、1ドルで買える円の量が少なく、円の価値が高い「円強(円高)」の状態です。
為替の世界でも同じです。「円弱(円安)」とは、他の通貨と比べて円の価値が下落している状態を指します。反対に「円強(円高)」は円の価値が上昇している状態を意味します。
では、ここで問題です。
$1=110円が、$1=160円になりました。これは円弱(円安)?、円強(円高)?
→ 答え:円弱(円安)
円の強弱が資産に与える影響
では、円弱・円強は、私たちの資産にどのような影響を与えるのでしょうか?
1. 海外旅行:
円弱時は、海外旅行が割高になります。1ドル=100円の時に100ドルのバッグを10,000円で買えたのが、円弱で1ドル=150円になると、同じバッグを買うのに15,000円必要になります。反対に円強時は、海外旅行がお得になります。※円弱時代の今、海外旅行でのお得感は無くなってしまった感じですね。
2. 輸入品:
円弱になると、海外からの輸入品の価格が上がります。これは、$1に対して支払う円の量が増えるためです。食料品や衣料品など、私たちの生活に欠かせないものも、円弱の影響を受けます。円強の場合は、輸入品が安価になります。※円弱時代の今は様々な「モノ」が値上がりしていますね。
3. 資産運用:
円弱時は、ドル建て資産の価値が上昇します。例えば、1ドル=100円の時に1万ドルの米国株式を購入していた場合、円弱で1ドル=150円になると、その価値は150万円に上昇します。反対に円強時は、1ドル=80円の時に80万円となってドル建て資産の価値が減少します。
リーマンショック以降で海外積立(円→ドル)を継続していた投資家は、何に投資していたかで違いもありますが、少なくとも為替で40%前後の価値増加をしています。
円弱・円強の動きを予測することは難しい
為替市場は、世界経済、政治状況、市場心理など、様々な要因によって常に変動しているので専門家でも完璧な予測は不可能です。
ですので、先ほども書きましたがドルコスト平均などを活用し、円安時にも円高時にも一喜一憂することなく、為替リスクを低減させる方法で時間分散していくことが肝要です。
円弱・円強の波を乗りこなそう!
これまで書いてきた様に、円弱・円強は、私たちの生活や資産に大きな影響を与えます。
少なくとも常に最新の情報に目を向け、円弱・円強の動きを理解することで、海外生活や資産運用を有利に進めることができるでしょう。
例えば、円弱傾向が続く見込みであれば、分散しながらドルコスト平均法を使って外貨預金や積立海外保険、そして円のまま優良日本株へ投資を検討したり、円高時には強さを活かして海外株式、海外保険へと外貨を獲得する投資を増やしたりするのも良いでしょう。
円弱・円強の波を理解し、賢く行動することで、あなたの資産はより大きく成長する可能性を秘めているのです。
円弱・円強を意識して、賢く資産運用に取り組みましょう!
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第9回 スマホで得たモノ、失ったモノ

