蛇口住民の台所「蛇口市場と蛇口漁港」深セン市南山区

2014/11/03

 

今回は蛇口住民の台所、蛇口市場と蛇口の漁港を紹介しよう。

蛇口市場

夕刻、蛇口の漁港にはたくさんの漁船が停泊していた。ちょうど魚の水揚げをしている船があり、人だかりができている。小規模な港ながら今でも活発に漁が行われているようだ。昔の深センは小さな漁村ばかりだったそうだが、今では高層ビルが立ち並び、かつての漁村らしさは影を潜めている。しかし、ここに来ると深センの漁港としての一面を見ることができる。

蛇口市場では漁民が直接販売していますそんな蛇口の市場だけあって、蛇口市場の7割は海鮮売り場。市場に入ると、色鮮やかな魚が並び、その種類の豊富さに驚かされる。太刀魚、キンメ、カワハギなどの他、あまり日本では見かけない魚も多く、見ているだけで楽しい。特に目を引いたのは少しグロテスクな「テナガミズテング」という魚。中国では、あまりの柔らかさから俗名を「豆腐魚」という。揚げるなどして食べると美味しいそうだ。また、どの魚も目が黒く澄んでおり、鮮度は抜群。
蛇口漁港市場には野菜やお肉の売り場もある。野菜もとても新鮮だ。お肉売り場では、羊の頭をそのまま置いてあったりして、ちょっぴり刺激的。そういうのは苦手という方はご注意を。
市場を見ると、地元の人の生活を知ることができる。皆さんも次のお休みに近くの市場に出かけてみてはいかが?

 

 

蛇口市場
住所:深セン市南山区蛇口漁村路
アクセス:市場へは地下鉄東角頭駅A出口から西に100mほど行くと到着する

 

 

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