深圳で食べよう本格インディア「Spice Circle」

2018/10/10

国貿駅から徒歩5分、彭年ホテルの東側の道を北に向かって少し歩くと今年で9年目を迎える「Spice Circle」。カレー通がオープン当時から通う、本格インド料理店だ。インドカレーが食べたくなったら香港へ!という方も多いのではないだろうか。深圳にもおいしいインド料理店が数多くあるのでその一つを紹介したい。

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本格派カレーといえば、インドカレーを思い浮かべる人も多いのでは?絶妙なスパイス使いにバターの香るナン、色とりどりのルーというイメージが強いですが、それだけではないインドカレーの魅力を店内の雰囲気から感じれる。店内に入るとこれまで受賞してきたグルメ関係の賞がずらり並んでいる。中国のみならず、海外系メディアからも取り上げられ一時は取材が殺到しお断りもしたんだとか。少人数から団体まで利用できる席を用意しており週末になると貸し切りパティーや、イベントも行っている。スタッフは全員インド人でまさに本格インディアン。この道、10年のベテランシェフがなんと2人在籍。オープン当時から統一された味を密かに守り続けている。特に、何種類もあるルーはシンプルそうに感じる調理方法だが異なった調味料を絶妙な分量で仕込んでいる。「美味しいルーを作るのは誰だって手順さえ守れば失敗しない」と語る謙虚ぷり。いつも明るく元気にすることで、気持ちのスパイスもお客さんに伝わるはずだ!と照れ臭そうに語ってくれた。

Photo②

同店看板メニューの「チキンカレー」は、トマトベースで一口サイズの鶏肉が入っている。口当たりは、エッジーなスパイス感と鋭い辛味を伴いつつも、基本的にあっさりサラサラしていて、不思議なほどライスが進む。見た目以上に美味しかったと好評なのが「ほうれん草とチーズのカレー」。ほうれん草が苦手な方でもまったく独特の臭みはなく、勿論パクチー味もしない。まろやかでヘルシー志向の中国人女性には人気だ。メニューは、肉類、海鮮などと食材にわかれており、豊富なメニューは例年増え続けているそうだ。

1年前までは、海上世界に姉妹店があったがインド料理が衰退する現状もふまえ1店舗のみの経営にシフトしたが、少し足を延ばして今でも国貿店に足を運んでくれる馴染み客も多い。さまざまな料理文化が複合した深圳でインド料理もたまにはいかがだろうか。今宵も陽気なスタッフがあなたを出迎えてくれるだろう。

 

 


Photo➄

Spice Circle 时派圈印度餐厅(天俊大厦店)
住所:羅湖区東門南路3018号天俊大厦群楼1楼付近
電話:(86)755-8220-2129

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