スマートフォン(スマホ)は、私たちの生活に深く根付いており、私たちの手のひらの中に世界を収めてくれています。今ではスマホ無しには生活出来ない、それどころか自分自身を証明するためにスマホを使わなければならない…など身近なデバイスとしての重要度が日々向上しています。
しかし、その重要さ便利さの裏で、何か大切なものを失っているのかもしれません。今日は「スマホで得たモノ、失ったモノ」というテーマで「可能ならスマホから目を離して」ご一読下さい。
【スマホで得たもの】
①知識と情報
スマホを使えば、世界中の最新のニュースや、いろいろな知識をいつでも手に入れることができます。学校で学んだことについてさらに調べたり、趣味のことをもっと深く知ることができるのは、とても素晴らしいことです。
②コミュニケーション
友だちや家族とのコミュニケーションも、スマホがあれば簡単です。離れた場所にいても、メッセージを送ったり、ビデオ通話をすることで顔を見ながら話ができます。これによって、大切な人との絆を保つことができます。私も遠距離子育てにずいぶんと役に立ちました。
③楽しみと娯楽
ゲームや音楽、動画、メモや写真撮影など、スマホひとつで多くの娯楽を楽しむことができます。移動中やちょっとした休憩時間に、好きなことでリラックスすることが可能になりました。
④GPS/Bluetooth/Wi-Fiなどナビや位置把握
以前はナビゲーションと言えば車載式であり、何十万円もしていましたがスマホにとって変わった後は、便利機能の一つ…。初めての場所、初めての国に行ってもこの安心感は半端ないですね。
⑤資産運用/自分自身の証明KYC
銀行や証券、株式投資など各種金融機関のアプリを用いて様々なアセットへ投資可能で、資産状況なども手の平の上で確認できます。上手に使って投資のチャンスを掴んだ方もいることでしょう。またその本人確認の証明などもスマホで実施し、私たちよりスマホが信用されているのでは?と感じる今日この頃です。
【スマホで失ったもの】
①リアルでのコミュニケーション
スマホで簡単にコミュニケーションができるようになった反面、人と直接会って話す機会が減ってしまいました。リアルな会話をすることでしか学べない、非言語的なコミュニケーション(体の動きや表情など)を見逃してしまうこともあります。
②集中力と忍耐力
スマホのゲームやSNSは、すぐに楽しめるように作られています。それに慣れてしまうと、長い時間、一つのことに集中する力や、物事を成し遂げるための忍耐力が養われにくくなってしまいます。身に覚えがありませんか?
③自然とのつながり
スマホの画面に夢中になるあまり、外に出て自然を感じる時間が少なくなってしまうことがあります。木々や花、川のせせらぎなど、自然から受ける癒しや学びは、スマホでは得られません。
などなど
【どうバランスを取るか】
スマホはとても便利な反面、使い方によっては大切なものを失ってしまうことも十分あり得ます。やはり大事なのはバランスですね。
例えば、スマホを見る時間を決めておいたり、家族や友だちと話す「スマホを置いておく時間」を作るなど、意識的にコントロールすることが使いこなす上で大切だと考えています。自然の中で過ごす時間を作ったり、趣味やスポーツに打ち込む時間を持つことも、スマホと失ったモノのバランスを取る一つの方法です。本を読んだり、絵を描いたり、楽器を習ったりすることで、スマホだけに頼らない楽しみを見つけることができます。
最後に、スマホを使う時は目的を持って使ってみてはいかがでしょうか?ただ時間を浪費するためではなく、何かを学ぶため、人とつながるためなど、スマホを使う理由をはっきりさせることが大切ですね‼
スマホは私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしいツールですが、それに頼りすぎず、自分の時間や人間関係、自然とのつながりを大切にする為に、より有効的に使ってみましょう‼
インターネットを通じたコミュニケーションが一般的になってきた現代だからこそ、お金には変えられないリアルな体験、リアルな会話、思い出は『プライスレス』ですね。具体的なお金の相談は『110ワンテン』まで! 新年度を迎えたこのタイミングでお金には換えられない価値としてコラムを書かせていただきました。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第8回 貯蓄が減る!?スタグフレーションがやってきた。

貯蓄が減るって穏やかではないですが、あなたの景気は良いですか?業界の景気はどうでしょうか?ニュースでもインフレーションという言葉はよく耳にしたことがあるかと思います。ですが実は現在、世界的な『スタグフレーション』と言われているのです。ではそれは、どの様な状態なのでしょう。
そして、あなたの家計状況にどのような影響があるのでしょうか?
まずは身近な状況で解説していきましょう。
ではあなたは今からレモネード屋さんのオーナーということでストーリーが始まります。
あなたのお店はとても流行っていました。乾いた喉をうるおし、可愛らしいボトルも人気の秘密の一つのようです。ついに2店舗目をオープンして常連のお客様にも恵まれ順風満帆!!このまま店舗や仕組みを標準化してFC化でも!と考えていた矢先でした。世界的な流行病で突然の客足減少。レモネードが全然売れなくなりました。いつも流行なら3ヶ月くらいしたら収まるだろうから、今は耐えどき…と、売上が70%下がり運転資金はどんどん出ていく…一気に経済が『停滞 Stagnation』したのです。
さらに世界的な流行だったため、物流にも影響が出始めて仕入れの値段を上げさせてくれとの仕入れ先からの懇願により、泣く泣く要求を受け入れ、レモンや砂糖の値段が上がってしまいました。以前は1ドルで10個のレモンが買えたのに、今は1ドルで5個しか買えないとします。これは物の値段が上がっている状態、つまり『インフレーション Inflation』です。このように物の値段が上がると、同じお金でも以前より少ないものしか買えなくなります。 その結果、背に腹は代えられずレモネードの値段を高くするしかありません。お客さんは少ないのに…。
そうです、今現在、あなたのレモネード屋さんで起きていることは『景気停滞×物価高』が同時に起こった、まさにスタグフレーションの渦中にいるのです。お客さんが減ってレモネードがあまり売れないのに、レモンや砂糖の値段は上がっていて、もっと多くのお金がかかるようになっています。つまり、あなたはレモネードをたくさん売ることができない上に、レモネードを作るための材料費も増えてしまうので、経営がとても難しくなるんですね。
2024年以降、スタグフレーション状態が顕著になってくるでしょう。物が売れないのに物の値段がどんどん上がるという、とても厳しい状況を指します。経済全体でこれが起きると、人々はお金をたくさん使うことができなくなり、会社も商品を売るのが難しくなります。そして、みんながお金を使わなくなると、経済はさらに悪くなってしまう可能性があるんです。
そして、通常インフレーション下であれば、お給料は上がりやすいはずなのですが、同時に不景気が存在しているため、お給料が上がりにくくなります。お財布の紐を引き締めても、モノの値段が高いので、結果生活を圧迫し預貯金しにくい状態になります。
何か対策はないのか?とも聞こえてきそうですが、一般的には「インフレーションを上回る資産運用をする」ことと言われています。それってなんなの?定期預金、不動産や金貨、株式投資や債券投資、ビットコインや海外保険またはそれらを組み合わせる事で、通貨価値を担保していくことになります。
ただ組み合わせのバランスやどの国で何を保有することが出来るのか?など商品単体では見えない組み合わせの順番、リスクなどもあるので注意が必要です。
第6回コラム、第7回コラムをよく読んでいただいた読者様や、弊社セミナーへご参加いただいた方は知らず知らずのうちに知識を身につけていらっしゃると思います。香港に居住している間というのは楽しいだけではなく、資産運用を始めるのにとても最適です。間違っても単純にお金が口座に寝ているという様な『お金のニート』状態にない事を切に祈ります。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 才田 弘一郎

