ビジネスの生の声を聞く!オシャレ起業家特集

2018/10/25

オシャレ起業家特集

いつかは起業をしてみたい、これまでの経験を活かしたビジネスを起こしたい、とは思っていても、何から始めたらいいか分からなかったりなかなか前に進めないという方も少なくありません。今回は、「オシャレ」に注目しPPW編集部では独特の感性を持った、オシャレにちなんだ&オシャレ風貌をしている経営者にフォーカス!特集ページで一挙5人分ご紹介。もちろん、既に経営者になられている方にとっても、第一線で活躍している経営者の考えを知るキッカケにもなるでしょう。

 

毎日の継続が自分を強くする。
茂吉 三井洋輔

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福田区「会展中心駅」近くに卓越INTWON内にある「恵比寿横丁」。

店内を進むと一際目立つ焼肉酒場茂吉。オシャレなBGMとPOPアートの数々が立ち並ぶ、整列された食器グラスや日本酒などが、ほどよく暗い店内では相当目立つ。

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今回の取材に快く引き受けて下さったのは同店オーナー三井洋輔氏。ハッチングに整えられた髭。そしてアメカジスタイルは独特の雰囲気を醸し出しており、見た目だけのチャラそうな雰囲気とは裏腹に「営業や取材の話はお断りしない」と忙しいのにも関わらず筋の通った謙虚ぷり。「実は、まだまだ未完成ですよ」と店内を見渡しながら答えるのは店内装飾に納得がいってない様子が伺える。同氏の経歴はまさに異色。青年期から海外生活を経験、バーテンダー。飲食畑で培った訳ではなく、今があるのはパートナーに恵まれいて幸せ者だと語る。2人の日本人パートナーと共にお客さんと楽しい事を共有したいという信念から飲食業に飛び込んだそうだ。「最初はすべて初心者。もちろん、ここの酒場もそう。毎日勉強ですね。失敗もあるけど繰り返せば何とかなりますよ」と経営者としての心得も今まで経験したことが糧になっているそうだ。

楽しい事や、面白い事、オシャレな事が同氏の原動力で、同店ではチンチロや音楽のリクエストや中規模パーティーも企画中。個性あふれる内容ではあるが、「お客さんの反応や、何を求めてるか一目同然でデーターが取れるんですよね」と知性な一面もあり飲食以外の職務経験も活きているようだ。また、飲食経営者が頭を抱える人材問題。同氏はスタッフの教育にも独自理論があるそうで、「怒らない」がコンセプト。そして、皆(同店スタッフ)が経営者の意識を持ってもらう。その考えはこれからも変わらないと断言する。結果として、今まで携わった経営には同理論を展開して離職率は圧倒的に減ったそうだ。「あれがダメだ、これがダメ」は日本人の典型的な考え。家族のように慕い、兄のように注意すれば、雰囲気も仕事効率も上がる。楽観的ではあるがこれは中国スタイル。良くも悪くも、欲張りで知らない事があると追求してしまう貪欲人だからこそ未経験から始めた飲食業経営も今年で3店舗目こらからも突き進でいく同氏から目が離せそうにない。

 

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焼肉酒場 茂吉
住所:深圳市福田区福華三路卓越INTOWN地下1階

 

 

 


2枚からOK!服のオーダーメイド
Brandon BUURO

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「服って、少量では発注できないんですよ。どうしても自分が欲しい量より多くなってしまって。じゃあ、自分でやってしまえばいいんだって」と笑いながら話してくれたのは『Brandon BUURO』の藤原由子さん。広州で会社を始めて今年4年目だ。元々は日本で母親と一緒にアパレル業を営み、ここ、広州にも仕入のために何度も訪れていたという。

