ことびあカウンター【連載 第1弾】九龍に新日本語医療サポート!

― 日本人が安心して受診できる医療環境づくり
香港で生活する日本人にとって、「いざという時に安心して受診できる医療環境」は大きな関心事の一つだ。言葉や医療制度の違いにより、体調を崩した際に不安を感じる人も少なくない。
PPWウェブでは全4回の連載として、香港における日本語医療サポートの現状や新しい取り組みを紹介する。第1回は、2026年2月23日に九龍エリアでスタートした日本語医療サポート拠点「ことびあカウンター」について、担当の西田さんにお話を伺った。
西田さん自身も5歳と3歳の子どもを育てる父親として海外で生活しており、言葉の壁や日本との医療制度の違いを実際に経験してきた一人である。その体験が、今回の取り組みにも大きく影響しているとのことだ。
― これまで香港の日本語医療サポートは香港島中心という印象があります。
はい、その通りです。これまで日本語で受診する場合、多くの方が香港島の医療機関を利用していました。そのため九龍に住んでいる方や勤務している方は、香港島まで移動するケースもありました。
さらに日系クリニックの閉院、香港日本人学校の「香港校」と「大埔校」の統合、日系企業オフィスの九龍エリアへの移転など、生活環境も変化しています。そうした背景から、アクセスが良く、日本語で安心して受診できる医療機関として「九龍で日本語の医療サポートを受けられる場所はありませんか」という相談を多くいただくようになりました。
― そうした声を受けて九龍でのサポートが始まったのですね。
はい。そうしたニーズを受け、九龍に住む方や働く日本人にとって、アクセス良く、安心した医療環境を整えたいと思い、サービスを開始しました。
― 西田さんご自身も海外で子育てをされているそうですね。
はい。私も海外で子育てをしていますが、子どもが体調を崩した際に「症状を英語で伝えなければならない」「保険が使えるのか」「予約の方法が分からない」と不安を感じた経験が何度もあります。
そうした経験から、香港に住む日本人が安心して医療を受けられる環境を作りたいという思いが強くなりました。
― 「ことびあカウンター」とはどのようなサービスですか。
「ことびあカウンター」は、提携の総合病院内に設置された日本語医療サポート窓口です。この窓口に通訳スタッフが常駐し、受診に関するさまざまなサポートを日本語で提供しています。
― 具体的にはどのようなサポートがありますか。
主なサポートは4つです。
1つ目は「受診予約」です。
日本語で予約をお取りいただけます。
2つ目は「医療通訳」です。
診察・検査・入院など日本語で通訳いたします。
3つ目は「院内アテンド」です。
通訳者スタッフが付き添って院内を案内します。
4つ目は「受診後のフォロー」です。
検査結果や次回受診の手続きを日本語で対応します。
保険のキャッシュレスサービスにも対応しています。
― 九龍で利用できるようになった意義は大きそうですね。
これまで香港島が中心だった日本語医療サポートが九龍でも利用できるようになり、生活圏に合わせて医療機関を選びやすくなったと思います。海外生活において、医療の安心感はとても大切です。この取り組みが、日本人の皆さんの安心につながれば嬉しいですね。
― 最後に、日本人の皆さんへメッセージをお願いします。
言葉や制度の壁を越えて、納得して医療を受けていただくこと。それが私たちの願いです。九龍でも日本語医療サポートが利用できるようになり、選択肢は広がりました。
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