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第7回 そろそろ「円」ではなくて「ドル」目線で考えてみませんか?

【新NISAスタートにより加速する円安】
香港で生活していると『香港ドル』を扱うことが多いので、今さら何言ってるんだろう?というご意見もありそうですが、止まってくれない円安に加速するインフレーション。
円の価値観だけに固執していると、長期的に円の価値が戻らない時のリスクと、世界基準から取り残されてしまう後進国通貨となってしまう可能性が高いです。
円が好きとか嫌いではなく、日経新聞にも出ていましたが、1月に新NISA対象投信に流入した投資家の資金1.3兆円。そのうち8割弱が世界株、SP500などへと流入しており『毎月約1兆円の円で、米ドルを購入する』つまり『円を売って、ドルを買う』という事が、ほぼ脳死状態で継続されていく事になります。
更に注意したいのは、ほとんどの新NISAスタート層が世界株やSP500を購入し、外国人投資家が日本株を購入しているという事実です。新NISAの特性上、香港のMPFのように自国内に一定割合の投資を組み込む様ルール化すれば良かったのに…と個人的には考えています。
【ドルで稼いで、円で暮らすという考え方】
今年より新NISAが始まった事で、今後よほどの事がない限り、継続的な円安が確定してしまった感があります。何も対策をしていない人にとっては『悪いことはしていないのに気付かぬうちに資産が劣化する』という事が待ち構えているということです。それも高い確率で。
という事で、日本円で考えていても価値が戻らないかもしれないことを考えると、私たち海外居住者が考える事としては『保有資産1億円…ではなくUS100万ドル』と、ドル建てを基本にした視点を持っては如何でしょうか?『1,000万円をUS10万ドル』という視点でもいいんです。
ちなみに、香港ドルと米ドルはドルペッグしているので、通貨の強弱は米ドルと同じ様に変化します。
自分自身がリタイアしたい時期・年齢に応じて『増やしたいのか?』『インカムを得たいのか?』など対策は変わりますが、
今なら仮にUS100万ドルを元に。
①最短2年目以降で5%のインカムUS50,000ドル(752万円※2024/2/14時点)を生涯受取る。
仮にUS20万ドルを元に。
②最短2年目以降で5%のインカムUS10,000ドル(150万円※2024/2/14時点)のお小遣いを生涯受取る。
などインカムを欲しい人にはこういう選択肢もあります。
不動産でインカムを受け取る場合、空室・入居・管理の手間やリスクがあります。こちらはインカムだけを受け取り、次世代に運用を継続したい場合も権利ごとに次世代に渡すことができます。
もし、上記のシミュレーション①においては、ちょっと何らかの仕事を組み合わせると、年収800万円前後の生活をずっと続ける事ができます。もし円安が加速すれば…更に条件はよくなるでしょう。
【あなたは残るか?帰るか?】
自分は数年の駐在だし…と思っている人は勿体ないですし、現地で事業をしている方や、現地の外国法人で勤務されている方も、どこかで人生の選択肢が目の前に現れます。場合によっては突然。その時、あなたはどの様に生活したいのか?
今後よほどの事がない限り、構造的『円安』が継続する可能性が高い中で、自分自身が日本に帰ってもドルを稼ぎ続ける。そんな仕組みを香港にいる間に作ってみてはどうでしょう。
執筆者
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第6回 香港で正式にビットコイン投資を始める方法

