TLI深圳で言葉も文化もまるごと中国体験!~中国茶講座~

2017/08/17

創立61年を迎えるTaipei Language Institute (TLI)は、全世界に21校舎を展開する幅広いネットワークを誇る語学学校で、深圳では、蛇口と福田に校舎を構える。試験を突破した選りすぐりの講師が揃い、集団授業だけでなく、マンツーマンレッスンや少人数制クラスまで提供する。また、様々なカルチャーイベントを企画し、楽しく中国文化を学べるように取り組んでいる。今回は、深圳地下鉄2号線・海上世界駅D出口より徒歩5分程度にある蛇口校で、中国茶の講師を招き教室が開かれるということで潜入した。

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大高中国茶学校の小布(コブ)先生を招いて催された中国茶講座は、 日本人と欧米人計8名の生徒が参加。日本人にとってなじみの深い緑茶やウーロン茶、 近年ますます人気や知名度が高まりつつあるプーアル茶の3種類を軸に、それぞれの特徴や美味しい淹れ方、中国の伝統的なお茶菓子との組み合わせを学んだ。 実際に味わい、満喫しながら学ぶことで、中国茶への理解がより深まったので はないだろうか。

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学んだことをおすそ分け!中国茶プチ講座
ワインとチーズの組み合わせのように、それぞれの茶やお茶菓子に相性があり、味だけでなく、健康にも効果的な組み合わせがあるそう。例えば、 緑茶のスッキリとした風味には、濃厚な甘味があるお菓子と合わせることがおすすめだそう。舌が感じる相性の良さは想像できるが、先生曰く、緑茶には糖の吸収を抑える働きが期待出来るため、「緑茶×甘いもの」はおすすめなのだとか。また、 ウーロン茶やプーアル茶は脂を分解する作用があると考えられているため、お菓子類だと脂っこいもの、また、 オイリーな中華料理に合わせると良いそう。

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さらに、淹れ方もお茶の味を左右するそうで、煮出すお湯の温度は緑茶が80℃、 ウーロン茶とプーアル茶は100℃程度が良いそう。緑茶の場合、低い温度に加え、煮出す時間も短めにするのがコツ。なぜなら、緑茶は茶葉を発酵させていないため、ウーロン茶やプーアル茶に比べて苦味が出やすいのだとか。反対にウーロン茶やプーアル茶などの発酵している茶葉は、はじめにささ っと煮出した後に1度お湯のみを捨てる作業をすると、茶葉が目覚めるため、味わいの深い出来上がりになるのだとか。

今回は、女性参加者が9割だったため、お茶の淹れ方やそれぞれの効能に関する質問が集中し和やかな雰囲気に。お茶文化の異なる欧米人と日本人の生徒たちが互いに興味深く質問を交わすなど、生徒間の交流も深まったようだった。 TLI深圳では、今回の中国茶講座のように、実際に体験しながら中国の文化を学べるイベントが盛りだくさんだ。
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TLI深圳語学中心

住所:
蛇口校
深圳市南山蛇ロ明華国際会議中心C座1209A
福田校
深圳市福田区車公廟泰然2路車公廟工業区201棟西座4階407
電話:(86)755-8273-5996(蛇口校) (86)755-2161-8221(福田校)
ウェブ:www.tli.com.twwww.tlichinaonline.com

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