吃饭大学周辺のお気に入りおやつ in 広州

2018/05/29

広州もすっかり暑くなってきた今日この頃。好いお天気の中のお散歩もまた楽し、でも、呑気にお散歩をしていると、ついつい小腹が空いてきちゃう。そんなとき、私は女王と化す。ふふふ、私は何を隠そう「買い食いの女王」なのだっ!

最近、女王が好んで行く先は、地下鉄三号線華師駅周辺。そう、このエリアには「小食」いわゆるおやつ(って言っても立派なごはんだよ!)のお店が立ち並んでいるのです。

駅名にもなっている華南師範大学、巷ではなんと、華南吃饭大学とも呼ばれているのである。なんでも大学内の学食が他校よりも美味しいことから付いたそうな。そして、今では周辺のお店の数と食べ物の質と量によって呼ばれ続けているのである。あ、いけね、まだ学食試してなかった……。

というわけで、今回はこの吃饭大学周辺のお気に入りおやつを紹介しちゃいましょう!

その1.山東煎餅
勝手に別名「中華クレープ」

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熱〜い丸型鉄板に、薄〜く生地を伸ばし、その上にレタス、キュウリ、豆や大根の漬物みじん切りなどを載せるのが基本。ここにお好みで具を追加(当然値段は上がります)し、特製秘伝のソースと揚げワンタンのようなパリパリを載せてくるん!できあがり!リズミカルに且つ職人技で作ってくれるおばちゃんの笑顔が好きです。原味8元〜。

その2.鍋魁焼餅
勝手に別名「中華ナン」

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お好みの中身をオーダーすると、その場で生地の中に餡(甘いのからお肉まで)を入れ、一旦お団子状にしてから平たく伸ばし、窯の中に素手でぺたんと貼り付ける(ひ〜!熱いよね?)。待つこと数分、長い火ばさみ(トングね)で窯の中から熱々なのを取り出し、タレをささっと塗り(お好みで辣醤も)半分に折ってできあがり!湖南省常徳、湖北省荊州あたりのおやつだそうです。怪味餡が気になるぅ。

その3.悪魔雛排
勝手に別名「ちび唐揚げ」

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なんのことはない、ちっちゃい唐揚げです。大きさが物足りなければ一枚肉の「大G排」「小G排」でがっつり食べるも良し。フレイバーも選べるので、辛いのが苦手でも没問題です。ちなみにこのちび唐揚げ、周辺に他店がいくつかあるものの、お店のネーミングとキャラクターに魅かれてしまいました。なんで悪魔(しかもデスメタルのTシャツにありそうな)なのー?台湾のお店だそうで、店長さんは優しい台湾の方でした。 朝は包子(菜包1個1元!)やお粥各種、日本人にはびっくりの炒麺系、ちび肉まんの小龍包などがあり、また、お昼や夜はがっつりいけるごはんや麺ものも格安で揃っています。流石は学生・オフィス街だ!

夏に向けて体を締めてくべくお散歩が、買い食い目的になってるんじゃない?と自身で疑問を持ちつつも、ん〜ここで素通りしたら買い食い女王の名が廃るっ!と毎日せっせと食べておりますのよ、おほほほ!

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母、妻、日本語教師、ライター、女の5足のわらじ(1足減りました)を履いて、今日も広州中をぱたぱたと、なんでもかんでも「なんとかなるさー」で乗り切ります!広州7年目、中国語は相も変わらず駄目駄目レベル。夜ごはんの主食はやっぱりビール。

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