パーっと解決!今日は此処に決めた!!【第7回】

2018/09/07

どこのお店が美味しいのかな?今日は何を食べよう?あなたのそんな悩みを解決します!第7回は初のローカル店。初の「元」広州在住のアノ人、yo-sukeに聞くイチオシのお店、広州東駅近く、紫荊街の杭州小龍包(仮)だ!

杭州小籠包_top

中国生活9年目で広州に在住経験のある大阪の某メーカーにお勤めの藤井洋介(a.k.a.yo-suke)さん。今年4月からは上海勤務ながらも、不定期でここ広州にやってくる。何のために?そう、yo-sukeは知る人ぞ知る広州発の3ピースバンド「NANAME STEP」のメンバーであり、DIGGY BOYS / SFJB(Soul Funk Jazz Brothers)というDJクルーのひとりとして、今でも広州に来るたびに地元の仲間たちと市内のバーやレコード店などで、主にAOR(Adult Oriented Rock、大人向けのロック)という大人向けの粋なレコードを回している。そんなyo-sukeのイチオシのお店は広州東駅近く、紫荊街の杭州小龍包(仮)だ。

(仮)という店名に違和感があるかもしれないが、これはいわゆる「中国あるある」。自分の店を構えているのではなく、昼間営業の店を借りて商売をしているので、これといった店名は無いそうだ。くるくるとたち動く奥さまの黄青青さんは、手際よく腸粉を作っている旦那さまと一緒に、なんと!早朝4時から朝ごはんを提供している。この仕事はお父さん(当日は「まだ寝ています(笑)」とのことだった)の代から16年続いているという。

さあ、yo-sukeのおすすめベスト3はこれだ!!

 


おすすめその1.蒸し餃子(通称:朝餃子、5元)

杭州小籠包_1

「週末のイベントが終わって朝になったらめっちゃ腹減るやん。それでなんか食べたいって時は毎回ここの朝餃子。蒸してるから味もあっさりしてて、たまにあるとうもろこしとか余計なもんが入ってなくてシンプルで美味いねんなぁ。(藤井さん)」

「うーん……一つひとつのコメントねぇ……うーん、難しいわ(苦笑)(黄青青さん)」

 


おすすめその2.玉子とお肉の腸粉(7元)

杭州小籠包_2

「この卵の感じがええやろ、ふわっとしてて。何も徹夜明けじゃなくても、たまに週末の朝起きてから娘と食べに来てた。腸粉は広州の地元料理やし、やっぱりここのが最高やね!(藤井さん)」

「これ、他のお店のよりいい!ほら、腸粉って、このタレで全然違うよね。あー、これはちょっと……ってのとか。これはおいしい。子ども連れて食べに来るの、いいねえ。うん、これはまた食べに来たい。(同席のDJKURATANIさん)」

「腸粉を作りながらもはにかみ 笑顔(黄青青さんのご主人)」


おすすめその3.のんきにできる加減(或いはぐだぐだ感)

「隣のコンビニでビール買って持ち込んでオッケーやねん。最近は何も言わなくてもコップまで出してくれるし、そういうアットホーム感がええねん。タダでこの漬けものも食べれるしな笑。でな、こんなどうしようもない酔っ払いが朝からビール飲んでても、店員さんがめっちゃ優しいねん。ここにはたくさんの思い出があるから、ここの朝餃子食べてると色々思い出すわー笑。(藤井さん)」

「困った様子もなく、むしろニコニ コしながらお仕事中(黄青青さん)」

 

 


杭州小龍包(仮)
住所:広州市天河区紫荊街2号楼首層紫荊苑餐館
時間:4:00~10:00

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