深センものがたり 第6回

2018/12/04

話題の深セン人紹介 その2

深センで出会った住人たちを筆者は“深セン人”と称す。電子業界の有名人をはじめ、スパイ疑惑の人など、話題の深セン人のエピソードを紹介させていただく。

 

電子業界の生き仏

電子業界の生き仏

深セン発展の生き仏

香港出身のライさんは、香港や広東省を中心に電子部品業界で大活躍した人物。巷では、深センの経済発展と共に歩んできた“生き仏”とも呼ばれている。深センが誇る某有名企業の総帥とも肩をたたきあえる仲だ。日本から来た多くの出張者や駐在員は、(昼も夜も共に)大変お世話になった伝説の商社マンである。

 

 

2

若かりし頃のエピソードに当時日本中で大人気のアイドル歌手〇田〇子ちゃんの香港ツアーのMG兼通訳を務めた時に、ファンの香港人にジャッキーチェンと間違われ、握手とサイン攻めにあったらしい…。今の彼を見るとジャッキーとは似ても似つかないが…。

 

 

 

3

立ち止まらない女

江西省から来た丘さん、常に走り続ける二児の母である。即断即決、思い立ったら吉日、走ってから考えるのであろう。家を飛び出てしばらくして戻って来て、今度は逆方へ走り去るそうだ。つまり、行く方向を間違うことがよくあるのだ。月曜日と勘違いして日曜日に出勤することもたびたび。世の中にはあわてん坊が多くいるが、その中でもMVP級のあわてん坊と断言する。ところがこのスピードが役に立ち、仕事では大活躍することもあるらしい(失敗も多いと推測)。

筆者は彼女に、立ち止まってユックリ考える人生も必要、と諭(さと)しているのだが…。

 

 


4

秘密諜報部員

ウイグル出身の張さん、実は秘密諜報員では?とウワサされている。旅行に行けば高級カメラで風景や建築物を撮りまくっている。海外へ旅するとドローン撮影もする。皆とはぐれて単独行動したり、予期せぬ場所に突然現れたり、たまの怪しい行動が目に付くのだ。

 

6

ジェームス・ボンドのイメージからかけ離れてる風貌であるが、実際のスパイとは庶民の中に埋もれながら情報収集しているはずだ。

筆者の仲間たちの間では、A国のスパイだ、いやB国のスパイだと言い合っているが、本当にスパイならそんな簡単に見破られないであろうとも思うが…はたして真実は?

 

 

 

5

天然ギャル

広東省出身のナナちゃん、筆者は高校卒業後から日本料理店で働く彼女と知り合って5年が経つ。とにかく明るく、いつも飛びっ切りの笑顔である。そして、飛びっ切りの“天然タイプのギャル”でもある。

手を挙げて料理を注文するお客さんへ勘違いしてハイタッチしたり、ザリガニ食べ過ぎて病院へ担ぎ込まれたり、お客さんの「(料理にかける)コショーあるの?」との注文に「テレビ、修理したよ~」と答えたり、数多くのエピソードを持ち合わせている。

そんな彼女であるが、時々フッと寂しい顔をすることもある。

 筆者は、彼女にはいつまでも天然、いや、純粋のままで暮らしてほしいと願わずにはいられない…。

 

 

 


宮城 紀生

深セン在住17年のベテランコンサルタント
宮城 紀生
[email protected]

WAYA

深セン華日(ワーヤ)コンサルティング
会社設立・運営、法律相談、会計財務税務
深圳市福田区深南大道6021喜年中心A610

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