40歳以上の中高年対象、最大HKD2万の再就職手当へ - その他投稿

「中高年再就職手当パイロット・スキーム」が施行された7月15日、香港にある18カ所の受付カウンターには多くの申請者の列があった。同計画は昨年、ジョン・リー長官が立法会の中で言及、2024年から3年間計画で何らかの原因で職業についていない潜在的労働力を活用し、香港経済の活性化を目指すもの。該当者は最大でHKD20,000の手当を受け取れるとあり、多くの人の注目を集めている。

香港域内にある工聯會服務カウンターでは、40歳以上の条件を満たす人対象に、500以上の企業リストや2,000以上の求人案件を紹介している。スタッフが申請者に就業支援、マッチング、就業後のアフターサポートなどを行い、より円滑な再就職の機会を生み出す。この計画で6,000人以上が恩恵を受けると見込まれている。

スキーム内容
• 40歳以上の職場復帰を支援
• フルタイム連續6カ月継続すると最高HKD10,000の手当
• フルタイム連續1年継続すると、さらに最高HKD10,000の手当
• パートタイムは上記の半額
• 条件を満たすすべての申請者は最高HKD20,000を受け取ることができる

申請資格
• 年齢40歲以上
• 香港で合法の居住許可・身分証明書を持っている方（香港IDやパスポート必須、帯同ビザ不可）
• 申請前3カ月以上の無職・無報酬期間必須
• 有効な電話番号・Eメール・住所など関連書類を提出できる方

申請方法
ページ下の勞工處オンラインフォームより必要事項を記入後送信。後日勞工處から資格可否の連絡が紙面にて通知される。

ポイントは、永久居民でなくてもいいということ。香港に来たばかりの人でも、上記の条件を満たしていれば申請可能。立法会の中では1年の期間を終え手当を受け取ったら辞職する人もいる可能性も心配されているが、今後そのような事例の対策を検討していくと発表されている。

勞工處
www1.jobs.gov.hk/0/tc/information/rea