季節の風情を楽しむ深セン 4

2018/05/03

初夏の風情 ノンビリ登山

1

2さて、今回の深セン風情は“初夏の風を感じる山登り”である。なに?このクソ蒸し暑い気候で山登り?!と思うであろうが、何を隠そう、深セン住民は山登りが大好きである(年々登山人口増)。都会の喧騒から逃れ、自然を感じ、季節の風情を楽しむ人は多い。

何を隠そう、筆者も昔は登山家だった(別に隠していた訳でなく、本人も忘れていた)のでナマイキではあるが、登山に臨む心得を述べさせていただく。

其の一、体調や天候が悪い時は絶対に無理は禁物。慎重な判断と断念する勇気が生死を分ける。

其の二、2人以上では必ず体力が弱い者のペースに合わせる。元気者が「先に行きます」は迷子や遭難の元。

其の三、登山に“挑戦”や“征服”といった自然をリスペクトしない気持ちは危険(気まぐれで牙をむく)。「お世話になります。登らせて下さい」と謙虚な気持ちで臨む。

1

今回紹介のルートは初心者コースなので安全なトレッキング感覚で楽しめるが、雨具、長袖、軍手、飲料水、携帯電話、常備薬、チョコやビスケットの菓子類は必須ツールだ。

小梧桐山 標高692M
深センを代表する梧桐山(ウートンサン)山系は、大梧桐山、小梧桐山、豆腐頭(笑うでない)の3つのピークから成る。羅湖駅からバスやタクシーを利用して登山口の蓮塘(リェンタン)まで20〜30分。山麓近くの高級別荘地帯を抜けて“登雲道”へ。

1

2

3

分岐点では標識も完備され、すべてに整備された登山道なので迷うことなく約1時間でピークへ。しかし急角度の上り石段が多いため、かなり足腰に負担がかかる。景色をながめながら10〜15分毎に休憩してのんびり登ることをお勧めする。海抜約70〜80Mから一挙に600M登るため、標高が低い山とあなどるでない。

1

2

ピークに近づくと視界が開ける。海をはさんで香港新界方面や大鵬半島、深センの街並み、最高峰の大梧桐山とパノラマ風景が楽しめる。気温も下界より5〜6℃は低く、吹き抜ける風が心地よい。

1

2

亜熱帯特有のビビッドな花が咲き乱れているので女性たちは癒されるであろう。男性はその雰囲気で癒されるはずである…。

下りは更に慎重に…
つかの間の天空の別世界で癒された(であろう)あとは下山。山の稜線に沿って下る稜雲道を1時間ほどかけてのノンビリ歩きをお勧めする。再び元登山家からの心得を…、「下山を舐めたら危険だ!」。

1

2

実は登山事故で一番多いのが下山時である。登りと比べると楽で、早く下山したい気持ちになり、自分のペース以上に無理をするのである。転倒や滑落によるケガに加えて、落石を起こし他人を殺める事にもつながる危険がある。

ちなみに下山は全身のシェイプアップ運動になることをご存知であろうか。特に下半身を引き締める効果があるため、欧州の女性の中にはフィットネス(登りは車、下りは歩き)で取り入れているとも聞く。

さて、深センへ行って、ノンビリ登山でも…となったであろうか?

宮城 紀生

深セン在住15年のベテランコンサルタント
宮城 紀生
[email protected]

WAYA

 

深セン華日(ワーヤ)コンサルティング
会計財務税務の実務、法律相談
深圳市福田区深南大道6021喜年中心A610

Pocket
LINEで送る