香港内でビットコイン投資をする条件は「プロフェッショナルインベスター(以降PI)」である事が必要でした。ではPIの条件とは?個人では800万香港ドル(US$100万)以上の資産がある投資家です。それ以外は一般投資家として公式に香港内では購入できませんでした。
転機を迎えたのは2023年6月。一般投資家にも窓口が開かれました。とは言え『ビットコイン』ですからね。
弊社の定めている『資産運用の順番』においては『ハイリスク』なジャンルに位置しており、既にここまでで苦手意識を持たれている人もいらっしゃるでしょう。上昇も下落も受け入れられない人は、『中程度のリスク』の範囲で安定的に長期投資できる方法を推奨致します。
せっかく、勇気を持って資産運用を始めたのに値動きが気になって目の前の仕事が手に着かない…。そればかりか暴落でヤラレタ…。なんて事があると人生の生産性が下がってしまいますからね。そんな投資はしない方が身のためです。
紙面に限りもあるので、ココからは、仮に投資対象と考えた場合に知っておきたい情報は何か? そして『香港政府から認可されている取引所』で正式にビットコインを購入できる会社の紹介をしておきます。
まずは、時代背景と直近のニュースから。ビットコインが生まれたのは2009年1月3日、サトシ・ナカモトによって公式にスタートされました。最初の取引は2010年5月22日であり、通称PizzaDayと呼ばれ、2枚のピザを10,000 Bitcoinで引き換えたとされています。当時の価値としてはUS$41(3,700円)相当ですが、現在の価値に直すとUS$4.3億(633億円)! 約1,000万倍の価値上昇をしています。Wow
まぁ、そのようなタイミングで買っている人は変な人と思われていたでしょうから、しょうがないですよね。諦めもつきます。
背景が不確かだった『ビットコイン』にも、いよいよ市民権を得るタイミングが来ました。米国証券取引委員会SECがブラックロックなどの超大手資産運用会社の申請するETF(ザクっと言うとファンド)を今年1月10日に承認したのです。結構重大なイベントだったのですが、一般の人にはどうでも良い事ですので、ポイントだけ纏めます。
『安心感』『詐欺商品ではない』『既存金融の枠組みの投資商品』『課税関係も明確』『ハッキングリスク無し』と、これまでニュースで騒がれてきた様なリスクがほぼ回避される形になります。マネロン・リスクも回避できると言う事で承認されたのだと考えています。
ではなぜ騒がれているのか?比較対象として、金$GoldのETFを振り返ると、2004年に上場されてから7年で価格が4倍以上となり、現在では1トロイオンス=$2,012を超えます。つまりデジタルゴールドと言われているビットコインも、勢いよく上がるのでは? とマーケットでは期待感に溢れています。
香港での一般顧客向けビットコイン投資の解放、米国でのETF承認など雰囲気的には追い風な感じですが、どう動くのか…楽しみですね。とはいえ投資にリスクは付きものです。いい話の後には暴落というシナリオも考える必要があります。今回の記事は、投資アドバイスではなくあくまでも既存情報のシェアですので、最後のご判断は慎重にお願い致します。
※日本と香港では税金が異なるので、異動・本帰国の際は、香港で現金化して引っ越しした方が良いのではないかと思います。
香港で、一般投資家向けにビットコイン取引きを開始した会社
HASHKEY Exchange
取り扱い中の通貨数:17通貨(2024年1月18日現在)
一般投資家が購入可能な通貨:2通貨(BTC、ETH)
今後、香港のオンライン専業銀行も取り扱いを始めるかも?といったニュースは多いので、資産全体の一部として考えるのも良いでしょうね。ただし夢の様に儲かる事もありますが、まずは足元固め、土台固めが大事です。興味がある様でしたらまた記事にしたいと思います。
執筆者
Insurance110
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第5回 新年に確認したいお金周りのこと

