広州の伝統的なお菓子

2022/04/20

広州の伝統的なお菓子
広州の美食といえば、有名な早茶(朝の飲茶)や鉢仔飯のほか、お菓子も人気リストのひとつに数えられる。昔は正月や祝日などの節目に家庭で手作りされていたが、その複雑な工程に今ではあまり手作りはされていない。人々はお店に行って購入するようになった。若者の嗜好もケーキやパンなど西洋化されつつあり、広州の伝統的なお菓子を売っているお店も減少傾向にある。しかし、長い歴史と昔ながらの趣の詰まった伝統菓子、広州にいるなら一度は賞味していただきたい。今回は広州の人々に愛される有名店を紹介しよう。

1.老広味糕点店スクリーンショット (940)スクリーンショット (939)
昔ながらのお菓子屋さんといえばここ。広州の人なら誰もが知っている老舗店だ。路地裏の奥まったところに屋台があるが、いつ行っても長蛇の列をなしている。
同店の特徴は、たとえば小豆餅なら中にぎっしりと小豆がつまっているところ。ほんのりとした甘さと小豆の食感が常連客のハートをつかんでいる。「大衆点評」ではエリア別スイーツランキングで1位に選ばれるなど、安定した人気を誇るお店。
海珠区基立南街16号(前进路近く)

2.有口福第一馬蹄粉
スクリーンショット (942)スクリーンショット (941)1991年から黒くわい粉の生産に専念し、黒くわい粉、ココナッツパウダーのほか、お菓子も販売している。ここの看板メニューは黒くわい餅で、毎日新鮮に作ったものを提供する。
そのほか、ココナッツ餅も人気。純粋なココナッツジュースから作るので、ココナッツの香りが芳ばしい。口の中には含むと、ひんやりとしたほのかな甘みが広がり、子どもの頃に戻ったような感覚になる。なんとも言えない弾力と素朴な食感の黒くわい餅はここが一番おすすめ。
荔湾区龍津西路183号(泮塘路近く)

3.冷巷萝卜糕スクリーンショット (943)
この店には店舗もなく、看板もないが、午後3時過ぎになると、同店のお菓子を求めてファンが列をなす隠れ名店。基本的には開店後、1時間で売り切れるそうだ。一番人気は大根餅。大根本来の甘みとベーコン、エビなどが見事に調和している。夏は冷蔵庫で冷やして涼を取りながら食すのが広東人の通の食べ方。店主自慢のショウガ餅は、ピリッと辛い味わいがクセになる裏メニュー。さぁ、路地裏をお菓子を求めて探索してみよう。
海珠区前進路39号

4.徳泰馬蹄粉
スクリーンショット (945)スクリーンショット (944)30年以上の歴史を持つ同店の老板娘は80代のおばあさん。メニューは5種類の餅と、いたってシンプルだ。中でも大好評なのが芋もち。厳選された里芋を使っており、口に入れるとすぐにとろけるような食感が楽しめる。小豆餅をカットすると、びっしりと詰まった小豆の量にも驚くことだろう。近所に住む人々は毎日のように同店の味と、老板娘との会話を求めてやってくる。人々の憩いの場のような存在だ。
荔湾区龍津西路242号

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