深センものがたり 第13回

2019/07/31

吾輩は犬である その4

âëâbâLü[ 吾輩は犬である。名前はまだ無い。ノラ犬なので当たり前だ。深センに長く暮らすが家(犬小屋)は無く、深センの街で自由気ままに暮らしている。ここはいい街である。我々動物から見ても人情がある街だと思う。このケースの使い方では犬情とか猫情と言わないぞ。人情そのままで良い。変な気をまわすでない…。
懐(ふところ)の深い街、多少の失敗ぐらい許せるおおらかな住民。来るもの拒まず、去る者追わず、誰でも受け入れる差別の無い街である。なに?いいかげんなところもあるってかい?それぐらいがちょうどいいのさ。いつもマジメにしてたらカラダに良くないよ。

あ~夏休み

先月から始まった学校の夏休み。しばらくは街中にガキども、いや宝貝(パオペイ=大事なご子息)たちが、人の(犬も)迷惑顧みず、ところかまわず騒々しく動き回っていたが(甘やかしの究極である)、クソガキども、いや小皇帝(ちっちゃな王様)たちも近頃はご両親の故郷へ里帰りしているのだろう。いささか、街は静かになった。
マルチーズのおませなリンちゃんの家人はパリへ買い物。ヒラヒラドレスを着せられているオスのプードルの家人はプーケットへバカンス。ボクの憧れ、コリーのメァリーさん家はスイスへ長期の避暑旅行。ところが、この期間のペットたちは専用ホテル(隔離小屋)へ預けられている。ペットのネコたちも同居している。常に甘やかされ生活を送っているペットたちの唯一辛い時期である。ボクはペットショップの窓越しに語り掛ける、「捨てられたんじゃないぜ、主人たちは必ず迎えに来るからな!」。いくつもの悲しそうな眼をみたら、可哀想になってくるんだ。ところで、イヌもネコもパスポートやビザって申請できるのかな?おっと、ボクはその前に名前が必要だった 笑。

ボクからのお願い

大切なペットを飼う方へお願い。サマーカットは極端に短くしないで欲しい。短過ぎるとイヌたちの皮膚が日焼けてダメなんだ。ボクたちは体毛によってデリケートな皮膚が守られている。また、人間が使うシャンプーは化学香料が含まれているとの噂なので、絶対に使わないで欲しい!イヌシャンプーって人間のモノより高価だろぉ?
カユミが慢性になっちまうと、アトピー状態になって、ストレスが高まり、何でも噛んじまうかもしれない。本当はシャンプーは要らないんだ。きれいに洗われると油質も取れてしまい、乾燥肌になるんだ。ボクたちって水洗いで十分に汚れは取れるよ。

黄昏の海で…

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この夏、ノラ仲間を数匹引き連れて海水浴へ行った。ボクは子犬の頃から泳ぎは得意なんだ。彼らに”犬かき“を教えてやり、一日中遊びまくったんだ。そのまま寝そべって、つい熟睡したのだが、起きると体毛の塩気が乾いてゴワゴワになってた(これじゃソルティドッグである)。青い色から黄金色に移り変わる空を見上げる。わずかばかりか、秋の足音も聞こえてきたようだ。


宮城 紀生深セン在住18年のベテランコンサルタント
宮城 紀生
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