Insurance110の近藤です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。日本に一時帰国していた方、海外旅行に行かれた方、香港で新年を迎えた方、様々いらっしゃるようですね。特にこの時期はお年玉にはじまり、新年会や送別会、さらに翌月には旧正月ととにかく出費が多いなか、税金の支払い期限もこの時期に重なり、ちょっと油断すると思わぬ金額を使っていたということも…。
せっかく新年になりましたので、お金周りの確認をしてみてはいかがでしょうか。
一番は普段から家計簿をつけるということですが、一体どれくらいの割合の方がつけているのかというと、おおよそ5割弱と言われています。ちなみに筆者は三日坊主の気質もありまして、日々の家計簿はつけていません。ファイナンシャルプランナーと言いながら、こんなことを暴露しちゃって大丈夫かと思いますが、どんぶり勘定でも意外とどうにかなっています。
さて、そんなどんぶり勘定のFPでもやっていることが一つあります。それは今の資産状況の確認です。例えば今保有している株の時価総額や加入している保険の解約返戻金、銀行の預金残高などをエクセル表にまとめて、毎年いくら増えたかをチェックしています。年にたった一度、小一時間の作業だけです。これならどうでしょう?続けることが苦手という人もできるのではないでしょうか。毎年続けていると、なんだかんだ言って右肩上がりで増えていきますので、ちょっとハッピーな気持ちになり今年も頑張ろうという気持ちになれます。
そしてもう一つやらないといけないのは情報がアップデートされているかの確認です。
① 関係会社・担当と連絡を取れる環境であること。
会社の電話番号・メールアドレスなどが変わっている可能性もありますので、適宜コンタクトしましょう。担当者などと情報交換するのも良いですね!
② 各種証券の置き場を決めていること。
香港で加入した保険の保険証券は『英語』、『中国語』のどちらかの言葉で記載されています。またデザインが、日本の保険証券とは全く異なりますので、しっかりと保管場所を確認しておいて下さい。
③住所変更や電話番号がきちんと更新されていること。
これだけ便利な世の中になっても連絡が取れないことも発生します。引っ越しして住所が変わった、携帯電話番号が変わった…など各変更時には連絡をお願いします。
4つ目、これは今回のポイントで一番大事かもしれません。
④契約上名前の出てくる関係者それぞれが最新の状態になっていること。
保険の場合は『契約者』、『被保険者』、『受取人』と役割があります。
『契約者』:保険に関するすべての権限を持つ個人・法人
『被保険者』:保険の対象になる人
『受取人』:万一時など保険金を受け取る権利がある個人・法人
特に日本人に関しては上記3者の関係で、掛かる税金が変化するので細心の注意が必要です。(※詳細はまた別の機会に記載します)ただ、海外の保険に限らず日本国内で加入されている保険に関して、「結婚を機に、親から引継いだ保険をそのまま大事に保管していて、いざ万が一があり、保険金2,000万円を請求をしたら・・・実は『ご主人の父が受取人!?』だった」という、笑えない本当の話もあります。
ちなみに『ご主人の父親』が受取人の場合、どうなると思いますか?次は、相続・贈与問題のスパイラルに突入します。。。今回は、深くは入りませんが、ザクッと問題点をお伝えすると・・・【年金生活者のお父様に保険金2,000万円が給付されても、遺族(家族)の手元に渡してくれるか分からない】、【仮に保険金の半額1,000万円を貰えたとしても、厳密には親族からの贈与となる】などなど、本当に笑えない状況に陥ります。もちろん、保険というのは色々な感情が絡み合うことがありますので、その細やかな部分に関しても、アドバイスさせていただきます。
⑤支払いが滞っていないか?
一括払で保険料支払が完了している方は気にする必要はありませんが、5年払、10年払、はたまた20年払など、長期的に時間分散をしながら積立している場合は要注意です。引落しが出来ずに一定期間が経過すると『失効』といって保険の効果も、積立もストップします。折角、資産を構築している途中です。場合によっては海外送金など面倒くさいことも多いですが、しっかりと支払を完了させましょう。私たちがサポート致します。
以上代表的な5点を明記しましたが、どれか気になる点はありましたでしょうか? もちろん『保障内容を定期的に確認する』という項目が抜けてるじゃないか? とご指摘を頂きそうですが、それも大事なことです。ですが、コンタクト出来る先さえお互いに確認できていれば、保障内容はその時に聞くことが出来るので、今回は敢えて除外しています。
もし一つでも『最近できてないなぁ』とか『そういえば証券見たことないなぁ』など、少しでも気になる点がありましたら、弊社までコンタクト頂けましたら幸いです。
弊社Insurance110ではお金周りの確認ができるセミナーを毎週開催しております。
執筆者
Insurance110
シニアコンサルタント 近藤貴之