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小さな生地サンプルから選ぶにはやはりプロの目が必要

小さな生地サンプルから選ぶにはやはりプロの目が必要

『Brandon BUURO』では様々なことをやっている。例えば、タオバオ代行、アテンド通訳、買付代行などもある。その中でも主力は、冒頭にもあったように服・小物のオーダーメイドだ。主に日本からのオーダーを受け、パターンを作り、そこから生地選び、生産が始まる。最小発注単位は2枚からと、本当に少ない量から受注を受けている。平均30〜50枚、100枚は多い方だとのことだ。昨今の流行の移り変わりの早さを考えると、少量生産は大きなメリットがあるに違いない。

「どうしても感覚の違いがあるから、小さなイライラがいやでも溜まってしまいますね。でも、結果がしっかり出ていれば、まあ、いいかなと、自分が変わっていきました。自分を押し付けてもうまく回らないし。違いは受け入れたうえで、最低限やるべきことはやるように言っています」と日本との違いや、そこから生まれる苦労もポジティブに受け止め、日々の仕事をこなしている。それは、お客さんからリピートかかり、認めてもらえた、信頼が得られたと感じることが大きな原動力になっているからなのだ。『Brandon BUURO』は対日本だけではない。広州や中国では日本料理店のユニホームや、個人のお客様のオーダーを受けている。デザインもお任せから、お客様のきっちりした指示まで受けるなど、幅広く対応してくれるのだ。母娘でのお揃いの服など、せっかくの機会にぜひ作ってみてはいかがだろう。

 

Brandon BUURO Guangzhou
住所:広州市海珠区中大九州後門匯通文具3楼
電話:(86)150-1179-3014
ウェブ:brandonbuuro.hp-ez.com
ブログ:ameblo.jp/buuro-jazzy

 

 


柔軟な発想で、常識にとらわれない
RICHDOOR

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今年で、中国11年目を迎える同氏。長髪を一つ結び、黒を基調としたシンプルなスタイルで取材に応じて下さった。現在は、主に深圳情報をWebなどで発信するメディア系会社の取締役を務める傍ら、2012年にRICHDOORを設立。「長年の経験で日本と中国を繋ぐ橋渡し役を担う」というモットーと、優秀な中国人を日本に送り出す人材育成にも力を入れている。趣味ではバンド活動をしており、オシャレな雰囲気を保ちながらも激しく演奏をこなす違った顔も持ち合わせており音楽家としても仕事もプライベートもエネルギー全開だ。

マルチで活躍する同氏は20代後半で海を渡り、成り行きと知り合いからの紹介で深圳に。海外での経験は指で数える程度、社会人経験もなかったそうで、語学もからっきし。まさに異端児。就職して社会にでるという考え方が当時できなかったと語る。

今では経済特区である深圳だが、弱肉強食の考えで、ここで食っていくと信念があったからこそどん底に落ちた時期もあったそうだが今は色々と落ち着いていますと笑いながら語ってくれた。

本題である、オシャレについて伺ったところ、自分自身をオシャレだな。と思ったことはないそうで、格好ではなく「自分自分を持っている」事が自分とって最大のオシャレだと思うと語ってくれた。また、社会に属さない生き方あったからこそ経営者として必要な柔軟な発想、常識にとらわれない事をモットーにやってこれてると自負しているそうだ。

オシャレとは十人十色、常に自分らしさを追求している佐々木氏にはオシャレな人柄と男としての魅力的な雰囲気を感じられた。

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株式会社 ホワイトホール
RICHDOOR GROUP
Media・HR・Trading・Consulting
同社Webサービス: 深セン経済情報はこちらから

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すべては自分たちの手で。
CREAMCHILD

タンタン(左)とイノケン(右)

タンタン(左)とイノケン(右)

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学生時代に韓国で出会ったイノケンとタンタン。その後イノケンは広州の日系物流会社に就職、タンタンはファッションブロガー兼スタイリスト、モデルになった。ある時、スタイリストの仕事で広州に来たタンタンはイノケンと再会。ファッション関係が大好きな、そんな2人が自分たちで、自分たちの好きな服を作っていこうと始めたのがこの『CREAMCHILD』だ。デザイン、パターン、製作、撮影、包装、すべてに渡って自分たちの手でやっている。

