この夏行きたい広東の海・ビーチ10選！ - 広東総合投稿

長い海岸線を有する広東省には、一度は行きたい有名なビーチからまだあまり知られていない浜辺の風景まで、この地域ならではの景色がある。ローカル情報の中から2016年夏に行きたい海・ビーチをご紹介しよう！

1【陽江】沙扒湾
海岸沿いにアカマツ林が広がる。ビーチの長さは約2キロ。夕方、日が沈む時には、海も空も夕焼けに染まる。沙扒鎮には、風景が秀逸な「北仔嶺」、雄大な「南海」、「青洲島」や「白額嶺」などたくさんの見所がある。オススメのビーチは「月亮湾」。

2【陽江】海陵島・閘波大角湾
ビーチの長さは2.45キロ、幅は約100メートル。「大角湾」という名称は、ビーチが湾曲していて巨大な牛の角をイメージさせることから。大角山と望寮嶺に囲まれ、「南海」を望む。湾内は風も波も穏やかで、山と海の織り成す豊かな表情を楽しめる。

3【江門台山】上川島
「上川島」には、「金沙灘」「飛沙灘」「銀沙灘」といったリゾートビーチがある。合わせると長さは10キロにもなる。風景は三者三様、さまざまな表情がある。中でも「飛沙灘」は長さ4.8キロ、幅420メートル、白い砂浜が特徴のビーチ。余談だが、上川島はフランシスコ・ザビエルの没地としても知られる。

4【恵州】巽寮湾
「巽寮湾」は天然の観光資源に恵まれている。美しい岩、清らかな水、白い砂が景観を彩る。広東省東部の数百キロにおよぶ海外線の中で水質が最も優れていると讃えれている。安全のため、このビーチでは夜7時以降の遊泳を禁止している。

5【恵州】盐洲島
華南でもっとも美しい海といわれるが、開発が進んでいないため、まだほとんど知られていない。もちろん、豪華なホテルなどはなく、夕日に舟が漂うマングローブの干潟があるのみ。壮観な玄武岩の海岸が特徴。砂浜ではないが、人のいない、きれいな海が見たいならオススメ。

6【深圳】東西沖
深圳で最も美しく、最も長い海岸線で知られる「東西沖」。大鵬半島に位置する天然のビーチで、まだそれほど開発が進んでいない。海水は青く透き通り、波が絶えず押し寄せる。特に日の出・日の入りは圧巻。評判の景色を求めて遠方からも客足が絶えない。

7【汕尾】紅海湾
「紅海湾」の砂は細かくてとても白い。海水は透き通っていて底まで見えるほどきれい。紅海湾という名前は、この地に見られる赤い土と青々とした海からとられている。

8【茂名】放鶏島
奇岩と砂浜が美しく、魚も緑も鳥も豊かな島。銀色に輝くビーチや、人の手が加えられていない山、珊瑚礁も堪能できる。海水の透明度8メートルはアジアでも屈指。「黄金沙灘」（海螺広場）は春・夏・秋のスリーシーズンでマリンアクティビティが可能。

9【湛江】東海島
雷洲半島の東にある「東海島」には、中国一の長さを誇るビーチがある。島の東側は玄武岩の台地で、西側は低くなっている。「東海島旅遊度假区」には、30あまりのリゾートホテルがあり、全長28キロにおよぶ「龍海天沙灘」がある。砂は荒すぎず細かすぎずちょうど良い。

10【珠海】東澳島
香洲南東部、万山群島にある「東澳島」は、珠海ではよく知られたリゾート地。島は植物で覆われ、もともとの自然がそのまま保たれている。南沙湾新石器時代遺跡、銃城の残壁、烽火台跡など歴史的な見どころもある。

ここでは十スポットを紹介したが、ほかにも恵州の双月湾や深圳の桔釣沙など、探してみるとまだまだたくさんの注目スポットが存在する。今年の夏はお気に入りの海を見つけて、広東の夏をおもいっきり満喫しよう！