ムラサキの徒然日記 第2回「広州での食事」

2017/08/24

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単身駐在の方の大きな問題の1つ。『食事』
掃除や洗濯はアイさんがしてくれますが、食事までお世話してもらっている駐在員の方は少ないのではないでしょうか。食事を作ってもらったとしても中華料理ではないでしょうか?日本食を作れるアイさんは中々いません。お子さんがいるなら話は別ですが、ご夫婦だけで赴任している奥さまはご主人が長期出張となると食事を作る気が失せるかもしれませんが。

そこで奥さまの強い味方になるのが外卖(出前)と外食です。広州には中華はもちろん、和・伊・仏・露・印などなど、ありとあらゆる食事を楽しむことができて、料理自体の質が高いお店も多いですが、日本人にとって1番気になるのは『日本料理店があるかどうか』ではないでしょうか?いくら美味しい中華料理を食べても日本食が恋しくなります。広州に来る際、海外赴任者向けのセミナーでも『週に一回は日本食を食べましょう』と言われました。ここ広州では週に1回どころか毎日、日替わりで食べられる日本料理店があります。

珠江地区ではここ最近、日本料理店が続々とオープンしていますが、天河地区でも負けじと新店舗をオープンしています。新店舗巡りをするだけでも1週間、毎日日替わりで新しいお店を楽しめると言っても過言ではないでしょう。味は勿論ですが、中国人オーナーのお店であっても日本人に近い感覚の店構えから食器に至るまで日本の雰囲気が用意されていて、見た目でも料理を味わう女性にとっては嬉しいものになっています。外食産業で頑張っているのは現地の方々だけではありません、もちろん日本人の方々も頑張っています。

日本人の方が経営する日本料理店は味に対する安心感と共に言葉が通じる安心感もあります。そういうお店は常連になる人も少なくありません。単身者はもちろんですが、家族でも通い続けることで常連になり、そこで知り合った他の常連さんとの交流もまた、酒の肴。食事のお供。胃袋だけでなく、海外での生活を潤してくれる材料の1つになるでしょう。

ツァイツェン!(次号は9月8日に掲載)

徒然日記
広州在住歴3年のママさんが広州にまつわるエピソードを徒然に書いていきます。趣味は手芸、休日は思いっきり遠出か自宅待機。ポジティブに「広州の良いとこ探し」の真っ最中です。

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