「僕らは好きを突き詰めているだけなんです。もちろん、それに見合った努力もしてますよ。でもなんといっても、うちの会社の動力はタンタンちゃん(笑)僕たち、ほんと、ズブの素人から始めたんですよ。でも、品質管理には経験のある日本人パートナーが、そして自分たちでは手の回らない部分を地元スタッフがサポートしてくれてるんで、ほんと助かってます」とイノケン。自分たちが本当にしたいことを実現している。

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しかし、アパレルのメッカとも呼ばれている広州では、やはり苦労も尽きない。2人が一からデザインしたものが他社にコピーされることもよくあるそうだ。さらには、「オンラインショップではどうしても、ええっ!?って思えるようなネガティブ発言もあるんですよ。それこそ、難癖をつけてるような。でもそれも、うちの商品が自信を持って良いと言えるからこその妬みでもあるのかな」と、ネット販売市場での悩みもあるが、マイナス要素すらもプラスに捉えているのが『CREAMCHILD』の大きな強みなのだろう。

個人事業主だと、仕事と私生活の境界線が曖昧になりがちで、常に仕事スウィッチONだという。しかしそれも、イノケンにとっては「この仕事はインプットがあってこそのアウトプット。世界各地でのインプットがあってはじめてアウトプット、自分たちの製品が作れる。広州もインプットできるような街にしていきたい」という心意気があるからなのだ。

「やっぱり自分のデザインした服が売れると何よりも嬉しいですね!今後は広州だけでなく、他の国でも展開していきたいんです」とタンタン。そう話す声と笑顔は、甘くとろけるCREAMのようであった。

 

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電話:(86)186-6627-9701(日本語可)

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ヴィンテージとモードの融合
トゥワクリム

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SUN IN SKYのCAMIEさん(左)とマミさん(右)

自身の社会人歴、イコール、アパレル歴というマミさん。その小柄な体からは想像がつかない程のエネルギーが溢れている。「日本のアパレルに限界を感じていて。でも出張で来ていたここ広州では、まだまだファッション関係が伸びていくな、拡がりがあるな」と思い、起業を決意。本当に自分のやりたいことをやろう!と『トゥワクリム』を始めて、8月には4年目を迎えた。

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『トゥワクリム』で売られているすべてのジュエリーは、彼女の手で一つひとつ、丁寧に作られている。ブランドテーマは「Vintage+mode」。例えば、このコットンパールの作品を見てほしい。クラシカルな味わいを現代に甦らせた華のある逸品。シックな黒のワンピースに着けるだけで、上品で艶やか、まさに大人のアクセントになる。バーカウンターのほの暗い中、柔らかな輝きに魅せられて、誰もあなたを見逃さない。休日のブランチに、ラフなセーターと心地よいパンツに合わせれば、それはゆったりと、シンプルにして贅沢な時間となるはずだ。

 

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マミさんのジュエリーは東京、大阪を始め、国内外のウェブショップ(zozotownなど)で販売されている。また、ここ広州なら珠江沿い、珠江琶醍啤酒文化創意芸術区にあるセレクトショップ『SUNINSKY』で直接購入できる。芸術区に相応しいアート空間の店内。実物を手に取り、ぜひその優しい輝きに触れてほしい。

「クリーム色の幸せ(小さな楽しいこと、タガログ語)」が「トゥワ=永遠(とわ)」に続きますように。そんな彼女の願いが込められた『トゥワクリム』のジュエリーの数々は、あなたの幸せを永遠にしてくれるだろう。

 

TUWAKRIM
メール:[email protected]
ウェブ:tuwakrim.tokyo

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SUN IN SKY
住所:広州市海珠区珠江琶醍啤酒文化創意芸術区B区麦芽倉
電話:(86)20-8944-9032
時間:11:30~22:00

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