沙面島のモダンなホテル「広東ビクトリーホテル」広州市荔湾区

2015/03/24

広東ビクトリーホテル

「広東ビクトリーホテル」は、沙面島の北側に位置するモダンなホテルだ。建物は東館と西館の2棟からなり、100年以上にわたり沙面島の歴史を見守ってきた。19世紀末、イギリス人が現在の沙面北街53号に維多利亜大酒店（ビクトリアホテル）を建設したが、後にオーナーが変わり、改築などを経て、現在のホテル東館となった。一方、ホテル西館はもともと、1905年に開設された英国匯豊銀行（HSBC）だった。

客室デザインは東館と西館で異なり、東館はモダンな内装、西館はクラシックなヨーロッパ風の造りとなっている。建物はクラシカルな雰囲気だが保存状態はよく、客室では無料の高速インターネットも利用できる。窓から望める市街や沙面島の緑はこのホテルならではの風景だ。

また、東館、西館それぞれにはレストランがある。東館の「聖利菲咖啡廳」（C’est La vie Cafe）は、約100席を擁する洋食レストラン。西館の「紅櫻桃咖啡廳」（Cherryland Cafe）は、もともとあった半円形窓などのデザインはそのままに、2007年リニューアルされた。約40席ほどの客席スペースはモダンな沙面の雰囲気調和したデザイン。沙面島に滞在する際はこちらのホテルをお忘れなく！

広東ビクトリーホテル内のカフェ