2017年の新作ラグジュアリーウォッチ5選

2017/02/14

材料としてびっくりするような物を使った腕時計から、ファンタジーに登場するロボットのような時計まで、各メーカーが技巧を凝らしたラグジュアリーウォッチの新作を、5つのブランドからご紹介しよう。

H. Moser & Cie‒Venturer Swiss Mad

ウォッチ

本体の一部に使われているのは、なんとチーズ!これまでスイス国内調達部品の割合が50%に達していればスイス製ラベルを使用することが可能だったが、年初から施行された新たな法律により、その割合が60%に引き上げられたことにメーカーが”Mad”(怒り)の念を表して、最も”スイスらしい”材料で腕時計を作ったとのこと。べゼル部分にスイス産チーズと特殊樹脂を使用したこの時計の価格は、スイス連邦建国日の1291年8月1日にちなんで1,081,291CHF (HKD8,384,000)。乳製品フリーのバージョンもあるのだそう。

Richard Mille‒RM50-03 Tourbillon Split Seconds Chronograph Ultralight McLaren F1

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38gという、およそ角砂糖と変わらないくらい脅威的に軽い腕時計。ケースにTPTカーボンとニュー・グラフェンを使い徹底した軽量化を図っている。F1のマクラーレンチームと共同開発されたもので、限定75本のみの販売。

Van Cleef & Arpels‒Automate Fee Ondine

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ヴァンクリーフ&アーペルの職人技とオートマタ(自動人形)製造者のフランソワ・ジュノがコラボレートし、テーブル時計の上に、蓮の花に舞い降りた蝶を愛でる妖精を艶やかに表現。SIHH(毎年ジュネーブで開かれる国際高級時計サロン)では話題をさらったという。現在は非売品。

Audemars Piguet‒Haute Joaillerie Diamond Outrage

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最新作のハイ・ジュエリーウォッチは、まさに目も眩むような輝きを放つ一品。ブリリアントカットと、バゲットカットのダイヤモンドスタッズに覆われたデザインは、スイス、ジュー渓谷の雪に覆われた森林をイメージしているのだそう。シックス・シェイドオブブルーをフューチャーしたダイヤモンド/サファイアバージョンもある。

MB&F: HM7 Aquapod

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クラゲにインスピレーションを得たというデザインはシンメトリーで未来的。中央の印象的なトゥールビヨンが1秒毎に時を刻む。ブルーベゼルのチタニウム(限定33本)とブラックベゼルのレッドゴールド(限定66本)の2バージョンがある。

 

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