殿方 育児あそばせ! 第5回

2021/08/11

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理想のホイップクリーム作りに挑戦!
【ココナッツクリーム編】

photo2 前回の二郎系ラーメンづくりに続いて今回も親子クッキングネタ。広州に来てから息子も娘も誕生日を迎え、今はそれぞれ7歳(息子)3歳(娘)となった。子供達の誕生日はケーキ屋さんから映える誕生日ケーキを買い家族で食べたのだが、ケーキに使われているホイップがバタークリーム? の為か、ものすごく食べてて重く感じることが多い。そして食べ物で吐くことが無かった息子が、ケーキを食べた後に吐いてしまう事件が発生! 何かクリームの成分が体に合わないのだろうか?折角のお祝いムードが台無しになってしまい、以後息子がクリーム系を警戒するように。高価ではないケーキはこの重いクリームばかり。暑い広州の気候故なのかもしれないが。このままでは好きなケーキを嫌いになってしまうのでは!?ということでホイップクリームを子供と一緒に自作してみることにした。

 

photo1 色々調べているとココナッツミルクからホイップクリームを作る方法があることを知る。なんでも乳製品を一切使わないからヴィーガンの方や乳製品アレルギーがある方にも愛用されてるとのこと。これなら体にも良さそうだ。ココナッツからホイップを作る場合、ココナッツミルクではなくココナッツクリームを使用する方が成功率が高く簡単に作れるらしいので我が家が選んだのはKaraのココナッツクリーム。イオンで簡単に手に入れることが出来た。ホイップクリームだけ作るというのもなんだか物足りないので、ロールケーキを作ることに。また、ココナッツホイップはココナッツの風味がある為、合わせる食材の相性が大切らしい。なのでロールケーキにマンゴーを入れて巻いてみることに。

材料
●ココナッツホイップ
Karaココナッツクリーム
お好み甘味料(砂糖/バニラエッセンス/
メープルシロップなど)

●ロールケーキ生地

砂糖
薄力粉

●お好みのフルーツ
マンゴーなどの南国フルーツがおススメ

photo3 まずはココナッツホイップ作り。といっても単純に泡立て器で泡立てるだけ。至ってシンプル。電動の泡立て機があれば子供でも簡単に泡立てることが出来た。ただし、ココナッツの風味が結構強いので味を確かめながらお好みで甘味料を加えることをおススメする。我が家の場合結構な量の砂糖とシロップを投入した『あー、これ何も入れない方が断然ヘルシーなんだろうなー……』という罪悪感をもちつつ子供好みの味にw。次にロールケーキ生地作りだが、こちらも溶き卵に砂糖を徐々に加えて角を立て、そして薄力粉を混ぜ180度のオーブンで15分ほど焼くだけ。ここでもジンドンでゲットした格安の電動泡立て機が大活躍してくれて、子供でも良い感じに角を立てることが出来た。

 ケーキ作りって一見難しそうに思えるが思った以上に簡単で、子供の力でもある程度のところまで出来ることに感動。そして肝心のお味だが、【生地はとてもおいしい! でもクリームは若干ココナッツの主張が強い!】というのが第一印象。ただし、ココナッツとマンゴーはお互い南国の植物だからか、とても良い組み合わせに思える。折角のPPWの記事なので『子供と一緒においしく作れました!』と書きたかったところだが、ココナッツホイップに関しては人によっては少々好き嫌いが出る味かもな。というのが正直なところ。

photo4 なんだかバタークリームの重い感じの味と少し似てるところもあり、本末転倒じゃないか?とも思ったが肝心の息子は美味い美味いとバクバク食べていた。重めのクリームに息子が苦手なマンゴー入りなのにw。自分で作った達成感が美味しく感じさせてくれたのだろう。親としても自作した方が成分がすべて把握できるので安心感がある。

 総じて『自分で作る』ということによる相乗効果はたくさんあるなと思った次第であった。

 


photo prof Ryosuke Yoshida
埼玉出身、大阪生活は12年。中国語初心者・初の海外生活ということで右も左もわからない状態ですが、世界埼玉化計画推進の為、広州に家族(妻・長男6歳・長女2歳)とやってきました。広州在住日本人の先輩方に助けられ徐々に行動範囲と会話力が広がってきたところです。趣味はゲーム。仕事もゲーム。好物はビールと十万石饅頭、そこらへんの草。

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