自家製から世界のビールまで「The Strand Beer Cafe」広州市越秀区 - 広東グルメ投稿

DavidさんCurryさんご夫婦が経営する「The Strand Beer Cafe」。ご主人Davidさんがアメリカ・ネバタ州出身ということもあり、店内の内装もアメリカ西部の小さな酒場をイメージしたつくり。目立たない路地裏に佇む隠れ家的な存在でありながら、このあたりの外国人の間ではよく知られており、いつも多くの外国人客でにぎわっている。もともと自宅のキッチンでビールを製造していたが、現在では醸造専用の工房でビール作りをしている。いつも新しい自家醸造ビールを取り揃えるほか、世界各国の瓶ビールも取り扱っている。こんなビールもあるのかと驚かされると同時に、そのビールにまつわるエピソードも知りたくなるはず！

【人気のビール】
❶デ・コーニンク（De Koninck、特可寧）：ベルギー・アントワープを象徴するビール。
❷ヴェデット（Vedett、企鵝）：ベルギーのデュベル・モルトガット醸造所が若者向けに開発したブランド。
マック・シェフ（Mc Chouffe、舒弗）：ベルギー・ダシェフ醸造所のアロマティックで濃密な泡が特徴のダークビール。
❸リーフマン（Liefamans、楽蔓）：甘くはじける新鮮さときめ細やかな泡立ちが特徴のベルギー・フルーツビール。こちらは特に女性に人気！

【The Strand Beer Cafe】
住所：広州市越秀区寺右新馬路南三街三巷6号1階03舗
電話：(86)20-8735-7179
時間：12:30～26:00

My Beer Taproom & BBQビールリスト
❶ Fishing Master Pale Ale（師傅釣魚淡色艾爾）
アルコール度数：5.8％。
醸造所：広州・酔猫精醸（Drunken Cat Micro-Brewery）
ボディ：★★
苦味：★★★
分類：アメリカン・エール
特徴：Zeus、Simcoe、Centennialという3種類のホップを一定の比率とタイミングで使用。柑橘系の香りで、色は淡いイエロー、苦味は若干強い。ミディアムボディで、あとから麦芽のほのかな甘さを感じる。

❷ Black Beauty Oatmeal Stout（黒馬燕麦世濤）
アルコール度数：6.2％。
醸造所：広州・酔猫精醸（Drunken Cat Micro-Brewery）
ボディ：★★★★
苦味：★★
分類：オートミール・スタウト
特徴：第1回全国自家醸造コンテストで優勝した酔猫精醸の醸造技術者が2年の歳月を費やして作り上げたビール。食物繊維を多く含む栄養価の高い発芽前のオートミールを使用することで、きめ細かい泡立ち、甘さ、コク、焙煎の香りの際立つ褐色フルボディタイプのビール。

❸ My beer Home-Brew Wheat Beer（麦啤飄香小麦）
アルコール度数：4.0％。
醸造所：広州・麦啤（My Beer Taproom）
ボディ：★★
苦味：★★
分類：白ビール
特徴：タンパク質を多く含む冬小麦を使い国際基準の醸造法で、小麦を40％以上の割合で使用。白ビール特有のフルーティーな香りで、色はライトイエロー。苦味が少なく、ほのかな酸っぱさを含む。あえて小麦のタンパク質を多く残すことで、“液体のパン”と呼ばれるほど密度を感じさせるビールとなっている。

❹ My beer Home-Brew Coffee Porter（麦啤珈琲波特）
アルコール度数：5.2％。
醸造所：広州・麦啤（My Beer Taproom）
ボディ：★★★
苦味：★★
分類：ポーター
特徴：焙煎した麦芽を一定の割合で配合することでビールにコーヒーのような味わいを加えている。新疆の野生ホップがもたらす野性的な香りで、色は褐色、ミディアムボディで苦味が少々強い。焙煎の香りが口に広がり、しだいに麦芽の甘さが感じられる。のどごしは、苦味を感じながらも炭酸が低めに抑えられているのでスッキリとしている。

❺ Ninkasi Pilsner（寧卡斯皮爾森）
アルコール度数：4.3％。
醸造所：広州・酔猫精醸（Drunken Cat Micro-Brewery）
ボディ：★★
苦味：★
分類：ピルスナー
特徴：Ninkasiとはビール醸造の守護神と崇められたシュメールの女神の名前。ピルスナーは典型的なビールのスタイル。チェコのピルゼン地方を発祥とする。酔猫精醸の醸造技術者たちがこのスタイルにさらなる魅力を加えている。使用する麦芽はピルゼン地方のもの、ドイツのホップを合わせて低温熟成させている。