深センものがたり 第23回

2020/06/03

waya title〜食は深センにあり〜
深センの特産名物料理

 

âJâL”カキ“

 深センの有名な特産品、それはカキ(海産物の牡蠣)だと断言する!

 深センは昔からカキの養殖が盛んである。元々は湿地帯だったので農作物を育てるには不向きな土地柄であり、海に面した羅湖を中心に漁村が点々とあった。現在の東門街は海産物市場として繁栄した歴史がある。

 焼きカキ(特に炭火)の香ばしさ、蒸しカキ、カキフライ、新鮮なら生カキ、それぞれに味がある。

 その中でも特に沙井の新鮮な生カキは絶品だった(現在不明)。一度口に入れたら、その味は後世まで語り伝えたく思う。栄養が豊富で、「海のミルク」と呼ばれているようだ。街のレストラン、海鮮食堂、路上の屋台、”人も歩けばカキにアタる“と言うくらい、いたるところで食べることができる。たまに腹がアタる時もあるが…胃腸が弱い方は危ないので、必ず信用できる店で、火を通して食してもらいたい。

※ 腹がアタるとは、食あたり、食中毒の意味。貝類は、中国に限らず世界中どこでも夏季に強い自然毒を持つ。生命に危険を及ぼす事もあるので要注意。

 

âAâÅâr”アワビ“

 次に出でたる名物は、キングオブシェルのアワビ(鮑魚)である。中国では高級食材の珍味だ。生活の豊かさの象徴とも言われ、祝い事に関係する宴席には必須アイテム。栄養素がかなり高く、しかも低脂肪。

 深センでは南澳半島で育ったものが有名で美味である。他の食材や調味料を加えて、手間を掛けた煮物や蒸し料理で味わうのが美味い。

 日本では刺身や寿司のネタとしてナマで食べるが、中国では必ず火を通して調理する。カキと同様に、ナマアワビを食すなら自己責任で挑戦していただきたい。

 

âVâââR”シャコ“

 知る人ぞ知る名物料理である。日本のシャコ※と比べると、超巨大サイズが人気。なぜか黄金色のガーリックをまぶして揚げる。とても香ばしく、塩胡椒味でピり辛い。筆者は70年代から頻繁に香港を訪れると、今は無き九龍魔城近くの海鮮店で、このシャコを食べに行くのが目的のひとつであった。90年代の香港では高額料理となってしまったが、深センではまだ手頃に近い値段の海鮮料理として君臨する。

 羅湖の東にある塩田港近くの海鮮街等が有名。新鮮なシャコの卵は絶品だ。

 中国名「椒鹽瀬尿蝦」…字を見るとあまり食いたくない料理名であるが。

※ 日本産のシャコでも岡山県日生や大阪府の岸和田は大きなシャコが生息し、味も絶品である。

 

ûââëü[żù┤ë┌”ザリガニ“

 「小龍蝦」と呼ばれるザリガニ料理。深セン名物ではないが、地方から来て深センに住む中国人たちにとっては、夏に食べる大ヒットメニューである。

 筆者は20年前、龍蝦=ロブスターの店だなと飛び込み注文し、食べながら、なぜこの蝦はハサミを持ってるの?と、、、食べている途中で生まれて初めてザリガニを食べたことに気が付いた。

 どんな味だったかは忘れたので述べないが、食べたくなった方は遠慮なく挑戦してみればいいと思う。

 

âUâèâKâj 深センの名物料理、まだまだ他にもある。今回は海鮮料理を紹介したが、秋や冬に美味しい名物料理もあるので、腹を減らして待っていただきたい。

 ひとりごと…淡水で生息するザリガニは海鮮料理に入るのかな?

 


宮城 紀生深セン在住19年のベテランコンサルタント
宮城 紀生
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