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第4回 とある元駐在員の後悔

駐在員の任期は3年〜5年と言われています。12月に入り私の周りでも「今年はあるかも…」とか「長くても春までかなぁ」という声を聞く時期となってきました。中には周りには言えないけどすでに帰任が決まっている人もいるのではないでしょうか。
1日でも早く日本に帰りたい人、しがみついてでも帰りたくない人、様々ですがサラリーマンである以上、人事には逆らえないのは世の常。私も元々は別の会社で駐在員として海外生活をした経験はありますが、後者の帰りたくない人の方で帰任と同時に転職してしまったタイプです。あの時上司に呼び出され日本に帰任を言われた時は本当にショックで、あたかも余命宣告されたと同然のことだったと思い出されます。
それはさておき私が10年前の駐在中にやっておいた方が良かったなと後悔していることの一つとしては、なぜあの時に海外で資産運用を始めていなかったのかということです。当時は1ドル100円を下回る円高で日本円から海外のものを買うにはうってつけの状態で、給与ベースも日本がメインだったのでそれはラッキーでした。しかし当時まだ若かったこともありまして、どうせ2、3年しかいないから楽しもうと散財しまくっていました。当時でもそこそこの車一台くらいは余裕で買えるくらいの額を旅行や飲み会などの遊びに費やしていたかと記憶しています。年間で200万円として3年で600万円(実際はもっと使っていたかもしれません)。仮にそのお金を香港保険に投資していたら今いくらになっているのかという計算をしてみたのがこちらの表です。
2010年に600万円をドルにすると約68,000ドル、そのドルを香港の保険に投資していた場合、13年経過後約120,000ドルになります。それを今(2023年11月現在のレート)日本円に戻すといくらになっているかというと…。為替の影響もあり、わずか13年で円ベースでの資産価値はなんと3倍に!つまり私は600万円分使ったのではなく、1,800万円分も浪費してしまったことになります。
思い出すだけで嫌になりますが後悔しても過ぎ去った時間は取り戻せません。当時は今ほどお金に関する知識はなかったので、今手元にあるお金はずっと価値が変わらないものだと思い込んでいました。お金の価値というのは為替やインフレの影響で時間が経過することで変わっていきます。特に若い世代では100万円は100万円の価値ではなく、数十年後の数千万円に化ける可能性を秘めていることを決して忘れてはなりません。また、駐在期間中の3〜5年というのも長い人生において非常に重要な時間です。人によっては今後の人生を左右するターニングポイントになることもあります。この貴重な時間を私のように散財するか、うまく運用を始めるかで将来は家一軒建つほど変わってくる可能性もあることはこの説明でご理解いただけるかと思います。
さて、ここで私と同じような後悔をしてほしくないと考え出したのが、弊社の帰国前セミナーです。セミナーでは本帰国前に確認しておきたいお金周りのことを中心にお話ししていきます。例えば、「香港で作った銀行口座をどうしよう」、「香港にお金を置いたままで大丈夫?」、「日本に送金するのにおトクな方法は?」、「貯まった外貨を日本円に変えるタイミングは?」、「香港にいるからこそできる運用方法」、などなど…。ここでしか話せない内容を解説していきます。お仕事が終わった後や週末の朝にお金周りの確認をしてみてはいかがでしょうか。
帰国前セミナー
毎週火曜日18:00〜、土曜日10:00〜 60分程度
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シニアコンサルタント 近藤貴之


