【Insurance110】駐在中のお金に関するお役立ちコラム㉑
投資の正攻法とは?
積極的で安全な投資はどうあるべきか?投資に関わる仕事にたずさわり、自ら出来ることを日々実践する中で、成功の条件があることに辿り着きました。
そこで今回は、投資を成功に導く考え方とリスクについて書いてみようと思います。
投資の実態
投資、つまり資産形成で最も大切なことは「継続は力なり」、そして「強い意志」、さらに資産を増やすという目的を達成するための「努力」、これしかないでしょう。
しかし、実際には長期積立投資の継続率は15年を超えると16%前後と言われています。これは、個人年金保険や終身保険など長期積立が対象ですが、投資信託の保有継続年数に関しても同じだそうです。
なぜでしょう?理由は、投資対象の価値が下がると“損をした”と不安で解約を考えてしまう。すると金融機関は新商品への「乗換」を提案します。契約者は損切り、金融機関は新規契約の手数料収入で儲かる、という構図がその原因とも。また、長期の支払期間が負担になり途中で止めた方、解約せずとも一部引出しをした方、等は想定より悪い結果が予想されます。一方、諦めず継続した人は大きな成果を挙げていることが統計と実績で証明されています。
投資の成功基準
「2022年グローバル・ウェルス・レポート」では、100万$(約1億3800万円当時のレート)以上の資産を持つ日本居住の日本人は365万人。つまり、日本の人口、1億2494万人程(2022年)の約「2.92%」、おおよそ34人に1人がミリオネアです。また、富裕層とは、例えば100万$の金融資産から年利5%で約5万$(約700万円)を得て一年間普通の生活が出来るくらいの金融所得が発生する人。投資の世界では、これが成功の最低基準と言えるでしょう(日本の場合)。
投資を成功に導くには?
富裕層と言われる人達は、さまざまな方法で資産を得ています。
○親からの相続(親リッチ)
○自助努力で得た方(事業・投資)
○宝くじが当たった方(強運)
日本にはそれだけのチャンスがありますが、正確な情報ややり方を知らないが故に、そのチャンスを逃している方が大半です。
100万USD以上の金融資産を得た方の、投資の成功基準から学ぶべきことはなんでしょうか?
テーマである投資の観点から言えば、定期的な収入があれば誰しもが可能な、「積立投資」です。これは、とにかく「早く始めること」そして「続けること」が大切。早く始めた人を、後から始めた人が超えることは出来ないからです。この手法は決して万能ではなく、リスクもあります。しかし、そのリスクをコントロールすること自体は容易に出来ます。
リスクコントロール
最後に、積立投資の最大のリスクは、「続けること」です。外貨になると為替リスク、また、利益確定のタイミングも然り。利益確定したいときに投資対象が暴落していると、増えない可能性があります。これらリスクを自身でどのようにコントロールしていくのか?答えは先にも書きましたが、「強い意志」と「努力」。
しかし、忙しい日々の中でそれらリスクに向き合い、投資の旅を続けることもまた、ストレスフルな精神的リスク、と言えるでしょう。これが、最大のリスクかもしれません(笑)。
最後に
さまざまなリスクの対処、そして成功の条件とは「信頼足るプロとの伴走」です。一人で悩まず、相談できるプロに頼ること、そして、投資していることを忘れるような安心と成果のバランスの取れた商品を選択すること。これに尽きると言えます。
投資の旅路は、決して孤独ではありません。伴走するプロがいる安心感、そして将来の希望となる存在(商品)を見つけることです。
執筆者 Insurance110
シニアコンサルタント 平田 政彦
海外資産運用についてのお問合せはInsurance110まで
Insurance110 Company Limited
Rm. 2903, 29/F., Windsor House,311 Gloucester Rd., CWB
(852)3182-0110
insurance110 HP : https://insurance110.com.hk/
NNI香港 HP : https://www.nni.com.hk/