世の中の供給過剰と歯科

2017/05/31

日本では歯科の供給過剰のたとえとしてコンビニの数との比較が紋切型になっている。ただし、コンビニの数に比肩するものは意外と多く、酒屋、美容室、接骨院、神社などがあげられる。

「比肩」という範疇に収まらないのが、一般診療所(コンビニの約2倍)、個人経営の喫茶店(約1.5倍)、クリーニング店(約2.5倍)だが、スナックなどはコンビニの約5倍を超える約27万件が存在している。風俗関係やそっち系のDVDの店などもかなりの数だとは思うが「供給過剰」というレポートを寡聞にして知らない。

山熊田熊の出没が珍しくもなんともない山熊田集落(新潟県)

 都市部に住んでいるとコンビニの数が目立つが、田舎に行くとさほど多くない。私はかつて一番近くのコンビニまで10キロというところに住んでいた。医療過疎地といわれる地域にできた総合病院に勤務していたときのことである。

その時に熊谷達也の「相克の森」の舞台になっている「熊田」という集落に実際に何回か行ったことがある。本当の名前は「山熊田」。マタギの世界で、各家庭に猟犬と鉄砲がある。クマの出没は日常茶飯事である。そこなどは、一番近いガソリンスタンドまで20キロ近く離れている。ガソリンを入れるために40キロ往復しているのだ。

こういう地域で頑張っている歯科医師の先生をみていると、世の供給過剰の声に多少なりとも抵抗もしたくなる。

林原祐一

 筆者紹介 林原祐一
しろもと歯科本部統括管理部長。6月の広州院開院に向けて奔走中。メタボ解消のために46歳でランニング開始。25キロの減量に成功し、走歴4年強で表彰歴60回を数える。

SHIROMOTO日本語専用ダイヤル電話:(86)135-3090-3900
メール:[email protected]

 

深圳南山本院
住所:深圳市南山区南山大道1122号
電話:(86)755-8650-0166

深圳羅湖院
住所:深圳市羅湖区人民南路海豊苑二楼北面(国貿対面)
電話:(86)731-8220-4035

 

 

Pocket
LINEで送る