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第3回 年金のイマとミライ

Insurance110の二十八(ツチヤ)です。保険の仕事を始めて1年経ちましたが、人生には様々なリスクがあり、どう備えていくかということを日々勉強しています。
人生における心配事とは
病気で働けなくなったらどうしよう…。一家の大黒柱が突然亡くなったらどうしよう…。事故で人に怪我をさせたらどうしよう…。
長い人生の中で色々なリスクがありますが、不幸にも該当してしまう人はほんの一握りです。もちろん該当してしまった場合にお金に困らないようにするのが保険です。そんな中でもほとんどの人に訪れる可能性があるリスクがあります。それは「長生き」のリスクです。昨今の日本で年金だけで生活していけると思っている人は少なくなってきてはいますが、具体的に準備が出来ているかというとなかなか一歩踏み出せずにいる方も多いのが現実です。
年金のイマ
駐在の方はもちろんですが、現地採用の方でも日本の国民年金は継続して支払っているという方も多いと思いますので本日はその年金についてお話ししていきたいと思います。特に私と同じ世代の人たちと話をしているともう私たちの頃には年金は一円ももらえないのではないか?と不安に考えている人もいます。
ここで安心していただきたいのは「生きている限り」必ずもらえます。ただし“いつから”もらえるのか、“いくら”もらえるのかはわかりません。現在の日本の年金制度は、高齢者人口の増加と現役世代人口の減少により、その持続可能性が問われています。これから受け取るはずの年金が減少する可能性を考えると、不安を感じることもあるでしょう。国も何とかしようと色々な改正(改悪?)案を出してきていますがどれも受け入れ難いものです。
①国民年金の保険料の支払いを65歳まで延長
②厚生年金によく国民年金原資への穴埋め
③パートタイマーにも厚生年金の加入を拡大
など条件としては悪くなっていく一方です。いつからもらえるのかも年々先送りになってくることも予想されます。ですので、私たちの親の世代とは違ったやり方で自分たちの老後に備えていかないといけない時代になっていますので昔の人に比べて資産運用に関しての関心は高いかと思います。
外貨資産を持たないリスクとは
さてここで私が皆様にお伝えしたいのが日本円で運用していていいの?ということです。
当然ですが、日本の年金は円建てでもらえます。駐在の方ですと日本に帰った後は日本円での収入のみになります。おそらく日本円での資産ばかりが増えていくことが予想されます。海外に住まれている方はここ一年の円安で日本円の弱さを十分に感じているかと思います。特に実質実行為替レートでいうと実に1970年の水準を下回ってしまっています。※ちなみにこの頃はまだ1ドル360円の固定為替制度の頃でした。
つまりそれだけ日本円の価値というのは下がっていると言えるでしょう。通貨の強さは国力にも関わってきますので、これからさらに人口減が見えている国の通貨が強くなると考えられるでしょうか。一般的には今は円安と言われていますがもしかするとまだまだ円高なのかもしれません。

(日経新聞より)
豊かな老後のためにできること
現在でも日本は多くのモノを輸入に頼っています。もはや海外のものを抜きに生活をすることは難しいでしょう。そうなってくると収入が日本円の年金だけだとどんどん厳しくなっていくことが予想できます。ここで外貨での収入も作っておくことで円安がこれ以上進んだとしても対応ができるようになります。
もし円高になったらどうするんだ?という声もお聞きしますが、その場合は日本円が強い状態ですので年金での収入を中心に生活ができるでしょう。為替はどちらか一方に進み続けることはないのでどちらに転んでも良いように分散させておくことが重要です。これからの老後の年金戦略はしっかり外貨も準備することです。ぜひ皆様に豊かな老後を歩んでいただきたいと思います。
執筆者
Insurance110 ライフコンサルタント
二十八智大

海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
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第2回 経済的自立を目指しましょう

Insurance110の二十八(つちや)です。数年前に騒がれていた「FIRE」という言葉があります。キャンプファイアーの話ではないですよ。笑。Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取ってそう呼ばれていました。貯金や投資などを通じて十分な資金を築き、自由に選択できる生活を実現し、早期にリタイアすることを目指す考え方です。元々アメリカが発祥で2010年ごろから始まったと言われています。
本家アメリカで言われているのは
・FIREするためには年間支出の25倍の資産が必要
・蓄えた資産を投資して年4%で運用
例えば生活するのに月に30万円かかる人がFIREしようとすると、30万円×12ヶ月×25=9,000万円を準備する必要があるということです。9,000万円を4%で運用すれば年間360万=月30万円の不労所得を得ることができるという計算です。まさにお金に働いてもらうという考え方ですね。何歳まで働くかは人それぞれですが、例えば30歳の人が55歳で引退しようとするとちょうど25年ですのでリタイア後にもらいたい額面をそのまま貯める必要があるということです。
この話をするとまだ若い人が目指すことであって、自分の年齢では今さら頑張っても定年まで間に合わないとお考えになる方もいらっしゃいます。しかしそこで諦めてしまって何もしないというのが一番もったいないと思います。私はFinancial IndependenceとRetire Earlyは別のものだと考えています。リタイアまでの年齢は人それぞれですし、中には定年後も自分が元気なうちはバリバリ働きたい!という人もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方は働くこと自体が楽しいので収入を第一優先で仕事を選ぶことはないでしょう。重要なのはFinancial Independenceの方で、経済的に自立して「お金に支配されない」ということです。つまり、本業以外からも収入のシステムを作っておくことで人生の選択肢を増やすということです。もしあなたが今お金のために働いているとなると場合によっては今の仕事が本意ではないかもしれません。目先の稼ぐことを第一優先で仕事を選択しなければならなくなります。今の日本では老後の年金が足りずにお金のために仕方なく働かなくてはならない、そのような高齢者も増えていると聞いています。今後も日本の年金問題を考えると対象となる人はもっと増えてくることが予想されます。
とはいえ、今から全ての収入を運用益であげましょう!というのは状況によっては難しい場合もあり、無理して高いリターンを得ようとすると相当のリスクが生じることもあります。その場合はまずは総所得のうちの1割~2割を運用益から得ていくというように少しずつでも計画してみてはいかがでしょうか。老後の年金+αの収入を作ることは意外と簡単です。下記は一例ですが香港の保険を活用することでお金に働いてもらうことも可能となります。
今ある資産を活用する
一括で支払って、5年程度寝かした後、支払った金額の年5%ずつを一生涯受け取りが可能
今から積み立てる
5年間コツコツ積み立てて翌年から積立金の年7%ずつを一生涯受け取りが可能
まだまだ若い方であればこのようなプランを使って思い切って早期リタイアを目指してみるのも面白いかもしれません。すでに引退間近の方やある程度まとまった資産がある方であれば今ある資産を上手に活用してお金にも長生きしてもらうようにすることもできます。人それぞれゴールが違いますが一番は金銭的、時間的自由を手に入れて人生の選択肢を増やすことがメリットでしょう。
今月の17日と21日にFIREに関するセミナーも開催します。
海外資産運用で安心できる未来のきっかけになれればと思いますのでぜひご参加ください。

