トールペイント「艾尚彩絵Artsun Design」深セン市南山区

2014/01/13

中国でまだ珍しいアート技法、趣味の世界を超える豊かな暮らしを作ろう

艾尚彩絵　Artsun Design

艾尚彩絵　Artsun Design トールペイントとは、家具や小物などに絵の具で装飾を施すアートのことだ。「艾尚彩絵」で講師を務める張氏は香港でトールペイントを学び、半年前にここ深センにお店を開いた。中国国内ではまだまだ認知度の低いトールペイントを広め、より多くの人にその楽しみを知ってほしい、と話す。
今回、編集部は体験コース(RMB100)を受講してみた。まずは基本的な描き方を練習。ポイントは筆の角度と力の強弱だ。先生はずいぶん簡単そうに描くが、見るのとやるのとでは大違いで、筆さばきがなかなか難しい。基本的な描き方を学んだら木の板に実際に描いていく。完成まではトータルで約3時間かかる。トールペイントの一番の魅力は一筆一筆絵を描く事で、その物への愛着が増すことだろう。

入門クラスの場合、費用は材料費込みでRMB2500。週一回通えば2ヶ月ほどで修了する事ができる。また、期限は設けられていないので、ゆっくりと自分のペースで学ぶ事ができる。絵の具はすべてアメリカから輸入した物を使用しており、希望すれば教室で購入も可能。中級、上級もあるがコースにより料金が異なるため、詳細は教室へ問い合わせてほしい。
また、同店ではオーダーメードで家具や小物へのペイントも行っている。図案を選び、イメージを伝えればそれを元にデザインを作成し、ペイントしてくれる。精緻なペイントを施した家具はインテリアの主役になりそうだ。