ビューティークリニック 「Ting House」銅鑼湾(コーズウェイベイ)

2014/12/03

Ting House

コーズウェイベイ(銅鑼灣)に店を構えるビューティークリニック 「Ting House」。2~3階は女性専用サロン、4階は男性専用サロン、1階にはフットスパや全身マッサージ、ネイルなどの施術が受けられる姉妹店の「Health Touch」がある。ショッピングの間にふらっと立ち寄れる便利な場所にあり、男女ともに様々なサービスを提供していることから、カップルで訪れる人も多いのだとか。日本語を話せるスタッフも在籍しており、日本スタイルの丁寧なサービスを受けられるため、香港在住の日本人も多く通う。オーナーは香港美容業界の第一人者であるCatherine Ting(丁惠萍)さん。彼女が日本スタイルにこだわるのは何故なのだろう。

TingHouse

日本スタイルのサービスにこだわる理由
Tingさんは物心ついた頃からすでに美に関心があり、18歳で美容業界へ足を踏み入れた。当時、香港は美容に関して発展途上であったため、その技術を身につけるべく日本に留学し美容学校に通うことを決意。技術だけでなく、日本独自の丁寧なサービスに感銘を受けた彼女は、1982年、香港ではまだ珍しかった日本スタイルの美容サロン「Ting House」をオープンさせた。彼女の読みは見事的中。日本式サービスに対する満足感は万国共通で、すぐに人気のサロンとなった。

香港人には受け入れられても日本人に受け入れられるとは限らない。日本人の間でも火がついたきっかけは何だったのだろう。

日本人にも支持されるサロンに

CatherineTing

日本人にも人気となるきっかけは、美容意識の高い日本のキャビンアテンダントの間で知られるようになったことだったという。その後日本の旅行ガイドや旅番組で取り上げられたことから、旅行客を中心に人気が爆発。元首相夫人や大物女優が来店したこともあるのだとか。また駐在日本人の間では口コミで広まっていったそうで、10年ほど通い続ける日本人顧客もいるという。

サロンに訪れる日本人女性の間で人気のトリートメントは、肌のホワイトニングとシワ取り。もちろんフェイシャルケアだけでなく、スリミングやデトックス、脱毛、アイケア、ヘアケア、アイブロウタトゥーまで、美容に関するあらゆる施術を受けることができる。

知識豊富なTingさんだからこそ提供できるホームケア商品

本人でしかできないホームケアにも目を配るTingさん。ほとんどの美容サロンでは扱うホームケア商品は1つのブランドに限定するが、同サロンでは数多くのブランドを扱う。それは彼女があらゆる問題にベストの効果をもたらす商品を提供したいと考えるから。例えばフェイシャルに関するトラブルであっても、シミケアにはこのブランド、美白にはこのブランドと、1つのブランドにこだわらず最も良いものを選ぶ。
ホームケア商品に関しての知識が豊富なTingさんだからこそできる仕事だ。

店がここだけ。その理由は?

TingHouse

これだけの人気店。店舗拡大を目指すのが普通だが、Tingさんはこの1店舗にこだわる。その理由は、一流のスタッフを自分の目の届く範囲で育てたいという思いから。どれだけ良い美容機器を導入しても、施術するのは人。ゲストの悩みや体の状態を瞬時に判断し、的確な施術のできるスタッフが必要なのだ。

ベテラン施術者を含め専門スタッフが50人以上!

入れ替わりの激しい美容業界において、同店には10年以上在籍するベテラン施術者も多い。そんな高い技術を持つスタッフを50人以上抱え、それぞれのスタッフが自分の専門分野を持つ。いわば「Ting House」は美容スペシャリストの集団なのだ。

還暦を迎えたTingさんだが、その肌はまるで20代。美意識が高いことは一目で分かる。Tingさんのようにいつまでも若々しく美しくいるために、プロの施術を受けてみてはいかが。

Ting House
住所:1-4/F., Grand View Commercial Centre, 29-31 Sugar St., CWB
電話:(852)2576-7227
時間:10:00~22:00/土10:00~19:00/日11:00~19:00

 

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