詳しくはこちら
執筆者
Insurance110 ライフコンサルタント
二十八智大

海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
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Rm. 2903, 29/F., Windsor House,311 Gloucester Rd., CWB
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第1回 海外資産運用で安心できる未来のきっかけを
こんにちは。Insurance110の近藤です。今回から海外駐在中のお金に関するお役立ち情報を配信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。第一回目は海外在住者の資産運用についてお話ししたいと思います。
日本国内では「貯蓄から投資へ」をスローガンに“資産運用立国”を目指すと政府が掲げています。2024年にはNISA拡充など投資のしやすい環境を整えようとし、各メディアでも資産運用関連のネタが取り上げられ巷では多くの情報があふれています。弊社にも日々多くの資産運用のお問い合わせをいただいていますが、海外在住者の場合はそれら日本の金融サービスを受けるには制限があります。各社で対応はまちまちですが私のお客様からお聞きした情報では次の通りです。
銀行取引の場合
・非居住者口座へ変更を求められた
・口座の閉鎖を求められた(住宅ローンがある場合は他行での借り換えを求められたりも…)
証券取引の場合
・口座維持は可能だが新たな取引はできないと言われた
・保有している株や債券などを売却しろと言われた
・口座の閉鎖を求められた
保険の場合
・海外居住者の新規引受はできないと言われた。
このように海外に住むというとまるで非国民のような扱いをされてしまうのが現状で、これは決して金融機関が意地悪しているわけでなく日本のルール上そうなってしまっているので仕方がないことなのです。「資産運用立国を目指す!」と言っていますが、海外居住者は置いてけぼりというのが現状です。大きな声では言えませんが、海外居住ということは伏せて日本の銀行口座や証券口座を保有している方も多いようです。また、長く海外に住まれている方は日本のマイナンバーがないため、以前に住んでいた住所のまま変更すらできず、保有している株もそのまま塩漬けで引き出すことすらできない状態という大変なお客様もいらっしゃいました。
私の場合は海外で生きていく覚悟で日本に資産はほとんど置いていないので大きな問題はないですが、海外赴任で一時的に非居住者となった方は不便極まりないですし、会社命令で海外に来ているのに自身の資産形成に制限がかかってはたまったものではないと思います。ちなみに最近よくお問い合わせいただく内容として「NISAとかiDeCoはどうなの?」と気になっている方も多いかと思います。その取り扱いに関して少し触れておきます。
海外居住者のNISAについて
海外転勤などで出国する際は最長5年間はNISA口座の保有は可能となっていますが新規の買い付けはできません。

(金融庁平成31年度税制改正についてより)
海外居住者のiDeCoについて
国民年金に任意加入している人は可能。ただし、掛金の所得時控除は受けられませんのでメリットを享受することはできません。
このように海外に出てしまうとあまり意味がないものとなってしまいますが、既に日本で加入していて一時的に海外赴任になった人の口座を維持することを目的にしているのだろうという印象です。ですので、NISA、iDeCoは日本に帰国した後に検討されても遅くはないかと思います。
逆に日本に住んでいるとできない、海外居住者だからこそできる資産形成方法もあります。Insurance110では海外に住んでいる日本人向けに安心できる未来のきっかけになれるような様々な情報を配信してまいります。
執筆者
Insurance110 シニアコンサルタント
近藤貴之

海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
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Rm. 2903, 29/F., Windsor House,311 Gloucester Rd., CWB
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