春節に縁起の良い食べ物

2018/01/29

春節を前に、街はお祝いモード一色だ。広州のにぎやかな春節ムードに溶け込むように、さまざまな正月用の食べ物を理解する必要があるのではないだろうか。正月用品やプレゼント選びに助けになる、縁起の良い料理を3つ紹介しよう!!

3

笑口棗(ナツメの形をした揚げ菓子)
いつもニコニコ笑顔でいられるように!
笑口棗は丸形で、中実だ。表面にごまがついて、一つ裂け目がある。ピンポンみたいの大きいのも、竜眼のような小さいのもある。笑口棗は広州スナックの揚げ軽食の一種で、その揚げた後の表で割れる裂け目は人の笑っている口元のようで、広州人の中で普段、普通の朝のお茶を飲むレストランで笑口棗を見つけやすい。同時にも広州人春節必須正月用品の一つだ。

2

煎堆―胡麻球
お金も家族も大事にしたい!
普通は春節前の二週間前後になると、広州の人たちは煎堆(胡麻球みたい物)を揚げ始める。煎堆は拳の大きさで、白玉粉を皮、表にごまがくっつく縁起のいい食べ物だ。柔らかくて、中身は甘くておいしい。広東語で「煎堆轆轆,金銀満屋」とは、黄金色の煎堆を机の上いっぱい積み上げるのは恰も黄金が部屋にいっぱい積み込まれような意味だ。また、煎堆は団子に似ていて、家族が一家団欒できるように願いをかける。今は春節の迎え方が変化し、人々はもはや自ら揚げなくても、煎堆を買ってきて自分でも食べるし、親友にも送ることができるようになった。新春の贈り物の上物として認知されつつある。

3

年年有「魚」
ゆとりのある生活がしたい!
国全土では、大晦日の夕食には、不可欠な魚料理が食卓にならぶ。魚は中国語で「余」と同じ読み方で、「年年有魚」すなわち「年年有余」で、毎年いい収穫があるという意味だ。魚は宴席の最後の料理で、テーブルに運ばれてもほとんど食べられなく、吉祥物とされ、「年年有余」という意味を指す。また、魚の並べにもこだわる。頭を貴賓あるいは先輩に向けると、尊敬という意味を表すのだ。

中国では、旧正月・春節がとても重要な祝日とされている。故郷を離れている人もみなこの時ばかりは帰省して家族と一緒に新年を迎える。春節モードのせわしない街に繰り出し、縁起の良い料理を食べながら、春節を迎えてみるのも良いかもしれない。

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