福建省の旅「初渓土楼群と田螺坑土楼群」

2014/02/18

自然が豊かで、ゆっくりとした時間が流れる福建省永定で、都会にはない中国のもう1つの魅力に触れる事ができました。

深セン駅から寝台列車に乗り込み、揺られること7時間。まだ夜も明けきらない永定駅に到着しました。手配していた車に乗り、先ずは「初渓土楼群」へ。背中を山に守られ、ひっそりと佇む初渓土楼群にどこか懐かしさを感じます。初渓土楼群の中で最も大きな「集慶楼」は約600年の歴史ある土楼です。内部が博物館になっており、当時の人々の生活の様子や土楼の歴史を学ぶ事ができます。印象的だったのは、敵に攻め込まれたときに避難する為の隠し扉。防衛意識の周到さに関心してしまいます。2mもある分厚い土楼の壁は600年もの長い間、敵の攻撃や自然災害から住民を守ってきたんですね。

続いて、もう1つの有名な土楼群へ。山道を登る事30分。「田螺坑土楼群」に到着します。こちらは四角の土楼と円形の土楼で構成されています。丘の上から見下ろす土楼群は思わず感嘆の声をあげてしまうほどの素晴らしさです。また、こちらの土楼群には食堂もありますので、地元で採れた魚料理や、花を使ったスープなどご当地ならでは料理を味わってみてはいかがでしょうか。

現地での移動手段ですが、永定では滞在中一度もタクシーなどを見かけませんでした。また、見福建の郷土料理所も点在しているので、宿などで車の手配をしておいたほうがいいかもしれません。

fsdfs

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